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2024-02-28 10:17

子育てのために働き、子どもに会う時間は減る

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はい。なんでね、共働きが前提になって、収入が増えても、その家庭あたりのですね、増えても、その分なんか持っていかれる額が多くなってると。
それが、住宅費と教育費とかっていうのが、でかいよねっていうふうな実感があるよと、そういう話をね、してきたわけです。
つまりですね、働けど働けど、我が暮らし楽にならざり、じっと手を見るっていうね、石川卓木的な世界っていうのが、今もまだ広がってるわけですよ。
このね、令和もね、6年だのなんだろうになってもね、そういう調子だと。そこなんですよ。
えっとね、確かに別に昭和の暮らしもそんな楽じゃなかったですけれども、少なくとも専業主婦の家庭が多かったでしょ。
で、女性が働くっていうのがいいことだっていうのは、私最初に言いましたよね。
ただ、家に誰かいると、別にそれは男でも全然いいと思うんですけれども、いうような状況がないのは何なんだろうと。
かつては家に誰かいたわけですよ。でね、そうするとその子供の様子を見られますよね。
私の母親が塾に私を突っ込んだっていうのは、勉強見られなくなったからだって話しましたけど、まさにそれなんかそうで、
結局勉強なんかするわけないじゃないですか。嫌だもんね。
子供に勉強させるためにはやっぱり親の関与っていうのは確実にとりあえず小学生の段階とかが必要ですよ。
で、じゃあしなきゃいいじゃんっていうかもしれないけど、しなくてもいいんですよ。
別に中学とか高校で頑張りゃいいんだけれども、どっかで頑張らなきゃいけないんですよね。
いずれにしても、じゃあ中学の時に親が関与するか、あるいは高校の時に。
高校生ぐらいになると勝手に勉強するかすると思いますけれども、ただ高校で勉強させるほうが予備校とかは金かかりますよね。
あるいは浪人すると。丸一年その分、言ってみれば無駄になるわけじゃないですか。
大学一年先に行って早く社会に出て会社員として働けば何百万円かもらえるわけでしょ。
これ全部棒に振るようなものですよね。
ということを考えるとですね、やっぱり誰かしら家にいる。
別にそれは教育だけじゃないですね。安全ですね。てかそっちがでかいですよね。
行方不明になってしまう子どもとかいます。犯罪に巻き込まれるとかね。
いじめに巻き込まれる。いろんなことがあります。交通事故、病気。病気が大きいかな。
子ども働きをしているとね、子どもってのはすぐに熱を出したり風邪にかかったりするわけです。コロナもありましたよね。
一人では病院って行けないですよ。知ってました?一人で行かせようと思うとダメだったよね。
これね、医者によって違うんですよ。違うんですけど、僕がかかってる、自分の長男時代がかかってるところだと、
中学生までは親のつき添いが必要ですっていう風に書いてあるんですよね。つき添わないといけないんですよ。
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しょうがねえかなと思いますけれども、中学生ぐらいだったら結構自分の人は自分で話せますけどね。
とはいえ行かなきゃいけないんですよ。そこ仕事できませんよね。行けない。
これね、やっぱりしょうがない。もちろんね。でもしょうがないっておかしくありません。
子供は病気になってるわけだから、病気の子供を見る以上に大事な仕事っていうのが世の中どれだけあるんですかね。
だけど見た目上はこの日のこの時間に締め切りがあるとか、大事なお客様が来るとかね、
取引先との大事な会議があるとか、パワープレイプレゼンしなきゃいけないとかいうのがあるわけですよ。
そっちの方が大事になっちゃってるのが今の世の中なんですけども、なってくれと。
じゃあなんで仕事してるのかって言ったら、家族に飯を食わせるためじゃなかったですかね。
自分の幸せっていうのもそうなんだろうけれども、少なくとも子供がいた場合にはですね、やっぱり子供に飯を食わせる。
子供に教育だったり、自分の好きなこと、アートなりスポーツなりをやらせてあげるっていうのに使うかね。
もしくはですね、住居費、狭い家で寒風吹き荒ぶ中で暮らすっていうのよりも、やっぱりちょっとね、いい感じのところに住みたいじゃないですか。
人情ですよね、それはね。
そのために働いていたはずなのに、働くことの方が先になっちゃってるわけですよ。
でね、補活とかもありますよね。最近ちょっとね、マシになったって話ですけれども、
ゼロさんの時からね、保育園に子供を預けると。全然子供を預けること自体はいいと思うんですよ。
そんななんかずっと親が見てる必要ありませんからね。
逆にそのね、産後移動だとか子育て納養税みたいなのっていうのは、一人にね、責任がのしかかることによって起きるっていうのがよく言われますからね。
分散するのはいいですが、まあね、本当に私もね、自分のこと棚にあげるようですけれどもね。
子供ってどんどん大きくなるんですよね。赤ん坊でいる時期とか一瞬で、だから僕結局子供がいつハイハイしたら歩き出したのかとか知らないし。
まあね、わりかし激務と言われる仕事の中では子供とかなり付き合った方だと思います。
風呂とか毎日入れてたしね。いわゆる夜回り取材とか行く前に入れてたんで。
それは全員持ってる方だと思いますよ。
あとは、夜中に叩き起こされることが普通っていう仕事をしてたので、事件取材とかをしてたので。
あとね、他社にね、特種種をかかれたっていうのがね、午前3時くらいにファクセンジジジジって来るっていうね、そういう仕事なんで。
夜中起きること自体はすごい普通なんですよ。事件って昼夜関係ないからね。
だからね、赤ん坊におっぱいをあげるじゃないですか、私の妻にね。
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で、その後で赤ちゃんってゲップさせなきゃいけないんですよ。
それはね、必ず私がやってた。だから、授乳の時には私も起きてましたね。
別に大して苦痛じゃない。苦痛じゃないってことはないですけれども、そこまでじゃないんですよね。
その時ばかりはね、この仕事も育児に役に立つこともあるんじゃないかと思いましたけど。
だってあれですもんね、お友達というか、私の妻の知り合いのお宅はお父さんがね、密室にいると。
赤ん坊、夜泣くと睡眠が妨げられるってことでね。
お前も一緒に妨げられるって思いましたけど、まあそれは人の考えなんで。
ともあれですね、そういうことで。
ともあれですね、私のことを言ったところで、やっぱり仕事をしていれば子供との接点は減ります。
これ格言みたいのはありますけれども、親子の仲。
まあ親子だけじゃないと思うんですけど、人間関係というのはやっぱり物理的に接触している時間の長さによるっていうのは、
まあそうだろうなとは思うんですよね。
やっぱり妻にしても子供にしても顔を合わせる時間が長ければ長いほど信頼関係というのはそこで培われると思います。
なんかその、小難しい理屈は抜きにして、そりゃそうでしょうよ。
幼馴染とかもそうですよね。一緒に過ごしている時間が長いから親しくなるわけで、
ある種はそこには性格の違いとかよりものを超えた信頼感というのがあると思うんですが、
ともかく子供との接点っていうのを奪わないと、
労働、賃金労働ってできないんですよね、会社に行くってことは。
だから保育園とかに預けるわけで、そこでお金を稼ぎ仕事に行って、その分を保育園に積み込むわけです。
保育園って結構高い。それもなんか生存自治体とかにもよりますけど、年齢とかにもね。
それとね、どっちにせよだから、子供を持つと家賃も上がるんですよ。そうでしょ。
3LDKの方が普通の、極端に言うとワンルームマンションよりも絶対高いじゃないですか。持てられますよね。
だから家族になると途端に家賃が上がるんです。
つまりですね、効率的に生きようと思ったら子供は持たない方がいいわけですよ。
それだとしかし、それはどうなんですか。人間の社会というものが終わってしまいますよね。みんなが子供を持たなければね。
何が言いたいかというと、要はせざるを得ないから共働きになっているところがある。
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女性が働く、女性が社会で活躍するということにはいいことなんだけど、それに隠蔽されていると思うんですよ。
なんでかつては働く人が一人でよかったのが、二人とも働かなきゃいけないんですか。
俺は働きたくない。だから別に、男性が家庭に入るというのも全然いいと思うんですけれども、そうなってないですよね。
男性は働くのが当たり前。女性も働くのが当たり前。そしてその働くという言葉は会社で働くことってなってますよね。
何なんでしょうね。確かにお金はぐるぐる回ってるんですけれども、仕事をして稼いで子供に使う。仕事をして稼いで子供のために家を広くする。
その間、男性や女性の労働力だけが延々と社会に提供されていっているというこの構造、これなんか変じゃないかなとずっと思ってるんです。
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