1. Ray Wow FM
  2. #253 エンベデッドネス理論と..
2021-06-06 17:59

#253 エンベデッドネス理論と会社の埋め込まれやすさ

エンゲージメントからエンベデッドネスと言われていますが、ゆめみの採用戦略から組織戦略の中で意識しているエンベデッドネスとSNS化について
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皆さん、こんにちは。Rayです。Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
昨日、タイ料理を食べたんですけれども、結構辛くて、今日めちゃくちゃお腹が痛いんですけれども、
いやでも、たまに食べると美味しいですよね。
本題なんですけれども、エンベデッドネス理論についてですね。 また難しい話、というふうに思われた方もいるかもしれないですけども、
はい、ちょっと難しい話になっちゃいます。 エンベデッドネス理論っていうのですね、
埋め込み理論などとも呼ばれるものなんですけれども、 もともとのこの理論というのは、比較的昔からあるんですけれども、
ソーシャルネットワーク、
SNSの理論とかにもですね、つながっているようなものになっています。
特徴的なのが、人と他人っていうのは、つながりのネットワークの中に埋め込まれていますよっていう、そういう理論なんですね。
で、そのつながり関係性の中に埋め込まれているから、必ずその影響を受けますよっていうことなんですけれども、
まあ、つながり、
つながりっていうとね、SNSまさに思い浮かべる人がいると思うんですけども、
Facebookとか、Instagramとか、Twitterとか、
このネットワークの中で結構影響やっぱり受けますよね。
みんなが投稿している内容とかが。
一方でですね、つながりっていうのは、3段階あるっていう風に言われていて、
その、どういう段階があるかっていうと、1つが、アームスレングで、
1つが、アームスレングで、
1つが、アームスレングで、
1つが、アームスレングで、
1つが、アームスレングで、
アームスレングスの繋がり?アームスレングスって何やねんって話なんですけども、
よそよそしい繋がりっていう部分なんですけども、
簡単に言うと、マーケットとか市場とか、資本市場とか、そういうイメージですね。
ビジネスで言うとですね、市場、経済の市場もありますし、人材市場もそうですね、人材市場。
市場のメカニズムが働くっていう中で、やっぱり人材市場においては、
人のですね、価値ではないんですけども、
例えば年収とかですね、そういう部分っていうのは市場取引ですね。
市場取引の中で、受給関係でやっぱり決まっていきますよね。
なのでエンジニアとかは、受給関係の都合上、やはり日本では、
年収ってのが上がっていって、
いるんですけれども、インドとかだと結構教育、エンジニア教育も盛んで、
逆に供給が多くて、給与がそんなに上がらないこともあるみたいな話を聞いたことあるんですけれども、
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日本はまだまだエンジニア不足がしばらく続くって言われているので、
この市場メカニズムによってですね、その関係性の影響を受けてですね、
やはり年収が上がっていくと。
合理性とかっていうのがですね、やっぱりそこにはある、
このアームスレングスなつながりっていうのが、まず大きな関係性の中に埋め込まれてますよね。
一方でですね、もっとちっちゃいつながりの中で言うと、会社ですね、会社。
ここでの会社のつながりってどうですかね。
産業革命時代の以降の経済成長の中においては、
結構ヒエラルキーの中での上下関係ですよね。
上下の関係性の中での埋め込まれですね。
そういう関係性の中に埋め込まれてますよね。
効率性とか合理性ってここでもやっぱり根付いていて、
一方でね、理不尽な部分もあるかもしれないですね。
一方で、人脈とか知り合い同士の関係性とか、
人脈とか知り合い同士の関係性とか、
コミュニティとかっていうと、
この真ん中の段階、アームスレングスや会社、市場や会社の間の段階っていうのがあって、
ここの段階がエンベディットなつながりっていうふうに言われてるんですね。
埋め込まれたつながり。
これがまさに今、SNSもそうですし、人脈っていうのもそうだと思うんですよね。
この埋め込まれたつながりの中では、お互いが相互依存、
相互に依存しながら、時には利他的に何かあったら助けるよっていう、
そういう関係性の中に埋め込まれると、
お互いの助け合いっていうのが生まれるので、
利他的な相互依存の行動っていうのが期待されるんですけれども、
そこでは比較的合理性っていうよりは、
ちょっとね、別にあの人に頼むよりも、
本当はもっといい人がいるんだけど、知り合いだから頼もうかみたいな、
そういうですね、ある意味つながりの中での利他的な行動をしたり、
自分の合理性っていうよりはですね、
自分の仲間を重視するみたいなところですかね。
私的関係。
そういう関係の中でやり取りするっていうですね、
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そういうものを重視するっていうことになってます。
一方で、今後の変化としては、
その企業のヒエラルキーですね、
上下関係の中で埋め込まれた、
そういう関係性っていうのが、
だんだんだんだん副業とか兼業っていうのが広がる中で、
プロジェクト単位でその企業に関わるっていうのがなってきたときに、
ある意味企業に埋め込まれないでも働ける時代っていうのをやってくるんですよね。
企業に埋め込まれる必要がないと。
その上下関係に埋め込まれたくないなっていうので、
まさにインディペンデントワーカーとして、
個人事業主とかフリーランス、フリーエージェントとして働くっていうのが、
どんどんどんどん日本でも増えていくと思うんですよね。
そうなっていくと、企業に埋め込まれる必要ないよねっていうので、
ますます自分の身近な人の中の繋がり、
企業を超えた繋がりっていうのが大事になっていくっていうのは、
今後間違いなく起こる傾向かなと思うんですけども、
その上で、じゃあ企業に埋め込まれるとするとどういうことなの?
っていうふうになっていくんですよね。
企業に所属する意味はっていうのも出てきますよね。
そこで、いびみの方で考えてるっていうか、私の方で考えてるのは、
企業としてのエンベディットネス、埋め込まれやすさなのかな。
それをいかに作っていくかっていうのが大切になってくるなっていうふうに思っていて、
それ何なのかっていうと、特にいびみの採用方針にも関わるんですけども、
いびみの採用方針には尖った人を採用してるんですね。
この尖った人っていうのはどういうことかっていうと、
例えば10項目、その人の資質とか特性とかスキルとか、
なんかレーダーチャートとして評価した場合に、
どれも80点、まんべんなく10項目、丸い円を描くような人って、
いわゆるすごい優秀な人だと思うんですよね。
地頭も良くて優秀で、コミュニケーション能力も高くて、
技術的なところだけじゃなくて、ビジネスも分かるしとかも、
最強やんっていう話なんですけども、
もちろんそういう人がいれば一番いいんですけども、
我々はですね、そうである必要は全くなくて、
1項目でも100点に近いですね、高得点を取ってる。
いや、むしろ1項目120点じゃないの?みたいな。
100点超えてるんじゃないの?みたいなね。
でも、残り9項目も10点やん?みたいな。
いや0点ちゃう?みたいな。
そういう極端なですね、偏りがあったとしても、
あったとしても、
その残りの9項目をですね、
むしろその残りの9項目を私120点ですけど、
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何かみたいな、そういう人がですね、
10人集まって、10人集まって、
10人で120点のめっちゃでかい円を描こうっていうですね、
究極的にはそういう方針なんですね。
何が埋め込まれやすさなのかっていうと、
結局この100、いくら100点ね、1項目取ってても、
普通の会社だと、いやいや、ちょっとバランス悪すぎますよ。
あなたみたいな。極端すぎませんか?みたいな。
ちょっとそれだとさすがにちょっと我々はまだ、
もっとバランスよくいろいろできる人に、
ちょっとやってもらいたいんですよねっていうふうになるので、
なかなかその人がですね、
自分の得意なところのみで戦う、
得意なところのみで仕事をする、
得意なところのみで会社に貢献するっていうふうにするには、
ちょっといびつだよねってなってしまうんですよね。
言っていい耳の場合、
そういう人も成果を出せるように、
きめ細かく役割分担をして、
周りの人がサポートして保管して、
その人が自分の強いところのみで戦える。
そういうふうにしていく。
超スーパーサーブですね。
サッカーでいうと、スローインのみ得意とか。
バレーとかだとあると思うんですけど、
ジャンピングサーブのみ得意ですみたいな。
そういう感じですね。
ジャンピングサーブしか私練習しませんみたいな。
そういう必要なときがあったら、
私出してくださいみたいな。
スーパーレシーブです、私得意なのはみたいな。
そういう一点突破主義みたいな感じの人が、
活躍できるようにしていくっていうのを、
目指して今やってますし、
そういう人をなるべく採用してるんですね。
そうするにはですね、
組織の人数が今は250名ぐらいになってきましたけども、
1000名ぐらいまずは必要で、
1000名になって初めて、
ジャンピングレシーブのみの人たちが3人いますみたいな。
そういうですね、活躍できる状態になってくるんですよね。
で、これってまさに埋め込まれなんですよね。
いえ、うちジャンピングサーブしか得意な人無理だから、
そのさすがに、うちの選手としては、
ちょっとうちのチームに入ってもらえないよ、
みたいなところなんですけども、
みんなと大丈夫だというところで、
自分の得意なものが発揮できると。
そういうふうになるわけなんですよ。
コーナーキックなら任せてください、みたいな。
そういうチームを作っていったときに、
これってすごい埋め込まれやすさ高いですよね。
そこの会社に属している意義が、意味ができますよね。
実はこのエンベディットネスっていうのは、
その、
どういう研究で今進んでいるかっていうと、
そのリテンション、
退職せずに、
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企業に属し続ける、
っていうところの部分と相関関係があってですね、
特に、
例えばよく言われているのが、
社員の満足とか、エンゲージメントとか、
組織へのコミットメントみたいな、
そういうものっていうのは、
業績との相関関係があったり、
もちろん離職率との関係性があったりするんですけども、
結局これって、個人がどう思うか、どう感じるかっていう、
内なる思いや感情や感覚なんですよね。
いくら企業が、もちろん頑張るのも、
最終的に本人がどう思うか次第っていうのもあるんですよね。
エンゲージメントとか、満足とか、コミットメントっていうのは。
でも、このエンベディットネスっていうのは、
繋がりっていうところをうまくコントロールして、
繋がりっていうのをうまく扱うことで、
個人の人が埋め込まれて、
このエンベディットネスが高いと、
リテンションが高いという形で、
企業に属する離職率が低くなる。
これ、考えれば当たり前っちゃ当たり前なんですけども。
っていうようなことなんですよね。
っていうので、
イメミの場合はですね、
今後の未来、企業は、
コミュニティになって、
その中で、
帰属するみたいな意識がどんどん減っていく中で、
埋め込まれやすさっていうのを高めていく。
なので、エンゲージメントからエンベディットネスへ、
っていうのを重視してるんですけども。
そこが大事だなと。
で、その上でですよ。
その上で、
エンベディットネスを高める中で、
個人の、ちょっといびつな人であっても、
受け入れるようなものをしていくにはですね、
実は企業がどうならないといけないのか。
その、なんだろう。
関係性のマネジメント。
リレーショナルマネジメントとして、
あえて会社におけるマネジメントのスコープをですね、
関係性をどうマネジメントすれば、
埋め込まれやすさが高まる。
いびつな人でも活躍できるか、
っていう風になった時に、
ここで僕が大事になるっていうのが、
もちろん役割設計とか、
組織設計もあるんですけれども、
関係性のマネジメント、
っていう観点で考えた時には、
企業をSNSのようにする、
っていうことなんですね。
会社をSNSとする。
会社をSNS化する。
っていうのが、
イメージに近くてですね。
本当に会社がSNSになれば、
あの、
マネージャーの人が、
もちろんマネージャーの人がいて、
つぶさに観察して、
君はこういうところが得意で、
ジャンピングサーフィンができないから、
他の部分は、
こういう人に補ってもらいなさい、
っていう形で、
もちろん、
お膳立てするっていうのも、
ありなんですけれども、
それもあれば、
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それだけで、
会社がSNSになっていくと、
その中のつながりで、
ちょっと私、
ジャンピングサーフィンしかできないんですけど、
みたいな、
コーナーキックしかできないんだけど、
他の部分やってもらっていいですか、
っていうのがですね、
自然にですね、
SNSのようにですね、
つながりの中で、
補完ができるような、
そういう人が、
仲間が集まったりとかですね、
そういう風にしていくっていうのが、
究極、
理想的だな、
っていう風に思っていて、
本当にこう、
組織をSNS化していく、
以前の放送でも話したように、
その、
会社の中における情報っていうのも、
SNSのように、
情報が流通させていくような、
そういうですね、
情報管理っていうのも大切ですし、
関係性っていう意味でも、
この、
本当にSNSが、
参考になると思うんですよね。
なので、
自分が、
会社に入って、
自然な感じでフォローしていく、
関係性を深めていった人の、
関係性を利用して、
ちょっと、
自分こういうの不得意なんだけど、
こういうところを教えてくれる人、
誰かいませんか?
っていうのを、
周りの人に相談すると、
ああ、知ってる知ってるっていうので、
友達の友達を紹介してくれるのと、
同じような感じで、
そこのつながりを利用して、
こう、
他の部門の人も紹介してもらうと。
なので、
組織の部門の壁をですね、
越えていくには、
そういう組織設計も大事なんですけども、
やっぱりこの関係性のね、
つながりの中で紹介してもらわないといけない、
っていうのもあると思うんですよ。
なので、
いかにこう、
SNSのようにですね、
その会社の構造、
情報であったり、
関係性であったり、
組織設計であったり、
っていうのをやっていくのが、
っていうのは、
極めて、
大事だなあ、
っていうふうに思っていて、
その結果としてですね、
自分の、
その、
不得意な部分っていうのを、
他の人に、
保管カバー、
支援してもらえるっていうですね、
そういう構造が生まれるっていうふうに、
思っています。
ということでですね、
あの、
イメミのですね、
あの、
組織の考え方っていうのは、
ティール組織の文脈で言うと、
生き物のようにとか、
生命体のようにっていうのは、
もちろんありますし、
メタファとしてありますし、
そういう考えで、
運営しているような、
運営している要素もあるんですけども、
何かこう、
身体感覚的には、
SNS的な、
みたいな、
SNS的なものっていうのを、
結構やっぱ意識して、
あれ、
みたいな、
このInstagram、
このYouTube、
このTwitter的な感じで、
運営できないかなあ、
みたいなものっていうのをですね、
ちょっとイメージを置きながら、
あの、
会社を運営しているっていうのも、
実は私、
多いんですけども、
本当に、
まあ、
ネットワークですよね。
会社って、
ネットワーク組織っていう形で、
今後、
進化していく中で、
埋め込まれやすさっていうのを、
作っていくんだろうなあ、
っていう風に、
感じております。
本日は、
エンベディットネス理論についてでした。
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