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2021-01-10 1:18:21

第五十五回:大橋さん&ゆうびんやさんと日記について

第五十五回:大橋さん&ゆうびんやさんと日記について

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はい、打ち合わせキャスト第55回ということで、今回はなんとゲストお二方をお迎えしております。
まず、以前第23回にもおいていただいた大橋敏さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
で、もう一人郵便屋さん。前回54回で「ぜひ来てください」と放送の中で言ったら本当に来ていただけることになった郵便屋さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
郵便屋さん、今回初めてということなので、ちょっと簡単にご自己紹介いただけたらなと思います。
ネットで郵便屋という名前で活動してます。基本的には日記とか記録とかそういうことについて発信していて、日記の説明とか、
そういうセルフファブリッシングですかね、そういうのとかブログとかで活動してます。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。ということで、今回このお二人をお呼びしたのはもうすぐ分かると思うんですけども、
去年出た「大橋さん人気と楽しみ方を教えてください」という本についてお話ししていけたらなと思います。
早速なんですけども、この本をKDPで出版されてる方はどちらですかね。
出版は私ですね。
郵便屋さんのアカウントで出版されてると。
はい、そうです。
この本を作ろうと思ったのも郵便屋さんですか。
そうですね。基本私の方から提案しました。
はい。
「大橋さんはこの本作りから出版まででどのぐらいの作業をコミットされてます?」
もともとPodcastで対談をしたというところから含めると、対談に参加をして、
一応音声チェックをさせていただいて、それがPodcastとして公開されて、
その後に郵便屋さんから「書き起こし原稿を更新しました」という原稿が来たから、それをチェックして回収させていただいたりとか、
特にEvernoteが大きく変わったので、対談したところからのタイミングで割と使い勝手も変わったし、
Google Photoもそういうことがなかった時代に対談したので、そこはそんなに影響なかったかな。
とにかく対談からタイムラグがあったので、そのあたりは少し手を入れさせていただいたというのがありますね。
なるほど。
このPodcast自体も郵便屋さんオファーで始まったんですかね?
そうですね。
でも最初は、前からコリゴさんとタクシさんと佐々木さんがセミナーの後の懇親会で、
その場で大橋さんに「日記の対談したいね」って言っていただいたのに、それに私が乗っかっていったというか。
そうなんや。
でも、何もなかったら、こっちから声はかけにくいですよね。
なかなか私からいきなり言えないと思うんで。
僕最初、この本、というかPodcastを聞いた時に、ちょっと意外な組み合わせだなと最初思ったんですけど、
よく考えたら、確かに日記つながりってこの二人だよなっていうのを改めて確認したんですよね。
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そこもとブログにも書かせていただいたんですけど、
倉下さんの「クラックボックス本」の出版記念セミナーが、2018年の8月26日で、ここで僕は郵便屋さんを知ったんですよ。
それまでは知らなかったんですか?
いや、日記の説明は読んだことがあって。
リアルであったのか。
あ、この人が郵便屋さんかというのをこの審会で知りまして、
そのときはそんなに来ていいですよね、というぐらいで。
お互い割とそんなに活発的にこのマスコーではないと思うので。
ネット弁系ですよね。
私は人見知りではありません。
そのあとに、2019年の11月2日に、堀尾さんとザックさんと、あと佐々木昭吾さんの「アプローチの本」ですね。
はいはい。
こちらのコイドで行われたイベントで、ちょうどね、セミナー中向かい側に座ってたんですよね、郵便屋さんが。
そうです。
ああいう郵便屋さんだーって。
ちょうどその内容をポートキャストで対談して、その内容を起こして本にするというセリフパブリッシングの話だったので。
完全に郵便屋さんが「これこのままやったらええんや」みたいなね、そういうことだったと思うし、
僕もまあそれはいつかやりたいなと思いつつ、そのときはポートキャストもやってなかったし、
だったら既にやってる人と一緒にやったらいいかなということで、わりとスムーズにこの懇親会のところでやりましょうというところで。
だから完全にその場に飲まれる形で呼んだりするような感じですね。
そういう勢いってたぶん大切なんですよね。
そうなんです。もう職場居ありきですよ。
だから逆にそういうもので、その二人の絡みがなかったのって珍しいよ。
その「しごたぬ」っていう媒体で、大橋さんが日記書いてるから、郵便屋さんが日記書いてもまた話が重複するし、
ゲストライターとしてはあれにしても、その二人の話って結構面白い。
お二人もこんだけ熱心な人に会ったのって結構レアなんじゃないですか。
そうですね。見つけ出せたみたいな感じがします。
そうか。
内容はどちらかというと、大橋さんがどんなふうに日記、
主にデジタルベースの日記をどうしてるかっていうのを郵便屋さんが質問して聞き出すみたいな感じになってたんですけども。
その話の流れで言うと、ポッドキャストをした時点で郵便屋さんの中にはこれをまとめて本にしようっていう、
その企みというか計画みたいなのがあったんですかね。
少しあったんですけど、その時は最初も本当に純粋に楽しめて対談できたらいいなっていうふうに始めて、
で、ちょうどその一回取って、その次か二回目ぐらいの時に、
結構まとまった内容が聞きできたので、ちょっとこれを本に出していただけないんですかねっていうのを提案した感じですね。
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本格的に原稿起こしをし始めたタイミングって覚えられてます?時期というか。
時期的には結構早い。書き起こしをしだした自体は結構早くて、
多分去年か。去年の1月ぐらいからには結構前ですね。11月とかその一昨年か。一昨年の12月ぐらいが着手自体は始めてましたね。
それの段階ではタイトルって決まってました?
決まってなかったです。
課題とかもなかったですか?
仮タイトルとしては最初、仮日記の技法っていう本の仮タイトルが。
なるほど。
笑いが起こるな、なんで。
固いなーって思って。
固いんですけど、それを仮でとりあえずつけとこうっていうんですね。
なるほどなるほど。
で、一応このタイトルが決まったのは出版、もっとまとまってからですかね。出版する直前みたいな感じですか?
不然ですね。むしろ表紙の影響も結構ある。
それが聞きたかったことの一つ目なんですけども。
表紙は、佐々木さんの質問シリーズのKFを継いでると思うんですけど、この本の企画には佐々木さんは関わってないんですよね。
そうですね。
で、同じ系統にしようとまず思ったわけですか?
あー、表紙。そうですね。
先にそれとも春名さんに頼もうみたいなのが先にあったんですかね。
まず春名さんに頼んでみようっていうのは先にあって、どういう表紙をするか自体は、案を2つぐらい出して、もう一つがたくさんのアウトラインプロセッシング対談、あの黄色の主体のタイトルの表紙があって、
そのどっちかにしようかなーって、それを春名さんに相談したのが最初ですね。
うーん。
春名さんは一応その2パターンみたいなのをあげてくれはったんですかね。
で、その前にこれどっち側にしましょうかっていうのがあって、
あ、なるほど。
で、どっちかっていうと、うーんと、そっかあれは、そうそう。
だから、それで聞いても佐々木さんシリーズの方がなんか良さそうだよねって、今大橋さんとも話してたんですよ。
なるほど。
そうかそうか。
全然違うのにするっていう計画はなかったんですか。
あー。
別に攻めてるわけではないですよ。
どうですかね。
いや、多分ね、表紙に対談だから、やっぱりパッと佐々木さんシリーズが浮かんでしまって、
あーはいはいはい。
09:00
対談のその一部というか、必ずだから、たくさんと佐々木さんの本って、たくさんが質問して、佐々木さんが先に答えてる吹き出しのイメージがあって、
あ、こういう感じの対談なんだなということを予感させるという意味では、あの表紙のデザインが秀逸だなと思ってね。
なるほど。
で、それがもう思い浮かんでしまっているので。
もうそれがデフォルトになってしまった。
対談ってこうパッと表紙でわかるようにしたいなとは。
あー確かにね、それはそうですね。
いや、まあこの本は前2作を気に入っている方なら間違いなく面白いと思える本なので、これは非常に良い選択やなと思って、結構僕は勇気があるなと思ったんですけども。
そうかなー。僕は割とこれしかないぐらいの感じでね。
うーん。
いや、本当は、あれ多分ありじゃないですか、リミエさんとはですね、深くボックスで、2人しか入れない深くボックス上で、こういうのどうやみたいなそういうやり取りをしてたんですけど、
俺のイメージ乗っけたら、多分絶対リミエさんはイエスって言うだろうなという予想で乗っけたんですよ。
並べてね。こういう感じどうですかねっていうね。
私はマンマと乗っかりました。
ちなみにタイトルを思いついた方はどちらですかね、それとも2人の検討の結果見分け上がって出てきた感じですかね。
そうですね。2人でまあ提案しながらですよね。
スクラップボックス上で。
うーん。
このタイトルすごくいいなって僕は思ったんですよ。本の中にもぴったり合ってますし、
他のこのシリーズもそうですけど偉い人が答えを知ってて教えてあげてる感が全くないので、
がっかりもされにくいでしょうし、さっきの日記の技法とかに比べると親しみやすさはあるかなと思いますね。
もう一つ気になったのは、対談形式で、一般的には大橋さんの発言、郵便屋さんの発言、大橋さんの発言って交互になってるんですけど、
この本って大橋さんの発言、大橋さんの発言、郵便屋さんの発言って時々連続してるところがあって、これは意図があるんですかね。
一等的には、あんまり長く繋げたくないっていうのが一つあって、ただその方法があったのかどうかっていうのは今考えとれるか、もうちょっといろいろあったかなとは思ってます。
2コメントは多くて名前なくてもいいような気がするんですけど、これは人思いの話なんですけどね。
普段対談を読み慣れてるとちょっと「うっ」って違和感があったっていうだけなことで、別に内容自体に関わることではないんですけども。
新しい、何か狙った意図があったんやったらちょっとそれを学びたいなと思ったんですけども。
単純に短くしたかったです。
確かにでも、電子書籍とあれぐらいのボリュームの方が区切り。
あれを普通の対談形式にすると、会議用に多くして文字を詰めるしかなくなるんで、そうすると多分字が詰まって読みにくいだろうなとは確かに思いますね。
12:12
僕それ指摘されるまで、前回の内原キャストでそういうことをおっしゃってて、それ指摘されるまで僕は原稿を何回も読んだのに気づかなかったんですよ。
へー。
だから読む側の呼吸として、一つ区切り出たらもう、会議確保が、相手が、話者が変わってるイメージなので、話の通じつまが合わない。あれ?って思うとこが何回かあったんで。
多分私たちの場合、自分たちが話した内容なので。
分かってるからですよね、おそらく。
自分が話したのはここだなっていうのを、もう完全に分かってるのでっていうのはあるかもしれないですね。
そうですね。
なんか無言の合図詞が実はここに入ってるんですよね。
うんうん、まあそうだよね、たぶん。
だから音声上ではそこ区切れてるけど、わざわざ点点点って確保した方が、うるさい気がしないみたいな。
それらはちょっと原稿起こしの難しさではありますよね、確かに。
いや、冗長になるじゃないですか、そこで「そうですね」とか間違いなく。
これは結構難しいもん。これは多分、たくさんは色々考えて処理されてると思うんで、逆にまた次の回でそれ聞いてみたいと思うんですけども。
一応、だから話としては初めからある程度出版を狙ったという、ちょっとこう、
ゆうみなさんが本にする上で苦労した点とかがあれば教えていただければなと。
あー、そうです。こういう対談本って、他の人と一緒に作る本っていうのはもう本当に初めてだったので。
で、今回大橋さんっていう、素晴らしいアイディアというか本の種があるので、それをどううまく本にするかというか、
材料をうまくどう本にまとめるかっていうのは結構今までにない感情苦労ではあったんですけど、その面白さでもありましたね。
まあ音声をテキストに書き起こして、当然そのままっていうわけじゃないじゃないですか。
そうですね。
おそらくは削ったり書き直したりがあったと思うんですけど、そこでなんか気をつけたこととかってあります?
気をつけたこと、そうですね。やり方としてはとりあえずアウトライナーでうまく、まずまとまりを
話したときにずっとフローじゃないですけど、ずっと流れていくので、それをどううまく区切りつけて
一つにまとめるかというか、のがありましたね。
ただ大橋さんってすごいうまくまとめて話をちゃんと話されてるので、
すごいここは、ある意味他の方より楽だったんじゃないかなと思うんです。
大橋さんは原稿チェックしたときに気をつけようとか思ったこととかってあります?
最初の第0号というか最初の原稿はですね、めちゃくちゃ会話調のまんまだったんで、
はいはい。
さすがにそこはちょっと読める形に直すというのは多くて、
ただ直しすぎちゃうと予算みたいなのがなくなっちゃうので、その難しさは結構ありましたね。
15:03
なるほど。
言ってないけど、こういうふうにしないと絶対読むときに違和感あるしなとかね、そういうのが割と悩ましかったですね。
なるほどなるほど。
そこはありますね。補足をどこまで、編集なのか補足なのかわかんないですけど、
言ってはないけどでも入れた方がいいのがあるし、言ってるけど削んなきゃいけないのもあるといえばあるしみたいな。
これは難しかったですね。
これは多分今後似たような企画は増えてくると思うんですけど、
なんかちょっとそのまとめ方のノウハウみたいなのをたくさんに教えてもらいたいと思いますね。
それはあります。すごい聞きたいですね。
なるほど。
よく言われますけど、公演はすごくいいんだけど、本にするとすごくダメになるみたいな人もいれば逆もあってね。
そうですね。
そういう何か悩みというか、編集者の目線で、
この公演はすごい面白いけど、文章にするとダメみたいな人がいて、みたいな公約みたいなのを読んだことがあって。
そういうものがあるんですよ。やっぱり聞いてる分にはみんなこう、弁護の矛盾があっても気づかないんですけど、
そうですね。
文章にすると、あれ?って言うね。あんなに良かったのになんでだろうって厳密に応えしてしまう。
そういうのがやっぱり起こりうるので、
そうですね。
そこですよね。対談っていうところの良さと難しさというか。
まあそうですよね。でも逆に、いきなり2人で読める文章を書きましょうって言われても、多分それはハードルが高いので、
その楽に話して、後で苦労、編集で苦労するってのは避けがたいことなんだと思いますね、きっと。
何回も同じ話してれば、まあわかんないですけど、まあそうですね。
あとの編集の苦労は避けられないですね。
避けられないでしょうね。
言うても、でも本当にゼロベースでコンテンツ作るよりははるかに楽、苦労さは減ってると思うんで、それも。
えーっと、お二人はサブスタックもやってるんで、サブスタックの話も聞きたいんですけども。
サブスタック話できる人があまりいないので、ちょっと聞きたいんですが、今回はちょっと日記の話に、本の内容というよりも日記の話をちょっとしてみたいんですけども。
えーっと、おはじさんは、エバノートプラスタスクシュート(タスクマー)で、ほぼデジタルで記録というか日記を取られてると思うんですけども、
予備員さんはアナログ、デジタル具合ってどうですかね。
えーっと、そうですね。基本的にはデジタルでやってるんですけど、
タスクマーとかロームリサーチとか使ってて、アナログは夜に書く日記だけたまに紙で書いたり、iPadでAppleペンシルで書いたりみたいなのはあります。
あー、結構統一されてないというか、割にバラバラというか。
そうですね。夜、紙に書くのは最後はどっちかっていうと記録というか、フリーライティングじゃないですけど、思考の整理というか。
18:08
なので、本当に白紙の紙に書き出すみたいな感じの日記の書き方ですね。
ちなみにそれはツール?文房具としては?
いろいろ使ってるんですけど、前やってたのは、緑のMDノートブックとかに使ってたりとか、
今はiPadのアプリでGoodNotesか、GoodNotes5を使ったりとかですね。
ちなみにお二人は一応毎日欠かすことなく日記的なものをつけられてるんですかね。
そうですね。私のとおりタスクマは結構自分の中で日記ってなってるので、基本的にタスクマで記録とメモを取ったらもう日記になってるみたいな。
そうなんでしょうね。ホワイトサムだからタスクマ使われてたらもうそれ日記みたいなもんですもんね。
だからね、日記って1日の最後まで書かないからダメになると思っていて、朝起きてからすぐ書き始めれば絶対こう忘れないじゃないですか。
そうですね。
だったら先に早弁しちゃえばいいみたいな感じだったよね。
ちなみに本の中では、一番最初は大学のとに日記を書いておられたとかお話が書かれてますけど、そのときも毎日書いておられました。
そうなんですよね。そのときは普通に夜寝る前とかに書いてましたね。
やっぱりそうなんですよね。紙の場合って夜寝る前とかになりますよね。
そういう意味ではね、そのときはよく続けられたなと思って。
そう、僕も思ったんですけどね。
何のガジェットサポートもなく、本当に純粋なピュアな意志力でね、寝る前に書いて寝ると。
やっぱり企業に勤められて、ブラック企業をはるかに超えるようなブラック環境で働いておられたときにも、日記を仕事終わりに家で書かれてたっていうのを見て、
外側から見ると、よくそんなことをするなっていう感じがするんですよね。
家帰ってきてめちゃくちゃくさびれてるのに日記なんて書けるかと思うんですけど、やっぱりそれはそれまでに日記を書く生活をしてたからできたことなんでしょうね、きっと。
当時ね、ブラックシュートを使い捨ててたのかな、ブラック的なプロジェクトに入ってからは。
毎日リピートタスクとして、今日のトランザクション処理っていうリピータスクがあったんですよ。
何かというと、トランザクションっていうのは、そういうふうに発生した何か、イメージ的には伝票というふうに考えたりするんですけど、
よく財布を開けたらレシートがいっぱい入ってるみたいなね。
そういう1日過ごすとですね、レシートが溜まってるわけですよ。
それを今日のうちに整理しきると、明日はクリアな状態でまた始められるので、逆にそういうトランザクションが残ってると気持ち悪いわけですよね。
21:03
それが大変短期記憶とも相通じるものがあって。
なので、今日家帰って寝る前にこれを整理しきらないと、寝て朝起きたら多分ぐちゃぐちゃになるし、明日と混ざっちゃうし、
それが嫌だったので、つけ切ると。
そのトランザクションっていうのは、お金とそれから日記と2種類なんですよね。
使ったお金も今日のうちに記録して、家計簿ソフトとそれから実際の財布の小手に入れですね。
その何らかを合わせるわけですよ。
それを毎日やれば狂わないはずなので。
そうですね。
だから、銀行並みの生徒で毎日お金のチェックと、それからあとは今日頭の中にあって、これ書いておかないと忘れるなというものを書き残す。
多分本の中にも書いてあったと思うんですけど、寝てしまうとですね、寝てる間に脳が勝手に整理しとるわけですよね。
そうですね。
これいらんよねとかね、これ大事だと思うから取っておこうみたいな、勝手にこの選別をしよるので、
それは嫌だったので、嫌々とじゃなくて、僕はこれは残したいんだよということをですね、ちゃんと外部に残さないと勝手にインデックスが作られてしまうので。
そうか。だから、思いついたら書くとか、できれば今日中寝る前に書くっていうのは、脳の整理の前に意識で整理してやろうってことなんですね。
そうです。パンダアップデートの前にやっとこうみたいな感じですよ。
なるほど。
ちなみにお二人聞きたいんですけど、例えば日記を書き続ける上で、いろんなことが大切だと思うんですけど、大切なことが一つあるとしたら何でしょうかね。
お答えできる方からお答えいただいてもらいたいんですけど。
日記、そうですね。日記を続ける上で。
日記を書くってことは、続けるということとイコールだと思うんで。
やっぱり、私としては日記を読み返すことかなと思いますね。
はい。
やっぱり、書くのも楽しいと言えば楽しいんですけど、それよりやっぱり1年前とか2年前とか、そういう記憶には残ってないというか、思い出そうとしても思い出せないのが、日記を読み返して思い出したりとか、こういうことあったよねって、そういう楽しみが分かるっていうのがやっぱり楽しい人って続きやすいと思うんですよね。
そういう楽しみを知る人、わかりやすい方法が日記を読み返すことかなと思います。
日記を読み返す上でのコツみたいなものは。
そうですね。どの日記に書くかでよりますし、私はいつもタスクまで何年前に日記を読み返すみたいなタスクをエヴァノートで読み返してるので、
デジタルだったらいつでも引き出せるようにしておくとか、逆にアナログだったら連用日記みたいな、同じ日付の1年前2年前3年前のが並んでるような日記を使うと、簡単に読み返せるかなと思いますね。
なるほど。なんか日記アドバイザーっぽい。大橋さんはどうですかね。
24:04
これはいつくらいからやったかはちょっと定かではない、メタな感じなんですけど、書くときに何を書くか迷うことがあるわけですよね。
はいはいはい。
そのときにこういうことを書くと、明日以降の自分は必ず読み返すというかですね、書いた瞬間からやっぱりこの書いたものが目に入ってくるじゃないか。
手書きにしろデジタルにしろね。それを目にする自分に対して、結局書くことっていうのは影響を与えると思うんですよ。
はいはい。
なので結局これはね、いずから和立を作ってるというのを持ってるんです。和立って車輪の後の和立ね。
で、和立を作れば作るほど、もうそこから抜け出せなくなるんです。
なるほど。
で、それは良くない意味もあるけど、逆にそういう方向に自分を向かわせる後押しになるので、そうするとこういうことを書くと、明日以降もこういう感じで自分は走れるぞという緩やかなレールを作ることになるので、
結論としてはありきたりなんですけど、ネガティブなことを書かないとかですね。
はいはいはい。
自分はダメだなーとかさ、あとはこういうことをしてしまう自分ってどうしようもないなーとかそういうことを書いてしまうと、そういう私が新たにできてしまうので、明日以降もそっちに行ってしまうんですよね。
うんうんうん。
なのでできればこういう方向でね、今日いろいろやることあったけど、でもこういう良いこともあったよね。
で、この良いことっていうのをちょっとでもあれば、それを拡大して記録に残すことによって、そっち側にこのイニシアティブを変えていくことができるので、
はい。
そういうふうにして未来に対して私を拡張していくというか、そういうことをわりと書く瞬間にこの修正選択は行われていて、
うんうんうん。
この精度が書けば書くほど上がっていくんですよね。
はいはいはい。
だからそういう自分を恣意的に調整していることになって、わりとこれ言い方を気をつけないと、何て言うんかな、自己コントロールというかですね。
でもそれは自己コントロールで強度になると自己催眠とほぼ等しい。
そうそうそう。催眠見てる。
うん。
なっちゃってね。
なので、ただまあそういうのがありつつでも、それで僕の中では、今Twitterとかはすごくよく見てるんですけど、
それは他の人がどういうふうにしてるのかなっていうのと、自分と見比べるために、
うんうんうん。
一旦自分の頭の外に出しておくと、それとそれから誰かの書いたものっていうのを見比べられるじゃないですか。
ああ、なるほど。
うん。頭の中とそれから誰かの文章っていうのはですね、媒体が違うので、厳密には見比べられないと思うんですよね。
なるほど。
だから一旦外に出して、横に並べれば見比べやすいので、それでバランスを取ってる感じかなと思いますね。
うーん、そうか。
まあ基本的にはやっぱりその文脈で、つまり自己管理というかセルフマネジメントの一環で結構日記って語られ、最近は特に語られる傾向がありますよね。
で、さっき言ったその自己コントロールの面が強くなりすぎて嫌になるっていうのがやっぱあるんですよね。
27:03
だからこう、程度の問題っていうのを僕最近よく言うんですけど、
まあだからその自分のべきっていうものに自分を従わせるツールとしても使えてしまうんですよね。
だからそこが危ないところであって、そこに気をつければ割にちょうどいい自立の仕方というか、自立と他立の間ぐらいに位置づけられるとは思うんですけど。
ちょうど最近1月3日に書いた記事ですけど、「ありのままは100点」っていうですね、僕の大好きな言葉があって、
これは日本人の私は60点でね、お父さんの自分は80点でとか、いろいろこう自分のいろんな役割みたいなところに対して点数をつけるということができると思うんですけど、
でもそういった役割を取っ払って、生身の自分みたいなものに目を向けたときに、それがありのままの自分なんですけど、
そのありのままの自分に対して60点とかってつける人はいないというかね、原理的にこの自分自身というのは100点のはずなんですよ。
それに対して役割を担わせることによって、生身だったら100点なんだけど、この役割はまだ成れてないから60点だねとかね、そういうギャップが出てくるんですけど、
そうなるときに一番いいのは、ありのままの自分で世の中に出ていって、それがそのままストライドに評価されることだと思うんですよね。
そうなると、どうしてもどんな人もあらゆる役割を担っているので、やくもかその鎧を外していって、ありのままっていうのを出すのが難しいんですね。
なので、行動を通して記録を残すことによって、こういうありのままの自分ってのがいるんじゃないかなということを伺い知るというかね、
そういうものを知るために直接見ることが多分できないと思うんです。
そうですね。
だからなんか透明リングに点検をかけると見えるみたいな感じで、記録っていうのが点検になってるのかなと思っていて。
案外思ったんですけど、例えばTwitterとかっていう媒体がいくらおしゃべりの場といったって、
やっぱりそれは先ほど言った何かの役割というか、ペルソナの上での発言になるじゃないですか。
我々はメディアがもっと短いなっているほどに、他者に向けた文章をよく書くけど、
実行に向けた、あるいはどこにも向けてない、そこに向けてない文章ってありえないんですけど、どこにも向けてないと言えるような文章を書く機会って実は減ってるんじゃないかなと思うんですね。
で、そういう時に日記って、まさにそのある意味で飾らなくてよいというか、
そういうのを書ける場所で、それがペンキでも石鏡でもいいんですけど、そういうものになって、
初めて何の役割でもない自分っていうものに出会える場になるんかな。
だから、さっき言われた役割の点数で言うと、先生としての自分って60点っていうのは、
例えば、求められる先生像とか平均的な先生像から見て60点というようなことだと思うんですけど、
30:01
自分っていうものの採点基準は自分しかないので、それは絶対100点にならざるを得ないんですよね。
それは、多分いろんな思想とか宗教が言ってることの一つの表現というか、
言い換えだと思うんですよね。このありものままの自分を肯定するっていうことは。
だから、基準が他の参照じゃなくて自己参照だから絶対に負けないみたいなんて、
案外重要なんですよね、これ。
そうですね。私も日記とか読み返してて思うんですけど、結局自分ってもうどうしようもなく自分だなみたいな。
そうそう。どうしようもなく自分っていうのが大切なんですよね。
それを人に聞いては、そうだろうなって理解することもあると思うんですけど、
結局納得というか実感するのってやっぱり自分で書くしたりやってたりするしかないと思うんですよね。
そうするとやっぱり自分の実感、そうすると100点って言うんですかね。
自分はどうしようもなく自分だから、そっから行くしかないよねみたいな。
そう、だから地平線って自分からしか始まらないってことなんですね。
階段の一歩目は絶対に自分っていうとこからしかないっていうことなんですけど。
あーそうか、面白いな、でも。
関数ってあるじゃないですか、ファンクション。
あれの定数ってあるじゃないですか。
それがありのまもの自分なんですよね。
変数っていうのは人との関わりによって変わってくるんですけど、
でも必ず自分という関数っていうのは定数があるので、
定数がわかってないと関数を使えないわけですよね。
だからそれはでもなかなか見えてこないから、切ることをして見つけようとするというのが、
でもね、これは見つかんない気がするので、そのものはね。
だからなんかいろんな人と関わることによってとか、いろんなインプットをすることによって、
だんだんこういう感じなのかなというものを生み出していこうとしているプロセスなんだと思いますけどね。
あーそうですね、だからさっきの関数の例でいうと、関数の評価式が3つぐらいあったときに、
それぞれの式を引き算とかしてみて、
あれこれ定数あるんちゃうかなみたいなのが見えてくるみたいな感じですよね。
そうか、やっぱり3人と喋っちゃうと話が、
どこ進めばいいかわからなくなってきますけど。
どれも面白いんですけどね。
どうしようかな、その評価する話でいうと、
僕その大橋さんのEvernoteのタグは結構感銘を受けまして、
最初に感銘を受けたのは商品名の前に日付をつけるっていうやつで、
あれはタグの使い方としては秀逸やなと思って、
秀逸だったなと思いつつも、あのタグってすごい重要じゃないですか。
でもEvernoteってタグのリストだけで出力できないよなってちょっと心配になったんですよね。
Evernoteのノートはエクスポートできてばっちりなんですけど、
33:03
タグリストが出てこないから、
あれEvernote使えなくなったらあのリスト失われるんちゃうかなってちょっと心配になったんですけど。
そうですね。
まあそれ心配しても仕方がないことなんですが。
今はほぼスタックボックスに自己足を移してされて、
そこで必ずノート作成日付を、スタックボックス上にも日付情報は残るんですけど、
やっぱり必ず2021年1月10日みたいなね、同じ形式で入力するようにしていて、
そうすると、例えば今月を振り返りたいと思ったら、
2021/01で検索すれば見つかるので。
あれは快適ですよね。
当初はね、それを全部タグにしてたんですけど、
もう大変なので、検索で見つかるからいいやということで、
日付はもうね、ホームに書いておくだけで済ませるようにしたんですけどね。
なるほど、なるほど。
一応、エバーとしてはスクラップボックスの場合は、
そのページとタグっていうのは名称的な差であって、
基本的に全部ページなんで、だからページがエクスポートできるんであれば、
全ての情報が残るんで、やっぱこっちのほうが安心やなとは思いますね。
そうですね。
そこの心配はツールオタクの心配なんですけども、
もう一つ、クールとエラーっていうのがあったじゃないですか。
あれが巧妙やなと思ったんですよ。
クールはいいですよ。クールはクールですからね。
クールの横にエラーがあるんですよ。
エラーって感情じゃないんですよ。
さっきの話で聞くと、つまりネガティブな言葉がここに当てられてないんですよ。
そうね、はい。
だから非常にここで変換処理が行われてるなと僕は思ったんですよ。
つまりクールで言うと普通BATをつけたくなるんですよね。
でもBATは多分ネガティブなのであまり良くないんです。
そこで終わってしまうというか、エラーが聞くと、
例えばプログラマー騎士で言うと、エラーって言うと解決に思考が進むじゃないですか。
でもBATだと、ああってね、BATのタグ並んでるやんっていう。
ネガティブな方に言ってしまうんですけど、
エラーだとそれが解決すべき問題に見えてくるなと思って、
ああこの名前の使い方はすごいなって個人的には思ったんですよ。
多分それはプログラマーだったからですよね。
BATって言ったらそこで終わってしまうので、
エラーにすると、どういう原因のエラーなのかって、
エラーってご存知の通り、シンタックスエラーとかホニャララエラーってね、
全部原因が特定できるところまで降りていけるので、
そういう思考ができるようになったのはやっぱり、
プログラミング勉強してよかったなというか、
仕事でやったんですけれども、ありますね。
うーん、だからそういうのって結構、
ありのままの感情を記録しましょうって、
さっきの言い方をすると、ありのままの感情を記録すると、
自分が例えば若干ネガ方向にいると、
そのネガ方向がどんどん強まっていってしまうんですよね、
普通にやってしまうと。
これはね、どっかある種の押し付けというか、
36:02
型によってそれを補正していくようなものがないと、
日記の書き方も実は重要だろうなって聞いてて思いましたね。
最初にトランザクションの話をしたんですけど、
僕は今ある自分っていうのは必ずそこに至るまでに、
何らかのですね、このほど言うとちょっと病的に思われるかもしれないですけど、
いろんな行動を実行してきて、今があると思うんですよね。
もし今いる自分が気に入らないなと思ったとしたら、
戻っていって、ここからまた違う方向に処理を進めていけばいいんじゃないかっていう風に、
たどれる何か行動があれば戻れるんだけど、
それがないとたどれないじゃないですか。
そうですね。
なので毎日この、今日やったことをコードとして残しておくことによって、
もしここで間違ったというふうに気づいたら、間違ったところまで戻って、
そこから別のコードに書き換えていくというかね。
それがまさにトランザクションなんですよ。
もともとトランザクションって、
データベースに対して何かデータの追加とか更新とかが行われたっていうログの集積なんですよね。
もしデータベースに障害が起きたら、
トランザクションを読み込んで、間違ったところまで戻って、
それを修復するとかね、そういったことができるようにするための仕組みで、
その仕組みをエンジニアの頃に知ったときに、これだと思って、
そこからがNikkiに対して関心が強まったところで、
トランザクションが入っているやつをジャーナルファイルって言うんですよ。
ジャーナルってまさにNikkiじゃないですか。
Nikkiですね。
まさにそこが一致してるので。
だからやっぱりそうですね。
だからプログラミングするときに、
エラーが出てるけど、エラーのコードとかが全くはかないやつがあったら、
直しよう。
結構僕たちの人間ってそれをやってるわけですからね。
あげこなきゃいけない、はかないどころか、自分の記憶で事実をねじ曲げてますからね。
そうか。およびんさんは、ここまで最初にNikkiを書き始めようと思ったとか、
Nikkiをもうちょっとやり込んでみようと思った背景というか理由というか、何かきっかけみたいなんてあります?
Nikkiを始めたの自体は私も大学時代から始めてて。
みなさん長いな。
始めてたんですけど、Nikkiを本当にもっと真剣にというか、きっかけは本当ありますよ。
仕事なので、たぶん「Nikkiの魔力」っていう本が紹介されてて、
そこの記事とその本を読んで、もっとNikkiをもっと色々突き詰めたいなみたいな。
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そこに結構真剣に、結構量が増えたんですよ。だからエヴァのお手元にもっといっぱい書いてみたりとか、
もっと細かくどうやったら記録できるかなとか、いろいろそこから結構奮いしてた感じですね。
そう、だからさっき言われたような、実際的な効果ってたくさんあると思うんですよ。
僕はNikkiという作業記録と着想メモが多くて、行動に関する記録ってのはあんまり取ってないんですけど、
やっぱり書いておいて、後で良かったって思うことはあるんですよね。
しかもそれを書く前には、こんなことで役立つとは思わなかったってことが多いんで、
書かないとわからないっていうのはそうなんですけど、
そういう効果、効率、効能があるから私たちはそれを書いているかというと、
ちょっとそれでは説明不足な気がするんですよ。
それはやっぱりこの本のタイトルにもあるんですけど、楽しさがあるんですよね。書くことにも見返すことにも。
多分書いてて楽しくないけど、便利やからやるっていうのは続かないと思うんですよね、これは。
今、日記を大変長く続けられていると思うんですけど、書くとき、今でもやっぱり楽しいですかね、お二方は。
楽しいというか、書くことそれ自体が楽しくないんですよ、本当は。
だけど、これを書くことによって、明日読み返す自分が絶対これ、他のものとつなげ寄るから、
そこで楽しみになるっていう何かその材料をひたすら用意している感覚ですね。
楽しいですね。私は書いてて、ブログとか書いてる中で新しい発見があったりとか、
さらに大橋さんが言ったように書いて、その次の日読み返して、読み返して、そこでまた何かアイデア出て、それがすごい楽しかったりとか。
結局そういう楽しさがあって、やっぱり続いてるっていうのはあると思いますね。
逆に日記人生で、日記人生で、なんかくじけそうなのやった時とかってあります?
もう日記ええかなーみたいな時とかってあります?
くじけそう。
たぶんないんでしょうね。僕も今までアイデアメモを大学生のぐらいから書いてますけど、
もうアイデアメモ書かんでええかなって思ったことは一度もないですけど。
でもあるとしたら、結局ね、自分ではいいと思っていることであっても、他の人から「いや、それ意味ないんじゃないの?」とかね。
「なんでそんなことやってんの?」とかっていうふうに言われて、
かつその人に対して、別にその人が自分にとってどうでもよければそんなこと気にしないんですけど、
まあ割と恋人だったりとかね、そうなった時に非常に難しくなるっていうのはありますね。
なるほどね。
なんかこうね、例えば同棲した時期があったんですけど、過去にね。
その時に、彼女がいるのに、自分は今トランザクションをしなきゃいけないのかと。
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っていう時にですね、実はそこでね、途絶えたってことがあるんですよ。
なるほど、なるほど。
結局でもそれは、一人プレイか二人プレイかっていうか、一人プレイの時は、
それこそだから、無人島で生活するってなったら日記しかないわけですよ。
そうですね。
対話相手がね。
でも一緒に暮らすようになると、その人との二人の間の記憶というものがそこに作られていって、
だから人って記憶の中にしか行きないわけですよね。
だからそれがある限りは、わざわざ記録をつけなくても相手が覚えてくれるわけですよね。
だからそういうところにいると、一人プレイの日記と、それから一緒に暮らしている人との記憶っていうのがね、割とバッティングするんですよね。
なるほど。
そこで挫折するという可能性は非常にあるなと思います。
でもまあそれは、いい挫折っておかしいですけど、トレードオフあるものを手に入れた代わりの手放しなわけで、別に全然問題はないんですよね、それは。
一方で、そういう恋愛モードに入っている時の自分とかっていうのは、客観的に見えなくなるんですよね。
もちろんそうですね。
なので、そういう時こそ日記を書いたというか、いいって言うのはあるんですか?
いいって言うのはあるんですけど、そのいいっていう合理性がどこかに行く瞬間が濃いなので、それはもう原理的に無理です。
難しい。難しいけど、でもね、可能な限り書いておいてよかったなって思う時は僕はあります。
あー、なるほどね。
なんでこういう時見えてなかったんだろうとかね。
あるいは逆に見えていたことがあったなとかね。
あー、なるほどなるほど。
そうなんですよね。
そうそう。いや、激ムノ時ほど日記つけた方がいいとか、まさにその通りなんですよね、あれね。
本当に。あれぐらい物事の価値判断が狂ってしまう時ってないんで、あれ。
でも、まあだから、よくこの日頃、さっきも言ったけど、以前から日記つけてるんやったらナチュラルにいくでしょうけど、
その、ハード業務が始まったから日記つけるっていうのも結構難しいでしょうね。
それは窓ですね。
だからやっぱり、もう音声で録音するぐらいでも多分いいんでしょうね、本当に書く時間がなかったら。喋っておくぐらいでも。
それでもやってました、僕それ。
会社員時代にどうしても時間なくて、絵もなんか書きたいっていうことで、テレコってあるじゃないか。
それを枕元に置いておいて、寝る間際にボソボソ喋って寝ると。
それね、ちゃんとテレコ起こしっていうリピートタスクもありましたからね。
そういうのはやっぱりリピートタスクで起こしていかんと放置されますね。
それは間違いなく。
何回か起こしていくと、ちゃんと起こすことによって、タルベイジできるんだなってことが味わえると、続けられます。
そうかそうかそうか。そういう体験は重要ですよね。
大谷さんは、1日の「たつま」とか「エバーノート」のメモ、次の日見返しているとおっしゃってまして、
45:00
タグである興味があったら、そのタグで同一のノートを見返すとかっていう行為もあると思うんですけど、
それ以外にノートを定期的に見返すようなスパンとかタイミングが良かったりする?
最近は、エバーノートのレビューをするときにスクラップボックスに転記するということを始めてしまいまして、
どんどん記録の時間が増えているんですけど、スクラップボックスに転記することによって、
これはスクラップボックスに転記する価値があるのかっていう判断がそこで生じるので、
確かに記録したときは、これだと思って書いてるんですけど、一晩置くとやっぱり溜めるんでね。
一晩置いてもなお、これは価値があると思ったものだけがスクラップボックスに入っていくので、
非常にスクラップボックスの濃度が高いわけですよね。
わかります。
はい。なので、スクラップボックス必ず日付を入れると言ったので、
必ず2日前ですね。2日前の日付のスクラップボックスの濃度を見返すというのをやってます。
2日前はなぜかというと、いい感じにこのちょっと発光が進み始めてるみたいな。
記憶もほどほどに残ってるみたいな、ちょうどいい塩梅なんですよ。
なるほど。
その2日前に書いた天気下、あるいは思いついて直接スクラップボックスに書くときもあるので、
それを見返すことによって、今見ている自分の頭の中とマッチングが行われるので、
そこでまた新しく思いつくこともあるんですよね。
うーん。
それがまたいいんですよ。
やっぱりその、今の話いろいろ絡みたいですけど、時間がなくなってきたので簡単にいきますが、
やっぱりその、天気っていうテーマを惜しまないっていうことと、
全てのログが重要だとしても、複数のツールで濃度を分けておくっていうのが非常に重要だなって僕も最近体験してるんですよね。
バザール執筆法ですね。
やっぱりその、エバーノート7万とかあっても、あるだけなんですよね、基本的に。
そうそうそう、そうなんです。
全てがあるのはむしろいいことなんですけども、例えばそのスクラップボックスでさっき言ったように、
スクラップボックスで文章を書いてページ作るっていうのは、ある程度自分の中で意味書きたいと思ったものだけなんで、
そこを見ていると、エバーノートザラザラと見ているよりもはるかに濃度が高い、いい感触がするっていう、
これまさにメタノート法なんですよね、富山さんの。
そうですね、まさにそうですね。
デジタルの場合って、これまでワンノート思考っていうか、全部ワンライブラリでいけるっていう発想だと、
メタノートっていう概念がありえなかったんですけど、やっぱりこのツールを変えることによって濃縮度が変わっていくっていうのは、
現代のデジタルでより重要意識していかないと、どんどん薄まっていってしまうんで、
意識的な濃縮作業って多分必要だろうなって最近思ってますね、僕も。
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だからこれ芸能界でさ、研究生みたいな人っているじゃないですか。
なかなか舞台に上がれないんだけど、一応研究生としてね、所属してると。
その研究生っていうのは多分エバーノートなんですよ。
なるほど。
これはという人たちをスクラップボックスにデビューさせていって、スクラップボックス上でもなかなか切磋琢磨が行われて脱落していく人もいるわけですけども、
でもそういう過程がないと、エバーノートみたいな平原というか荒野に放たれるだけで、何もこそから目が出ないというですね。
ありますね。
だからそういうステージを用意してあげるって大事かなっていうことですね。
岩見和さんはどうですかね、1日の振り返り以外の見返しとかって、特定のイベントを設けてたりとか、こういうことがあったら見返してるとか。
そうですね。
例えば毎日1日前を読み返して、あと1年前とかですね、1年前2年前3年前のエバーノートも読み返ししますし、
あとは、Day1って日記を書くときにリマインドというか、ワンプッシュで1年前と2年前3年前とかを見せてくれるんですよね、書いた日記を。
それで結構、例えば読書録とか、家族の写真もそこにまとめてたり、どういうことがあったってまとめたりしてるので、そこでそういうタイミングで読み返し、
あとは、Day1で書くときに一緒に読み返したりとかが多いですね。1、2、3とか年単位が多いですね。
エバーノートで2年前のノートを見返すときってどうするんですかね。
アプリで、ノートビューは、あっちでカレンダーであるので、カレンダー形式でノートが分類、振り分けられるやつがあるので、それでこの日付を見ようかなみたいな感じです。
これは便利だな。エバーノートは一応もちろん検索保存しておけば1年前とか見られるんですけど、あれ検索保存を増やしだすとどんどん使いづらくなるんで。
どうしてんのかなって、アプリを使ってるんですね。
でもそれアプリ使うということは、せめて同期ノートである必要がありますよね、当然ですけど。ローカルノートの場合ダメですよね。
そうですね。だいぶクラウドに入ってるやつだと思いますね。
デジタルの方が見返しが難しいんですよ、僕の経験から言っても。
例えば僕今年からまた紙の手帳を使ってますけど、紙の手帳って本当にその日書こうと思ったらやっぱり前の日とかチラチラ目に入るし、
インターフェイスとしてワンクリックで前のページに現れるんで、非常に見返しがスムーズなんですよね。
その見返せるスパンは当然1年に限られるんですけど、デジタルの場合ってよっこらしょっていうような感じで移動が必要なんですよね、見返すために。
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だからその同期付けとか同選とかをどうしてるのかなとは思ってたんですけど。
そうかー。だから日記をこれから始める人が、その人の環境によるとしてもデジタルがいいのか、
ごくありきたりな日記帳とか手帳から始めた方がいいのかっていうのはちょっと僕の中では疑問なんですけど、お二人ご意見あります?
そうですね、本当にデジタルにあんまり関わってないといったらアナログから始めた方がやっぱりやりやすいんじゃないかなとは思います。
読み返しもしやすいですし、置いとけばやっぱり「あ、ここに書かなきゃ」っていうふうに思い出すことも多いと思うんですけど。
やっぱり忘れちゃうとアプリでずっとなんか1ヶ月開かなかったっていうのが普通に起きるので。
日記アプリ、Day1みたいな日記アプリだったらいいんですけど、Evernoteの中に日記っていうノートブックを作るとかやったら絶対忘れますよね。
それはもう目には入らないんで。
僕も環境がそうだったからっていうのもあるんですけど、紙から始めたわけじゃないですか。
結局これは倉田さんの好きな有限性ですよね。
そうですね。
有限性があるがゆえにですね、合わせたとかね、いうことが気づけるんですけど、デジタルってブラックホールなので書いても書かなくてもわかんないですよね。
確かにね。
膨らんだりしないし。
書けば書くほどパソコンが膨らんでったらね、わーってなるじゃないですか。
ちょうどね、昨日かな、コボちゃんっていう漫画、読み入れ新聞に掲載されてる漫画があって、これが13750回というですね。
すげーな。
一般全国紙の漫画としては連載最多記録を達成っていう記事がちょっと気になって、今スクラブボックスにメモしたの見てるんですけど、
この人が面白くてですね、毎日10時間使ってるんですって。
10時間!?
10時間。
10時間!?
朝10時半に起きて、3時半に就寝するまで毎日10時間仕事してますと。
イエーイ!
それのね、タイムラインが載っててすごい興味深くて、3回くらい読んだんですけど。
で、その中でまさにちょっとさっき出てきた話題の一つで、書いたこと忘れちゃう?とかもあるっていうので、
で、この漫画家の場合はですね、同じネタ被らないように、書いたネタは全部カードにして、カードボックスに入れてね。
すげーなそれ。
ダブリ帽子チェックみたいなことやってるそうでね、これ見ながらですね、いやいやこれデジタルでやったらええやんとか思いっす。
いやーこの人は紙でやってるんだなっていうのがですね、やっぱり紙でできるんですよ、なんでも。
そうですよね、そうそうそうそう。
でも逆にそれをやっていないとデジタルにいけないっていうかね。
っていうのはありますね、確かに。
そうそうそうそう。やっぱりね、紙で操作してることによって始めて、
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これもちょっとね、量が増えたら困るからデジタルでやったらいいのにってなったときにデジタルに移るとよくて、
それをいきなり防音デジタルでいっちゃうと、この紙で操作した感覚がそこに入らないので、
多分ね、うまくいかない気がする。
だからその行為を自分の中に位置づけられる前に、忘れてしまうんですね、きっとね。
で、その記事にね、ちょうどまさに最近倉下さんが、情報カードのインデックスボックスみたいなの作ってるみたいな話を書いてたじゃないですか。
はいはいはいはい。
あれと同じでね、いろんなタブをつけてね、カードを分類してる写真が掲載されてて、
これこれね、まさにタグでやったら早いのにとかって思うわけですよ。
思いますね。
けど、でもこれをやっていって、こういうふうにタブが立っていくんだなっていうのを目の当たりにするから分かるっていうのはあると思うので、
確かに。
これどうやったら伝えられるんやろうなっていうのはすごく、いろいろと問説しながら読んでました。
うーん、そうですよね。やっぱりその、僕たちは、僕たちって多分大橋さんもゆうびんさんも含めていいと思うんですけど、
両方経験してる世代なんですよね。アナログとデジタルをちょうど。まあ、A時期やったもんね。
いやほんとそうです。両方いい感じにミックスできたという。
で、やっぱり、あのー、哲学的な感じで言うと、身体感覚って強いんですよね、かなり。
で、あのー、『言論戦記』っていう本に、はずまさんの『言論戦記』っていう本に、その、まあ、領収書とかのフォルダーってデジタルでもよさそうやけど、実はそのフォルダーがそこにあることによって、
これは仕事なんだっていうことが思い出される記憶に刻まれるようになるっていうのが書いてあって、いやー、でもまさにそれはあるようになったと思ったんですよね。
いかにもその、あのー、アナログ派のことが言いそうなことですけど、でも実際にその通りなんですよね。
さっき言ったその、エヴァノートのノートブックの下に入れると見えなくなるっていうのとほとんど同じなんですね。
で、多くの人がデスクトップにファイルを散らばしてしまうのも同じことなんですね、やっぱり。
その、目に見えるとこにあるっていうのと、検索で見つけられるっていうのは、僕たちの脳内では多分ね、異なるものやと思うんですよ。
紙のカードはね、コーヒーのシミとかつくわけですよ。
つきます、つきます。
それがね、意外と大事なんですよね。
感覚の情報量が多いですね、含められるある意味で。
そうそうそう。
そうだからやっぱり面倒だからデジタルでいきたいけど、ある種の面倒さが記憶にこぼりつくことになると思うんで。
やっぱり手軽な、お金かけたくなかったら大学ノートで行ったりして、お金かけたかったらちょっといい感じの日記帳とかから始めてみるのが、多分いいんでしょうね、きっと最初は。
後半デジタルに移行するにして、最初はアナログからやってみるっていうのがいいんでしょうね、きっと。
そうですね。やっぱりアナログでやった方がいいと思いますね。
そうですね。今、世の中がDXDXやってますけど。
でもやっぱりその、要領というか勘どころがわかった上でのデジタル化っていうことと、何でもできるツールにいきなり飛び込むっていうのはやっぱり同じじゃないんですよね。
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特にツールは多機能を求めるんで、ますますわからなくなるんですね、いきなりツールからいくと。
日記ツールも日記ツールで、こういうので書いてくださいっていうフォーマットを提示してきておるんで、あれ。それが合うと合わないがあるんですよね。だいぶ合わないんですけど。
その点、紙の日記って本当に自由じゃないですか。書くのがめんどくさい分、どこに何を書いてもいいっていうのがあるんで、その人が必要な情報を書き留められるっていうのがあるし、さっき言ったように面倒なんで、そんなに雑多なことは書かないんですよね、どっちかっていう印象に残ったものだけを書き残すんで。
そうした方が読み返しもいいんですよね。長文ダラダラ、デジタルで僕フリーライティングするんですけど、もう1回読もうと思わないんですよ、そういうダラダラした文章って。
やっぱり端的なものとか、箇条書きしたものとかの方が見返しも安いんで、だからアナログのとこから始めたら。
だからバレットジャーナルのヒットって多分そういうのも関係してるのかもしれないですね。デジタルでよくわからなかった人が、いっぺんちょっとアナログに戻ってリスタートしようかっていうような、そういう機遇もあったのかもしれないですね。
最初の方に僕、わたちって言葉を使ってますけど、白紙から始めるっていうのは、自分の中にあるわたちが見えないから、それを書くことによって自分の中のわたちを可視化できるんですよね。
確かに確かに。
それがあると、こういう感じなんだってわかればデジタルに行けるんですよ。
でもそれがないうちにデジタルに行っちゃうと、デジタルのわたちが先にあることになっちゃうんで。
確かに。
そこでね、ちょっとこう、そこに合わないと入れなくなっちゃう。
Notionってあるじゃないですか。
Notion。
Notionで最近僕ちょっといろいろ使い始めてて、読書管理にぴったりだなと思ったんですよ。
データベース的なのがあって、本のタイトル、著者、出版社、出版年月日、自分が買った本、買った日、読み始めた日、それから読んだかどうかのチェックボックスみたいなものをデータベースで管理できるんですよ。
これね、すごいんですよ。
でも、それって大体、ExcelとかCell作ってる時の気分ってわかると思うんですけど、ありうるものを、ありうるプロパティをまず並べてしまうんですよね。
自分が必要かどうかっていうことより別に、本の情報ってこれあるやろうみたいなのをダーって並べて、すごい自己満足するんですけど、ほぼ使わないんですよね。その情報って。
よくよく考えたら、例えば本買った日も実はいらなくて、読み始めた日と読んだかどうかがわかれば、もうほぼ独立管理ってそれでいいんですよね。
それがわかった上でデジタル使うのと、うわぁ、いろんなの管理できるって言って始めてしまうのでは、やっぱりね、嫌になる確率が違うと思いますね。
Notionの方がね、多分嫌になると思います。普通に考えて。
俺なんでこんなことしてんだよ、っていう風になると思います。
最初からそれでやっちゃうと、読者録でそういうもんなんだって、なんか。
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そう、そう。
勘違いしちゃいそうな気がする。それも怖いですね。
だから、自分がこれをするときにどんな情報を欲しているのかっていうのをまず探らなあかんはずが、なんかそうじゃないとこから始まってしまうんですよね。
これが一番良くないパターンだと。しかもそれがツールがもたらす良くないパターンだと思いますね。
そうですね。
まあ、たぶん日記の話題については、いかに書くかか。いかに書くか、何を書くか、どう見返すか。この3つの観点があるなって今ちょっと聞いてて思ったんですよね。
で、これってそれぞれ独立してるわけじゃなくて関係してるんですよね。
どんなツールに何を書いて、それをどう使うかっていうのが全部密接に関係してるんですけど。
言うたら、変数が複数ある連立方程式を解かなければならないようなもんなんです、これって。
やっぱりそれは初心者には無理なので、さっき言った有限化でノートに夜、家帰って書くっていうようなものすごい単純なとこから始めた方が悩みが少なくていいんでしょうね、きっと。
ゲームとかやるとチュートリアルっていうのがあってですよ。全てのコマンドが使えない状態から始まるんですよね。
あー、それね。
シューティングゲームだったら銃しか撃てないと。マシンガンしか撃てない。狩猟団はレベル3になってからみたいなやつなんだけど。
日記をね、そういうステップを踏んでいった方が多分いいんでしょうね、きっと。
やっていくうちに新しい機能が開放されました。
そうそうそう。そういう感じの方が。日記20日付けたんで日付をカスタマイズしてこういう感じの。
なるほどね。タグを3つまで付けられるようになりました。
そうそうそうそう。そうすると、いわゆるゲーミフィケーション的に継続する意欲も多分湧いてくるし、実際記録が溜まったらもうあとは自然な力で続いていくと思うんですよね。
あー、わかりました。
こんにちは。
子供が入ってきちゃいましたね。
えーと、まあそんなとこかな、大体。なんか日記についてこれは言っておきたいみたいなことがあれば。
えーと、アウトプットって言葉あるじゃないですか。
はい。
でね、アウトプットをみんなしたいとかね、アウトプットをしようべとかっていうムーブメントがあるんですけど。
ありません。
アウトプットってね、ちょっとまだデカすぎるなと思ったんですよね。
おお、デカすぎる。なるほど。
デカすぎる。つまりアウトプットしましょうって言うときに、この人が抱いているイメージ。
イメージが。
うん。そう。それから聞いた人のイメージが多分ね、必ず一致してないという不幸なことがあると思っていて。
なるほど。
聞いてる人は自分が言ってるのアウトプットやったらいいよっていう風に言っているんだけども、聞いてる人はまたそれを違ったように受け止めていて。
はい。
そこがね、悲劇というか。で、僕が最近だからアウトプットの代わりに別の言葉を使えばいいのではないかっていうのは今言いたいことなんですけど。
1:03:00
はい。
何かというと、要するにアウトプットって自分が何かを受け止めて、それを自分というフィルターを通してね。
はい。
別のものに変えて出すということだと思うので。
はい。
フィルターって何かというと、コス、ロカのロっていう字を書くコスっていう字ですね。
はい。
コスことだと思うので。
はい。
で、そのコスをしないと右から左に流すだけになっちゃうから。
RTというかね。
はい。
そう、RTになっちゃうので。
はい。
そうすると自分の何かフィルターというものが必ずなきゃいけなくて。で、そのフィルターを作る行為が日記だと思うんですよ。
ほう。
で、そのフィルターを作ることによって、アウトプットって自分が何かを受け止めて、それを自分のフィルターに変えて出すということになって、
はい。
で、そのアウトプットって何かというと、アウトプットって何かというと、アウトプットって何かを受け止めて、それを自分のフィルターに変えて出すということになって、
はい。
そうすると、じゃあそれが分かっていないと、アウトプットとしてもですね、すべてRTになっちゃうので。
なるほど。
うん。だからアウトプットじゃなくて、コシプットにすればいいんじゃないですか。
(笑)
なんで日本語混ぜてるんですか。
いや、待って、なんかコス、コスして出すということを、コシャ出したものを目の前に置くっていうのでコシプットでいいじゃないですか。
いや、残念ながらね、漢字変換でね、肉付きの方が出てきますね、コスプットというのは。
ああ、ウエストプットね。
そうです。
またちょっとこれは、まだ仮なんですよ、そういう意味ではね。
はい。
コスプット的な。
はい。だけど、そのコスということが大事で、で、そのコス、コシってどうやって作るかというときとかね、僕の中で今のコシがね、スクラップボックスなんですよ。
ほう。
スクラップボックスってどんどんこういろんなことを教えていくことによって、あれが僕のネットワークじゃないですか。
そうですね。
ネットワークってコシなんですよ。
おお、なるほど。
うん。で、人によってスクラップボックスのいろんな言葉の編成がもう人の数だけあるはずで。
そうですね。
うん。で、それをやればやるほど、そこに何か言葉を入れてリンクにしたら意外なものが繋がってきますよね、繋がってきますよね。
はい。
それがコシなんですよ。
うーん。
人は、その人によってはそれはなんか抜け落ちるんだけど、自分にとってはものすごくこういろんなものが絡み取られてくると。
ああ、そうかそうかそうか、そういうことか。
ネットワークって網じゃないですか。
網網網。
網っていうことはいわゆる穴が開いてるわけですよね、要するに。
うん。
で、こう上、降ってきたときに自分に関係ないものはすべり落ちてるけど、その人のあれに関係するものはその網に引っかかるわけですよね。
そうです。
それが、それがフィルターっていうことですね、要するに。
はい。
で、こう通り抜けると、インプットしたものが、その、それは自分独自の網の形になって出てくるわけですよ。
うんうんうん。
コシ出てくるわけですよ。
なるほどなるほど。
で、コシ出たものがその人のアウトプットでから、それはその人らしいってことになるわけですよね。
なるほどね、なるほど。
そうですね。
なんで日記とか書いていくと、自分のなんていうんですかね、そのポイントって言うんですか、そういうネット、それが結局ネットワークになって、ポイントがいっぱい書いていくと、自分の、なんていうんですか、ネットワークができて、私の中になんか星座って言うんですけど、点が多い方がいろんな星座が書けるんじゃないかみたいな、はい。
1:06:17
その星座は多分、大橋さんが言ったようなアウトプットというか、その星座でできるものが多分アウトプットというか、それに似てるのかなってちょっと今思いました。
話を聞いて、僕そのページへ曲線っていうのを思い出したんですけど、ページへ曲線って触ったことある?
ないですね。
ないですね。
あ、そうか。
ページへじゃなくて、ページへ。
ページへ曲線ですね。イラストレーターとかで出てくる曲線と線を操作するやつですけど、そうか、わからないならいいです。
ああ、こういう。
それが細かいほど複雑な形を作れるんですよね。その点が多いほどいいんです。
パワポとか波線とかですね。
そうそう、そういうやつです。図形を作るための構造点なんです。あ、輪郭点か。輪郭点なんです。
で、それを多くすればするほどめっちゃ細かいギザギザとかができるんですよね。
だから日記を書いていくとそういう自分の認識がより点が増えていくみたいなイメージかな。
回答度が上がっていく。
上がっていくっていうようなイメージかな。
それを自分自身に対して行うことっていう。もちろん外界のことを記録することはあるんですけども、その外界のことを記録するっていうのも、自分がそれを記録してるっていう取捨選択をしてるという意味で自分の記録であるんですよね。なんだかんだ言って。
それだから相のままの自分ですよ。
まあそうでしょうね。そうじゃないって言う人もいるでしょうけども。やっぱりそれが目的…それは日記を書いた時の嬉しさであって、やっぱり日記を書くとの目的そのものではない気がするんですよね。
脈散物でしょうね。
ですよね、やっぱり。
あとは、あす以降の自分に対するこの自信をそこから得たいっていう気持ちも。
なんか、郵便屋さんはこのために日記を書いてるって言うのって言語化できるのあります?難しいと思うんですけど。
このために。そうですね。このためにっていうと。
どうぞ、難しいんですよね、これ。
まあやっぱりこう自分を、自分がそこにある意味記憶が自分の頭の中だけじゃなくてその外部記憶装置みたいな、そのノートとかも、まあ外部自分の記憶だとすると、それをしっかりそこにあるものとしてあるっていうのがなんか、そこにあるとだからあるんで、それはもうありのままの自分ってなんて言うでしょうね。
そのありのままだよ自分だよねみたいな、納得しやすいというか。
はいはいはい。
そういうとこ、どうですかね。自己肯定って言い方が正しいのかわかんないですけど、納得して生きられるみたいな、そういうところですかね。
1:09:01
逆に言うと、3人とも自分の記憶力を信用しないっていうことですよね、基本的には。
データベースダンプってわかります?
はい、僕はわかります。
僕はそれ一番ね、エンジニアの時に感動したんですよ。
別にSQLでクリエイトテーブルとか、インポートなんちゃらとかっていう、呪文みたいな行動を実行していくと、元のシステムに戻るんですよね。
なので、例えばこのWordpressでブログがあります。これをエクスポートしてダンプするって言うんですけど、そうするとXSファイルに収まっちゃうんでね、全てが。
で、このXSファイルをインポートすると、元のWordpressに戻るっていう別のサーバー上でやります。
で、これってデータベースダンプを残しておけば、他の環境でまた再現できる、再構築できるってことじゃないですか。
日記ってまさにデータベースダンプなんですよ。だけど、人間がやってるので漏れたり間違ったりするんで、それがいうにですね、翌日生成されるものはまた別の形になっちゃうんですけど。
でもこれを意図的にちょっと今日の反省を踏まえて、明日はこういうふうにちょっと変えようみたいな、ダンプをいじるんですよね。
なるほど。
そうすると朝起きる時に、実はだからみんな寝てから起きる時にね、もう原子分解しちゃうんですよ。
そうでしょうね、きっと。
で寝て起きたらまたダンプに従って再構築されるので、昨日の通りになってるかと思いきや実は違くて、やっぱり気づけないんですよね。
まあ当然気づけないですよね。今こうなってるわけですからね。
そのダンプを再現したものっていうのが、今日の自分っていうことなので、だからそのダンプをですね、可能な限り残したいっていうのが日記を書くことなのかなと思います。
うーん、そうか、なるほど。
ちょっとゴミ言った話になってきましたけど。
うーん、そうですね、いやこれだから、うーん、自分に対する信頼、自信の強さと日記を書く意欲は反比例するんだろうなとは思ってたんですけど、
日記を書けば書くほどね、やっぱり自分の記憶に対する信頼はどんどん減っていくんですよね。
でも一周回って、それが自分に対する信頼になるっていうのがちょっとこう言葉で説明できないんですけど。
そうですね、まあそういうもんだなみたいな。
いや、結構ね、だから僕はさっき大平さんが言うと日記を書くことと自分のセルフイメージの変化っていうのが割りかし興味があって、
日記に書けないんですけど記録を取ってる人とそうでない人って結構違うんですよね。何かしらが。
何かしらというのを言語化するのは、日記に書けないですけどブログを書いてる人でもいいんですよ。
ブログってそのアフィリエイトブログとかじゃなくて日々のことを書いてる人ですよね。
ほぼ日記なんであれも。
あれもそういうのを書いてる人とあれって自分に対する認識が多分違うんかな。
だからそれが違うから対外的なものも変わってくるっていうことなんだと思うんですけど。
1:12:00
そうだから朝起きた時の自分が昨日の自分と同じ意識を持ってるってこれかなり不思議な現象で、
もしかしたら同じ自分だと思ってるだけっていう可能性の方が高いんですよね。
思い込まされてるっていう気もするんですよね。
それは日記を書いてるからそういう感覚を持ってるんで、
普通の人はそんなこと疑いもしないと思うんですけど。
朝起きた時の自分っていうのが脳が勝手に寝てる間にいろいろしよった結果じゃないですか。
はいそうですね。
だからその外部に伸ばしたやつを参照して、そういう操作が行われた自分が何か機能から変わってないかっていうのをチェックしようとしてるのかなっていうね。
とてみずに言うと。
なるほど。
それからレビューをするわけですよ、朝。
さっきの話で言うと、脳が忘れる前に自分の意識でまず処理をしておいて、寝ると。
起きてもう一回やるわけですよね。
そうですね。
その反対も。
昨日の判断した自分の処理した自意識と、朝の処理にしてる意識はイコールじゃないわけですよね。
違うと思います。
だから少なくとも3人ぐらいその3人に関わってるわけですね。3意識分ぐらいが。
その無意識も含めると。
結構フィルターかかってますよね。フィルターというかテーマかかってますよね。
だから毎朝並列化してるわけですね。
そうですね。
だから、単純にメタ認知っていうのを育てるっていうこともあるんでしょうけども、そうやって日記を書くことで。
でも共同作業になってるんですよね。複数の自分による共同作業になってるんですよね、日記を書いて。
日を持ち越して処理をすると。
そうですね。だから毎朝起きるとゼイレみたいな感じの会議が行われてるわけですよ。
前なんかドラえもんとかでありますよね。何年前の1日前のドラえもんと2日前のドラえもんが今日起きて、またなんか。
タイムパラダイスですね。
今の事実を解決するみたいな。
2時間後と4時間後と8時間後のドラえもんが来て宿題を一緒にやるっていう。
そうですね。確かに8時間前すごい大変なことになってて。
そうそう。
あれはね、毎回やることになりますからね。
幸い我々は一つの意識体は一つの時間帯しか存在し得ないから。
協力するといったって一人分だけで済むんで、楽と言えば楽ですよね。
とりあえずこれ広げていくと収集がつかなくなるんで、一旦これまでにしたいと思いますけども、
何かお二人、この本以外でお知らせしたいことがあれば。
僕は1月17日にですね、高梨さん、タスクペディア現案の高梨さんと佐紀翔子さんと3人でタスク管理の相談会というのを企画してますので。
こちらはですね、有料の相談会ではあるんですけれども、こちらの収益はですね、タスクペディアのほうに寄付をさせていただくという形で考えてますので。
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特にセミナーというね、一方的に何かこちらが考えたことを伝えるという内容ではなくて、
こんなことで困ってます、こんなことで悩んでますというタスク管理に関するお悩みを申し込んでいただければ、
高梨さんと僕と佐紀さん、3人でお答えするというオープン質問会みたいな内容になりますので。
一人の質問に全て3人がお答えしてもらえるというようなことなんですか。
3人が全員答えるかわかんないんですけど、高梨さんがずっと話したらそういうわけでいいと思いますし、
3人でお伝えできればいいかなという感じですね。公開コンサルティングというふうに考えたらいいかと思います。
ちなみに話がまたそこにいたしますけど、タスク管理ってやっぱり最終的に個別なものになるんで、
その形が一番いいですよね。やっぱりあれ、毎日偉い人が喋ってその通りやりましょうって、
小学校じゃないんだから多分それは無理だろうなと思うんですよね。
要素分解すると、この部分は自分も入れられそうだなとかね。
っていうのはあるんですけど。だからコンサルティングというか、
本当に悩んでいる方は絶対に均一的な救いよりは個別にここはこうしたいんですっていうのを相談された方が、
多分より早く問題解決に至れると僕も思います。
有明さんは何か教えてください。
サブスタッフで日記同好会っていうのをやってます。今の話でも通じると思うんですけど、
日記の書き方もやっぱり人それぞれっていうのがあると思うんで、
それをもっと緩やかな形でやっていこうっていうのがその日記同好会なんですが、
ちょっと最近もうちょっと拡張しようかな。
拡張するんですか。
拡張というのは何ですかね、日記だけじゃなくて、堀さんみたいな知的生活設計であったような、
知的積み上げみたいな、そういうのがやっぱり私好きなんですよ。発見というか。
そういう日記ってやっぱり自分がやりたいことをやるっていうところがあって、
自分を発見するっていうのもあって、それをさらに私ながらそれを拡張すると、
例えば在野研究とか読学とか知的積み上げとかそういうのになるんで、
例えば今まで検討してたんですけど、読学同好会みたいな、
変えても面白そうだなと思いつつ、ちょっと今検討中なんで。
とりあえず日記同好会は存在していると。
ありますので、よろしければとりあえずどうもですね。
一応私事なんですけども、ついさっきライフハックの道具箱2020年版っていう本が出版されてると思います。
あ、されたんです。
なるほど。いろいろなんかありましたね。
いやまだKDPの画面では出版準備中ってなってて、
で、Amazonのページでは販売されて、これどうなのかと思うんですけど、
処理段階だと思います。ライフハックツールをずらっと並べてやろうっていう本なんで、
ただそれだけのライフハックツールカタログみたいな本なんで、
もしよろしければKindle Unlimitedも対応してるんでご覧ください。
1:18:02
はい。というわけで今回はこれまでにしたいと思います。
感想等は、ハッシュタグ打ち合わせキャスト、シャープマークとひらがなで打ち合わせ、
アルファベットでキャストまでTwitterでお送りいただければクラスターが発見します。
はい、というわけでお二人ともお疲れ様でした。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
あ~
01:18:21

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