でもその時点では第一審が終わって、有罪確定して無期懲役確定しとるのであって、まだ第二審を待っているみたいな感じだった気がする。物語の冒頭時点では。
そのカジー・マナコの記事を書くために、カジー・マナコに会いに行って、東京高知署にいるんですけどね。
それで面会しに行って、そこから巻き起こる事件たちみたいな感じですね。めっちゃざっくり。めっちゃざっくり。
それでもう随所にさ、まずタイトルがバターでしょ?だから色々バターに関連することが出てきますよ。
で、めっちゃめっちゃ食べ物の描写が美味しそうっていう。はい、あらすじね。
で何言おうとしてたんでしたっけ?感想にもう入っていけばいいのか。入っていくわよ。
で、そしてこの殺人事件がさ、現代…現代じゃない、現実に起きた木島カナエさんっていう人の殺人事件をモチーフにしているというか、モデルにしているみたいな感じらしいんですけど。
私は木島カナエさんの事件そんなに知らんのだよな。
なんでよく知らんかというと、今調べたらさ、発生したのが2007年から2009年にかけてからやからさ、私その時日本にいないんだよな。
もうすでにオーストラリアにいたから、あんまよく知らなかったんですけどね。
ネタバレせずにそんなに色々言えなさそうな気がしますけど、全体的な感想としてはめっちゃ面白かった。
最近あんまり本を読めていないというか、子供が生まれてから、むしろ子供が生まれる前から本読めてなかったんじゃねえかどうだっただろうか。
子供が生まれてから、上の子生まれてから特に、下の子生まれてから特にですね。
上の子生まれてからも読めてなかったが、下の子生まれてから特に脳がヤバくなってきていて、本読めねえなと思ってたんですが。
最近ね、最近というかちょっと前に買った今井六美先生の本を、その前の本、前に読んだ本、英語読習本はスルスル読めたけど、
この今井読もうとしている本がなかなか進まんで、だからヤッベーな、もう本読めなくなってきてるのかなと思ってたんだが、
その後、私が大好きな角野公平さんの本ね、製造人間は頭が硬いかな、それを読んだら割とスルッと読めたし、
あと歴史関係の漫画はね、割と読めているし、みたいなのがあって、あれ、本読めるぞってなって、そしてこのバターですよ。
これ文体、私文体の好き嫌いめっちゃあるんですけど、でもそれでいて、特にサンプルなど読まずに買っちゃったから、
大丈夫かな、買っておいてあんま好きじゃねえ、読みたくなってなったらどうしようって思いながら読み始めたら、もう最初から最後までずっと面白い。面白MAX。
というわけで早く続き読みて、ってなって、隙間時間をガンガン活用して読みましたよ。全体でどのくらいかかったのかな、読料までに。
数週間以内やと思いますよ、多分。だから私にしては早い方。言うてね、もう時間が有り余っていった時は、小説とか一日のうちに全部読んでたんですけどね。
そんなこともできませんわ、今では。ちょっとずつ読んでいかないとな。でもめっちゃ面白かった。
このパターンなんですけど、フェミニスト的な観点がよく出てくるというか、女性差別、いろいろな切り口の女性差別とか男女差別とか出てくるから、めっちゃ面白い。
そういうの、興味ある人だから私は。で、これ今読むからめっちゃしっくりくるのであって、私の思想にしっくりくるのであって、考え方とかね。
若い頃に読んでもそこまでピンときたかなと思う。どうだろうって思いますな。若い頃全然知らなかったから。今以上にとても無知だったのでね。だからそういう時に読んでもあんまりわかってなかった気がする。
いろいろと、いやいやこの人のこの考えは違うでしょとか逐一反論してたかもしれない。そんで、他に面白いところがさっきも言ったけど、食べ物。食べ物の描写が秀逸な食レポみたくてさ、もうよくもこんな美味しそうな描写できるよねって。いいなって思いましてね。
そして、これね、食べ物の描写がめっちゃ出てくるんですけど、これ読んでたのが生理前だったのよ。生理前ってめっちゃ腹減るのよ私。そういう人なのよ。だから、やべえなと思ってました。
腹減っていっぱい食べて体重が増えてしまう。それに拍車をかけてしまうので、あんま生理前とか減量中に読まんほうがいいかもしれんね。でも減量中にあえて読むことにも意義があると思う。そういう話も出てくるからね。女性のルッキズムによる女性への攻撃みたいなのが結構出てきますからね。
そんでさ、そんな、そんな、社会から強制されたというか、押し付けられた見た目の基準なんか気にしなくていいじゃん!みたいなとこも出てくるからね。
妊娠出産できねえもんね男性は。女性も射精とかできんけどさ、そういうのね、そういうやつですよ。そういうのを本質的に理解するのマジむずいよねっていう。
むずいけど、諦めずに努力していこうぜみたいなのがある。
おそらく無理なのは分かっているけど、何でしょうね、受け入れるでもないしな、受け入れたくねえこといっぱいあるもんね。
そういうのを、そういう差があるよと理解した上で対処していきたいよねみたいな感じかね。
むずいけど、むずいけど歩み寄っていこうぜみたいな。
もう本当あれですよ、見た目、見た目じゃないな。
同じ人間というだけですよ。同じ人間で、私と夫は母が違うけどさ、私は日本語で夫は英語やからそもそも違うけどさ、
例えば日本に暮らしている方々やったらさ、同じ言語喋っとっても、そして同じ世界を見とるけど、全然違うものを見てるんですよ。
特に性別、性別だけじゃないけどね。でも性別というのは生まれつきのもんですからね。
違うものを見とるんですよっていう。
でさ、トランスセクシャルの人とかやったら両方の気持ちわかるんじゃないのっていうのもあるけど、
それはそれで、トランスセクシャルの人はトランスセクシャルの眼鏡を通して見ているからまた違うんですよね。
どっちも理解できる人なんか本当、本当もう全然いないんじゃねえんですかね。
はい、それが一つ目で。
二つ目、自由に生きようぜって思う。自由に生きた方楽しいよね。
自分のために自分が楽しく生きたいよねって思いました。
でさっきも言ったけど、性別違ったら同じ世界を見てるんだけど違うものを見ているって言ったけど、
もうそれは個人レベルでそうですからね。
同じ女性でもさ、違う人やったら違うものを見てるんですよ。
そして自分が見たいように見ている人がおるよねっていう。
このカジー・マナコがまさにそれなんですけど。
もう虚言壁みたいな感じで。
こんなこと実際になかったよねみたいな。
こういうことがあったけど、あなたの眼鏡を通したらこういうことに解釈されるのかみたいな。
そういうのもあるよねって。
だからむずいよ。他人を理解などできねえよ。
だって自分すら理解できてねえもの私は。
自分を理解できていないのに他人なんか理解できねえよっていう。
見ているものが違いすぎるんだよって思うけど。
さっきも言ったけど。
だからといって諦めずに歩み寄っていきたいよね。
理解しようとする努力はしていきたいよねって思います。
違うものを見ているのだ。
そしてカジー・マナコ、相性はカジー・マナなんですけど。
そのカジー・マナの被害に遭ったのではないかと思われている男性たちが。
死んだ男性が3人おるんですけど。
あともう1人カジー・マナのお世話になった男性もおるんですけど。
なんかね、大きい赤ちゃんみたいな男性たちがおるよねって。
大きい赤ちゃんっていう言葉が出てきたような気がするわ。作中で。
男性なんなんっていう。
そういう人ばっかりではないとは思うけど。
我が父もそんな感じやからね。
自分で生活できない人たちですよ。
もともと結婚していて、そして奥さんに逃げられて、その後自暴自棄になってというか。
自分で生活する能力がない人たちのことですよ。
自分で料理を作ったりしないし、健康管理など全然できないし、家事も全然できないみたいなね。
できねえなら習えばいいじゃんとか学べばいいじゃんって思うけど、それができねえ奴らが一定数おるんですよね。
私の父とか、もし私の母が逃げていったらどうなるんって思うけどね。
別にいいけど、そのままのたれじねえとはちょっと思ってしまうけど。
それはお前の責任だろうがよって思うけどね、そうなったらね。
ちょっとすいませんね。
父のことを話すとさ、こうなっちゃうんだよな。
もう割とクズな人ですからね。
クズじゃないところもあるけどね。
そういう大きい赤ちゃんみたいな男性たちがさ、本当私には理解できないんですけどね。
そういう目にあっている人と喋ってみてえな。
まあ父と喋れよっていう話なんですけど。
お前、身近におるじゃねえか。
喋ろよ。
今度帰省するとき喋りたいけど。
私の父ね、だいたい酔っとるからね。
だいたい酔ってまともに話できてねえんだよな。
ある中だからね。
むずいですね。
むずい。
そういうさ、言うたら大きな赤ちゃんみたいな男性たちがカジーマナコによって、
言い忘れてたけどカジーマナコはめちゃくちゃ料理がうまいから、
見た目はそんなにでもないらしいですが、
一般的にはブストされる部類らしいんですが、
割と太っていて、そんなに美しくない顔立ち。
一般的にはブストと言われる顔立ちやけど、
らしいけど、実際見てみたら言うほどでもないんじゃねえかなと思いそうです。
あと声はめっちゃ可愛いらしいです。
そういうカジーマナコがめっちゃ料理うまくて、
めっちゃ献身的に男性たちの世話をしてくれるから、
お金持ちの男性たちがカジーマナコに続婚になってしまうらしいんですね。
主に大きい赤ちゃんみたいな男性たちね。
自分で生活できる人はそんなに続婚にならないんじゃないかな。
でも北村さん、登場人物の一人に北村という記者がいたような気がするんですが、
主人公である理科が働いている週刊誌の会社の社員だと思うんですけど、
多分彼がカジーマナコの事件は男性たちに現実的に起こりそうみたいな、
自分より下だと見下していた相手にいつの間にか生活を掌握されていて、
どういう描写だったか忘れたか。
実際の北村さんの発言はどうだったか忘れたか。
自分の身に起こりそうっていうのが怖いみたいなことを言っていた。
だから男性受けが悪い。
カジマナの事件は男性受けが悪いみたいな。
その話題ね。
カジマナ事件の話題は記事にしても男性受けが悪いみたいなことを言っていたような気がして、
それめっちゃ現実的だなと思った。
現実に起こりうるっていうのは恐ろしいですね。
それで大きい赤ちゃんみたいな男性と対比して、
自分一人で生活できる人って強いなと。
それは特に私の親を見ていたら思うんですけど。
そして自分の生活においてもちょっと思うんですけど。
だって私は家事できるからね。
料理できる。夫もね、できるよ最低限は。
炊事・洗濯できるけど、把握しとるのは私やからね。
主にやっているのは私であり、子供とかのことも。
だいたい私が把握しているから。
いろいろなことを。
だからもし離婚するなり、私が死ぬなりして、
その後夫…なんて言うんですかね。
夫婦のうちで、夫が死んでも私は保険金とか入るから、
いつも通り生活できるんですけど、それなりにね。
金さえありゃ私はなんとかなるんですが、
夫の場合は私が死んだらいろいろと大変だろうなと思いますね。
だからね、うちの両親はさらにその傾向が強いからね。
母がいなくなったら父はもうどうやって生きていくんだろう、
そのまま死んでいくんだろうかみたいなのがあるけど、
父が死んだらやはり母には保険金入るからさ。
金あれば母は生きていけるからね。
だからね、金を稼いでいるという能力はとても素敵だが、
その金稼ぐ能力なくなったらその人生きていけんよね。
他にできることがなければさ、
生活できるという能力がなければさ、
生きていけないよねって。
そしてそういうなんでしょうね、
さっき言った赤ちゃんみたいな男性ね、
自分で生きていく能力ない人は学んでいかんから。
プライドとかいろいろなものが邪魔して、
自分でなんとかしていかんから弱えなって思います。
そして作品の中でちょいちょい何回か出てきたと思うが、
主婦はすぐ殺せるよ家族を。
料理を担っている人はすぐ殺せるし、
料理になんかしたらね。
そして梶原がそうであったようにめっちゃ依存している、
自分にめっちゃ依存している、
生活能力的に考えてめっちゃ依存している人がおったとして、
そのサポートを自分からのサポートを断ち切ったら、
もうその相手はすぐに破滅に向かうわけですよ。
ですからもう、すごいよね主婦ってみたいな。
主婦すげえ。
私もそれなりにすげえけど、誰か褒めてください。
偉いよ私は。
みんな偉いよ。
主婦の人特に偉いよね。
ほんま尊敬するわ。
私は専業主婦にはなれないと思います。
専業主婦ね、本当。
才能と努力ないともう、めっちゃ完璧にはできなさそう。
完璧なんてものはないけど、完璧に近いもの。
でも私は料理そんな好きでねえからさ。
料理好きでないです。
毎日する料理が嫌いなのよ。
嫌いつうわけでもないが。
もっと楽になりゃいいのになーっていうか、
もう丸投げしてえな誰かにと思ってますけどね。
めっちゃ手抜きにしている。
ただ私はね、特に仕事ある日はさ、
仕事から帰ってすぐにご飯作らんとあかんから。
30分以内でできるものしか作らないんですよ。
でもそれはさ、仕事があるから、
調理時間30分しかないからという言い訳ができるんだが、
仕事してなかったらその逃げを使いづらいじゃない。
まあ言うて、もう一日中家事してたらそんなもん。
だるいわよ。
もっと手を抜かせてくれよ。
と思いますけどね。
もう一つ学んだのが、
今言ったのは、
メモってあるから言えたんで、
後半の方あんまメモれてなかったからね。
本当はもう、
ハイライトした部分を
ちくいち振り返りたいけど、
そんな時間はないのです。
もう30分経っているよ、一人で。
一人で読書感想を30分もしている。
言うてあれですけどね。
萩尾本さんの読み切り集の時、
1時間くらい喋っとったから、
聞いている人はヘッチャラではないかもしれませんがね。
すみませんね。
で、何の話?
学んだこと?
もう一つ学んだこと?
そうよ。
たまに作る、
たまに自分が楽しむための料理は好きよ。
でも手間はかけないよ。
学んだことじゃないけどね。
私の主観やけど、
でもそういうことも語られていたよ、本の中で。
結構そう思っている女性多いんじゃね、問題みたいな。
だから私の母は、
たまに作る、たまにお菓子作ってくれたんか、
たまにプリン作ってくれたんか、みたいなの。
腑に落ちました。
だって私もそうだもの。
たまに子供と一緒にクッキー作ったりするのは楽しいけどね。
日々の混打で考えるのめんどくせっていうね。
日々料理するのめんど。
本当はソイレントみたいにさ、
ソイレントちゃんと見てないから知らないんですけどね。
もう完全食があればいいのにねって。
栄養素だけ摂取できるものあればいいのに。
いちいち栄養バランスを考えるのめんどい、やめてって思いますね。
だるいね。
本当ね、料理作ってもらっている人は感謝しやがれよって思いますよ。
感謝してください。
毎日ね、ちゃんと心から感謝してあげないとね、離婚されるよ。
料理してくれとる相手にちゃんと感謝しなさいよ。
マジでね。
本当にね、本当にね。
また切れてしまったけど、ごめん。
マジで感謝しろっつうのよ。
でも、自分から感謝しろよこの野郎っていうのもね、
普通の人にはね、ハードル高いよね。
感謝しやがれって。
じゃああれですよ、八番が言ってたんで、
ちょっとあなた感謝しなさいよみたいなね。
この回を聞かせる。
長いよ。
そんなもん聞かせられないよ。
そうですね。
そのうち短髪でそれについて、
切れ散らかす回をやればいいのか。
それを聞かせてください。
感謝してほしい人は。
何の話をしているんだよ。
はい、すいません。
話がそれまくり。
毎度のことながら。
それで、あとは印象的な表現が何個かあって、
印象的な表現でいいのか。
いいんだよ。
まず一つ目がさ、
家族とはセックスできないっていう人たちが出てくるんですよ。
だからさ、兄弟姉妹とか親子間とかでは、
それは倫理的にどうなのっていうのはあるんですけど、
夫婦で家族だからセックスできないんだよっていう人が出てくるの。
面白いなと思ってさ。
じゃあ一定数おるよな、そういう人。
今まで考えてこなかったが、
そういう人いそうだなと。
身近すぎて。
身近に居すぎて、
そういう対象として見れないっていうのがありそうですね。
大変ですね、そういう場合はね。
だから、そのうちの何人か出てくるんですけど、
その中の一部分の人たちは、
家族とはセックスできないから、
その人とセックスする選択肢を取るわけなんですけどね。
すげえな、それも。
まあ、そのお互いが、夫婦が、
夫婦がさ、それでいいんならいいんじゃねって思うけど、
家族、子供ったらさ、
キモッって思う人もおるかもしれないじゃん、子供が。
子供が、なんでそんなことするのって思うかもしれんからね。
もう、大変ですね。
子供が大変だ。
まあ、全員大変ですけどね。
それに関してはね、
本の中では一応の決着がついていたような気がするが。
とんで、もう一つ印象に残ったのが、
そのカジマナに狙われていたけれど、
殺されなかった、死ななかった、狙われていたというわけでもないんだけど、
死んでいたかもしれないが、死ぬのを免れた、みたいな人がいて、
その人がね、
その人がアニメ好きなんですけど、
ここまで言ったら名前言えばいいじゃんってなるけど、めんどいや。
多分、いいや。
その人がアニメ好きなんですけどね、
その好きなアニメのヒロインの描写があるんですけど、
ヒロインを他の登場人物が見て、
ヒロインに対して敬意をしているのがあって、
一言一句覚えているわけではないが、
14歳の少女に、
母性とか、美しさとか、可愛さとか、セクシーさとか、包容力とか、
もろもろ、もろもろ、求めすぎやろ、みたいなセリフが出てくるんですけど、
セリフというか、思っていることが出てくるんですけど、
ほんまそうやなって思いますよ。
私は漫画とアニメ好きなんですけどね、
そういうの出てくるよね、結構ね。
お前らこれ未成年やぞって、
求めすぎやろって、確かにって思いました。
確かに。
でもあれですよ、現実的には求めていないけど、
現実にそんな存在がいるとは思っていないよ。
フィクションだから、フィクションだから許されるのだ、
みたいなノリで楽しんでいるから、常識のある人たちは。
でも常識のないという言い方もあれだが、
それを受け入れられない人は、
そりゃ現実の女性や男性を見たら、
こんな奴らと付き合いたくないぜって思っちゃうよなって思いますよね。
そんなものに触れていて、それが当たり前だと思っていたらさ、
そんな完璧超人はいねえよ、いるかもしれんけど、
いる確率はめちゃ低いよって思いましてね。
求めすぎよ、アイドル業界とかもさ、