This is ReinaMoto's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone. This is ReinaMoto. 皆さん、こんにちは。
ニューヨーク、東京、シンガポールを拠点にするグローバルイノベーションファーム I&CO 共同創業パートナーのレイ・イナモトです。
この番組では、世界で活躍するトップランナーのクリエイティブ思考に迫り、21世紀を生き抜くヒントを探ります。
今回のゲストは、ソーシャルメディアで一躍人気ブランドとなった水のスタートアップ、リキッドデスのクリエイティブを統括するアンディ・ピアソウさんです。
リキッドデスというブランドは、その名も血の水という、飲んだら死ぬのかな、みたいな普通だったら絶対につけない名前と、
そのブランディングが受けて、ほんのわずか5年で10億ドル以上の売り上げを上げている、大成功している企業なんですね。
TikTokとInstagramを合わせると、1000万人以上のフォロワーがいる大人気ブランドなんですが、
最近では、水だけではなくて、アイスティーも販売し、急成長を遂げています。
今回は、そんなアンディさんに、バランスを無視した先の可能性についてお話を伺いました。
では、始めましょう。
クリエイティブ・ボイス
リキッド・デスのユーモアの表現の仕方は、万人受けを狙っていないように見えますが、これなら受けるという基準はあるんですか?
マーケティング業界では、一般的に、リスクを避けて万人受けすることが重要だと考えられています。
しかし、果たして本当にそうなんでしょうか?
私たちは、みんなが尖ったユーモアを受け入れる姿を何度も目にしてきました。
実はみんな、コメディアンの独絶や、辛口の司会者のユーモアがあって、ちょっと意地悪なコメントが大好きなんです。
こういった笑いのセンスに嫌悪感を抱くのはごく一部の人で、大多数はどんなダークなユーモアを結構笑って受け入れます。
それなのに、広告キャンペーンの時だけ万人受けを狙って、角が取れて丸くなったような表現をするのは意味がないと思っています。
だからこそ、私たちは尖ったユーモアを発信し続けているんです。
例えば、以前スーパーボールの時に、リキッド・デスを飲んで踊る子供たちのCMを流したことがあります。
これには賛否両論がありました。
リキッド・デスはまるでビールのようなデザインの缶に入っているので、わざと子供たちがビールを飲んで酔っ払っているように見せて、
水ですが何か、とダークなユーモアを表現したんです。
つまり、初めから賛否両論があることを逆手に取ったわけです。
このCMはかなりインパクトを持って受け入れられました。
しかも、半数の人たちが好意的に受け止めてくれて、好意的に受け止めなかった人たちにも結果的に強い印象を与えました。
何億円もかけて半年間、誰も印象に残らないようなCMを流すよりはるかにマシな結果です。
世間からは、リキッド・デスはかなりクレイジーだと思われているかもしれません。
でも、ルールを決めずに何でもやる代わりに、やみくもりにやるのではなく、かなり考え抜いたアプローチを取っているんです。
今までのやり方にこだわらず より良いものを生み出していくことができます
ここまでお送りしてきました レイナウッドの世界のクリエイティブ思考
今回はアメリカで大ヒットをしている 水のスタートアップ
リキッドデスのクリエイティブ統括の アンディ・ピアソンさんに
バランスを無視した先の可能性について お話を伺いました
今回の話の3つのテイクアウエーなんですが
まず1つは真面目にふざける
2つ目は非日常生活に対して 自分のスタイルに対して
2つ目は非日常的な時間の過ごし方
そして3つ目は極端に振り切る
これは前回のエピソードでも 彼のマーケティングに対するアプローチだったりとか
リキッドデスがやっていることって 常識を超えることをどんどん出してくるんですけれども
彼の仕事に対する そして人生に対するアプローチも
そこに共通点があるのかなと思いました
まずこの最初のポイントの 真面目にふざけるということなんですが
彼のリンクトインという プロフェッショナルのSNSのプロフィール写真でも
やっぱり遊び心があるんですよね
ヒゲが右側は棒々に伸びていて 左側が反られているという
本当にお茶目というか あまり真剣でないというのが
その写真1枚で伝わってくるんですね
やること内容を見ると ふざけているところだったりとか
すごく遊んでいるところがあるんですが
でもそれに対するアプローチ それに対する彼の目線って
すごく真剣だなというふうに 今回の話を通じて思ったんですね
リキッドデスがやっているマーケティングも すごくふざけているんですけれども
それに対する彼の姿勢というのがすごく真面目
そして彼の個人的なプロフィールの写真の見せ方というのも
実はすごくふざけているんだけれども 時間の過ごし方とか真面目だという
真面目にふざけるってしれっと言ってますけれども
これって実はすごく難しいことだとは思うんですね
彼のやっていることを見ると 1つ共通しているのが
誰かを傷つけるようなことを 言ったりとかはしてないんですよね
ふざけてはいるんですけれども それによって誰かが傷つくとか
それは精神的に傷つくとか物理的に傷つくとか いろんな意味があると思うんですけれども
そこをちゃんと線を引いて もちろん取り上げている課題だったりとか
このリキッドデスがやろうとしていることは 水を塗るっていうことが表面的にはあるんですけれども
アルミニウムの管理したのもプラスチックのゴミを出さない
環境汚染にならないようなパッケージはないかって言ったときに
このアルミニウムだったら何回もリサイクルできるからっていう
ちゃんとそういう真面目な視点があって
でもそれをユーモアを持って伝えているわけなんですね
なんですけれどもそれをやったときに この人が悪いよねとか
そういう敵を作るようなことをしたりとか 誰かを傷つけるようなことはしてないんですよね
そこって結構見てみないとわかんない 考えてみないとわかんないところだと思うんですけれども
このリキッドデスが活動をしている そしていろんな施策をしているところの
一つの重要なポイントなのかなとは思います
2つ目のポイント 非日常的な時間の過ごし方
これは数年前彼がある会社で働いていて そこは正直すごくブラックな企業で
もう徹夜なんかしょっちゅうやっていたっていう環境だったらしいんですね
その仕事場から離れるためにマラソンをやり始めたそうなんですが
そういうこともただ普通にやるだけではなくて 彼の場合エクストリームマラソン
数日間かけて何百キロ走るみたいな
そういう極端な非日常的な時間の過ごし方をしているみたいなんですよね
あともう一つ 彼のキャリアの中で一つ大きな出来事で
世界中を旅したそうなんですね 1年間いろんなところに行って
やっぱりそうやって非日常的なところに自分の身を置いて
そして時間の過ごし方も今までと違う 非日常的な時間の過ごし方をすることによって
自分の気持ちを入れ替えて仕事に専念することができる
そういうメリハリっていうのはすごく大事なんだなと思いました
そして3つ目 これの延長線上なんですけども 極端に振り切る
この極端に振り切るっていうのは 彼の仕事 そして個人的な生活の趣味のところだったりとか
いろんなところに垣間見れると思うんですけども
中途半端にやっちゃったりとか リスケッジをするとかっていう風にいろんなことをやって
どれかが当たるだろうなみたいな考えではなくて
もうほんとこれをやるって決めたら もうとことんと極端に振り切ってやっているっていうのが
その私生活の上でも 例えば1年間旅をする エクストリームランニングをやる
仕事の方ではカオケを作っちゃうみたいな
そういうところもすごく極端に振り切ってやっているからこそ
私生活でも そして仕事でも当たっているのかなとは思います
僕も個人的にバランスをとって こっちをやったら
これだけじゃもしかしたらうまくいかないから こっちもやろうみたいな
そういう風にアプローチするのが 普通でもありますし
無難なやり方かなとは思うんですね
でも彼はもう半分無意識だと思うんですけども
そういうバランスを取ろうとかっていうことは 全然意識しなくて
もうこれをやろうとしたら そっちに振り切って
コメディだったりとかランニングだったりとか
休みを取るっていうのも 本当に極端に振り切ってやっているっていうところが
すごくこれは僕は勉強になりました
彼を真似してエクストリームランニングができるかというと
そうではないとは思うんですけども
でもこの極端に振り切ってバランスを取ろうっていうのを
あまり気にせずにもっともっと振り切っちゃう そこの重要性
そしてその先にある可能性っていうのは
なんか今までの自分がたどり着けていなかったところなのかなと思います
3つのキーテイクアウェイをまとめると
1つ目は真面目にふざける
2つ目は非日常的な時間の過ごし方
そして3つ目は極端に振り切る
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世界のクリエイティブ思考 お相手はリーノウトでした
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