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今日もレイニー先生の今日から役立つ英会話をお聞きくださりありがとうございます。英会話スクールイングリッシュパートナーズ代表のレイニー先生です。
今日のテーマは、現在完了形の表現の微妙な違いとその使い分けです。
現在完了形と一言に言っても、中には微妙に違う表現にあふれているんですよね。
今回は、そんなこんがらがってしまう現在完了形の種類と使い分けを整理してお届けしたいと思います。
これ、ちょっと興味あると思った方多いのではないかと思います。
現在完了形と現在完了進行形の違い
いわゆる現在完了形と現在完了進行形の違い。
今日の会を通して少しでも踏み落ちてもらえたら嬉しいなと思いますが、
こちらリスナーの方からも質問が来ています。ニックネームのいまんさん。現在完了形の質問です。
I have lived in Japan for 10 years.
表現的にはどちらも正しいと思うのですが、意味合い的な違いが今一つピンときません。
前者は状態動詞、後者は動作の動詞と捉えるのでしょうか。
だとしたら、前者は10年間日本に住んでいるという状態を言っているだけの表現で、後者は10年間日本で生活しているという日々の動作を表しているということなのでしょうか。
レイニー先生は以前、ポッドキャストで現在完了進行形の方を使われていたと記憶しているのですが、
どのような感覚で使い分けされているのか教えていただければ幸いです。
ということで、のいまんさん、ありがとうございます。
これですよ、皆さん。
これ本当にピンときにくいというか、分かりにくいというか、すごくいいポイントを押さえてくださっているなと思いまして、ここを解決していきましょうね。
今日準備はしてるんですけれど、ここでサクッと言ってしまうと、本当にのいまんさん、おっしゃる通りなんですよ。
両方とも文法的には全く間違っていなくて、両方ともざっくり言うと、日本に10年間住んでいるということなんですけど、
状態動詞とか、動作の動詞と捉えるとか、調べるとそうやって書いてあるんですけど、そんな状態動詞っていきなり言われて、日本語でもピンとこないですよね。
ちょっとごめんなさい。これを追って掘り下げていくので、とりあえずここでのいまんさんが、ご理解されていることは正しいですよということはお伝えさせていただければと思います。
本題に入っていきますけれども、現在官僚というのは、いろんな種類があるというのはもうすでにご存知かと思いますが、
現在官僚についての回もありますので、ぜひ現在官僚については過去のエピソードをお聞きいただければと思っております。
そして、今回この比べたいものは、現在官僚の継続という種類と現在官僚進行形。
この2つを比べた微妙な違いというのをお届けしますね。
まず、現在官僚と現在官僚進行形の大きな違いというのは、
例えば現在官僚の継続という種類ですけど、これは一時的でない状態のこと。
状態の継続。
そして次に、現在官僚進行形は一時的な継続。動作の連続。
というふうに調べたら出てくるんですけど、これを聞いて理解できる方いますか?
私は理解が追いつかない。追いつきませんでした。
日本語が全く追いつきませんでしたけれども。
これがまさに日本の英語の教科書ですよね。
これでどうやって私たちに、日本語が難しい中で英語を理解しようというのでしょうっていう話で、
別に文句じゃなくて、これで英語を話せるようにならない理由もわかるよなっていうところなんですけど。
まあでもね、日本語で説明もしなきゃいけないのが教科書だから。
こういうもんなんでしょうけど。皮肉なものですよね。
それよりかは、バンバから2つの現在官僚と現在官僚進行形の例文を出してみて、
これこう違うよね。これこういうふうに捉え方違うよね。っていうのを落とし込んでいくっていうのが一番早いかなと思うんですよ。
結局、教科書とかでその文法の解説をいくら読み込んで理解したところで、皆さん英語は話せるようにならないんですよね。
それは私がずっと180何回もエピソードで語り続けているから、見てるだけ聞いてるだけだと英語が話せるようにならないよっていうことはもうよくお分かりだと思いますので。
じゃあまず例文見ていきましょうね。
今から現在官僚と現在官僚進行形の3つのパターンを説明します。
全く100%理解できたって思わなかったとしても、なんとなくニュアンスの違いや、動詞によっていろいろ変わってくるとか。
自分は今この3つのパターンのうち、この2つはあんまり使わないかなって思ったら、それもそれです。
ご自身の使う英語がどれに近いのかなっていうのも理解していただけたらと思いますので。
動作を表す動詞
まず1つなんですけど、動作を表す動詞。
これらを使いたいときは現在官僚の場合と現在官僚進行形の場合は意味が異なってくるんですね。
動作を表す動詞って何かなっていうと、例えば eat とか drive とか run まだまだたくさんあるんですけど right もそうだし。
例えばですけれども、私は3時間運転したと言っていければ、まず現在官僚からいきましょう。
意味は、私は3時間運転したということになりますね。
これは官僚的な訳し方にはなりますけど。
に対して、次、現在官僚進行形にしてみましょう。
私は3時間運転し続けている。
なので、これは明らかに状態が違うのはわかりますよね。
I've driven for 3 hours と言ったら、もう官僚していることを言うんですよね。
だけど、been driving は今も現在も続けているということになります。
例えば、テニスを3時間した、テニスを3時間し続けている。
プレイという動詞も動作を表す動詞に入ってきますので、
じゃあプレイだったらどういう風にできるかな?
ご自身が運動する方だったら、プレイを使ってバスケを何時間、野球を何時間、サッカーを何時間練習したとか、
ピアノを何時間練習したとか、それを当てはめてみて作ってみてください。
なんとなく今は例文を通して、現在官僚と現在官僚進行形の違いをお分かりいただけたのではないかと思います。
だからこれは結構動詞によって変わるわけです。
動作を表す動詞の場合は、現在官僚と現在官僚進行形の意味が異なる。
これは先ほどのNoemanさんの質問に一つ答えていると思うんですよ。
動詞によって、この中にliveというのは動作を表す動詞ではないので、この今の説明には当てはまらないということになりますね。
このように動作を表す動詞が今のように使われている場合は、現在官僚は官僚の意味となって、現在官僚進行形はまだ官僚していない動作の継続を表す。
なんとなく私でも意味が理解できる説明を作らせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
でもね、やっぱりとっさにこういうのを使うのが英会話じゃないですか。
そんな時にいちいち、ドライブが動作を表す動詞だから、この場合はなんて考えられないですよね。
ですから、やっぱり違いというのは肌で感じていただいて、話している時は結構感覚にはなってくるのかなというのが正直なところではありますが。
何かし続けているなと圧倒的にわかるものに関しては、現在官僚進行形でいいと思いますよ。
私はもう、ポッドキャストのレコーディングの時は、大体2時間から2時間半を喋り続けるので、
という感じになるわけですよ。
皆さんにとって自分ごとにできるフレーズ、ぜひ置き換えてみてください。
動作も状態も表す動詞
さあ、2つ目。さっき3つのパターンと言いましたが、今のが1つ目のパターン。
2つ目のパターンというのは、動作も状態も表す動詞、イコールこれらは似た意味になります。
さっきのは意味が異なったわけですよね。
だけど、今からご紹介する動詞を現在官僚の時も、現在官僚進行形の時も使っても、大体似た意味になりますよ。
という動詞は、workとかstudyとかliveなどになります。
これがまさに、井上さんがさっきご質問されていたliveを使った日本に10年住んでいますというのと、10年間生活し続けていますというののまさに違いを説明しているのが、
この2つ目のパターンですね。
井上さんがご説明いただいた通りで、
I have lived in Japan for 10 years という現在官僚は、状態なんですよね。
住んでいるという状態です。
それに対して、
I have been living in Japan for 10 years というのは、
日本で10年間生活し続けているという動作に当てはまります。
ここでは、現在官僚と現在官僚進行形の訳はほぼ同じで、
でも、継続していることには変わらないんだけれど、現在官僚の継続は状態が継続しているということに対して、現在官僚進行形は動作がずっと継続しているというニュアンスになる。
住み続けている。生活し続けている。
だから、どっちを使えばいいですか?と言いたい場合。
私は実際、東京にアメリカに行ってた時を抜けば、どのくらいなのかな?
約30年くらい住んでいる。
とするならば、
I've been living in Tokyo for 30 years ということにはなりますよね。
会話の流れによるかな?というのが正直なところで。
今、この瞬間、皆さんに私が東京で30年以上生活してますよと伝えたいのは、
I've been living in Tokyo for 30 years という現在官僚進行形を使いたいかな?という気持ち。
このくらいカジュアルでいいかな?と思うんですけど、大丈夫でしょうか?
ですから、今お住まいの場所について、現在官僚進行形とか、現在官僚で使ってみるというのは、すごく自分ごとにできるフレーズが使えると思いますし、
あと今、例えば企業で働かれている方。
働くというのも、ここの会社で働いているという状態を使うとき。
この会社で5年働いていると言いたい時には、現在官僚を使えるし、
10年間仕事をし続けている。ここで手を動かしながら仕事をしていると言いたければ、現在官僚進行形を使えばいいし、
例えばこれですよ。皆さん、英語何年勉強されてますか?
10年?
例えば、今この瞬間、3時間勉強し続けていると言いたい時でもいいですし、10年間勉強し続けていると言いたい時にも、
これ動作ですよね。使うことができます。
分かるような分からないようなというのが正直な感想ではないかなと思うんですけれども、
改めて説明を聞いたことによって、少し少しニュアンスが理解できたかなと思われたらそれでいいと思いますので、どんどん使ってみてください。
面白いことに、ネイティブの方にこの違い何?って聞いたことがあるんですよね。
そうすると、分からない意識したことないって言いますよね。
だけど、彼らは別に意識しないで、とっさに使い分けができているわけだから、ちょっとそこはあんまり参考にできないのかなと思うんですけど、
でも、そのぐらい大きな違いはないというのが、この2つ目のパターンかなと思います。
さあ、3つ目のパターンいきましょう。
3つ目のパターンは、状態を表す動詞なんですけど、
これはですね、現在、完了、進行形というのは使えないものになるんですね。
だから、比べようがないかなっていうので、
状態を表す動詞って、例えばどういうことかというと、
love、like、want、know。
なんか、この辺ってilgつきませんよとか言って、昔習ったことがある気はしますけど、
意外と会話では違う表現でilg出てきたりしますけど、
こういった状態表現が進行形として使われない、
イコール、現在進行形としても使えないし、現在完了進行形としても使えないということですね。
で、〇〇しているという継続の表現をしたいとき、
例えば、〇〇がずっと欲しいという、
まあ、例えばこれは継続を表していますけれど、
I have been wantingという言い方は絶対しなくて、
現在完了進行形の使い方
I've wanted this bag for a long time.
このカバンずっと欲しかったんだよねというふうに、
これは現在完了の継続を使うことができます。
で、あとはお互いを知っている、
もう20年間の中なんだよっていうのは、
結構、現在完了進行形を使いたいものなんですけど、
もうこれはテンプレで、
I've known him for 20 years.
このように言います。
I've been knowing him.
言わないので、ここは気をつけてください。
なんか言いたくなっちゃいますけどね。
はい、そのようにして、
この動詞の時には、現在完了進行形は使えないというのがわかるだけでも結構大きいかなと思いますし、
だからどういう時に、現在完了進行形が使えないかというと、
動作を表す動詞
状態を表す動詞ですよ。
そうそう、動作じゃないってことかな。
動作を表す動詞は、さっきの1パターン目か2パターン目かが主にきます。
でも、一概に言えない動詞も出てくるんだろうなと思うんですけど、
でも、ご自身が今言ってみたい表現が、
どれに当てはまるのか、現在完了が最適なのか、現在完了進行形が最適なのか、
しっかり作ってみたいフレーズと向き合ってみて、
それを誰かにちょっとチェックしてもらうということをやってもらえると、
自信を持って使い分けができるのではないかなと思いますが、
お答えになっているでしょうか。
はい、ということで、ご自身が使ってみたい動詞がどのパターンに当てはまるのかなというのを調べながら、
誰かに聞きながら、前に進めていっていただけたらと思います。
ありがとうございました。
今日お話ししたフレーズや単語は、
noteというサービスの方で文字を交渉しております。
noteへのリンクは番組詳細欄に記載していますので、
こちらもぜひお役立てください。
さて、今回も番組へのコメントもいただいております。
ご紹介させてください。
ニックネーム、Kojiさん。
こんにちは。仕事の後に何か飲みに行きませんか?という例題を挙げてくださったのですが、
アメリカでは、ハッピーアワーにサッと飲んで、夕食は家で食べるというのが主流と見ました。
レイニー先生が滞在中もそうでしたか?文化の違いが興味深いです。
英会話にあまり関係なくて申し訳ないです。
ありがとうございます。
正直にお伝えいたしますと、私がアメリカに滞在していた時は、
ちょっと残念なお知らせといたしましては、
私がアメリカで生活していた7年半は学生だったんですね。
ですから、家庭を持っている人との関わりというのがほとんどなくて、
こういうのってお仕事をされている方の話題だと思うんですけど、
だから、ハッピーアワーにっていう感覚がちょっとわからないんですけど、
でも、一般的によく言うのは、家族と時間を共にするために早くお家に帰るというのは言いますよね。
だから、おそらくそうなんじゃないかなというのが私の答えですけど、
すごく曖昧でごめんなさいね。
でもね、私の言ってたアメリカの大学は、
うちの大学に限らずだとは思うんですけど、結構みなさんパーティー好きでして、
授業終わったら、本当に片手にビール。
で、何かと楽しいことを探して、寮の廊下を徘徊している友人がいましたし、
今日は何が行われているの?みたいな。
いやいや、平日だから。
とにかく思い出深いのが、赤いカップがあるんですよ。
日本で言う紙コップなんですけど、
それが赤いので、ビール入れて飲み歩いていたりとか、
お酒飲む人多かったかな。
だから、こっちは全然ハッピーアワーとか関係なく、
酔いつぶれるまで飲んでます生徒たち。
お窓あたりにしているのに、全然サッと飲んで、サッと家でっていう感覚はなかったですよね。
とにかく飲み続ける。
私全然お酒飲めないので、
私はね、そもそも宿題やるにも時間がかかってたし、
課題をやるにもネイティブの方の3,4倍かかってたわけだから、
まあまあ、私は私で真面目に学生生活を送っておりました。
はい、ありがとうございます。
さて、この番組ではご感想やリクエストなどお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
そしてApple Podcastではレビューもできますので、
こちらにもぜひレビューを書いてもらえると嬉しいです。
またSpotifyでもレビューを投稿できるようになりました。
Apple Podcastでは番組全体へのレビュー投稿でしたが、
Spotifyではエピソードごとのレビュー投稿になりますので、
こちらにもぜひレビューを書いてもらえると嬉しいです。
うん、すごくこの声参考にさせていただきたいので、
ぜひよろしくお願いいたします。
それでは最後に、今日のアレコレイングリッシュ。
アレコレイングリッシュ、もしご存じない方は、
ぜひチェックしていただきたいのですが、
イングリッシュパートナーズの講師たちが出演しておりまして、
毎日新しい動画が1本アップされます。
YouTube、Instagram、Facebook、X、TikTokで毎日流れておりますので、
ぜひフォローしていただけたら嬉しいです。
そんな中から、皆さんにお届けしたいのはこちら。
アウトを用いたイディオム、その1です。
アウトと言うと、どうしても英会話の中にアウトが入ってくると、
外で結びつけちゃいますけれども、
どう聞いても、これ外関係ないよな、みたいな、
そんな経験はないでしょうか。
その中で、まず3つ皆さんにお届けしたいものを、
私が特に好きなアウトを用いたイディオム表現を。
ご紹介しますね。
1つ目、ウォークアウト。
ウォークアウトは、運動する。
最近、この表現をよく使っている方も多いのではないでしょうか。
例文、私は週3回ジムで運動をする。
さあ、次に、ハングアウト。
ハングアウトと言うと、
友達の外に出かけて、何となく遊ぶ時に使うスラングなんですよね。
家の中で遊ぶのとはわけが違います。
今度遊ぼうねと言いたければ、
これは大人同士ですね。
子供同士で遊ぶというのは、
プレイをよく使いますけれども、大人同士で使います。
さあ、次に、フィギュアアウト。
これは考え出すという意味で、
例えば、私もよく娘に言うんですけど、
自分で考えなさい!
フィギュアアウトというように使うことができるので、
この3つのアウトを用いたイディオム、
その1と題していますけれども、
ぜひ、頭に入れていただけたら嬉しいです。
今日もレイニー先生の、
今日から役立つ英会話をお聞きくださりありがとうございました。
皆様とはまた来週金曜日にお目見にかかりましょう。
さあ、ここでレイニー先生の活動を紹介させてください。
まずは、レイニー先生が運営する
英会話スクールイングリッシュパートナーズでは、
私たちと楽しく生きた英語を身につけたいという方を大募集。
マンツーマン、グループ、キッズ、
すべて出張レッスンとオンラインレッスンで行っています。
また、英会話の講師も大募集。
女性だけの募集になりますが、
東京23区内で出張レッスンができる方や、
オンラインレッスンで早朝へ夜のレッスンができる方、
海外在住の講師なども募集しています。
ぜひご応募お待ちしています。
詳しくは、イングリッシュパートナーズのホームページを検索してみてください。