1. Recalog
  2. 160. 2023/05/21 SUNTORY+ ほか
2023-05-21 00:00

160. 2023/05/21 SUNTORY+ ほか

spotify apple_podcasts

枕. SUNTORY+ ()

1. ChatGPT Plugin ()

2. NeMo Guardrails ()

3. イプシロン失敗原因調査 ()

4. ロボットハンド近接覚センサー ()

5. USB4とは ()


こちらでも配信しています

ご意見、ご感想

編集

@Touden氏
最大限の感謝を

BGM

騒音のない世界 beco様より
OP:オオカミ少年
本編:蜃気楼

免責

本ラジオはあくまで個人の見解であり現実のいかなる団体を代表するものではありません
ご理解頂ますようよろしくおねがいします

サマリー

Suntory Plusは健康アプリで、健康行動の習慣化をサポートしています。プラグイン機能も追加され、企業や個人が様々なユースケースに合わせた利用が可能です。NVIDIAからは、範囲を狭めるためのツールNemoガードレールが提供され、また、エプシロンロケットの原因究明が終了し、次世代型エプシロンSの燃料タンク設計変更やH2Aのタンクを活用することが検討されています。そして、シンカーが開発した近接核センサーTK-01が量産され、ロボットハンドに頭脳を与えることが可能になっています。さらに、USBの規格が複雑化しており、過方互換性やケーブルの安全性についても議論されています。そして、iPhone 15の期待についても話題となりました。

00:03
kokorokagami
はいどうも、kokorokagamiです。
touden
当然です。
kokorokagami
今週も一週間振り返っていきたいと思います。
Suntory Plusの紹介
touden
はいはい。で、今週はちょっと私の方からSuntory Plusというアプリの紹介です。
ちょっとこれが面白いかなと思った紹介になるんですけれども、
まずこのSuntory Plus、何かというと、Suntoryがやっている健康アプリになります。
主に法人向けですね、法人向けで提供してまして、
えっと、何て言うんですかね。
ちょっとプレスをそのまま読みますと、
Suntory Plusは、事業員の健康行動習慣化をサポートするヘルスケアサービスアプリです。
リスクチェック判定結果に基づいてパーソナライズされた超低ハードルな健康行動タスクが複数提示され、
約60種類の中から朝食に牛乳一杯プラス、大股い堂々と歩く、よく噛んで食べるなどのタスクを実行していくことで、
健康行動の習慣化をサポートします。
また健康行動を続けていくと、
自販機で健康飲料と引き換えができる飲料クーポンやポイントアプリがアプリ上で配信され、続ける気持ちをサポートします。
生活に寄り添うアプリ、働く人の身近な接点である自販機、健康飲料のサイクルが回ることで、
誰でも簡単に続ける仕組みとなっており、自然と健康的な習慣を身につけることができます。
ということで、事業員向けの健康アプリですという感じなんですけれども、
書いてあった通り、超低ハードルなんですよね。
積極的にカインダーを使うとか、さっき言った大物で堂々歩くと、
言ったもん勝ちじゃんみたいな感じまでハードルが下がっているので、
これなら誰でも始められるかなというところが入っているのと、
結構、Google側のアンドロイドと連携して、
マンポケみたいな情報も得たりすることができて、
それなりにしっかりした、あなたは今日これだけ運動しましたみたいなことも分かったりするというところで、
ハードルが低いながらも健康に資することができるという情報が得られるというところと、
そのアプリを使っていくとインセンティブとしてポイントがもらえて、
お好きな飲料と交換というか、ここは特茶がめちゃくちゃ押されてますけど、
特茶を自販機でもらうことができると。
なおかつ面白いのが、これ基本無料みたいなんですよね、法人側としても。
なので法人側も導入コストが非常に安く導入できて、
その従業員の健康促進を図れる。従業員は特茶をもらえて幸せ。
サントリーは自販機の導入が進むとか、
あとサントリー系のサービスの窓口にもなるみたいなので、
そこら辺で散歩を良しという感じでうまく作ってあるなというアプリの紹介です。
kokorokagami
はいはいはい。いいと思いますね。
いくつかタイプオーバーを思い出すことがあるんですけど、
最近のコークオンですかね、コカ・コーラがやってる自販機のポイントアプリで、
あれも多分法人利用がフリーで、社員は社員カードとかで自販機で買えるという仕組みをそのまま利用しつつ、
ポイントが溜まって何回か2回無料になるというので、多分導入促進してるんだと思いますけど、
サントリーさんがまた別のアプローチ取られてるなっていうのがまず一つと、
提示される健康行動なんですけど、健康行動をよく目にするということ自体が大事なので、
とてもいいんじゃないかなと思いましたね。
touden
確かにそこはありますね。
なのでちょっとやってみるかというさせるデザインとか、
毎日起動して特徴向くだけでアプリを起動すればこういうタスクがあったなと思い出して、
やってみるかと思えるっていうところが非常にうまく作ってある感じですね。
kokorokagami
やらなかったことに対する損がないんですよね、これ。
touden
そうですね。
kokorokagami
気づいたときに、やれないわって思ったときに、やめる選択肢にストレスがないからいいなって感じですね。
touden
なのでその分、再開するときは罪悪感なく再開できるっていうところが非常にいいですね。
kokorokagami
そのタスクが提示されたときには正直やらなかったけど、
今ならできそうだからちょっとやってみるとか。
ふとしたときの行動機会が少なからず増える。
5%か10%か分かんないけど、低いと思うけど増えると思うんですよね、これ。
touden
そうですね。
kokorokagami
だからいいんじゃないですかね、結構。
そうですね。
touden
これ何か作った人が任天堂でスプラトゥーンとか作った人らしいので。
すごいね。
kokorokagami
アプリとしての完成でもすごい高い感じでめちゃくちゃいいなという感じですね。
少なくともアプリのUIデザインはすっごくいいですね。
めちゃくちゃいいですね。
直感的で必要最低限の情報が手に入って、かつ気になる人には追加の情報にアプローチできる。
そうですね。
けど別のページに行く必要もなく同じ画面で見れるっていう、ようできたUIをしてますね。
そうですね。
touden
これは当店さんはやってるんですか?
そうですね、ちょっと触ってみてまして。
そうですね、結構保守情報が分かるっていうのもいいですし、朝ごはん食べるみたいなのとか。
あと朝を受けて水を一杯とか。
そうですね、3時ぐらいになったら伸びをするみたいなタスクがポップアップしたりして。
kokorokagami
いいですね。
やってみませんか?で提示される感じですね。
よく30分に1回数歩を立って歩くだけでも全然違うって言いますからね。
touden
そうですね。
なのでそこら辺もあったりして非常にいいアプリですと。
個人向けなんでちょっとあれかもしれないですけど。
気軽に試すことは難しいのかもしれないですけど。
機会があったら触ってみたらと思います。
kokorokagami
ありがとうございます。
ChatGPTのプラグイン機能
kokorokagami
じゃあ今日の本題行こうと思います。
はい。
kokorokagami
1点目、ChatGPTプラグインというのがニューリリースされました。
オープンAIの公式ページですね。
AI関係は本当にもう毎週毎週新しいものが出てきて常識を覆していってくださるので、
touden
非常に私としては毎週喋っていることがコロコロ変わってなんやこいつってなるのがあれなんですけど。
kokorokagami
これはですね、まためちゃくちゃすごいアップデート。
この後に話すこともすごいんですけど、これはこれですごいアップデートで。
今までChatGPTっていうのはチャットライクなWebUIと裏で動く言語モデルGPTの2階層だったわけですよ。
そこに対してサードパーティー製のプラグインを3層目として追加できますというのがこのアップデートです。
その3層目どこに入るかというと、チャットのWebUIとGPTの言語モデルの間に入ります。
今までラングチェインとかいう外部のドキュメントを取り込むような話とかして、
ChatGPTをどうやったら拡張できるかみたいな話をいろいろしてきたんですけれども、
このプラグインによってその拡張が非常に容易になりました。
どういったプラグインが用意されているかというと、すでに100個くらいのプラグインが公開されていて、
企業ベースのもの、個人ベースのもの、本当に様々あります。
メジャーなところで言えば、先日ちょろっと紹介したかな、
サイトGPTって言われる特定のWebページを元にGPTをかけるやつとか、
あとはPDFを対象にGPTをかけるやつとか、そういったのも全部プラグイン化されてますし、
Google検索結果を元にChatGPTするっていうものですとか、
開発用のサービス、例えばPythonのプログラムをWeb実行できるような、
そういうサービスがあったりするんですけど、そういったものと連携して、
ChatGPTにこのプログラムを作って、その実行結果をこの環境でやって、
その実行結果を元にこういうことを判断してレスポンスを返してくださいみたいな、
そんなところまでChatGPTでリクエストできるようにしてあったりとかいうことで、
私がちょっと以前話してた、各社、自社で頑張っていろんなこのGPTを使った
組み込み開発をしていくんでしょうという話をしてたと思うんですけど、
このプラグインの登場によって、もうすでにそれは当たり前のように行われ、
大量のプラグインがこの後閉じられるはずなので、
利用者としてはそのプラグインをどう使いこなしていくかというフェーズに入ってきました。
一方で自社のサービスとして、さらにユーザーに再展開しようとすると、
もう一つ壁はあるのはあるので、そこをどうするかというのは別問題に残るものの、
ChatGPTを使ってこういうふうに使えないかな、ああいうふうに使えないかなというのを、
ユースケース的に考える時代が個人レベルで終わり、
企業はこぞって自社のサービスのユースケースに合うプラグインを競争して出す、
いかに早く出すか、いかにそのChatGPTの中でデファクトになるかという競争がすでに始まって、
touden
今から開発し始めるとすでに後発となってしまうような時代になっているという感じですかね。
プラグインの利用競争
touden
やばい時代ですね、とは思いますけども。
早すぎる。早すぎる。
やっぱり公式が場を提供するのってすごいですね。
kokorokagami
えぐい、えぐい。このインパクトはやばいです。
touden
そうですね。何でたぞいたらいいんだろう。あまりいいアレが思い浮かばないですけど。
なんかGitHub以上な気がしますね。
GitHubは結局どこかしらから選びに行かないといけないですけど、
こうやってストア的なのが提供されてしまうと、そこで上位にくらい使わないとっていうか、
そこで検索したときに上位に出てくるものをパッとみんなが使ってしまうので、
そこで上位にいかになるようにリリースするかということまで考えてリリースしないといけないかなという状況になってきている。
kokorokagami
そうですね。このフラグインは全部基本無料な世界になっていて、
今は無料でもいいからとにかく自社のものを使ってくれるのが大事という競争になっているから、なかなかすごいですね。
例えるんだったら半導体系で言うとちょっと異世代前ですけど、
ARMが自社のアーキテクトを商品として出したと思うんですけど、
そのアーキテクトを使っての実際の実装例をオープンにし始めたくらいの勢いですかね。
このフラグイン、しかも使いにくかったらまだワンチャンあったんですけど、
チャットGPTの公式のアプリ、クライアントアプリ、Windows版とかあったと思うんですが、
あれが正式リリースされて、ベータ版モードにすると、
チャット投稿部分にどういうフラグインを使いますかってぽちぽち選択できるようなGUIになっていて、
自分が使いたいフラグイン自体は別途設定でサブスクライブしておけるみたいな感じ。
なのでスラックにプラグインとかアドオンを追加したのと同じレベルのUIに、
もうチャットGPTの本家のUIができちゃってるから、
そのプラグイン部分は置いておいて、そのチャット周り、インターフェース周りで勝負するっていうのもちょっと勝てないなっていう雰囲気はありますね。
touden
そうですね。なんかもうチャットGPT商用権が本当にできてしまっている。
kokorokagami
そうですね。
touden
GAFAはこんなの許していいんですか?
kokorokagami
間違いない。公式アプリの話で言うと、先日iOS向けには正式版が出ましたね。
アンドロイドにチャットGPTっていうアプリあるんですけど、あれまだ公式本家じゃないので。
あれは賑やかしだから。
touden
そのうちってかこの勢いだとすぐ出すでしょう。
kokorokagami
出るでしょうね。
出るでしょうね。
という感じで、チャットGPTさんが早すぎて盛り上がってこんなことできるんじゃね?とかいろんな妄想をしてたエンジニアたちは、
愕然としながらこのチャットGPTの勢いを見守るしかない状態って感じですかね。
touden
まあでもこれに食らいついていかんと、本当に高発ならまだいいけど、パイを食えさえしなくなると思うので。
kokorokagami
そうなんですよ。
まあ、もともとは私はいろんな自社の製品にチャットGPTみたいなインターフェースが入ってくるみたいなことを言ってたけど、
本家のこのスピード感を見てると、どうやって自社の製品とシームレスにつなぐかっていう口がそのうちインターフェースとして影響されるから、
その時にちゃんとつなげるようにするっていう開発の方が時間軸的に合うかもしれないなとか思い始めてますね。
touden
インターフェース…なんていうの?インターフェースだけ作っておくってこと?
kokorokagami
そうそうそう。例えばこのチャットGPTのAPIがWindows OSに自家ネイティブAPIとして組み込まれるから、
Windowsアプリを作る人はそのWindowsのネイティブAPIを叩けるように実装しておいたらいいですっていう。
Android OSだったらAndroidのバージョンアップによって新しい機能ができましたってなったらAPIだけ追加されて、各社のアプリケーションで頑張ってAPI叩いてねってことになってるじゃないですか。
それと同じ世界になる方が先で、このチャットGPTをうまく組み込んだWebUIを作るっていう世界は来ないんかなって若干思い始めてる。
touden
使い方かなと思いますけど、正しいは正しいかなとは思いますけど。
Webブラウザー上で動くアプリでいいじゃんみたいな話かなと認識したんですけど。
かといって、セキュリティ系の問題でWebブラウザー上で動かしたくないみたいな人もいると思うんで、需要は次第かなという気はしますけど。
kokorokagami
セキュリティ系問題も本当に解決しないのかな、こういう人たちっていう。
touden
ちょっと過度な期待をするかもしれないですね。
kokorokagami
今セキュリティ的に課題なのはデータフローがパブリックのインターネットを通っていくんで、どこにアタックパスがあるかわからないっていう問題が一つと、
リクエストする先のGPTのサービスが一つだったら、当然そのAPAを裁く観点で他のユーザーとか会社のリクエストと混じったりとか、
あとはモデルから返ってくる情報に他社の情報が混じったりとか、そういったところが懸念されてるけど、
touden
ここで盛り上がったらその経路を各社契約して専用線化するとかをやり始めても不思議じゃないかなって思わなくもないですね。
なるほどね。
そうなるとマイクロソフトがやってるようなやつは、わざわざそんなの導入せんでもパスだけ引けばいいじゃんってなってしまうんで、
なかなか苦しくなりそうですね。
kokorokagami
逆輸入するんじゃないですかね。
touden
マイクロソフトが?オープンAIが?
オープンAIのインターネットでAzureみたいな感じにする。
kokorokagami
オープンAIで普通にアカウントを作るだけで、後ろではAzureの専用のインフラがパッと作られて、あとの場所ここですっていう。
touden
確かにそっちの方が使いやすいようになってるのがあるか。
kokorokagami
とか言い出すのかなってなると、石鹸力が高すぎてしばらくマイクロソフトは一挙になってしまうんですけど、困りましたねっていう。
touden
まあまあまあ。
kokorokagami
そういうインパクトのある話の後に、次の話題もAIなんで続けていっちゃおうと思います。
はい。
こっちはPCウォッチの記事ですね。
Nemoガードレールの提供
kokorokagami
NVIDIA GPTなAIチャットボットの行動規範を定義するNemoガードレールをオープンソースで提供ということで、
NVIDIAがNemoガードレールを出してきました。
これ何がすごいかというとですね、
さっき話してきたチャットGPTっていうのは、
Large Language Model、LLMって呼ばれてるんですけど、
そういったLLM対応のガードレールです。
どういうニュアンスかというとですね、
私たちがそのGPTとかを製品に組み込みたい場合、
そのGPTを使ってユーザーの体験を良くしたいと。
ユーザーとしては自然言語で解釈してくれるんだから、
今から扱おうとしている製品の情報だったり使い方だったり、
またその会社が手掛けている他の商品によるソリューションを
すべて網羅的に提案して解決してほしいと思って
リクエストすることがあるわけですけども、
素直なチャットGPTそのまま使うと、
解決策として提示される中には他社製のものによる解決策も含まれますし、
全くトンチンカンなかつ自社ではない情報源を元にした
回答をしてしまうこともあり得ます。
一方で特定のサービス向けに制限をかけて
それも分かりません、あれも分かりませんと言っていると、
この会社のインターフェースに聞いているのに
なんで同じラインナップシリーズのこの情報が出てこないの?
みたいな形で、正確な自然言語で聞いているにもかかわらず、
大人の体験が良くないと感じてしまう。
結局技術サポートに問い合わせたりみたいなことになりかねないので、
ある程度の範囲を持ってGPTからの回答を期待したい
という組み込み方になるんですが、
実際これまでのNEMOガードレールがない世界だと、
その設計というのは非常に難しくてですね、
リクエストする前に、このリクエストはこれくらいのことは許容できます、
あんなことはできます、この情報までは参照していいです、
こっちにも参照しないでくださいとか、
そういうルールを事細かに決めて投げるみたいなことをするしかなかったんですけれども、
GPTにはですね、1回に受け付けられるトークンの数、
その単語の数というのに条件があるので、
あんまり細かいルールをいっぱい散りばめても、
トークン数が結局足りなくなって、
ユーザーの質問に答えられないとなってしまいます。
ということがあったので、
なかなか今私が言っていたような実製品の組み込みの
そういった範囲を狭めるということは難しいでしょう、
と言われてきていました。
このNemoガードレールは、
まさにそこを実現するツールになっています。
実際にどうやってそこを実現しているのかというのは、
申し訳ないですけど、私も専門家じゃないので、
はっきり分からないというのが正直なところですけれども、
そういったガードレール、範囲を狭める、
ということができるインターフェースを備えています。
実際サンプルプロジェクトがWeb上に転がっているので、
私の方で軽く試した感じでは、
比較的分かりやすく設定できます。
テキストファイルで挨拶に関することを入力された場合、
という条件に対してこんな回答をしてください、
という回答範囲をいくつか数パターン用意しておく、
先日のうかがが的と言ったらあれですけど、
3パターンランダムで返すという実装をよくやっていたんですけど、
そういった書き方をするだけでよかったりだとか、
あとは制限系ですね、
政治に関することはダメとか、
経済、特に株に関することはダメとか、
そんな形でこれは返してはいけません、
みたいなルールをいくつか書いておくと、
それをリクエストされたときに、
それについては私よりは対応できません、
というようなレスポンスが得られるようになったり、
ということで非常に設定の仕方と利便性については、
もともと期待していたところになっているかなというところで、
NVIDIAはなぜそれができるのか正直わからないですけど、
Nemoガードレールの仕組み
kokorokagami
非常に優秀なツールを出してきたので紹介です。
touden
はい、マジでどうやってんって感じですけど、
全てのユーザーはこれを入れたがりますよね、
早くこうなってくると。
先週だったかな、
ウイルス対策ソフトの会社が出せばいいじゃんって言ってたようなものを
NVIDIAが出してきたということで、
なるほどNVIDIAかという感じですけども。
そうですね。
言ってた通り構造的に内部的にはデータを持ってないと
LLMにならないので、
どうなんですかね、やっぱりファイアウォールみたいな感じで、
変なのが返ってきたら強制するように内部で応答して
安全だと確認してから通すとか、
そういう処置をしているのかなと妄想はしますけども。
kokorokagami
そうですね、何億がしている可能性はあります。
例えばLLMじゃないんですけど、
文章からカテゴライズしたりとか、
そういう言語モデルというのは昔からあるんですよね。
動物の話をしているとか、世辞の話をしているとか、
喜怒哀楽を示すとかそういうのもありますし、
暴力的表現かどうかをフィルタリングするモデルとか、
いろんな言語振り分けモデルというのは過去にいっぱい作られてきているので、
そういったモデルを何回か応答を繰り返して通し直してみるという
シーケンションの処理が走っている可能性は高いですね。
touden
ただ、そうだと仮定しても結局そういうのって何て言うんだかな、
打率が100%じゃないじゃないですか。
その通りです。
なので、このツールは必須ですけども、
必須ですけども100%じゃないのをどう保証するのかなって気はせんでもないけど、
でもあれかな、95%クリアできるんだったら別にもうリスクとベネフィットを考えたら
ガードレールの限界
touden
ベネフィットの方が高いからこれ使うわという結論になるのかな。
kokorokagami
わかんないです。
今おっしゃってたことは100正しくて90%80%くらいの角度にしかならないのはイエスです。
実際これを使ってみたっていう記事いくつか読んでみたんですけど、
ギリギリ遠い範囲を攻めたらやっぱり普通にレスポンス得られましたとかいうのはすでに分かってますし、
当たり前ですけど日本語対応してないので日本語とか別言語、
そのモデルが、モデルじゃないな、このガードレールが比較的弱い言語で喋るっていうことをすると回避できる。
touden
はいはい、なるほどね。
LLMは返せるんでっていう。
kokorokagami
あ、そうそうLLMの方が賢いんでっていう。
touden
なるほどね。
kokorokagami
やっぱりこういうガードレールを越える方法っていうのは存在するので、
セキュリティチームからするとそれではダメだよって言ってくる可能性は高いですね。
touden
なるほどね。
難しいですね。
そこが通ってしまうようなレベルはもはやNGフィルタリングも難しいでしょうし。
kokorokagami
そうなんですよ。
そうなんですよ。
自前でフィルタリング機構を作る意味はあんまないんですよ。
touden
あんまなくて、すいませんわかりませんってやばかったら返してほしいんだけどもそれができないかなっていうのかな。
kokorokagami
ガードレールの書き方で言語を絞ってかつ言語の理解度の高いモデルが出てくればとかあるのかもしれないですけど。
touden
そうですね。
まあでもそれって、この2文字3字ってもうLLMだと思うんですけど、
本体のChatGPっていうよりも賢いLLMをつけないといけないってなるとかなり大変というか。
kokorokagami
それはそうですね。実行リソースがバカみたいになっちゃうんで。
touden
なんか何やってるんだっけ俺って感じみたいな感じになりますよねそれ。
kokorokagami
そうですね。
touden
まあちょっと、はいはい。
どうぞどうぞ。
kokorokagami
もっと別のアプローチとして今後日本語系だと期待されるのが、
昔からあったリンナさんって覚えてます?
AIの。
あれの中で学習してたモデルが先日オープン化されました。
オープンソース化されました。
で、期待されてるのはこうやってChatGPTでLLMが話題になっていく中で、
どう足掻いてもこのLLMのモデルの進化っていうのは英語的な進化が率先されてやっていくので、
このLLMのモデルの最も数の高い結果を得ようとすると基本的に英語で投げるというのが主流になりますと。
一方で日本語モデルとしていろんな日本語的アタックを受けて学習し続けてきたリンナのモデルっていうのが、
その一般ユーザーに対する受け答えのモデルとしては必要十分である可能性があって、
そのChatGPTのフローとかを見ながらモデルを差し替えるというユースケースが出てくるでしょうと。
AzureがやってるオープンAIサービスもChatGPT使えますよって言ってるけど、
ユーザーが追加するカスタムモデルの登録とか普通にできるようになってるんですよ。
なんで今までそのChatGPTのところで今までそのChatGPTのところがそうやってオープンにしていくと、
ユースケース別モデル選択っていうのがあり得るようになってくるので、
そのモデル次第でこのガードレールの必要性だったりとか、
求める機能レベルっていうのにまた段階的な差が生まれてくるので、
もしかすると今言った無限にいろんなこと考えて、
結局は落としたところが80%にならなきゃいけないっていうところから、
一歩抜きに出る組み合わせっていうのが生まれてくるかもしれないかなっていう感じです。
touden
なるほど。
それもなんかできればいいけどできるかなって思ってしまいますけどね。
わかんないですね。
kokorokagami
わかんないですね。
ということで、この1週間でこの2つの劇的なアップデートがあったAIの世界は来週何を言ってるのか全く想像もつかないですけど、
引き続き追っかけてなるべくその時その時の最適解を選べるように頑張っていきましょうというくらいですね。
touden
はい、そうですね。
エプシロンロケットの原因究明終了
kokorokagami
以上です。
touden
では次、私の方から三原ニュースさんの記事です。
エプシロン失敗、原因究明終了、次世代型を来年度打ち上げというタイトルの記事です。
昨年10月に打ち上げに失敗した小型固体燃料ロケットエプシロン6号機について、文部科学省の有識者会議が19日、
指定制御装置の燃料タンク内の部品が製造時の不具合で損傷し、配管を塞いだことが直接の原因だったなどとする報告書をまとめた。
同日、省内の対策本部に報告し、原因究明作業は終了した。
報告書によると、損傷したのは燃料タンクの内部を仕切るゴム膜で、タンクを組み立てる際、固定する器具の隙間に噛み込みが生じて一部が破断。
燃料が通る配管をゴム膜が覆い、燃料が流れなくなったという。
大型液体燃料ロケットのH3H2Aでは同様の事態が起こる心配はないとした。
再発の防止策として、現在開発中で来年度に打ち上げる予定の次世代型エプシロンSの燃料タンクは、現在のタンクの設計を変更するか、噛み込みが生じない設計のH2Aのタンクを活用するか、いずれかを検討するよう求めた。
また、失敗の背景に燃料タンクは1990年に開発され、これまでにも衛星に使用されてきた実績があることによる安心で確認不足があったと指摘、今後は実績のある部品でも改めて十分に確認を行う必要があると指摘した。
ということで、昨年10月に失敗したエプシロンロケットですね。
こいつの自己調査委員会がようやく終幕となりましたという感じで、半年かかりましたねというところですね。
半年かかりましたけど、半年で分かり切れたっていうのはある意味幸運なのかもしれないですけど。
原因としてはゴム膜というか、そうですね、タンク内の部品の破断によるものということで、修理するか別設計を使うかというのを検討するようですという話です。
kokorokagami
難しいなあ。
普通の製品の考え方で言うと、そんだけ長いこと使い回してりゃたまにはそういうこともあるわなくらいの気持ちにはなるんですけど。
touden
そうなんですよね。かといってロケットっていうのは、スペースXくらい打ち上げられればいいんですけど、そういうわけにもいかん日本事情では万に一つも失敗したらあかんと。
95%くらい欲しいよねという、万に一つではないですけど95%だと。
そんな感じなので、まず間違いなく打ち上げられる状態で打ち上げたいという現状に対して壊れてしまったと。
ダメですねと言われるとダメなんですけど、今後は実績のある部品でも改めて自分に確認を行う必要があると言われてもなあという。
kokorokagami
どう見ても目視検査無理なんですよね。
touden
そうなんですよね。
kokorokagami
たぶんゴムが気持ち歪んでるかもみたいなくらいしかわかんない。
touden
そうですね、これは休憩のタンクを作るときにお椀型を2つ重ねるで休憩すると。
そのお椀型を2つ重ねるときに間にゴム枠をつけていて、片方は燃料なんだったかな忘れちゃいましたけど、左右に別の燃料を入れるという形で使うみたいな感じだったと思うんですよね。
お椀を重ねて休憩状にするときに噛み込みが発生したと思われるという話だったと思うので、作ってしまうとわかんないという状況だった気がします。
外からわかんない。わかるとしたらX線かなんかで断面解析するしかない?
まあどうなんでしょうね。密閉されてるはずなんでエアかなんか入れて漏れないかとかね。
kokorokagami
ああそうだね、圧力とかその辺のブレがあるかとか。
touden
いやでも、いやー俺が開発チームだったらそこまでやる?いいやろっていう気がするな。
気がしますし、先ほど言ってた通り大丈夫だったんで、生きるやろという感じになるでしょうね。
工程は特に変えてないんだろうしね、内容からすると。
kokorokagami
いやー厳しいなー厳しいなー。
touden
まあなんで、本当に得られたデータには満足していますと言って次に行ければいいんですけど、そういうわけにもいかないのでちょっと頑張るしかないですね。
現実的な取り入れるポジションとしては本当にさっき言ってたように、選挙を変形するか、神込みが生じない術のタンクを活用するかでしかなくて、
その変更案2つが本当に正しいかどうかも確認するぐらい、破断がないか確認するぐらいで、
もしかしたら隠れてる別のインシデントは救い取れないかもしれないっていう危険は常にありますよね。
ありますね。
なんか改めてJAXAの資料とかも見てるんですけど、このその一つの部品だけで一応2つの検査工程があって、
kokorokagami
寸法の全検査とシール部漏洩検査の2つあって、その検査方式では今回見つからない問題で、
touden
理由としてこのレベルの神込みで出てくる寸法誤差が検査基準の内側にあったのでっていうことなんだけど、
そんなん分かるわけない。
難しいですね。
kokorokagami
今までその検査基準で問題なかったからそれを見直す必要性がないと考え確認が不足していたってコメントしてるけど、
touden
そりゃそうじゃないっていう。
ちゃんと寸法がパチッとはまりました、漏れも発生しませんでしたって言われるとねって感じですよね。
kokorokagami
漏れの方については漏れの検出の検査の仕組み自体が今回の問題を検出できるものではなかったっていうコメントなんだけど。
touden
多分その左右の厚さを作るじゃなくて全体に厚くかけて外部への漏れが発生するかどうかっていう検査だったと思うんで。
次世代型エプシロンSの燃料タンク設計
touden
いやー分からん。
難しいねーって感じ。
kokorokagami
難しいねー。
一般企業でここまでやったらようやったって言いたくなるけどな。
touden
逆に過剰な検査コストだから減らすって言われるレベルだと思う。
kokorokagami
多分言われる。どっちかだけでええんちゃうのっていう。
touden
利益でええんはこんなもんって言われると思いますけど、そういう業界ですからってとこなんですよね。
kokorokagami
すごいねー。
touden
イプシロンに関しては今後打ち上げる見通しが立ったということで来年度打ち上げれると嬉しいですねという感じです。
やっぱもう来年になっちゃうんだよね。
そうでしょうね。
余談ですけどH3さんもこの前失敗してて、これはこれでまた自己調査中なのでなかなか大変ですねという感じですね。
kokorokagami
そうですね。だからこそこの前のH3は本当にいろんな意味で辛い失敗でしたけど。
まあでも現実はここなので、ここから頑張っていくしかないですねという。
touden
はい。
シンカーの近接核センサーTK-01の量産
kokorokagami
では次行きましょうか。
ロボットハンドに頭脳を与える近接核センサーがいよいよ量産。
2023年7月発売へ。
てことで物質の記事です。
シンカーは2023年5月16日、初の製品となる近接核センサーTK-01を同年の7月31日に発売すると発表した。
価格は242,000円で5月23日から受注を開始する。
2026年度には10億円を超える売り上げを目指す。
シンカーは大阪大学大学院基礎工学研究科助教で、シンカー取締役の小山裕介氏が開発した近接核センサーの販売及び同製品を活用したソリューション提案を行っている。
シンカーの近接核センサーは赤外線とAIを組み合わせる独自の技術により、対象物の傾きや対象物の距離を高速で計測し、視覚部分を含めた対象物の位置と形を非接触で判断できることが特徴だ。
ロボットのハンドルに取り付けることで、これまで光の反射の影響によりカメラでの認識や困難だった透明物や鏡面物も掴むことができるようになる。
現場環境に応じた臨機応変なピックアップが可能になるほか、製品ごとに行われていたロボットへのティーチング作業の負担を大幅に軽減する。
奈良県奈良市の同社開発拠点及びオンラインで行われた説明会で、シンカー代表取締役、CEOの藤本氏は、
大手企業ならロボットが働きやすいロボットフレンドリーな環境を作ることができるが、規模の小さな企業では様々な製品を扱っていて、ロボットにとっては働きにくい環境になっていることが多い。
この近接各センサーを使うことで、ロボットハンドから自ら考える頭を持つことになる。
ヒューマンフレンドリーな環境でも、人が工夫して働くようにロボットの自らの状況に合わせた対応を変えることができると語る。
ということで、ロボットハンドの先端に付く物体検出用のセンサーが量産されますというところです。
似たような話は過去にあったんですけど、一番のポイントは量産に至っているというところがポイントですね。
ロボットハンドの物体認識技術の量産
kokorokagami
ロボットハンドの先端で物体認識して正しい過剰でうまく掴むということ自体は非常にいろんな大学といろんな研究所といろんな会社が研究しまくっていてですね。
多種多様に出てきていて、展示会行くたんびにどこかの会社が出しているみたいな状態ではあったんですけど、
量産と実用性というところでいうと、まだまだとりあえずやってみた、こんなのできそうだというのが見えてきたレベルで留まっていて、
その先というのがあまり出てきていなかった認識です。
その中でもカメラタイプとかは比較的順調にいけてますという報告がよくあったんですけど、
高額になりがちでなかなか導入が困難なんですよね。
この技術自体はあまねくロボットアームの先端として欲しい技術なんですけれども、
つけれるのはハイエンドモデルだけみたいな世界だったので、
こういった低価格検出モデルと実際のセンサーの金額で普及が進んでいったらいいなと思って紹介します。
touden
そうですね。量産までいったというのが誠に素晴らしいことだなと思っていて、
前から大学でこういう研究をしていたのはちょっと知ってはいたんですけども、
やっぱり大学の研究って結構緊急動漫になってしまうことも多くて、
量産というか試乗性がなかなか難しいみたいなところがあったんですけども、
このシンカーに関しては量産できるところまで来ている。
そのためにこの小野一さんの記事にもあるんですけど、
デジタル回路を優先したAIモデルを変更したりとか、
部品不足に対応するために処理能力をいろいろ最適化したりとか、
そういうところも含めて量産ができるレベルで仕上げてきているというのは非常に評価できるところだなと思っています。
kokorokagami
そうですね。今言ってくれた品質の安定感のところはすごくてですね、
センサー系って品質基準めっちゃ難しいから、
本当に品質が求められるセンサーほどすごく、宇宙じゃないですけど、
レガシー技術でコテコテにガチガチに決まりきった仕掛けに寄せていって、
ソフトウェア改材要素とかバグになりそうな部分を限りなく減らしていくみたいな、
そういうのがセンシング業界的には一般だと思うんですけど、
その中でもやっぱりAIがある中で高速に安定した品質を出せる、
センサーとして売り込むっていうのは結構なチャレンジだと思うんですよね、どんなセンサーであっても。
touden
そうですね。
kokorokagami
それを大学の研究室でこんな出来たよって歌ってたレベルに上げようと思うと、
ものすごい努力があったと思うので、素直に称賛ですね、そこは。
touden
そうですね、確かに。
センサー触ってると頷けるところですね、という感じで。
kokorokagami
ほんとセンサー簡単にぶれるんでね、値。
touden
なので、一般販売されるようになってきたというところなので、今後も頑張っていてほしいですね。
kokorokagami
そうですね、また導入された商品とか近くで見ることもあるでしょうから、
その時にはぜひ、「おお、こいつか!」って眺めたらいいんじゃないですかね。
touden
そうですね、はい。
kokorokagami
はい、以上です。
touden
次、私ですね。
あれ、どれ使おうと言ってたっけ?
USB4の規格の複雑化
kokorokagami
ロジテック?
touden
ロジテックさん、これですね、はい、ごめんなさい。
ロジテックさんのUSB4とは、USB3規格との違いを交えながら特徴を解説というタイトルの記事というかコラムかな?
なんですけども、内容の紹介っていうのはUSB4とはというところで、いろいろ話したいと思います。
ロジテックさん曰くUSB4とは、サンダーボード3をベースにして作られて、
USB1.0から数えると6度目のバージョンがあって、いろいろ名前がややこしいですと。
例えば、発売当初は、今は主流になっているUSB3系で、
発売当初はUSB3.0と呼ばれる規格は、USB3.1括弧USB3.2ジェネ2の発表に伴い、
USB3.1ジェネ12、その後USB3.2ジェネ2×2の発表によって、
USB3.2ジェネ1と再度名称が変更されていますと。
ちなみに名称が変更されているだけで、機能自体の変更違いはありません。
ということで、バージョンアップによる名称変更で区別が複雑になったことを踏まえ、
USB4ではUSB4.0、4.1といった表記をしない予定。
USB4でアップグレードを行う場合も全く違う名称が与えられる可能性があるとされているんですけども、
企画上はUSB4×4.0みたいなのが40Gbpsだったんですけども、
80Gbpsという倍の通信速度が出せるやつが最近出てきてて、
これがUSB4.0の、ごめんなさい、見えなくなっちゃってますね。
USB4.0バージョン2.0ですかね。
あ、そうですね。4.0バージョン2.0です。
となっているようで、4TWという感じになっていますと。
ちなみになんですけども、USB4上での名称としては、
それはUSB4G3×2になっていて、
一般販売されるときの名前としてはUSB40Gbpsらしいです。
kokorokagami
まあ、わけがわかんないなという感じですけども。
たぶんね、耳で聞くのはもう限界だと思いますね。
touden
もう限界ですね、という感じです。
なのでまあ、何と言いますかね。
市場で例えば淀橋カメラとか行って、
USBのケーブルを買うときには、
USB40Gbpsというものになっているはずなんですけども、
これ何に対応してますかとか、
何のバージョンですかと言われると、
USB4というのが返ってくるという認識なんですかね。
よくわからないな、みたいな感じですね。
kokorokagami
よくわからないですね。
その辺は店員さんがどこまでこの意味不明なUSBに対応しているかしらですね。
touden
そうですね、という感じで。
まあ、そのUSBの、何て言うの。
もともとのお材木であったこれ一歩で何でもやるというのは、
最近実現してきてはいるんですけども、
これ一本で何でもさせるけど、通信とかパワーデリバリーとか、
電力供給は何に対応できているかわからないという、
よくわからない事態になってきているのは難しいですね、世の中という感じですね。
kokorokagami
恐ろしいなあ。
えっと、なんかおさらいみたいに同じようなことをしゃべりますけど、
USBには通信速度帯が5GB、10GB、20GB、40GB、80GBの5つのパターンがありますと。
touden
USB 3.0が出た当初は、5GB出るのをUSB 3.0と言っていましたと。
kokorokagami
10GBできるものを作った時に、USB 3.1のGen1とGen2に分けた。
touden
USB 3.0と3.1にすればよかったところを、わざわざGen1とGen2に分けたんですよね。
kokorokagami
なんでそんなことしたのか。
パワーデリバリーとか他にも変更点があったんでしょう、おそらく。
次、20GB版が出てきた時に、USB 3.2のGen1、Gen3になるかと思いきや、
USB 3.2のGen1が5GB、USB 3.2のGen2が10GB、USB 3.2のGen2×2が20GB。
バスが2倍になったってことを上手く表現したかったんでしょうね。
ということで、増え方がまた別の法則性が付け足されたわけですよね。
touden
なんで今あれ?
kokorokagami
お察しかもしれませんけど、USB 4がなぜか40GBで登場して、
その時には、USB 3.2 Gen1、USB 3.2 Gen2、USB 3.2 Gen2×2というUSB 3.2の名称は、
touden
今回はなぜか残したまま、新たに40GBについてはUSB 4 Gen3×2というところを新規追加したんですよね。
ようわからんなという感じ。
USB規格の選択について
kokorokagami
この時点で意味わからないですけど、面白い事象がもう1個あって、
そのUSB 3.2のGen2×2で出ていた20GB BPSなんですけど、
USB 4 Gen3×1かっていう20GBのやつもいるんですよね。
touden
バス1本でよくなったよっていう紹介なんでしょうね。
kokorokagami
そうなんですよね。だから、USBで20GB出るものっていうのは、
touden
USB 4とUSB 3.2の2つ存在することになってるんですよね。
なんていうか、これあれですよね。
規格上というか物理上できるからといって規格を増やすんじゃねえという、
差異たるものだと思うんですけども。
なんでそれ許可したしっていう感じが半端ないですね。
kokorokagami
そうですね。
で、最終的に分かりにくいからっておっしゃってて、
今回改めて名称が付け直された結果、その4とか3.2とかは全部やめて、
USB 5GB、USB 10GB、USB 20GB、USB 40GBっていう名前になったんだけど、
実体としてさっきのUSB 4のGen 3×1とUSB 3.2のGen 2×2は残ってるので、
USB 20GB BPSを買った時に3.2に対応してるのか4に対応してるのかは分かんないから、
touden
店員さんに聞かないといけないんだよね。
もはやここらまで行くと店員さんも分かんねえでしょっていう感じもしますね。
kokorokagami
そうですね。
ということで、一般ユーザーは10GB以下をUSB 3.0で使うか、
40GB以上をUSB 4で使うかくらいの気持ちでいた方が素直でいいかもしれない。
touden
通信速度に関してはそうですけど、パワーデリバリーの問題もあって。
kokorokagami
そうですね。それってまた別のルールになってるんでしょうか?
touden
ルールになってるみたいで、今ちょっとスラックに貼りましたけど、
パワーデリバリーもnanWattっていう表記が必要かなとさすがに思ったらしく、
ケーブルにはWatt2表記もあるみたいですね。
まあ分かりやすくても分かりやすいけど。
kokorokagami
今回Watt2表記が出るようになったんですね。よかったよ。
touden
ちなみにこのUSB 80GBPSというパッケージングロゴがあるんですけども、
kokorokagami
このITメディアさんの記事曰く、条件付けで最大120GBPSの通信もできるらしく、
touden
80GBPSとは?っていう感じになってみたんですね。
kokorokagami
ベスト4と80GBじゃないんだね。
touden
そうですね。
kokorokagami
80GBっていうのは全20、80GBでバス全体として160GBの帯域があって、
40対120に非対称に分離することもできるってことか。
touden
そんなんだから、もはやなんていうのかな。
さっきも言いましたけど技術的で可能だからと定義するんじゃねえという話でございます。
kokorokagami
ユーザーはいつになったらUSBを正しく選べるようになるんでしょうか。
touden
USBタイプDが出た時じゃないですか。
kokorokagami
そうですね。
touden
iPhoneがやっとこそUSBタイプCに切り替えるらしいので、しばらくはタイプCで行くでしょうし、
ノートブックとかもね、ようやっと丸端子がなくなって、タイプC電源にしようかみたいな機運が高まってるので、
今タイプDを出すわけにもいかず、タイプCでこのまま行くしかないですねという感じ。
kokorokagami
あれですよ、AppleさんのタイプCは充電部分は同じだから、充電ケーブルとしては他のタイプCケーブルが繋がるけど、
通信ケーブルとしては独自通信規格をやるらしいのでUSBとは違う。
USBの過方互換性とケーブルの安全性
touden
なんかでもそれ、EU県から怒られてませんでした?
怒られたけど撤回です。
撤回してない?
kokorokagami
撤回してないんじゃない?
touden
あ、そうなの。じゃあやるのか。
なんちゅうかそれもな。あかんよな。
Dサブを使いも倒してる技術者が言ってもあれではあるんですけど。
kokorokagami
そうですね。これどうなったんだろう。
パッと今調べ直しても結論どうなったか分かんないですね。
touden
iPhone 15に期待ですね。
kokorokagami
出てきたら独自ケーブルが添付されてるかもしれない。
いやー、いつになったら通信ケーブル戦争が終わるのか。
touden
まあ、過方互換性があるのはいいんですけど、
と言っても結局のところUSBのタイプA、旧来の四角いやつですよね。
あそこからもうタイプCにしようっていう流れになってきてる時点で、
なんか過方互換性も一旦なくなっちゃってるって。
タイプDにするときは過方互換性切ってもいいんじゃないのって気がしますね。
ここまで来ると。
kokorokagami
そうですね。切っていいと思うな。
touden
で、バージョンもなんか変な名前つけずに、PCI Expressを見習って、
1、2、3、4、5でバイバイバイバイにしていくという。
変なバス定義もしないぐらい。
てか前例があるんだからそれに習えばよかった。
なんでこんなことしてるんだろうっていうのは本当に思います。
kokorokagami
間違いないな。ほんとだよな。他の客大体名前見たら分かるのにな。
touden
まあそんな感じで。
kokorokagami
警察がいっぱい出回らないといけない。
touden
出回らないと危ないですからね。
実際に変なケーブル使って燃やしたとかいう情報もあるので、
マジで皆さん気をつけて使っていただきたくというところではあります。
kokorokagami
素人見ても分かんないんですけど。
不安だったらアマゾンで買うときにディスプレイとかの高速通信をしそう。
そんなの分かんないか。
touden
分かんないですし。
一応理論上、USBってケーブルというかコネクタの部分にICが乗ってるんで、
無茶な通信とか無茶なパワーデリバリ、電源供給はしないように作られてはいるんですけど企画上はね。
ただ企画上はそうなだけで、
OKだよってごまかして悪いケーブルを使ってるとかいうのはアマゾンに売られてたりするので、
なかなかそこら辺が難しいところですねという感じ。
iPhone 15の期待
kokorokagami
そういう意味だとコネクタ部分のヘッドというか、
比較的大きくて長めのやつ使うと安心かもしれない。
touden
チップが入ってそうな雰囲気を出してるやつ。
kokorokagami
確かに。
touden
比較的に。
kokorokagami
本当にヘッドしかないやつは危ないんで。
touden
という感じではあります。
kokorokagami
はい。じゃあそんな感じですかね今日は。
touden
はい。
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はいお疲れ様でした。
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