00:01
2021年第7号において、長谷川智弘先生の森林王者森禁図が最終回を迎えました。
そうですね。
はい、大変残念なことですが、最終回を迎えましたので、こちら僕とミスさん二人によって打ち切り追悼企画をやっていこうと思うんですが、
まあ、人気投票でもいいっちゃよかったんですが、今週はもうちょっとひでりまして。
ほう。
この作品から受け取ったものをちゃんと消化させようということで、今週はこういう企画になっております。
森林王者森禁図追悼。ジャンプ漫画の主人公が昆虫だとしたら。
パフパフパフパフー。
昆虫だったとしたらという形で、森禁図を通じていろいろな虫の特性を教えてもらい、そして虫に対する興味や愛情を育んでもらったこちらから、長谷川先生へのアンサーソングとしまして。
歌わないんですか。
今週刊少年ジャンプで連載されている各作品の主人公を昆虫に例えるとしたら、昆虫で置き換えるとしたらどういう昆虫になるかというのを、
虫にそれほど興味のない僕とミスさんが一生懸命グーグル検索を駆使して考えてみました。
そうですね。
これはジャンプ版ホッシュキングを決める戦いみたいなもんですから。全選手入場ですよっていう。
そうですね。実際昆虫いろいろと調べてみたら、あまり詳しくはなかったですが、こんな変わった虫がいるんだ、こんな特徴のある虫がいるんだとか、いろいろと見ていくと、
本当ストーリー性を帯びて感じられるというか、そこにドラマすら感じられるような感じがして、昆虫という題材はすごく強かったんだな、深かったんだなというのが、調べてて改めて分かりましたよ。
はいはいはい。そうですね。
という感じで、一応僕とミスさんそれぞれ別々に調べて、今週の掲載順に合わせて順番にお互いの調べた結果、被ってるかもしれませんが発表していって、
別にどちらが勝ち負けということではなく、ただお互いにそうなんですねという形で聞き合うという感じの企画になっております。
はい。
一応主人公、誰が主人公か分かりづらいもの、今連載してるものだとあんまりないですね。
高校生家族とか誰が主人公か論があったりしますが、そういった微妙なものに関しては、一応目次ページのアイコンとして描かれているキャラクターを主人公として扱うこととしています。
はい。
で、今週載っている読み切り等に関してはちょっと申し訳ないですが、ちょっと除外ということで連載作品のみ取り上げていきます。
ハンターハンターは除いてます。
そうですね。
入れてもよかったんですけどね。入れてもよかったんですが、なんとなく自然の雷球で抜いてしまいました。
という感じで、ではまず早速今週一作目、関東からドクターストーン、主人公のセンクー君。
こちら虫に例えるとミストンは何でしたか?
ゲンジボタルにしましたね。
はい。それはどういう虫で、なぜそれを選んだんですか?
そうですね、ゲンジボタルといえばお尻がピカピカ光る虫ですけれどもね。
やっぱりセンクー君でひらめき、この漫画でもひらめきの表現でLEDを使ったりとか電球がピカって光るシーンあるじゃないですかっていう。
03:06
はいはいはい。
そこに対してセンクー君はひらめきでたくさんするんでね、いっぱい光るってことで、そしたらゲンジボタルしかないでしょって日本産だしねっていう。
なるほど。なんとなくイメージ化の連想という感じですね。
そうだね。
僕の方が選んだのが、黒型ゾウ虫。
ほう。
ご存知ですかこれは。
どんな虫ですか?
こちら、世界一固い虫として有名な虫ですね。
ああ、ドクターストーンだからってことね。
そうですね。センクー君の赤化していたところに焦点を当てて選んでみました。
はいはいはい。
こちらの黒型ゾウ虫は、もう口角が固くすぎてステンレス針が刺さらないのでピンで標本にできないという、大変困った虫ですね。
すごいね。
ピンすら刺さらないということで、しょうがないからテープとかで接着するしかないという感じの、世界一固い、まるで石、まるで鋼という感じで、
虫版のドクターストーンということで、ちょっと黒型ゾウ虫を選んでみました。
はいはいはい。確かに漫画的には合ってる気がしますね、そっちのが。
そうですね。一回固くなった後、元に戻る虫とかいないかなと探したんですが、それはちょっと難しかったです。
そうだね。
では続きまして、ワンピースのルフィ。こちらはどんな虫だと思いましたか?
そうですね。やっぱりルフィって言ったら将来海賊王になる男ですからね。
はい。
そして、海賊、虫の王と言えば当然カブトムシになるわけじゃないですかっていう。
はいはいはい。
だからね、ちょっとね、でもカブトムシだとやっぱり森キングとかぶっちゃうんでね、もうちょっと小さいカブトムシで、僕はじゃあチビクロマルカブトムシを押しますねっていう。
ほう。
これはまあそのまま通り、カブトムシの中でも日本の中でも特に一番ちっちゃい種類のカブトムシっていう形なんですよね。
日本にいる中でも一番小さいという感じなんですね。
そうそう。だけどこれから本当はイーストブルーからどんどん成り上がっていって、でっかいカブトムシになってくれよみたいな願いを込めてね、これにしてみましたね。チビクロマルカブトムシという感じですね。
僕もちょっと考え方は似てるんですが、カブトムシ、確かにやっぱり海賊王になる王様だからやっぱりカブトムシだなと思った後で、
僕はルフィの最近のギアセカンドですとか、バウンドマンとかその辺のイメージを大事にして、世界最大のカブトムシ、エレファススオオカブトを選んでみました。
コオサカスじゃないんですか?
そうですね。大きいというよりも重いとして有名らしいですね。だから結構ズングリムックリな感じがあるんですよ。
で、ヘラクレスオオカブトですら40gのところを、エレファススオオカブトは50gにも達するという巨大カブトムシとして有名なカブトムシとなっています。
なるほど。確かに最近のバウンドマンはそんな感じだよね。
そうなんですよね。ずっしり着てズングリしている感じ、重たい感じ、そしてエレファントガンとかやってましたし、そういったエレファス、ゾウという意味ですが、
そういった後にのイメージも鑑みて、僕はエレファススオオカブト、世界一重いカブトムシを選んでみました。
なるほどね。お互いにカブトムシっていうのはやっぱりルフィにはイメージぴったりなんだね。
06:04
そうですね。続きましてが、十二海戦のイタドリ君。こちらは何にしましたか?
イタドリ羽虫にしました。
これはどういう虫なんですか?
名前の通り名前にイタドリが入っているからっていうのがそのままの理由なんですけど、
あとはこの虫は疑似する、つまり死んだふりをする虫なんですよね。
それはすごい。
だからイタドリ君は一回死ぬじゃないですか。死んだふりするじゃないですか。
そうですね。いやまさにしましたよ。
そういった意味でもイタドリ君っぽいなって思いましたし、
あとは最近のこの冬、マヒトさんと戦ったことで冬のイメージあるじゃないですか。冬の丘みたいなイメージっていう。
このイタドリ羽虫は虫の中では珍しく冬を越す虫なんですよね。
こういったところも含めて最近のイタドリ君っぽいところがあるなということで、しかも名前もイタドリだしね。
イタドリ羽虫しかねえなって思いました。
いや確かに冬を越えるっていうところは多少こじつけ感もありますが、イタドリという名前で死んだふりが得意っていうのはなかなかすごいですね。
いいでしょ。
では僕の方はイタドリ君、こちらキノコバエというのを選んでみました。
ほうキノコ。マッシュルじゃない。
キノコバエ。
あーマッシュルっぽいところもあるかもしれませんが、キノコバエ、特にその幼虫を選んだんですが、
キノコバエの特徴はドクツルタケといったトップクラスの防毒のキノコを喜んで食べるという虫です。
おー確かにイタドリ君っぽいですね。スクナの器ですからね。
そうですね、毒もものともせずバクバクいけるということ。
そして、いずれハエとなる。幼虫の状態で毒キノコを食べまくって、いずれ立派なハエとなるということを考えると、やっぱりその、いずれスクナさんになるようなイメージとも重ね合わせて、こちらキノコバエの幼虫というのをイタドリ君に重ねてみました。
あーいいですね。意外とイタドリ君いろんな見方あるね。
まあそうですね。毒を食うというところに注目してみました。
では続きましてが、マッシュルのマッシュ君。こちらは何にしましたか?
そうですね、マッシュ君はフンコロガシにしました。
これはもう単純に言えばマッシュ君というのは力持ちなんでね。
フンコロガシと言えば自重の1000倍以上を動かせるというね。虫一番の力持ちと言っても過言ではない生物ですからね。
それはもうフィジカル特化ということでマッシュ君にはフンコロガシと思いましたね。
そうですね、僕もフンコロガシを選んでその中でも一応スカラベを選んでましたよ。
おお、さらに突っ込んできましたが。
スカラベというのはよくエジプト文明、ピラミッドとかああいうところで描かれているとかモチーフにされていることで有名ですが、
フンコロガシをエジプト文明では太陽の運行を司る太陽神として祀っているわけです。
それがスカラベですね。
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ということで世界一強いフンコロガシだし、太陽の神様ですし、信仰の大将ですし、再生の象徴ですしね。
まあまあ、世の中を変えますからねマッシュ君はそのうち。
それに一応運んでいるのがフン、それが食べ物ということも考えると、あれは求愛のための道具だったりもするらしいですが、
そういうご馳走を運んでいる点も最近の巨大シュークリームを運んでいるマッシュ君のイメージと重なるので、まあいいかなと思いますよ。
いいですね。
続きましてがブラッククローバーのアスタ君。こちらはどうしましたか?
これむしろ一番最初に思いついたやつですね。
もうだって黒くてすばしっこくて飛んで生命力が強いって言ったらもうゴキブリでしょっていう。
あれ?僕は黒くてすばやくて飛ぶんで黒スズメウォッチにしたんですよね。
あれ?あれ?
ゴキブリにしたんですか?
そうそう生命力強いしなアスタ君。
まあまあ確かに丈夫ですからね。
ちょっとイメージが変わりましたね。途中まで一緒だったはずなんですけどね。
そうですね。黒くてすばやくて飛ぶ、しかも攻撃能力が高いという。
そうですよ、こっちは刺すっていう要素がそれに追加されてますからね。
あーなるほどね。いかんなー。やっぱりちょっと森キングの黒思考につかれてちょっと引っ張られたな。
やっぱ攻撃能力、やっぱり剣を携えて飛んでいくイメージが強いんで、僕の中ではやっぱり結構すぐにスズメウォッチって結構ピンときましたね。
はいはいはい。それはもうそっちに譲りますよ。
しかも黒スズメウォッチはスズメウォッチなので当然攻撃能力は高く強いんですが、ただ性格は穏やかなんですよ。
ほー。
スズメウォッチの中においては性格は穏やか。そしてその幼虫は蜂の子として有名。味は蜂の中でも随一の美味しさらしいですよ。
そこはなんかあんの?
食いしん坊な感じ、いいかなという感じで。チャーミーちゃんが食べたら喜ぶんじゃないかなという感じで、あさたくん黒スズメウォッチにしてみましたよ。
はいはいはい。食べるところはどうかわかんないけども、今のガルちゃんの意見の方が全然合ってると思いますね。
続きましてが、僕のヒーローアカデミアのでっくくん、こちらは何にしましたか?
緑シジミにしました。
全然ピンときませんね。
これに関しては単純に羽が緑色の蝶ということですね。
なるほど。
はいはいはい。本当に緑やいずくだからなんですけど。
あとはやっぱりヒーローアカデミアがやっぱりね、だんだん成長していくっていうところも含めてね、やっぱりサナギから蝶になるっていうイメージが俺の中ではあるキャラクターだったし、最近飛ぶしねっていう。
浮遊を。
わかりますわかります。
僕も飛ぶとか糸を吐くとかその辺でちょっと考えたりもしたんですよね。
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だからこそね、ここはね、王道に蝶で、しかもね、緑やいずくだから羽が緑の緑シジミにしてみましたって感じですね。
なるほど。シジミという名前で一瞬なんだと思いましたが蝶だったんですね。
そうですね。
そして僕の方はこちら。
なかなか今回結構キワモノ系のチョイスになってきますが、でっくん、コブハサミムシというのを選んでみました。
おお、マニアックっすね。
こちらはいわゆるハサミムシ、お尻にハサミのついてる感じの虫なんですが、こちら特徴として子育てをする昆虫となっています。
はいはいはい。
はい、昆虫はだいたい卵を産みしてるんですが、ごく稀に子育てをする昆虫がいる。
その中の一つがこのコブハサミムシ。
そしてその子育ての仕方がちょっと特殊なんですよね。
こちらお母さんが子供を産んだ後、子供をそのハサミで守って外敵から守って育てるんですが、餌として与えるものは自分の体です。
そんなオールバイトの継承みたいな。
こちら、子供を守っている間、お母さんは狩りにもいけないので、子供をひたすら守りつつ、外敵が来るとハサミを持ち上げてシャーと威嚇して外敵から守りつつ、子供はそんなシャーってやってるお母さんの体をもぐもぐ食べて育っていきます。
ちょっと怖くないっすか、それ。
そうです。キワモノです。今回選んだ中ではかなり。
そして子供は立派になって、お母さんの抜け殻を乗り越えて大人になっていき、また新しい子供が生まれたらその子のためにシャーとやって守りつつ食われていくという、そういう生き物がコブハサミ虫です。
ワンフォーオールをイメージしてるわけですね。
継承と守るというイメージを大事にして、コブハサミ虫というかなりピーキーな閲覧注意な感じのチョイスにしてみました。
続きましてが坂本デイズの坂本さん。こちらは誰にしましたか。
これはスズメバチの天敵と言われている塩ヤーブというふうにしましたね。
またピンとくないですよ。
これもだから本当に、スズメバチというのは殺し合っていったらまず最初にスズメバチが思い浮かんだんですね。
スズメバチを食べる生物とかいないかなっていったら塩ヤーブというのが検索してきたんでね。
だから一股では最強の暗殺昆虫とも呼ばれていると言われているらしいですよ。
それはどうやってスズメバチを食べるんですか。
ごめん、それ調べてねーよ。
いいですね。興味の芽は植え付けられましたね。気になりますね。
ヤーブなのにスズメバチを食べるんですか。
僕の方は坂本さん。三つ坪アリ。他の区分で言ったらハニーアントとも呼ばれるアリを選んでみました。
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あーいいですね。家族ですからね。
こちら三つを食べまくってまんまるに膨らむアリです。
その三つを大量に蓄えるアリはその形になる結果一歩も歩けず巣の天井に張り付いて一生を終えるんですけどね。
それは悲しい。
仲間がせっせと三つを運んでくるのをひたすら腹に食べ込んで、餌がなくなったら仲間に吐き戻すという。
三つ坪アリ。三つ坪役というのがいて。それはもうお腹が大きすぎて全然動けなくなっちゃうんですけどね。
なんかすごいエロ漫画にありそうなシチュエーションじゃないですか。
その例えは全然わかんないんですが。
ちょっと機敏な動きをしないという点で坂本さんとちょっとあれかなと思ったんですが、
あえて食べたら丸くなるという一点に集中して三つ坪アリを選んでみました。
いやーいいですね。
まあ体型変化は坂本さんの得意技ですからね。
そうですね。
という感じで、では続きましてが僕とロボ子のロボ子。
これもなかなか選び甲斐がありましたね。
こちらは何にしましたか。
ロボですからね。昆虫合体フュージョンロボですよ。
それは何族何目の何なんですか。
いやまあ虫じゃないんですけど。
いやなんかその辺にある昆虫のおもちゃですよ。
その辺にある。それは実在するんですか妄想なんですか。
いや実在しますよ。昆虫合体フュージョンロボは実在しますよ。
実在するんですね。急に何か猛言を吐き出したのかと思いましたが。
5種類の昆虫が合体してスーパーロボットになるっていうおもちゃがあるんですよ。
なるほど。
なるほど。じゃあそれならなんとなくわかりますね。それに例えたというのは。
だけどこれが虫かどうかはちょっと議論の余地があるかもしれんけどっていう。
まあまあロボ子は人じゃないですからね。
人じゃないからどうしようかな。虫に例えられないやと思って。
あえて言うなら女性で強いって言ったら鎌切りとかかなと思ったけど。
それじゃちょっと面白くないかなと思って。
そうですね。別にロボ子男モテモテですけど別に相手を殺してはいないですからね。食ってはいないですからね。
まあでも最強じゃないですか。一応最強ロボットじゃないですか。
最強だけど肉食系女子かどうかはわかんないですからね。
そうだね。肉食系なところはまだイメージがないからね。
その点でちょっと鎌切りどうかなと首をひねるところもあったりしますが。
僕が選んだのはこちら名前を言った瞬間にわかるんじゃないでしょうか。
大もも太刃虫。太ももが太い虫です。
いやいいっすね。膝じゃないのがちょっと残念だけど。
ひたすら膝に注目して。そうなんですよ。膝ではなかったんですよね。
上脚というか二の足というか足の上の部分が太い大もも太刃虫。
こちら生態に関しては主食はクズです。
クズの刃ですね。
主食はクズでしかも日本においては生態系に被害を及ぼす恐れのある外来種という指定を受けています。
18:05
なるほどね。
危険な外来種で主食はクズです。
確かにロボ子も危険ですからね。
危険な外からの来訪者ですし、クズを叩きのめしているイメージがありますからね。
別にモツオ君はクズじゃないよ。
モツオ君とは言いませんが、襲ってくる博士とかは多少クズ感ありますからね。
そうだね。
といった感じで、ロボ子世界はそんなにクズはいないんですが。
という感じの大もも太刃虫を選んでみました。
では続きましてが、湯桜さんの大作戦の太陽君。
こちらは何にしましたか?
桜を守る液虫と呼ばれている横綱サシガメにしましたね。
実は僕も同じです。
やっぱりイメージを被っちゃいましたね。
桜から調べると他は全部害虫になっちゃうんですよね。
桜に付く害虫ばっかりの中、害虫じゃないのって調べていくと横綱サシガメになってしまいましたね。
そうなんだよね。
だからやっぱり太陽君も硬くなる系の虫にしようかなと思ったんだけどね。
それ以外はやっぱりね、夜桜系を守るっていうところが太陽君は属性がでかいからね。
あと横綱サシガメは英語でアサシンバグと呼ばれたりする。
暗殺中と呼ばれたりするという感じで。
獲物にこっそり忍び寄って針を突き刺して吸うという捕食の仕方をする肉食虫ということで。
アサシンバグという呼び方もちょっとスパイに通じるものがありますからね。
そうだね。
という点で横綱サシガメ僕も選んでみました。
では続きましてが綾香市トライアングルのまつりちゃん。
こちらは何にしましたか?
いやもうまつりちゃん可愛いですからもうアゲハチョウですよ。
なるほど。
そしてアゲハチョウといえばね、まつりちゃんといえばやっぱり男でもあり女でもありっていうのじゃないですかっていう。
はいはい。
あのでやっぱ虫の世界って主優モザイクって言われてるね。
この半分男で半分女みたいな個体ってたまに出てくるじゃないですか。
それ主優モザイクでググるとやっぱり一番先に出てくるのはアゲハチョウの主優モザイク体なんですよね。
そういうのも含めてやっぱりアゲハチョウかなと思ったんですよね。
なるほど。僕はかなり考え方が近い上ですごいピンポイントにクリティカルにずれてますよ。
僕が選んだのはキチョウという日本にもいるチョウチョですね。
やはりチョウチョで当然見た目の潤しさもあって選んだんですが、
このキチョウの特徴の一つというのが強制細菌。
ボルバキアという細菌を体の中に強制させるんですが、
ボルバキアの能力によってメス化します。
メス化しちゃうんだ。
メス化します。遺伝子・染色体はオスのまま体がメス化して生殖可能になります。
21:03
エロ漫画みたいですね。
その例えはやっぱりピンときませんが。
ボルバキアという細菌、主にオスを殺してメスにだけ取り付くとかそういった能力がもともとあるんですが、
ある特定の種類に関してのみ整転管を行う。
それがダンゴムシとヨコバイというムシ、それとキチョウというチョウチョウ。
この3種でのみ整転管が確認されていて、
その中でやっぱり見た目の潤しさからチョウチョウを選んでキチョウ。
こちら染色体は男のまま子供が産めるようになるという整転管昆虫キチョウを選びました。
いいですね。
俺はまだモザイクというかどっちでもあるというイメージだけど、
完全な整転管というガルちゃんのイメージ。
しかもそれが強制細菌、体内に細菌が取り付くことによって起こりますからね。
そうだね、なるほど。
シロガネさんによって整転管したマツリちゃんのイメージそうものじゃないかと思いますよ。
いいですね。
やっぱりマツリちゃんはそういったところが注目される、どうしても。
本当にこのキチョウの整体を調べている間に、
マツリ君の染色体は今どうなっているんだろうと思いましたからね。
それは確かにちょっと思うね。
男染色体のまま体が女化しているのかなとかいろいろ考えてしまうような、
それくらい昆虫の世界が本当に奥深いなという感じのキチョウを選んでみました。
では続きましてがビルドキングのトンカチ君、こちらは何にしましたか?
そうですね、やっぱり家を作ると言ったらアリのイメージですからね。
力持ちのアリということでクロオオアリにしてみましたね。
力の方でいきましたか。
はい。
クロオオアリは力が強いんですか?
大きいですね。その名前の通りでかいアリですね。
なるほど。僕はアリはアリでも、
オーストラリアにいるアリ、セイドウシロアリを選んでみました。
こちら最大で地上8メートルくらいのアリ塚を築くシロアリです。
トンカチ君、家作れないじゃん。
いやでも今回巨大な逆さ状の牙を生やしたじゃないですか。
そうだね。
僕も牙を生やすのがなければ壊すだけのイメージでしたから、
日本のシロアリとかを選んだかもしれませんよ。
俺もシロアリどうしても変えてもシロアリイメージ悪すぎなんだよなと思って、
クロオオアリにしたんだよね。
ただ今回僕は逆さ状の牙を生やしたっていうところに注目して、
やっぱり巨大な建築物を作るアリ、セイドウシロアリを選んでみましたよ。
なるほどね。
地上8メートルですかね。
でかいね。すごいね。
そのスケール感はもう島風レベルだと思いますよ。
そうだね。
続きましてが灼熱の荷来家内のサメ島さん。
こちらサメさんはなんでしょうか。
サメさんはゲンゴロウにしました。
あー。わかります。
日本でおなじみの水中生物ですけれどもね。
幼虫の時は陸上で暮らしてるわけじゃないですか。
24:00
大人になるにつれて水の中で過ごすようになるっていうね。
だからサメさんもね、今泳げないけどさ、
これから先だいぶ泳げそうになったりとかさ、
空気のあれとかでパワーアップしそうな雰囲気があるから、
期待値も込めてっていう感じですね。
なるほど。
そしてあとはね、ゲンゴロウは血の匂いとかにも敏感でね、
ちょっとの血の匂いでも反応して動きもある性質があるらしいんでね。
サメ島ですからサメにも。
なるほど。血の匂いに反応。なるほど。
僕もかなり考え方は近いんですが、タガメを選んでみました。
タガメの方にしましたか。
タガメ、水性生物、泳ぐ能力で言ったらゲンゴロウの方が上と言われてるんですが、
タガメ、その特徴はその大変童貌な捕食能力にあります。
そうですね。
水性昆虫の中で最も童貌な昆虫で、
その大きな両手のハサミによって、
自分よりも遥かに大きなヘビやカメですら捕食すると言われています。
そしてその獲物に針を突き刺して注入する麻酔液、消化液、それはとても強力で、
人間も傷つけられたらそこの細胞が餌食してしまうことすらあるんで、
舐めてはいけないと、そう書かれていました。
すごいですね。お互い有名なところに来ましたね。
この攻撃能力を軸にサメさん、タガメを選んでみました。
そうですね。
では続きましてが、アンデッドアンラックのアンディ。
こちらは誰にしましたか?
アンディはもうクワムシですね。
あったかいんだから。
僕も最初にアンディに決めました。クワムシにしてました。
そうだよね。クワムシ、ものすごい耐久能力、死なない虫と言われているクワムシですからね。
実際はいろいろ死ぬ要素もいっぱいあるとは言いますが、
乾燥した状態で物理衝撃が来たら普通に死ぬとか言いますが、
死なないというイメージ、大名詞的な扱いをされているので、
昆虫界のアンデッドといえばクワムシでしたよ。
そうですね。宇宙空間に10回いても死なないみたいなこと言われてますからね。
アンディだったらそれくらい当然生きててくれないといけないですからね。
そうだね。
続きましてが、破壊神マグちゃんのアイコン。
マグちゃんは何にしましたか?
マグちゃんはマグちゃんでしょ。
神様ですよ、マグちゃんは。
神様は虫に例えられるわけないでしょ。
スカラベだって太陽神なんですから。
マグちゃんはマグちゃんという虫みたいなもんだと思ってるから。
ひどいですね。
ある種放棄ですね、そこは。
お母さんがモップにしたいみたいなノリで、マグちゃんはマグちゃんですよ。
虫をモップにしてたら僕はドン引きしますよ。
そうですね、ごめんなさい。
マグちゃんだからまだあれですが。
という感じで、僕の方はマグちゃん、こちらプラナリアを選んでみました。
27:04
確かにそこら辺のイメージですよね。
プラナリア、体を半分に切ると2匹に分裂して復活するという、
10個に分けると10匹に分かれて復活すると言われている再生動物、再生昆虫プラナリア。
その特徴としては顔がとぼけてて可愛いという、可愛い要素までありますからね。
可愛いかな。
プラナリアは結構可愛いと言われてますって。
本当にアメーバみたいな輪郭ですけど、ちゃんと顔のところに目が2つ、黒い点が2つ付いていて、
とぼけた表情で可愛いと言われている。
可愛くて分裂する謎の生物って言われて、プラナリアですね、これは。
確かにね、可愛いに関してはちょっとあれかもしれないけど、分かりますよっていう。
続きまして、高校生家族のお父さん、一郎さん。
こちらなんですよね、アイコンは。長男じゃなくて。
一郎さんは何でしたか。
人面カメムシにしました。
よくほら、教科書とかでさ、人の顔をした虫って言って出てくるじゃないですか。黄色い感じで黒であるっていう。
お相撲さんみたいな髪型してるけど。
何か覚えがありますね、確かに。
やっぱ何か、一郎さん、何か段々見てると似てこないっていう、似てないっていう。
人面カメムシってもっと何か歌舞伎役者みたいな顔してませんでしたっけ。
いやいやいや、ほら何か、ほら、一郎さんも何か歌舞伎役者みたいな感じじゃん。
なるほど、まあまあまあ、確かに系統は近い、角張った感じの系統は近いかもしれませんね。
近いな、だから顔似てるな、これやでいいやって言っちゃったけど。
僕の方はここで出てきましたよ。
一郎さんはゴキブリ、それもクチキゴキブリという、クチタキに生息するクチキゴキブリというやつですね。
こちらクチキゴキブリの中のある種、外国にいるある種類は、大変珍しい昆虫の中でも本当に珍しい、両親で子育てをする社会性昆虫らしいんですよ。
普通に母親と父親が一緒に子供に餌を運んできたりするんですよ。
珍しいですね、珍しいですね。
クチキゴキブリは父親がちゃんと巣を作って子供のために餌を集めてきたりするという、そういう点でお父さん力が高いんでクチキゴキブリというゴキブリを選んでみました。
なるほどね、お互い合体すれば一郎さんだねって感じだね。
カメムシの要素は別にいらないですけどね。
ちなみにクチキゴキブリ、その子育てするゴキブリとはまた別の種類なのかもしれませんが、
リュウキュウクチキゴキブリというゴキブリに関しては、こちら配偶ペア、オスとメスの都合のペアが交尾をする際にお互いの羽を食うという習性があるそうです。
こわっ!
そしてこちら何か退化した羽を食べるという習性のある虫はいるけれど、このリュウキュウクチキゴキブリに関しては退化していない、普通に飛べる羽を食べて、しかも再生もしないので交尾した後飛べなくなるんだそうです。
30:08
超謎の習性があるらしいです。
すごいなんか、お互いなんか自称するカップルみたいな。
そのシュール感もちょっとこの高校生家族という漫画の独特の空気感に通じるものがあるかもなと思って。
全然それは言い過ぎですが、ちょっとギャグ漫画っぽいなと、シュールギャグ漫画っぽいなと思ったんで、一応それも含めてクチキゴキブリを選んでみました。
なるほどね。
続きましては、ほの見える少年のイオリ君、こちらは何にしましたか?
そうですね、イオリ君は羽黒トンボにしましたね。
名前はいい感じですね、とりあえず。
そうですね、組黒ですからね。
いや、なんかほら、ほら、ほの見える少年ってカラーフェイスでトンボを背負ったりしたじゃんっていう。
ミスさんがすごい気持ち悪がってたので覚えてますよ。
そうですね。だからやっぱりね、まあ確かにね、術的なのってトンボって昔からそういう占いとかにも登場してきたりとかさ、いろいろなものを運んできたり、幸運を運んできたり、貴重を運んできたりとかさ、いろいろなもので使われてるもんだし、やっぱりイオリ君っていう術師っていうとトンボってイメージが俺の中であったんでね。
その中でやっぱり羽が黒くて、しかもなんか一応珍しい、あんまりいないから見つかりにくいから幸運を呼ぶトンボとかが出てるらしいですね、羽黒トンボっていう。
そういったところでやっぱりね、尊敬しました。羽黒トンボにしてみましたね。
確かに。日中影を薄くして誰にも見つからないように過ごしているイオリ君のイメージがちょっと重なりますね。
そうそうそう。
僕の方は黒崖ジグモというクモを選んでみました。
あーいいっすね。
こちらもやっぱり術的なイメージでクモを選んだと思ったのと、あと色が当然全身真っ黒、そして罠を張って獲物を捕らえる感じ、そして夜行性で日中はほぼ動かないという点で黒崖ジグモを選んでみました。
そうだね、やっぱり影扱うからね、黒っていうイメージがどうしてもイオリ君は出てくるからね。
そうですね、その上でやっぱり肉色の補足する感じっていうのを僕は選んでみましたね。
俺は本当カラートビライのあれがイメージが強すぎるっていう。
続きましてが森キングの森キングはカブトムシだと思います。
そこだって議論するのそこっていう。
一応触れておきましたが。
最後は僕らの決めのコウ君。
こちらは何にしましたか?
蚊です。
そのまま血を吸うからでございます。
まあ確かにそれはありかなとは思いましたけどね。
なんかね、やっぱり吸血鬼って言ったらコウモリだけどさ、コウモリは動物だからさ。
虫ではない。
やめないじゃないですか。
血を吸う虫って言うとやっぱり俺の中でカナっていう。
まあまあそうですね。
血を吸うのはメスだけって言いますけどね、あれは。
いやもうメスみたいなもんでしょって。
33:02
なるほど。
でもちょっと待ってごめん。
もしかしてコウ君ってそういうカップリングで言うとタチの方なのもしかして。
違った?
そうなの?
コウ君は兄弟だから難しいですね。
そうだね難しい。
どっちもあるじゃないですか。
タチも猫もどっちもとは言えないってことか。
とりあえず蚊です。
僕の方もいろんな方法、いろんな方向性を考えた上で、
こちら。
オオカマキリを選んでみました。
ここで?
そうですね。
めちゃめちゃ男食うやん。
いやまあそれはメスの習性ですよ。
オオカマキリ、肉食という点でやっぱり吸血器官っていうのと、
あと僕はここに兄弟要素を見出してみました。
オオカマキリはタモンコから帰って、
ウチャウチャウチャーとオオカマキリふかしてきて、
兄弟で一緒のところにいる間にガンガンとも食いします。
ということで、お兄ちゃんの血を吸うコウ君をオオカマキリに例えてみました。
すごいなんか、
でも僕らの決めの最終回はそういう悲しいエンドかもしれないからね。
とも食いエンドかもしれませんからね。
その時こそ僕のオオカマキリという調子が正しかったと証明されるかもしれません。
そうですね。
まあまあこじつけ感はありますが、
でも兄弟にちなんだ習性ってなんだろうなと思ったら、
ちょっとこの兄弟を食べるオオカマキリというのがだいぶ上の方に出てきたので、
ちょっと選んでみました。
という感じで、なかなか普段使わない脳みそを使ったというか、
普段やらない昆虫調べなどをやってみて、
調べると本当にいろいろと面白い知識が出てきて、
長谷川さんが森キングを描いたことによって、
昆虫愛、昆虫の魅力みたいなものがすごい伝わってきたというか、
それに目覚めるきっかけを与えていただいた感じでしたよ。
そうですね。
本当これからじゃあ星キングの戦いが楽しみですねって。
星キングはもう決まったじゃないですか。
森キングになりましたからいいか。
そうですね。森キング。
まあいずれ本当にどこかの森で森キングに出会えるかもしれませんからね。
そうですね。
子どもの夢ですからね。
そうですね。
という内容的に、
昆虫という題材を調べれば調べるほどすごく面白く、
ギャグ漫画になりやすそうではあったりしましたが、
本赤日常ものだと厳しいところだったかもしれませんね。
そうだね。結構本当やってて、
調べててやっぱりグロいかったりとか。
グロいですね。
これやべえだっていうのを結構見つかってくるからね。
まあ確かにギャグ化するのに難しい内容もいろいろあったりしたのかもしれませんが、
昆虫ネタは確かにいい題材だったとは思うんですが、
話の主軸というか何をするお話なのかが長らく定まらず、
36:00
そして森林王決定戦、星キング決定戦みたいな、
あの辺の流れができつつも結局どうでもいいというか、
昆虫としてそこまで主人公たちの行動動機として、
いい行動動機になったかっていうのはなかなか難しいところがあった気もしますからね。
長谷川先生が新境地として美男系で来るっていうのは、
なかなか目のつけるところというか面白くはあったんですけどね。
まあ確かにそうですよね。
見た目がギャグギャグしい感じのキャラクターでないっていうのは、
頭に角が生えてるし裸なんですが。
まあそうです。確かに前作スプリングウェポンNo.1において、
その主人公たちがすごく情けない、
本当にコメディーリリーク的なキャラであるっていう、
そういう主人公から全然情けなくない、
バカでもない、ずれてはいるけどみたいな感じで、
本当にかっこいい方向のキャラクターという、
全く新しいキャラクターを出してきたのは本当に挑戦だったのかなと思いますね。
そうですね。
それが大変、全体的にみんな頭のおかしい世界観の中で、
主人公が頭一つ二つ抜けておかしいから、
周りの変人たちはみんな主人公に驚く、おののく、
びっくりする、度肝を抜かれるみたいな、
二段構えの変人構成とかはすごく好きでしたよ、僕は。
そうだね。
長谷川先生、やっぱこう、
連載序盤なんか特に見てて、
長谷川先生独自のこの間というか、
驚き方とかね、使い方は、
ページの使い方とかは、
完成形まで来たなってくらい思ったんだけどね。
そうですね。
確かに、独特の、
突っ込まなかったり、突っ込んだりする感じの面白さみたいなのがすごいありましたね。
ありましたよね。
あとはなんか、
スプリングウェポンの鉢張りに、
はっちゃけるキャラが出てきてくれれば、
もっと跳ねた気がするんですけどね、モニキングって。
そうですね。
あと一歩、何かもう一要素あればという感じが、
ずっとあったかもしれません。
という感じで、
お話的なうまい広がり、キャラクター的な広がりのある構成とか、
あと一歩何かあったという感じの惜しい感じを、
もっと読みたいな、もっと発展していってほしいんだけどなという感じの、
心残りな感じをちょっと残しつつの、
大団円の最終回でありましたよ。
そうだね。
本当に、
もっと見たかったところはあるんでね。
長谷川先生は次回作、本当期待してますよって感じですよ。
いや本当に、いろいろと本当に面白い要素がたくさんあって、
あともう一つギアがかみ合えばという感じがすごくあったんで、
ぜひ次回作、この長谷川先生特有の本当に空気感とか、
本当になんかしれっとした狂気感、爽やかな狂気感というか。
そうね。
流されていく狂気感、流されていくからこその狂気感みたいな、
独特の空気感とか、
ああいったものをまたぜひ楽しませていただきたいなとすごく思いますよ。
そうですね。
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という感じで、長谷川先生お疲れ様でした。
次回作を楽しみにしております。
という形で、最終回の感想に関してはまた本編の方で語っていきます。