池田さんの経歴とデザイナーとしての活動
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こんにちは、Deguchiです。
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こんにちは、Motoyamaです。
resizefmは、MotoyamaとDeguchiが最近気になっているサービスやデザイントピックスを取り上げて、
のんびり話すポッドキャストです。よろしくお願いします。
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お願いします。
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今回は前々からお知らせしていた通り、前回、だいぶ前だな。
5月の初め頃に紹介した、縁の下のUIデザインという本を書いた池田さんにちょっとゲストとしてお越しいただいたので、
早速、池田さんに登場してもらおうかなと思います。
池田さん、よろしくお願いします。
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お願いします。
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こんにちは、池田です。よろしくお願いします。
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お願いします。
ついに。
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呼んでいただいてありがとうございます。
前回の本を取り上げていただいて、回を自分でも聞いて、とても面白かったです。
ありがとうございます。
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ありがとうございます。聞いていただいたそうで。
どうでした?なんか、まずいこと言ってませんでした?
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いや、ちゃんと取り上げているトピックがなんか面白かったなっていうのと、
本山さんがすごくよく笑ってたので、それが印象的で、
利伏銀だなって言ってたんです。
いやー面白かったなと思って、いやーそうだよなーって自分でも思ってたので、
なんかすごいポジティブな単語だなっていうふうには勝手に捉えてはいないので、
そういう意味では良かったかなと思ってました。
そういう単語がね、そういう単語を想起してなかったので、
確かにっていうのがあの収録を聞いて思いました。
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なるほど。もちろん僕はポジティブな意味で言っていたんですけれど。
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ありがとうございます。
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もちろんですよ、それはね。
ちょっと池田さんについて、もしかしたら知らない方も、
僕はおそらくいないと思っているんですけれども、
今いるかもしれないので、
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そういう方のために一応自己紹介をしていただきたいなと思うんですけども。
はい。
自己紹介、そうですね。
本山さん、出口さんとはCookpadの時に一緒に働いていたんですけれども、
これまでも事業会社でいろいろとデザイナーとして活動していて、
現在は工夫カンパニーっていう会社の執行役であり、
お二人とはクランっていう会社で部活動をやったりなんかしてたり、
あと自分でもデザイン活動をしたりとか。
最近ではですね、週一水曜日にタマビの情報デザイン学科に
非常勤講師として、主にUIデザインであるとか、
もう少しちょっと認知科学とかそういったものを教えたりもしていたりします。
はい、そんな感じぐらいでよろしいですか。
現在45歳です。
45歳じゃない、44歳です。
もうすぐ45歳になります。
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年齢を強調するんですか?
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いやいや、ちょっともう、
はい、なんかどれぐらいの世代間の方なのかなっていう。
こういう本を書いてる人がどれぐらいの人なんだろうっていう。
確かにあれもなんか。
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思われる方もいるかなと思って。
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そういう意味では池田さんはあれですよね、
インターネットの第一世代っていうか、インハウスのデザイナーね。
そうですね。
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そうですね、インハウスのデザイナーは僕就職してた頃なんて全然いないような世代でした。
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そうですよね。
いなかったんですか?
本のテーマと制作の経緯
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同じ大学の同級生とかだとほとんどいなかったですよね。
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それはそうかもしれないですね、確かに。
ですけど、もちろん会社には先輩の方とかが在籍されてて。
はいはい。
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そういう意味では少ないけどいましたね。
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池田さん新卒でインターネットの会社ですよね。
そうですね、珍しかった。
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ニフティっていう会社。
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珍しかったと思います、大学からしてみれば。
そうですね。
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僕の同級生でもほとんどいなかったような気がしますからね。
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僕ですらいなかったですよ。
どこにいるの?
地方の大学だったからっていうのはあるけど。
ISPはかろうじてちらほらいましたけど。
インターネット、クックパッドみたいなああいう会社はいなかったですね、僕も。
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はいはいはい。
そうなので、いろんな変化とかはよく見てはきてる方なのかなと。
特にね、今だとね、割とこう、
そうですよね。
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いろんなポジションだったり、役職とかね、職業の名前とかもどんどん増えてきてる。
そうですよね。
20年ぐらいこのインターネット界隈のデザインを見てるっていうことですよね。
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そうですね、でもなんでしょうね。
なんか本山さんもよくおっしゃられてますけど、
その入社当時は僕は別にUIデザイナーだとも思ってないですし、
デザイナーとは思ってたけど、
多分なんかディレクターっぽくもあるのかなと思って。
あんまり職業そのものみたいなのを強く意識して活動してなかったってのはあるなとは思ってます、自分でも。
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徐々にUIデザイナーというものが、
ここ10年ぐらいで出来上がってきたっていう感じですよね。
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そうですね。
で、本の冒頭にも書いたんですけど、
中でもやっぱり自分はUIデザイナーっていう職業がいろいろ、
それでもいろいろあると思いつつ、
本山さんや手口さんも多分そうだと思うんですけど、
インターネットの事業会社のっていうのが、
また結構一つのセクションっていうか、
種類でもあるのかなというふうに思ってました。
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確かに。
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なるほどね。
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そもそもちょっと僕お聞きしたかったんですけど、
あんまり書いてあったような気がしたんですけど、
この本というか、そもそも確かWebDBプレスの雑誌の掲載じゃないですか、
それを書くことになったいきさつみたいなのってどういう感じだったんですか?
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そうですね、いきさつはWebDBプレスにはこの連載を始める前に、
Cookpadに所属していた時に1回ほど特集を書かせていただいたっていうのもあったんですけれども、
あと他の出版社さんでも本書かせてもらってたことがあったので、
自分が自分の会社を作った時に、
池田さん良かったらこういう連載やりませんっていうことを、
編集者の方にお声掛けいただいたっていうのが元々のきっかけです。
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なるほどね。
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でもテーマとかはどう決めたのかな?
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そうですね、本の最後にも書いてたんですけど、
編集者の方がこの円の下のUIデザインという言葉を作って提案してくれたんですよ。
なので、僕がこういうテーマでやりたいですっていうより、
出版事業の背景
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技術評論者の方から、
こういうタイトルで、こういう内容でやりませんっていうお題をいただいて、
これだったら結構日々の自分のデザイン活動を通した気づきであるとか、
これまでも思ってたこと。
それこそお二人がね、池田さんの顔がすごい浮かぶみたいな、
あの時ああだったんだろうなみたいな話してましたけど、
ああいうやつも書ける、ちょっと抽象化して書けるなみたいなのがあったので、
そういうのってあんまり世の中に出てないなとか思ってたんで、
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ちょっと新しいかなとかも思ったっていうのもありますね。
すごいですね、その編集者の目の付けどころが理解度が高いですね、そのUIデザインに対する。
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いやそうですよね、今覚えまね。
この本を出す時に、書籍にする場合はこの名前じゃない方がいいっていう話が最初にしていて、
要は円の下のUIデザインっていうことは僕は気に入ってるんで、
何か入れられたら是非入れたいですっていうぐらいの名前で、
もう少し変な言い方するとキャッチーな名前があるというか、
売れそうな名前が広く、買われそうな名前とかが多分、
って考えると別のタイトルって考えられるかなと思ったんですけど、
結果最終的にこのタイトルで言っていただけたんで、すごい嬉しいなと思ってました。
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でも元々というか、WebDBプレス自体はあるじゃないですか、
読者層との関係性
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どちらかっていうとエンジニア向けの雑誌みたいな感じかなと思うんですけど、
その中で結構デザイン寄りの話っていうのをずっとしてて、
それは何かどっか意識した部分とかあるんですか、
そのターゲットじゃないですけど読者とか。
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ありますね。それは読者明確にしてましたやっぱり。
デザイナーではなくエンジニアであるっていう。
なのでこの本をまとめる時も、
僕はなんかもうちょっとデザイナー向けのいわゆる一般UIデザイン本みたいな、
もう1回企画をちょっと書いたんで、書籍にするにあたってもう1回企画を書いた時に、
まとめる流れの中でもう少しデザイナーに寄せた方がいいんじゃないかっていう企画に、
ちょっと変えようとしてたところもあったんですけど、
やっぱりそうじゃなくてこれまでのエンジニアであるとか、
デザイナー以外の人も読めるっていうことは、
これまでの内容をしっかり継承して、
そうしましょうっていうことでまとまりはしました。
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やっぱ買ってるのもエンジニア多そうな雰囲気なんですか?
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そうですね。ただ単行本になったら、
意外とデザイナーの方とかも多いかなと思うんですけど、
先日ちょっとウェビナーをやらせていただいたんですけど、
そういう時だとデザイナー以外の方とかも割と多くいらっしゃるなと思いました。
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確かに。
ディレクターの人とかも多そうな雰囲気がしますよね。
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そうですね。
ちょっとUIの改善をするとか、
エンジニアだけでサービス開発やってますっていう環境もね、
いっぱいあるじゃないですか。
そういう人でも役に立って欲しいなと思ってますし、
自分自身も、
自分はデザイナーと名乗ってますけど、
エンジニアがUI作った方がいいじゃんとか思ってる不思議も正直あって、
そういうことができるといいなっていうのはありましたね。
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でもそういう意味では、
結構間口が広いじゃないですけど、
デザイナー人が読んで参考になる部分ってすごい多い本なのかなっていう気はしましたけどね。
デザイナーにとっても改めて気づかされる部分もあるだろうし。
書籍の制作過程
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そうですね。
エンジニアに意識して欲しいことみたいな。
ありましたね。
あえてエンジニアに向けて書く、モノモースじゃないですけど、
そういうことってなかなか本にもしにくいし、
記事にもしにくいかもな。
でも自分だったら割とエンジニアの友達とかも結構いるので、
そういう友達に対して普段言ってることとか、
問いかけてることをそのまま書いちゃえと思って書いちゃったりしてますね。
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そういうのって雑誌に書いて、
連載っていう形で出てくるのって、
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フィードバックみたいなのあったりするんですか?
ユーザーからですか?
あります。
まとめて、
追加記事を書いたんですよね。
追加記事を書くにあたってどういう記事を書こうかなっていう時に、
各連載でいただいたコメントみたいなのを、
少し共有していただいて、それを参考にさせてもらいました。
ちょっとパッと思いつかないな。
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今回どれくらい加湿したんですか?本にまとめるにあたって。
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加湿は、連載で言うと1年分の加湿にはなるんですよ。
だから6本入れました。
ただ連載時は技術評論者のwebプラスdbプレス
2ページ分って決まってますけど、
書籍にする場合は多少ずれても構わないので、
追加分は少し左右してる。
分量とかも左右してるかなと思いますね。
なるほど。
一旦連載したものを目次、ちょっと衝立てしてみて、
バランスを取りながら追加したっていうのもありました。
こういうのをもう少し入れた方が、
こことここのバランス良さそうだなと。
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そうなんですかね。
これ事例を集めるのが大変そうだなって思って。
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スクリーンショットを大変そうだなと思って見てました。
そうなんですよ。結構やっぱり時間が経っちゃってるので。
連載のものからは結構変えるのが大変でした。
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新しいやつに差し替え直したりとか。
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差し替えました。
極端な話だから、5年書いてたんで6年前ぐらいのやつがある場合は、
サービスなくなってたりUI変わってたりもするので。
確かに。
だから古いまま行くっていうものと、
新しいサービスに置き換えるっていうパターンと、
そのサービスの新しいものを載せるっていう、
3パターンぐらいに分かれてましたね。
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なるべく仮想のUIじゃなくて、
本当にあるものっていう方針でやってたんですか?
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いや、それは結構、逆にそういうことが起こるので、
自分で結構書くようにしてました。
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そこのバランスを作ってました。
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結構自分で、
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Mockupっぽく作ってるやつもあると思うんですけどね。
あとやっぱ、ネガティブなこと書けないじゃないですか。
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そうっすよね。
デザインのプロセスについて
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ネガティブなやつは自分で作るとか。
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実例があるのがすごいなと思ったんで。
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スクショ周りはね、大変なんですよね。
そうですよね。
初めてのUIデザインっていう本も池田さんと僕も協調で書かせていただきましたけど、
僕の場合は、僕の書はあんまりそういうスクリーンショット入れないっていう感じだったからあれだったけど、
いや、まあでも人によってはね、やっぱり
たくさん必要な場所があったりとかしてね、大変なんですよね。許可取るみたいな。
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そうなんですよね。
やっぱできるだけね、長く読まれたいなっても思いますし、
出たタイミングでね、古い感みたいなの出したくないじゃないですか。
だから、
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その辺で結構意識したかなって感じです。
確かにでも読んでて、そんな古い感じは全然しなかったですね。
なんか割と普通に読めた。
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そんなに何も感じず読めたって感じがしましたね。
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良かったです。ありがとうございます。
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5年前とかそんな感じはしなかったですね。
何個か終わったサービスも載せてるんですけど、
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待ち時間をどう表現するかっていうところに
GoProの読み込み
アプリがあって、もうそのUI多分ないんですけど、
GoProからデータをアップロードしてる時に
神経衰弱ができるっていう謎の面白い
機能があって、そういうのはちょっとね、
なかなかないなと思って、消すのもったいないなと思って、
残してました。108ページに載せてるんですけど。
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神経衰弱。
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これか。ペアを見つけましょう。
上にインジケーターってアップロード中なんですよ。
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これは自分の写真ってことですか?
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これアップロードしている写真。
自動的に多分動画をいい感じに作ってくれる。ショートムービー作ってくれるやつなんですけど。
このアップロードしているやつが
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2個ずつ出てきて、ペアを作るみたいな。
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凝ってるな。
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でもあれかもしれないですね。
適当に思いついたんですけど、こういうので
最近はAIが微妙に
一部を変えて間違い探しやるとか。
アハ体験やるみたいな。
そういうの作ったら面白いかもしれない。
神経衰弱。
これでも元々あれなんですよね。今画像では
表になってるけど裏なんですか?選んだら表になるとかそういうことを。
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これ忘れちゃったな。神経衰弱じゃないか。だからペアを見つけます。
そうだ。多分そうですね。
最初裏で選んでて
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多分これゴールになってるのだと思います。
切った時なんじゃないかなと思います。
これ見せられてペアを見つけましょうってバカみたいなこと言いながら。
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見えてる通りじゃんみたいな。
全部裏になっててってことですね。
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面白いですね。
さっきちょっとそれっぽい話もあったけど
ネタってどういう風に考えたんですか?
毎月、毎月維持したっけ?
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2ヶ月に1回ですね。
なんで本当にこれ5年間やってたんで
5年間頭の片隅にずっとこれの
ネタを何書こうかずっとあるわけなんですけど。
一応思いつかなかった時の
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ストックリストみたいなのを作ってて。
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わかりますよ。非常に。
ただ意外とその2ヶ月の間で
仕事でこれ書こうっていうのが出てくるんです。
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2ヶ月あったらなんだかんだありますよね。
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そうなんですよ。あれはちょっととか思ってて
仕事で自分は本当はこう思ったのに
こっちが採用されたとか
本当はこれぐらい考えたいのに
割と思考停止になってんじゃんとか
そういうきっかけが割とあって
そういうのを書いてますね。
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そんな感じが非常に
伝わってきましたよね。
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なので
自分の中での答えっていうのは本に書いてるけど
必ずしもそれが自分の持ち場でできたかっていうと
そうじゃなくて自分にとっても理想で本に
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書いてるってこともあります。
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なんかでも本のというか
エピソードの構成的に
こうですよっていうかこうした方がいいっていうふうに書き方っていうよりは
どっちかっていうといろんなバリエーションを出して
引き出しみたいなものを出して紹介するで終わるみたいな感じの
構成のことが多かったような気がしたんですけど。そうですね。
それはどういうふうな意図というかなんでそうしてたのかなって思った部分もあって。
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結構やっぱり
それはなんか自分自身が割とその
コンテキストによるよねって思ってるケースが
多いし
そういうことを考えるプロセスをちゃんと持つってことが
大事だって思ってるんですよね。
なのであの会社でこうやったから
今回もこれをやっとけばいいやとか
あのサービスだとこのUIになってるからこうしとけばいいや
っていうのが結果的にはそうなるのかもしれないけど
いや一旦ちょっとフラットに考えよう
っていうフェーズを結構自分は大事にしてるというか
割とそういうふうに考えて欲しいな
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と思ってるところもあるんで。答えをもう
バッて出すっていうよりはどっちかっていうと考えるプロセスみたいな部分を
重要視してるというか。
それはすごく僕も伝わってきた気がしますね。読んでてやっぱり
個人的なネタ探しのプロセス
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こういう場合はこういうふうに考えるみたいなのを
デザイナーだったらこういうふうなこと考えてるんだよみたいなのを
結構細かく書いていたような気がして
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あんまりそういう本も多くはないんで。
決めるっていうのはデザイナーが当然決めるっていうことを
やることももちろんあるんですけど。一緒に決めるってことが
多いと思ってて。これでいきますっていうのは
デザイナー一人じゃなくてPMやエンジニアと3人で決めるとか
決めるための材料はちゃんとデザイナーが提示する
っていうことがすごく大事なんじゃないかなと。
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それは確かに書いてあったような気がしますね本の中にも。
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そうなのでそういうことが
もっとできるようになって欲しいなっていうのを
自分が働いている職場のメンバーの人に思うこともありますし
自分が思考停止しないようにっていうことも
含んでですね。
デザイナーとしての思考停止について
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本当にやりたいことというか
僕としてはすごい
読者にどういうことを感じ取って欲しいのかっていうのはすごい伝わった本になってるな
っていう感じがしましたね。
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まさにそういう本だなって思ってたので。
そうですね。割とUIデザイン自体も
いろんなアプリが出たりコモディティ化してる部分っていうのも
すごく多いんじゃないかなと思ってるんですけど
でももっといろいろ見ていくと面白いところもあるし
そのサービス自体
自分がやってるサービス自体っていうのがどうあるべきなのか
っていうのって毎回考えていかなきゃいけないことだと思ってるので
そういう今のね
こういうコモディティ化しやすくなってきてる状況だからこそっていうのも背景に
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あるかなとも思ってました。
なんかあれですもんね。中国の話とかも1個入ってましたもんね。
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最後の方のエピソードとして。
当時やっぱ中国にも
あの頃2、3回行ってましたし
欧州の方にも結構行ってて
いろんな国のUIを触るってことから
着想えるみたいなことも
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いっぱいあるだろうなと思って。モバイル決済とかが結構あれですよね。
そうなんですよ。一番盛り上がってるというか。
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盛り上がってた時ですね。地下鉄、自転車
車、すべてを
一気通貫に使えるアプリみたいなのが
当時はヘルシンキとかでしたっけ。
なんかその辺で結構話題になってたので。そういうのも実際に
自分で触りに行ったりして。この本にはちょっと載せてないんですけど
そういう結構海外ではサービスの変化みたいなものが大きかったので
そういうのも割と探せばいろんな
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アイディアみたいなのが広がるかなというふうにも思ってました。
なんかあんまり中国の事例とかは僕もあんまり見てない
海外のUIデザイン事例
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ことが多かったりするんで。そうですよね。
海外のトレンドじゃないですけど
そういうものをまとめた本っていうのがもしあったら読みたいですよね。
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確かに読みたいですよね。アメリカ以外の事例
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みたいな。まあUSはまだ分かること多いじゃないですか。
そうですよね。だけど他の国とかになるとまた
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全然違ってくるんだろうと思いますし。インドネシアのグラブでしたっけ
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とか。そういうやつとかね。
グラブとかも結構東南アジア圏にいっぱいあるんですけど
国によってホーム画面とか全然違うんですよ。そうそれも僕も
東南アジアに何カ国かちょっと当時流行ってた時に
行ってみたらこんな違うんだと思って。確かに。
そこで提供してるサービスに応じてサービスは
似たようなものだったりするけど国によって
組み合わせてる見せ方が結構変わってたりして。
そうやっぱ文化依存っていうか使われ方依存で結構やっぱ変えていくんだな
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みたいなのも確かに。最近仕事でちょっと
Zepetっていう韓国のアバターアプリみたいなやつ
ちょっと見てたんですけどまたそれも独特の世界観が広がってる。
そうですよね。確かにそういう。
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作ってる国とか使われるところで
どういう文化だとかに結構よるものを見る
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っていうのが面白いかなと思います。確かに。ちなみに
アジェンダの方にいくつか裏話がある
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という風におっしゃっていたんですけれども。
そうですね。最近結構やっぱり
新卒の方のポートフォリオを見るとか
僕もさっき話したように学生と接することも結構多くなってきてるなと思う中で
あと最近
本でも出てるものとかって割と間接的なものが
多いかなと思うんですよ。サービス開発にしても
UIデザイントピックにしても。結構
UIデザインを
形にして作ることへの興味以外のところに
UIデザインに対する考え方の変化
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フォーカスがいくことが結構多いなと思ってる
物資も自分の中であって
でも作ること自体もまだまだいろいろ工夫したり
そこ自体が結構デザイナーのバリューの発揮しどころなんじゃないかな
っていう風に思う気持ちもあって
そういうことを結構いろいろ書きたいなっていう追加記事とかも
そういうことが結構伝わるといいなって思うようなものを追加したり
してますね実際
間接的なことが割とダメって言いたいわけじゃないんですけれども
そういうことに
作ること自体っていうのを楽しんでも
楽しめる要素っていうのはすごいいっぱいあるんじゃないかなって思う
っていうのが
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まず1個目としてはありました
大学で教えててもそういう間接的というか
いわゆるデザイン経営みたいな話とか
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PDMみたいな話とか
思考する人が増えてるってことなんですか
デザイン経営とかもそうですしリサーチがしたいですとか
上流から関わりたいですとか
僕は割と下流好きな人なので
作ること自体の探求だと思っていて
でもそうじゃないところへの興味関心が高い人が
割と割合としては多くなってきてるんじゃないかなって
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実感としては思ってます
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そうですね
もっとただデザイン業界ってものの
感覚的にあれを作れとかこれを作れと
言われて作っているんじゃないかっていう風に
まだまだ捉えられてる可能性もあっての発言なのかもな
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とか思ったりはするんですけどね
時代の流れというか最近のやり方としては
合ってるような気もするけど
自分をUIデザインみたいなものを啓示するものではないよねっていう話ですよね
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そう
極端な話をすると結構UIを作るだけ
UIってパッと見たときにさっき話したように
こういうデザインじゃんもう大体みたいな風に
捉えられてる捉えてしまってる人とかもいるなぁ
と思ってるんですよ要は
ネットの記事とか見とけば作れるもんでしょうみたいに
捉えられてるんじゃないかなって思う節がたまにあって
いやいやそうじゃないよもっとなんか
すごいいろいろ考えなきゃいけないことがたくさんあるし
それをちょっと変えることによって
こんなにインパクトがあることが出せるんだよっていうようなことを
伝えたいなっていうようなところもありますね
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なるほどそれを聞くと
なおさらこの本がなるほどと思いました
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でもそういうところは感じたりしません?お二人には
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いやすごい感じます
それを細かいコンテキストというか
それを把握するために上流行くとか
そうですそうです
エモーショナルUIデザインの文脈
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その立ち目立つことによってよりこう事業全体が把握できるという
それによってさらにいいデザインができるみたいな
その流れは大事だなというふうに思いますね
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同じようなインターフェースでも
どういうようなスタイルなのか表現なのかによって
どう感じるのかみたいなのがすごい大げさに言うと
エモーショナルUIデザインの文脈もあったりするかもしれないですし
そうなんですよ
もちろんUIデザインのパターンみたいなものもいっぱいあるんだろうと思いますけど
単純にやっぱり上流だけが大事っていうわけでもないよね
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っていうのはおっしゃる通りですよね
どういったものを作るのかということと
それを作れるのかっていうところの理解度っていうか
そこへの探求と
切れてるものではないので
そこへの興味関心とかももっと高くなっていっていいんじゃないかなというふうに思っているところもあります
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確かに
割とそういう表現を考えていると
より新しい表現だとか
使い勝手のいいコンポーネントみたいなのを思いつくみたいな
文脈も多分あると思うんですよね僕は
デザインとエンジニアリングの中間
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それをやらないと多分他のコピーばっかり
なってしまうみたいな感じになっちゃわないかなっていう気はするんですよね
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一方で
僕は今デザイン会社入って思うのは
より下流を突き詰めるっていうか
結局エンジニアリングもセットじゃないですかこういうデジタルプロダクト
結局Figma上いかに良くても
そうで画像読み込みのタイミングがイマイチだったりとか
そういうことが起こると結局クオリティが落ちちゃうみたいな
ことがあってやっぱりそっちですよね
よりデザインからエンジニアリングに近いその中間のところ
っていうのも大事だよなっていうふうにより最近
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思いますね
デザインについて学ぶ学生のメッセージ
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先ほどね学生のポートフォリオとかを見ているときに
この画面はAIでいい感じに出しますみたいな
それぐらいの解像度で描いているものを見たりするんですけど
それもっと解像度上げていこうよって思うんですよ
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でもありますよね
時代だなぁ
クックパッドの時とかよくインターンの子の
企画とかをレビューするみたいなのをやったりもしてましたけど
フィードアルゴリズムでいい感じにとか
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昔からありますよね
そこの解像度を上げて
こそでしょうって思う
専門的にやられている方ほど
行かなくてもいいと思うんですけど
興味関心が止まっているじゃんって
そういうのを見ちゃうと思っちゃうからっていうのは
極端な例ですね
次の話したいことのアジェンダ言ってもいいですか
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言ってください
その前に1個だけ僕宛に
お便り来てた部分があったんで
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同じような文脈の話だったんで
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ちょっと名前の方は伏せさせていただくんですけど
池田さんリサイゼフのお二人こんにちは
私はデザインについて学んでいる大学生なんですけれども
将来アプリのデザインとかを仕事としてやりたいなと
考えています
学校ではそういった授業っていうのは多くないんですけれども
時々自分たちのプロジェクトでもホームページを作ってみたりはしています
勉強すればいいのかっていうのは分からないことも多く
皆さんのご意見を伺いたいですっていうことのお便りいただいてたんですけれども
こういう話とかって
池田さんは大学でも教えてらっしゃるので
多いのかなと思ったんですけどどう答えたりしてますか
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いやー難しいですよね
なんか自分も悩みながらやってるところはあるんですけど
学生の方とかだと
社会に出るのが最大で4年後とか5年後とかかもしれないじゃないですか
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まあそうですよね
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当然ねさっき話したような形の
形とか物のアウトプットに対する
執着心とかこだわりとか持ってほしいなって思うんですけど
授業で
大事に取り上げておく部分をどこにするべきなのかみたいなのは
先生たちとも一緒に話したりしても
いろんな価値観が出てくる部分だなとも
思うんですよね
でこのUIの形にする部分
ってことも当然大事ですし
さっき話したところにも重なりますけどやっぱ
なんでそれなんだどうしてそうなるんだとか
いわゆるハウとかホワイみたいなところに対する
検討みたいなのも
いわゆる企画っぽいところっていうかどういうアプリを作ろうみたいなところですかね
そことを作るUI部分と
ウエイトのバランスどうしようみたいなのは授業のところで結構悩んだり
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するなと思います
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だから今私が自分でやってる授業は結構
テーマ設定をテーマを自由にせずに
テーマを絞って狭い範囲の中から
細かい流度での体験
っていうか例えばこの街を楽しく
するためのアプリを作りましょうとか
この学校を楽しくするためのサービスを考えましょうとか
一応アプリっていうのもスマートフォンアプリじゃなくてもいいみたいな
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形に今年はちょっとしてみてるんですけど
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それはアプリっていうスマートフォン
っていうデバイスに閉じない方がもう今のこのご時世だと
良くなってきてんじゃないかなとかでも多分3年前とかだったらアプリ
に閉じてても良かったかもしれないなとかそういうのは
結構一言ではなかなか言えないんですけど
正解があるものでもないんですけどなかなか悩ましいなって思うことが
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直近でも多々あります
なるほどね 確かになんかこうデザインの地方が広がりすぎて
どこから到着しても分からないから
コンテキスト限定してあげるのが
大事そうな感じですよね そうなんですよ
なんかこうウェブは特に難しいだろうなって思うとこがあって
アプリだったらまだプラットフォームの流儀っていうのはある程度決まってるけど
ウェブより自由じゃないですか
実装のこと考えてもいろんなことを考えることが多くて
ウェブってよりどんどん難しくなってるよなっていう感じがしますよね
ですよね
昔は覚えること少なくて良かったなっていう感じがしますよね
そうなんですよね なのでこう
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どこを切り取ってどこを大事だと言うかっていうのは
なんかこう考え方がすごい出るなと思う
UI/UXとデザインの関係
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どれもね大事だと思うんですけど結構人によっても
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趣味思考があるじゃないですかなんかあの辺が得意だなとか
そうですね UI作るのは好きだなっていう人もいれば
そのちょっと前ぐらいのところが好きそうだなとか
むしろもっとガリガリガリガリやってるところが好きそうだなとか
得意そうだなっていう人にもよると思うので
どうしてもねなんかニュートラルになりがちになっちゃうので
それでいいのかなとか思うことも
最近だと結構思うところですね
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ちなみになんかその授業
学校の授業とかそういうもの以外で
個人でどういうことを勉強していけばいいのかどういうことをやっていけばいいのか
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みたいなのってあります?
それはちょっとわかんないですけど
漠然とやっぱりUIデザインとか
アプリのデザインとか考えるよりかは
自分の身近なにこれが本当に欲しいとか
これだったら今実際に作ったら使いたいんだけどとか
親に今一番欲しいアプリってなんだっけみたいなのを
そこを考えながら作るとかが僕はいいんじゃないかなと思って
アウトプットとフィードバック
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よく話すことはありますね
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なんかでもそれは僕もすごいわかる気がしていて
なんか僕はだからよく言うのは
働いた方がいいみたいな
勿論学生が働くって言ってもアルバイトとか
今インターンとかになるかもしれないですけど
自分ごとにできないみたいな
僕の場合はそうっていうだけなのかもしれないですけど
試しにちょっとそれっぽいものを自分で作ってみても
あんまり身につかないというか
そういうものを作っただけで終わっちゃうみたいなことが多かったような気がしてて
だからやっぱり実際にそういう自分ごとがするために
働くとは明らかにいい悪いみたいなのが
判定されるわけじゃないですか
どうしても結果が出てくるものだと思うので
そういうもので良かったら良かったで悪かったら悪かったで
身についていくものっていうのがあるような気がしていて
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そうですね
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それとニュアンスは近い気がしますね
世に出してみるっていうのも大事な気がしますよね
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大事だと思いますね
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難しいよなーってリリースしても
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フィードバックもらえないことっていっぱいあるしな
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最低でもリリースはやってみた方がいいんじゃないかなって気がしてて
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最近よく思うのがさっきのエンジニアリングの話でもそうなんだけど
ソフトウェアのデザインって制約がない
緩いと思うんですよ物理のデザインとか
紙物のデザインとかに比べると
フィジカルの世界に比べると制約がない分
地に足がついてないものになりがち
このアルゴリズムはいい感じになりますみたいな
ことになるから
世に出すってことを考えるといろんな制約を受けなきゃいけないと思うんですよ
スケジュールの制約だったり技術力の制約だったりプラットフォームの制約だったり
それによってうちに足がつくみたいなのがあるなー
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という気はしてますね
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それはそうですね
ドリンク作って世に出してみたりとかボードゲーム作って売ってみたり
っていうのは結構大事だと思うんですよね
そういうことですよね
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何かしらでもフィードバックをもらえる努力をするっていうのは
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大事な気がします
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昔の話しちゃうとあれだけど
やっぱり僕も特に仕事以外の部分で
いろいろ開発
ウェブワッシュアップのウェブ2.0の時期だから
いろんなAPIがあっていろんなAPI叩いて
サービス作るみたいなの流行ってたからそういうの自分でもやってたけど
ウェブで公開してますっていうか見れる
誰でも見れる状態なんだけど誰も見に来るはずもないみたいな
特に宣伝してるわけでもないんで
そういうこともよくやってたんで
ただ作ればいいっていうわけでもないよなっていう感じもするんですよね
だからフィードバックをもらえる努力もやっぱり必要なのかな
みたいな
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学生っていう観点でいうとやっぱり
UI/UXの解釈と定義について
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研究チックに捉えてる人も
割と多かったりするんですよね
仕事の世界に出てきても
デザインを結構研究っぽい
それがわからない
リサーチとか
調査とか
そこ単体になってて
実際にアウトプットしているもののためにやるわけじゃないですかそういうのって
だけど結構そこで閉じてるような
考え方になってるっていうのは
今おっしゃってたような
アウトプットまで行き着いてなくてそれに対するフィードバックがみたいなところの
想像があんまついてないみたいな
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それはあったような気が
自分の若い頃を考えてもそうだったような気がしますよねやっぱり
何に対してもそれを単一的に見てしまうみたいな部分っていうのは
あったような気がしますよね
なかなか深い話になりましたね
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これ答えになってるのかな
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そうですね身近な人のために
何かを作るのかもしくは働くか
みたいな自分で何か作ってもやっぱり
どっか作って満足とかでもなく
友達に見せてフィードバックをもらうそういうのも大事だよね
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そういうの大事だしそういうの癖がつくと別にどんな
場面でも活かしていけるしいいものになる
そういうのが大事だと思うんですよね
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はいありがとうございます
先ほどちょっと裏話の途中で
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分断分断してしまって申し訳ないですけど
僕のこの本円の下のUIデザインじゃないですか
UXって言葉を
一回も使ってないんですよ
かっこ書きでかっこUXって一回書いちゃったんですけど
見つけてくださいって感じなんですけど
でもなんかUXのことを書いてないわけでも
ないんだけどこれは
なんかUXなんですかっていうお話をお二人にも
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ちょっと聞きたいなって思いました
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難しい問いです
自分の中ですごく
解釈がちゃんと自分でもあんまできてないかったり
するなって思うことがまだまだ多くて
なので正直あんま使わないとこって思ったんですけど
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どうなんすかね
どうなんだろうUXってなんなんだろう
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こういうUIの案があって
この案はこういう体験になるしこの案はこういう体験になるだろう
みたいなのっていうのは小さい話かもしれないけど
UIとUXの関係
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UX的なことなのかなっていうふうに
自分では捉えてはいるんですけれども
でもそこも含めてUIデザインなのかなと思ってたりして
どのタイミングでそれをUXって言えばいいのかなみたいなのが
結構わかんないなって思うことが結構あって
なんかあえて書かなかったっていう経緯がありました
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確かに僕もなんかこの本はやっぱUIデザインの本かなと
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思う
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思いますかね 一方で世間的に特に
一般的なデザイナー以外からのイメージする
UはUXというワードが指してるのはこの本のことなのかな
っていう気もして
UXって何なんだろうっていうことが
僕が思うUXは何ていうの
どっちかというとサービスデザインに近いと僕は思ってて
UXじゃなくてサービスデザイナーっていうふうに名乗っていることが
多いんですけど
だからUXも考えてUIデザインをするということが
やっぱりUIデザインなんじゃないかなというふうに思います
そういうことですね
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でもUXという言葉を使いたくないのはすごい分かる
なんか難しいなと思っておっしゃる通り
UXを考えるためにこういう風な
いろんなことを考えながらUIを作ってるんですけど
でも自分はじゃあUXデザイナーなのかなっていうと
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どうなんだろうなとか思ったことも結構あって
僕やってて去年とかフリーランスで
UX設計お願いしますって言われることがあったりするんですけど
先方からUX設計ってなんだろうなみたいな
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何したらいいかなみたいな
そこはやっぱ自分たちで期待値を調整していただいて
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まだまだ溝が埋まらないみたいな
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僕前話したかな話したことあるかちょっと思い出せなくなっちゃったけど
僕の好きな本でマイクロインタラクションっていう本が
僕あれすごい好きなんですけど
あれもマイクロインタラクションという言葉が指してる通り
すごい小さな部品ですよねインターフェースの
インタラクションから考えていこうっていう話なんですけど
でもそれは結局最終的にはそれが大きくなると
もうちょっとゴールダイレクトデザインじゃないですけど
いわゆるUX的な部分に到達するんじゃないかなっていう風に
感じる部分があってどっちかっていうとだから
ボトムアップでそういう部分を考えていこうっていうような本なんですよね
マイクロインタラクションっていう本は
さっき池田さんがおっしゃられたようなもうちょっとインターフェース
みたいなものを考えていくと自然的にUXみたいなものに
つながっていくっていうことなのかなっていう風な気もするんですよね
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そういうところは確かに考え方は似てる感じがしますね
マイクロインタラクションも
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マイクロインタラクションもそうだけどタクラムのKanaさんが言ってる
エモーションのUIデザインとかもそうだけど
UIデザインしていく上でいわゆるブランディング的なところ
トーンだとかも含めて考えてUIデザインをする
みたいな考え方もあるから
一概にUXだけを考えれば良いというものでも
なさそうな最近の流れだなっていう気がしますね
でもやっぱ結果として作ってるものはUIだから
それもUIデザインなんだろうなっていう気はするし
結局さっきのUIでネットの記事拾うときはできるんでしょ
っていう話ではないということにやっぱり気付く気がしますよね
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しますよね ありがとうございます
いやちょっと結論があるものではないと思うんで
そうですね これを書いてる中でねちょっと
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もやもやしながら書いてたっていうのがあるんで
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いやまぁもやもやする言葉はいっぱいありますよね
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なんか一方で先方からUX
設計お願いしますとか言われるとその言葉に合わせた方がいいかな
みたいなこうUXって使っちゃったりします
はいはいはいはい
今UXっていう言葉を使ってる箇所を見つけました
かっこUXっていう部分を
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見つけました?見つけました
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すごい ユーザー体験かっこUXって書いてる気がする
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96ページに見つけました
あれですねそんなにいらない
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書いてるのにかっこUXって書いてる
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全然いらないですよねこれ どうしたんですかこの時
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いやそうなんか多分あったんだと思いますよ
これを書いてる時に今話したようなもやもやが結構
ピークに達してたじゃないですか
やっぱUXかもって思ってたかもしれないです
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ありがとうございます
デザインにおける時間配分
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今アジェンダに書いてあったんですけど
そうですね例えば
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自分もね学校で何か教えるってことをしてたり
会社で少なからずマネジメント的なことをやったりする
場面っていうのは年齢を重ねるにつれて
増えてきてるなと思ってます
そうですね
やっぱりどうしてもそれだけをやってるとか
デザインの細かいことを作れる感じがない
雰囲気を漂わせたくないっていう
そこがこうなくなっちゃうと
何か思い出せなくなっちゃうんですよね
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そうですね
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そこがこうなくなっちゃうと
何か教えるとかマネジメントするとかも
もう全然ついていかなくなるし
ダメになっていくだろうなみたいなのが
すごい最近気になってて
だからこの数年間とかもずっとそういうのは
継続的に時間配分してやり続けないとダメだな
っていう風に割と自分でも思ってるっていうのが
ありました
バランスの取り方
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なるほど 確かに
これなんか前から池田さんに聞いてみたかったことですね
池田さん結構クランとかで部活動してると
ミクロにいろいろ掘ってる印象じゃないですか
多分そういうの好きなんだろうなって思うし
クックパッド時代から志向役だったり経営に近い
かなり近いところじゃないですか
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バランスどうやって取ってんだろうなってずっと気になってました
僕の反省としては
昔話あんま好きじゃないんでしたくはないんですけど
クックパッドでお二人で働いてた頃の後半とかは
これが全然両立できてなかったんじゃないかなって思ってて
コメントよりの自分にすごいなっちゃってたなと思ってて
そのバランスを結構変えなきゃいけないなって課題感が
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すごいあって なるほど
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なんでそれをずっと模索してたし
バランスの取り方についての悩み
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今もしてるかなって思ってました
今も仕事の中ではミクロのところは
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やってないって感じなんですか やってますむしろ
だから工夫カンパニーの中でも
自分は具体のプロジェクトに
入らせてほしいとか言ってますし
このプロジェクトのこれを見ますねとか言って具体にできるだけ
入っていくようにはしてはいるんですけどやっぱり
仕事のウエイトとかバランスとかって
いろいろ見られるところがあると思っているんで
さっきのクランの活動とか含めて
自分でやっていかないとなかなか取りにいけないなと思ってるって感じです
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そうですよね
なんかこう他の経営人からもっと
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マクランのこと集中してくれみたいな そうそうそうそう
そういうことですそうですよね
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そうだと思ってるんで
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でもなんか出口君もさ
最近なんか若い優秀な人
多いみたいな話とかもしてたじゃないですか
なんか結構この辺考える部分多いんじゃないかなと思ったんだけど
僕も 別に自分がやんなくてもみたいな
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なんかそうですねバランスの取り方がやっぱ
難しいなって思うとこあって
前の会社で役員だったときは
前半は割とミクロ
僕もタイプとしてはミクロなことの方が好きなので
放っとくとそっちやりたくなっちゃうんだけど
前の会社の後半は会社の経営もやばかったんで
もうそんなことやってらんないみたいなマクランに集中するとか
それこそ僕も社長からやっぱもうちょいマクランのことやってくれみたいな
すごい言われてたんで最後の3年
いた後半は一切コードも書かずにデザインもプロトタイプ
だけしかしないみたいな感じだったのを
揺り戻しとしてフリーランス時代は逆に手いっぱい動かそうとか
今それでデザイン会社入ったのもなるべく手を動かす時間を
増やしたいなまだっていう気持ちでそうしたんですけど
でもそうしていくとやっぱ今度若い優秀な人たちが
いっぱいいるから単にこう分かんないけど
正解が見えてるものをデザインするとか
より不確実性が低いもののデザイン
みたいなのとかデザインされたものを実装に移すとか
そういう部分って割と僕よりも手が早く優秀にやれる
若者がたくさんいるからそういうところは逆に
手放し誰かに任せたほうがいいのかなみたいな
のとかミクロの中でも何に集中すべきだろう
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みたいなところ
そうなんですよね自分でもそれはやりたい
っていう気持ちはあるけどむしろ
任せなきゃいけないしひょっとしたら自分は
もう古いんじゃないかとか
それ自体がもうダメになってんじゃないかみたいなことも
思いながらやってるっていうのもある
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逆に若者と全く一緒のことやっててもダメだなと思うし
そのバランスは
常に悩んでる気がしますね
マクロの方に集中したときもマクロの方に集中しすぎると
でも結局ビジネス的な部分って
社長とか他の役員みたいな人に比べれば
ビジネス経験ないわけだから
マクロに集中したら下で単なる
あんま強みが生きないっていうか
イデンティティが薄れるっていうか感覚あるな
なんか昔そういうの池さんつぶやいてませんでしたっけ
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近いんだと思ったことが
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なんか同じような悩みだと思いますね
自分のバランスの取り方
周りの自分より年上の人を見ながら
みんなどうしてんのかなって思っている
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最近ですね
今やってるバランスが
自分としてはそんなに
おかしいと思ってもないし
それとも
その
考えをこう張り巡らされるのもやってるから できるんだと思うんですよ
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そういう状態で行った方がいいのかなとか思う そうですよね
はい やっぱり黒を掘り続けるのは大事だなというのはそうですよね
もちゃまさんはそのマクロ的ななんか マネジメントみたいなことをやるとか想像とかあるんですか
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まあ今はほぼほぼないですよね ほとんどない
たまに仕事でやったりすることもあるけどほとんどないんで まああんまり考えてないですね
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僕はもう好き勝手にミクロを突き詰めてる感じがするけど そういう意味では
ですよね でもなんか人と比べると
もちゃまさんすごいミクロができる人だなぁと思うけど 僕は割と人と比べるとマクロの方がひょっとしたらいいのかもって
思っちゃう 自分がいる時が結構あるんで
はい僕もそうですねはいそうそう なのかなと思ってさっきで口君が言ってたことに近いかなと思う
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そうだからなんか悩むのかもなぁとか思ってました わかります
デザイナー採用についての考え方
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はい
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なんかデザイン会社入ってミクロのとかとか得意な人がやっぱ比較的多い会社 デザイン会社ってよりやっぱそういう環境に入ると自分はやっぱその
マクロと同士のバランス取る方のタイプの人間だなっていうのはすごい 思いますね
事業会社以上に 単純に僕が若者とまだ張り合ってるだけなのかもしれないですけど
いや俺は負けねーっ
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それも大事だと思います張り合い続けてるだけな気がしたと思います ちょっともう一件
お便りあるんでこのタイミングなのかどうかわかんないですけどちょっと紹介したいな と思うんですけど
えっとラジオネームがこぶちゃさんですね 本山さん根口さん池田さんこんにちはいつも楽しくポッドキャストを聞かせていただいてます
ありがとうございます私はとあるサービスを開発している会社でデザイナー兼時々 バネージャーとして働いています
スタートアップですがそこそこメンバーも増えてきてデザイナーは私は業務委託を 含めて2,3人で回しているのですが会社としてはもっと採用も増やしていきたいという感じで
私も採用に関わったりしています デザイナーの採用をいろいろとやってみてはいるのですが応募自体も少なく来ても未経験者
など能力的に厳しいかなとなかなかうまくいきません 池田さんやリサイゼフの2人は採用に関わる機会も多いかと思い
質問させていただきましたデザイナーの採用をするときに考えていることなどあればお 聞かせいただけますと嬉しいですよろしくお願いします
ということです デザイナー採用を池田さんどうされてます
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いやーこれもねなんか難しいテーマだなぁと思ってますね 結構池田さんはずっと関わってきてるじゃないですかそうなんですよ
デザイナー採用のあり方
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もうかなり昔からずっとデザイナーの採用って変わってきてるかなと思うんですけど なんかこう採用ってのもさっき言ってたようなマネージメントみたいな話と同じで
結構もやもやずっとしてやってきてたんですけど なんか最近意識しているのは採用っていうのを参考にちょっとなるかわかんないです
けどやっぱりその会社として必要なデザインデザインリソースを獲得すること っていうことと
仲間を見つけることっていうなんか2つにやっぱ整理した方がいいなって思ってやってるんですよ なのでなんか採用採用っていう
言ってるけどそれは
会社で作っているサービスなり会社で出さなきゃいけないアウトプットのデザイン 自体を何か向上させることなのか
仲間を増やしていかなければいけないのか っていうのを
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やっぱなんか明確に分けた方がいいのかなっていうふうに結構思ってます まあ要はデザインリソースとして考える場合はそうですね全然業務痛くても別にいいでしょ
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でしょ例えば はい
そうです 逆に仲間を増やすって考えたら
会社のミッションにあったり 将来的に
なんか いい感じにこの人とかカット言ったらいい感じだとかこの人と一緒にずっとこの先
過ごしていきたいなと思えば あの今すぐにデザイン力を問わなくてもいいんじゃないかなって思ってたりも
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します
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なるほどなのでそのまあこの方の場合とかねすでに業務委託とかもやっていて 仲間を増やしていかなければいけないっていう課題感のもと
ご質問だと思うんですけど 採用ってねやっぱりこう採用って一括にするとすごく
本当に長期戦にもなるし難しいことかなと思うので そこはこう今時代今時点でのデザイン力を見るんじゃなくて
やっぱなんか仲間を増やしていくぐらいすごく広 ふわっとした少しね広げた視野で見てもいいのかなというふうに
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最近は自分でも思ってますねはいうん スカイなんかその切り分け大事ですよねなんかその
業務委託とかまああるいはなんか製作会社とかに外中で住むケースもあったりするし その方が適切だったり
そうなんだろう例えば新規事業の立ち上げとかうまくいくかどうか分からないときに その新規人が特化してデザイナーちょっとっちゃうとじゃあその事業がダメになった時にどうする
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みたいな話になったりそうそうしがちだからそういう時はむしろ 読みたくのがいいよねっていうケースかもしれないですね
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そうなんですよね でなんか仲間を増やすっていう意味でもそのね今一緒にやってるクランとかでもさ
なんかこう同じ会社ってはないむしろなんかそういうのに 縛られてるから
こう仲間で居続けられないとか そういうのもあると思う
たりするので今ねやられている会社の事業とか 仮にね変わってしまっても一緒に
なんかやれる人だといいなぁとか 関わり続けたいなぁみたいな感じで思えるかとか思っていけるんだったら採用しても
いいんじゃないかとかなんかそういう目線を持ってもいいのかなというふうには 最近は
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僕はよく思ってます
非常に なるほどって感じですねで確かにその通りだなぁみたいな
なんか僕もよく よくというか最近あんまりないですけど
スタートアップのお手伝いをさせていただく時とか デザイナーはいませんで業務委託として入ってお手伝い01の部分手伝いしますみたいな
時があってずっと長く続けて ただなんかやっぱりその状態がずっと続くのも僕はよくないかなっていう気もしてるので
まあそれでちょっと採用のお手伝いもしなりしながら その1人目入れてでこう一緒にやりながら僕が抜けていくんだよな
感じがやっぱりいいかなーって思うことが多いんで そういうようなことをしたりもしてた時がありましたけど
まあなんかでもまあそうそうやっぱりスタートアップになんかすごい優秀な人が来る みたいなこともあんま多くなくて
まあでもそれもなんか業務委託としてある程度経験のある人と並走しながらこう ちょっとずつ良くなっていけばまあいいのかなっていう気も
確かにその池谷さんが言ってたようにあるのかなというふうに思いましたね だからいきなり即戦力みたいなのはやっぱりなかなか求めるのは難しいかもしれないんで
そうですねそういう意味ではまあちょっとお金かかっちゃうかもしれないですけど その業務委託と一緒にまずはこう並走してもらってちょっとずつやってもらうみたいなのも
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あるのかもしれないですねやり方としては確かに 僕も結局前の会社
スタートアップでしたけど結局やっぱ デザイナーは業務委託だけで業務委託ってかまぁ
業務委託なんだけど自分がよく知ってて他のプロジェクトが何回もやってる人とかに ずっとお願いするみたいな感じにならざるを得なかったですね
やっぱ普通に採用しようとなると お金もやっぱすごい
必要だしなかなかスタートアップだと難しいなという 確かにまあエンジニアもそうなんですけどね僕もエンジニア採用
聖者に採用できたのはみんなこの時業務委託からの 聖者に切り替えみたいなメンバーだったんで
で1年とか2年かけてようやく聖者になってもらうみたいな なんかやっぱすごい長期戦だったなっていうような
気がしますね
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やっぱ採用は何かおっしゃる通り長期戦になるんで 採用は長い目で見ながらやりながら
事業側のデザイン力をどうまかなっていくか そのなんか流れの中で
デザインリソース開発の重要性
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なんか今の例みたいにあの業務委託の人が 社員になってくれれば嬉しいし
社員でいい人いたけど実力があってなった場合はその人を採用してうまく 業務委託の人と連携して伸ばしていくみたいなことも含めて
結構長期戦で考えていった方がいいのかなっていうふうに思ってますね
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確かに結構この業界今はフリーランスとかもあるかもしれないしけど そういうデザインリソース開発リソースみたいなものを外から調達しやすい環境
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環境というか状況でもあるのでそこを分けて考えるっていうのは確かになんか納得いくような感じがしますね
分けて考えるんだけどなんか連続性があるのが大事かなっていう気がなんとなくしてて
そうですね 理想
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両方考えてんだと思うんですよね
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そうですよね リソースで終わっちゃうとそれはそれでなんかこうもったいないから 業務委託から社員へのやっぱこの連続性があるみたいな
それがやっぱり理想なのかなって気がしますよね
あとなんか僕なんかブランディングを前の会社にもまあそれこそ自分がクライアントとしてたくらまでお願いしてやってたり
まあ今もちょっとあの別の会社手伝ってやってたりするんですけど
chapter 1
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なんだろうそういうなんだろうなバフをかけるじゃないけどなんか
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なんかそういうリブランディングしたとかなんかそういうなんだ大きいプロジェクト一個動かすとそこがこう起点になって
これまで繋がれなかったデザイナーと繋がれるとかなんかそういう
なんだろうなたまにしかその技は使えないんだけどなんかそういうバフをかけるみたいなタイミングがあると
なんかちょっと仕様が変えられたりするなと思うこともありますね
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なるほど
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そうですねなんかさっき僕が仲間を増やすみたいなことを言ったのにもちょっと近くてなんか
自社の仲間を増やすっていうのもあればなんかいいデザイナーとか頼みたいなと思う デザイナーとかの関係を増やしていくっていう
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なんかそういう活動もねなし何かこう きっかけが作れると増やしていけるといいんじゃないかなというふうに
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確かにな じゃあそんな感じで
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答えになったのかな
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答えになってるかな
いやでも結構いい答えが出たんじゃないかと思いましたけど
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いやーはい参考になっていると嬉しいですね
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嬉しいです
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じゃあまぁちょっと長くなってきてしまったんで 今回はそんなぐらいですかね
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そうですねはい
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なんか池谷さんお知らせとかありますかなんかこれ紹介しておきたいなとか 今度これ出ますとか
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いや ないですねあのぜひ円の下のUIデザインの本を読んでいただいた方は感想やレビューなどお待ちしてますっていうぐらいです本当に
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フィードバックがもらえると嬉しいってやつですね
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そういうことです繋がりました
chapter 2
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ぜひちょっと本読んであのフィードバックを送ってあげてください
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送り先はなんかあるんですかハッシュタグとかつけてつぶやく感じですか
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あ じゃあハッシュタグ円の下のUIデザインをつけていただけると嬉しいです
はい僕は毎日落ちてます
はい
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じゃあぜひぜひ送っていただければと思います
じゃあ池谷さん今日はありがとうございました
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ありがとうございますこちらこそありがとうございます
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いつも聞いてくださっているそうで本当にありがとうございます
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毎週聞いてますんでこれからも楽しみにしてます
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ありがとうございます
また何かちょっと機会があるときに
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そうですねはい
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ぜひまた来ていただければなと思います
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ありがとうございます
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今日はそんなところで終わろうかなと思います
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ありがとうございました
ありがとうございます
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ありがとうございます
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リサイズヘムのご質問やご感想リクエストなどは
ハッシュタグリサイズヘムでツイッターにつぶやくか
小ノートにあるお便りのリンクから送っていただければ
配信内で取り上げたりしますので
お知らせいただければと思います
リサイズヘムは毎週金曜日に配信しています
Spotify Apple Podcast Google Podcast YouTubeなどで配信していますので
よかったらチェックしてみてください
ということで今回はここまでまた次回お会いしましょう
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さよなら
ばいなら