2021-10-29 19:04

#54 ゲスト回10 樋口聖典さん その3 「性別が自由を阻害している話」

【今回の内容】
性別が自由を阻害しているのでは?
月経、妊娠、出産、授乳が不公平じゃね?
出産
月経
妊娠/苦しみと思い入れ
男性も妊娠できたら良い
時代とともに差は縮まっている
女性の出世が遅れる理由
男女平等とは?
ニュージーランドの首相
客観的でいたい
男性の辛さ
男女間の暴力/暴力反対
日本語が理解できない人たち
暴力における男性差別
次回へ続く!

【補足】 ゲスト回のナンバリングが10になってますが、これは収録順です。他の方のゲスト回も編集が終わり次第公開していきます。

【8番による他のポッドキャストもよろしくお願いします】
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収録日: 2021/10/15 (金)

#樋口塾  #半カオス

00:00
はい、どうもこんにちは。8番のポッドキャスト、ラーメン、餃子、半カオスのお時間でございまーす。
今回も前回に引き続き、樋口さんゲスト回全4回中の3回目でございまーす。 それでは本編どうぞ。
じゃあ次の、 次に気になったやつありますか?
いやもうどっちもいいですよ、僕は。
じゃあ性別が自由を阻害しているんではないか、しゃべっていいですか?
はいはい、面白いテーマですね、これも。
まず何でそう思ったんですか?
えっとねー、まず私女性で、
月経、妊娠、出産、受乳あるじゃないですか。
それは男性には、 今の科学では体験できないんで、
それがなんか、 めっちゃ不公平じゃねーって思っているんですよね、常々。
あのこれは、 僕も思ってます。
完全に。 そこに関してはジェンダー論とかちょっと一旦追いときましょうね。
ちょっとこれ差別とかじゃなくて、
あの正直めちゃくちゃ大変そうだなと思って見てます。
女性が。
で、ただ出産に関しては、
僕は経験したいと思っているので、
やっぱ悲しみもあるんですよ。
できないっていうことが。
選択肢ないですもんね。
選択肢がないんですよ。
出産はやっぱりね、
もちろんね、
辛いし大変だっていうのはもう100%理解した上で、
その辛さを乗り越えて自分の中に生命を宿して、
そっから出たっていう体験って多分もう、
言葉でいくら説明されてもわからないような奇跡的な体験ができると思ってるんですよ。
むしろなんかその辛いのを乗り越えたからこそ多分、
特別な感情を注げるとも思ってて。
だからこれは選べないっていうのは確かにやっぱり不平等ではあるんですけど、
選びたいなっていうのは個人的に思ってます。
おーいいっすね、そういう考え方してくれる男性がいることが嬉しい私は。
いやまぁわかんないですけど。
ただ、やっぱ月経に関しては、
メリットが一個もないじゃないですか。
ないんすよー。
これはね、ちょっともう、ごめんなさい男でって思ってますね。
その辛さを味わわずに済む人生を過ごすことを、
許していただいてごめんなさいって思ってます。
その性別が自由を阻害しているって、女性視点だけじゃなくて男性にもあると思うんですけど、
03:04
私自分女性なんで、その月経、出産、妊娠、あと授乳、もうなんなんって思ってますね。
でしょうね、それはもうわかります。
その人体の構造的に、妊娠ってめちゃくちゃ非合理的なんすよね。
もっとなんかいい感じならんかったんかなとか、それこそユータイ類みたいに、
カンガルーとかみたいに、妊娠期間1週間で産んで、お腹の袋で育てるとかできんかったんかなーと思って。
そうっすよねー。
いやこれね、何かしらのでも作用があるんだろうなと思ってますけどね。
だからその、いやもうこれちょっと一旦感情抜きにして、今僕宇宙人と思ってくださいね。
多分何かしら辛い思いをさせるっていうことが、親に対して何か効果を及ぼしてると思うんですよ。
だから、それが愛情に繋がっている可能性もあるし。
それもありそうですね。
だから機能はしているような気がしますね。
ちょっと楽ならいいんですけどね、本当にね。
でも楽なら楽で、思い入れももしかしたらなくなるかもしれないし、
生存率とかが少なくなるかもしれないし、とかいうのはありそうですね。
だからもしかしたら、
妊娠が大変な部族と大変じゃない部族がもしかしたらいたかもしれないですね。
どっか別れて、そのホモサピエンスとアウストラピテクスじゃなくて、
何だったらみたいな別れた時に、そっちは死んでいって逆に困難な出産の方が生き残っている可能性があるんで。
わかんないですよね、それは。
何かがあるんでしょうね。
生物的にそっちが良かったんでしょうね。
でも、科学技術で男性も妊娠できるようになりゃいいなぁと思ってますね。
なりゃいいですよね。
そろそろなってもデメリットないような気がします。生物的に。
授乳は何かしらでできるらしいんですよ。
男性でも。
授乳に関しては、最悪も哺乳瓶とかでできるじゃないですか。
実際それで育てている家庭っているじゃないですか。
体の問題でおっぱい出ないとか、
実際、男で一つで育てたりっていう家庭もあるから、できるとは思うんで、ある程度は。
そうですね。
やっぱ妊娠出産ですよね。
06:00
妊娠出産ですよね。
妊娠期間も長いしね。
と思います。
はい。
まさに。
でも、だんだん文化発展とか、時代を追うごとに差は縮まっていると思ってるんですけど、社会的な差は。
それはもうそう思ってます。
で、なんか社会的地位みたいな、その全乱論とは全然今違う話ですからね。
そうです。
全乱論に関しては、僕はもう本当に平等になればいいなと思ってるんですけど、
ただ、やっぱり僕思うのが、今体的に妊娠出産っていうのがあるせいで、女性の出生を遅れるのはしょうがないとは思ってます。
思ってます、それは。
これはもう、どうしようもないんですね。
そうですよね。
2年間くらい働けない人と働ける人ってなったら、無理が生じますからね、会社的には。
で、経験の差もそこありますからね。
だいたい20代30代がほとんどだと思うんですけど、出産するって。
20代30代の1年半から2年間って、やっぱめちゃくちゃ貴重ですからね。
経験を積んだり成果を残すっていうところで言うと、例えばじゃあ営業担当の人が2年間いないってなると引き継ぎ大変やし、そこで2年間のコミュニケーションをね、お得意先と取れないとなると、もうやっぱきついと思うんですよね。
そうなんですよね。
で、これを同等にしろっていう方が僕は暴力的だと思ってるって感じです。
それが逆に差別やと思います。
僕はそう思います。
だから、平等の考え方ですよね。
よく言うのがあれなんですよ。
象徴的な絵があって、あるフェンス越しにスポーツ大会を見てる絵があるんですけど、知ってます?
はい、見たことあります。
一応説明すると、フェンスがあって、子供は見れないんですよね。
フェンスが高すぎて、野球の試合会なんか向こうでやってるんだけど、背伸びしても見れないと。
だから、一個の平等の考え方として、全員に同じ高さの台を与えると。
だから、背の小さい子供は見れないけど、背の高い子供は見れるみたいな。
これ、まあでも機械というか、踏み台は平等ですよね。
っていう平等の考え方と、低い子には高い踏み台を。
高い子には低い踏み台をして、最終的に頭の位置を揃えるって平等の考え方もあると。
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この2つ考え方あると思ってるんですけど、今の社会って、全員に平等な機械を与えようみたいな感じで言うと、
同じ踏み台を与えようみたいな感じにしてる、見えるんですね。
そうすると結局、働けない期間があるっていうことで、成果出せないのに機械だけ平等に与えられても、
情勢厳しいよねっていう。
そういう感覚があります。
だから、僕は男性と同じ成果を出すのが無理だと思ってますね。
分かります。
そこを無理っていう前提で、でも無理って言うと、いやいや能力差別とか言われるんですけど。
それは…。
それ言われたらだるいなって感じですね、僕は。
オーストラリアの隣にニュージーランドがありまして、ニュージーランドの首相が女性なんですよ。
その方、首相をやってる期間中に出産して、速攻で復帰して、
それ、めちゃくちゃ苦労したんやろうなぁと思いますけど。
夫、旦那さんとか周りからのサポートをめっちゃ受けたいんやろうなぁと思いますけど。
男性が首相の場合、
パートナーが例えば首相期間中に、その男性が首相期間中にパートナーが出産したとしても、
その男性は普通に続投できるじゃないですか。
そうですね。
これってもしょうがないことだと思います。
だから無理が生じてる。
無理が生じることだと思います。
ただ、だからといって女性が首相になるべきではなくて、
女性が首相とか重要なポジションにつくことのデメリットとしてあるということを、
客観的にみんなフラットに、そりゃそうだよねって思わないとダメだなって感じですね。
背けちゃいけないというか。
そのデメリットがあってでも、やっぱりそういう人がやった方がいいからやってるわけであってっていう。
その人がふさわしいんやったら、周りはその人をサポートしていったらいいじゃんと。
デメリットがあるからといって、その人の価値が下がるわけではないっていうことを、
ここまでちゃんと客観的に見たいよねって感じですね。
感情的にならないで。
そうなんですよ。
ちょっとみんな感情的になりすぎるとかあります?
なるんですよね。
みんなじゃないけど、一部の人は。
出産、妊娠があること、時間的にデメリットがあるよねとか言った時点で、
デメリットってなんやみたいなことを言ってくる人いるじゃないですか。
そうなんですよ、それ嫌なんですよ。
ちょっと、すげえ嫌いです。
わかります。
感情は感情を、客観は客観で使い分けを言っている。
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事実は事実として認識していこうぜって思います。
それを踏まえた上で折り合いつけていったらいいんじゃないみたいな。
あとは科学技術の発展をもっと何とかするとかね。
外部環境で何とかするとかね。
システムで何とかするとか、仕組みで何とかするとか。
そこはね、思います。
これくらい一生懸命フォローしておかないと勘違いする人がいるってことです。
この状況が超だるいなって思ってます、僕は。
大切なんですけどね、全てが。
っていう感じですかね、僕は思うに。
男性側も男性側できついことあるじゃないですか。
ありますね。
男らしさを押し付けられたりとか。
そうですね。
そこに関しては、もちろん辛いですけど。
バランスの問題で、男の辛さと女の辛さで言ったら、女の辛さの方がトータル大きい気がしてるんで。
社会的地位とかの話で言うと。
責任の押し付けられ方で言うと。
トータル辛いのは女性だろうなって感じですね、僕は。
男の辛さとかってあんま、もちろんあるんですけど。
なんか女性が思うほど辛いと思ってない人の方が多い気がしますね。
男の辛さって。
だって、金稼いでこいよとか、辛い時でも歯食い縛れよとか、強くあれよみたいな感じじゃないですか。
で、それって男多分ですけど、思ってる人多いんで、デフォルトで。
あー、なるほど。
社会はもちろん決められてると思うんですけど。
これもね、実は性の歴史編で番外に話したんですけど。
やっぱりこう、おそらく男はそっちを頑張るっていうのがデフォルトでやる人の方が多いよねって話があって。
って感じで。
まあもちろん統計論的な話なんで。
なんて言うんですかね。
まあね、こういう。
めんどくさいですよね。
喋るのがめんどくさいんですよ。
もちろん僕が言ってるのは統計論的な話です。
で、万人に当てはまると思わないからっていうのをいちいち喋らないといけない。
ちょっと話ずれますけど、一回僕、コテンラジオの番外編でその辺の話をしたことがあって。
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男と女の話をしてて、暴力の話をちょっとしてる時があったんですよね。
ちょっと何の回か忘れたんですけど。
で、女が男にビンタしちゃいけないと思うって話をしたんですよ。
私はそれ賛成です。
ビンタしちゃいけない。
そうですよね。
で、なんでかって言うとって話をしたんですね。
で、なんでかって言うと、女が男にビンタした時点で暴力ありの設定になるんですよ。
そうなんですよ。
その設定で言うと、じゃあ今ここの部屋の中での法律で言うと、男も女に手を出していいっていう話になるから、僕ぶん殴っていいってことになるって話をしたんですよ。
同じ度表に立ったんですよね。
で、ぶん殴ると男が強いから不公平じゃないですか。
だから女がビンタする時点で、僕ぶん殴っていいことになるから、絶対にぶん殴らないっていうルールにしておいた方がいいっていう話をしたんですね。
なるほどね。
これで女はビンタしていい、男はぶん殴っちゃいけないってなると、それはそれで男にとって不平等だから、最初から暴力なしっていう世界にしときましょうっていう話を、言葉は忘れましたけどしたんですよ。
したら俺なんかの、ツイッターやったかな、なんかでエゴサした時に、樋口さんは女を殴って言ってナチュラルに言ってたことは許せないみたいな。
初聞いたんですけど、こいつ文脈読み取る能力ゼロかって思って。
理解してない。
そうなんですよ、僕殴っていいとか一言も言ってないですよ。殴っちゃいけないって言ってるのに、向こうから来たら殴っていいことになるから、やめようぜって話をしてるのに。
日本語がわからない人が結構いるんだなっていうので、相当なんかもう。
それ関連で、ある動画を見まして、多分インドのテレビ番組かなんかやったんですけど、女の人がある男の人にめっちゃ罵倒して罵って、最終的にビンタ食らわせるんですけど、
それを周りの観客というかスタッフとかは生還してるんですけど、男の人がやり返した途端、一斉に周りの人が止めに入るんですよね。
それ私めっちゃ不公平やんと思って。
不公平ですよね。
もう最初から止めとけよみたいな。ダメだよ。
言葉も体の暴力も誰に対してもダメだよみたいな。
全くその通りなんですよ。
そうなんですよね。
だから、これってむしろ僕とか八番さんの意見の方が進んでると思うんですよ。
レベルというか。
だから、女は殴らない、男は殴るもの、で、男は手を出しちゃいけない強いからっていう価値観の方が、僕ジェンダー的には古い価値観の。
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思わないですか?
凝り固まった旧体制の価値観があるからそういう発想になると思って。
僕からするとフラットすぎてそう思うんですよ。僕が言ってるのって。
本当の意味で平等に思ってるから、僕とか八番さんの発想になると思ってるんですけど。
そうそうそうそうそうなんですよ。
ちょっと強く言いたいです。
そうですね。
こんくらいで1時間ぐらいなんですけど。
やばいやばい。そんなに経ちました。
この辺で締めておきましょうか。
それでは、樋口さんゲスト回、全4回中の3回こんな感じでございます。
続きは次回。
それでは最後まで聞いてくださりありがとうございました。さようなら。
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