1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
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2022-12-16 14:31

#307 ◆リーダーはベクトルを自分に向けよ【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
00:04
はい、皆さんおはようございます。【HT RaisePLAN】のTAKEDAと申します。
本日は2022年12月の16日金曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
本日は金曜日ということで、若手学び直し研修が午後から開催されます。
多分6名の方が来ていただけると思ってるんですけども、
その中、挿し図の読み方をもう一度洗いざらい、皆さんの実力を見せていただこうというような企画になっております。
そんな感じで、挿し図を読めるようで実は読めてなかった部分があるならば、学んでいただきたいですし、
やっぱり読めてるわっていうことなんであれば、じゃあ実践的にはどういう風にやっていきましょうかっていう、
どういうところで使うんですかねみたいな、何を見ていけばいいんですかねみたいな、
そういうところをしっかりとお知らせしていくと、お伝えしていくというような講義になっております。
質問がどの程度来るものなのかわかりませんが、初歩的な質問が来れば初歩的な研修になりますし、
同様的な質問が来れば同様的な研修になっていきますしということで、
その人たちのレベルに応じて研修のレベルが変わるというのも、僕のオンラインの研修の良いところなのではないかなというふうに思います。
一般的にはカリキュラム通りに淡々と教えていくというのが一般的な研修だと思うんですけど、
僕の場合は基本的には質問をもらって、それからそこで研修を組み立てていくというようなやり方になりますので、
基本的な部分はもう動画で学んだでしょっていうところからスタートできるというのは、かなりの強みだというふうに思っているんですよ。
こんなこと知ってるわみたいなことを改めて教えられても、ただただ眠いだけじゃないですか、一方的に教えられて。
そういうのではなくて、しっかりと伝えられた上で伝え返すというような、
この研修のカリキュラムが決まっているようで決まっていないこの臨場感といいますか、
そこがこの若手学び直し研修じゃなくて、新人スキルアップ研修、僕がやっている研修事業の大きな強みであって、
僕の経験があるからこそ伝えられる、僕だけにしかできない研修なのではないかなというふうに自負しております。
一応まだ募集枠がまだまだありますので、まだまだではありませんがありますので、
2023年新人スキルアップ研修、もしくは3月4月に開講されます主任実践力アップ研修というチェックだとかをしていきましょうと、図面チェックとかね、
工程表書きましょうかみたいなところを強化していくような、そんな研修も用意しておりますので、
もしも気になった方がいらっしゃれば、現場ラボというふうに調べていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日も本題の方に進めていきたいというふうに思いますが、準備はよろしいでしょうか。
それでは本日もスタートしていきましょう。竹田の作業日報。
はい、皆さん改めましておはようございます。ライズプランの竹田と申します。
03:13
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界じゃなかった建築の現場監督を17年やり、その後独立起業した私竹田が建設業を持ち上げてもっと楽しくなるような、
そんな試作のお話をどんどんしていくというようなチャンネルになっております。
というところで本日も本題の方に進めていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと、リーダータルモのこれをやれシリーズ。
そんなシリーズだったかな。ちょっと名前が忘れましたが、
第2弾ということで進めていきたいと思います。
リーダーとはベクトルを自分に向けられる人のことであるというふうなお話をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
雑談ですが今雪が降っておりまして非常に路面が滑りやすくなっておりますというところで、
ちょっと気をつけながら運転したいなと思っております。最低速度で進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
先日ツイッター社の買収をした方がですね、
ツイッターの文字制限を4000文字にするっていうふうにおっしゃったんですが、
4000文字ってツイートってつぶやきって意味じゃなかったっけ?
4000文字つぶやく人は相当だぞと思ったっていうそんな話はさておきまして。
ということでリーダーのお話をさせていただきたいと思います。
結構前の動画の中でもお話しした内容ではあるんですが、
リーダーってね、やっぱり自分にベクトルを向けられる人だよね。
相手に向けられる人じゃないよねっていう話をさせていただいたんですよ。
何か事件が起きた時にお前が悪いだろうというふうに言ってしまう人は、
おそらくリーダーに向いてないんじゃないかなっていうふうに僕は思ってるんですよ。
この考え方を決定付けたというか、僕の中で決定付けたエピソードがありまして、
それをお話しするならば、現場でコロナの始まりだった頃に、
まだ何をどうしていいのかわからないという時期って、
現場の職人さん全員にマスクをするっていうフェーズってありませんでしたっけ?
その時に2つの現場があったんです。
僕じゃないです、僕以外の。
2通りの現場がありまして、そのマスクに対して対応の仕方が違ったんですよ。
1つはマスクをしてくださいというふうに朝礼で呼びかけました。
呼びかけたんだけど、次の日からマスクをしてくるんですが、半分くらいの人しかしてこなかった。
なんでしてこないんだっていうことをもう1回言ったが、その次の日も7割ぐらいが限度だった。
そこから残り3割の人間には、現場に歩いて所長だとか主任だとかが、
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マスクしてくれというふうな話をひたすらして回った。
その次の日に8割ぐらいになったが、やっぱり2割ぐらいの人はしてこない。
なぜなら新しい人が来ますからね。
そういう人たちにもマスクしてきてくれという話をしましたというふうに、
結局彼らがやったのは人海戦術をやっていったという、そんなリーダーのエピソードということになります。
これでマスクをした人間というのは最終的には100%になることはありませんでしたが、
それでも8割9割足で稼いだというような格好になっていきます。
じゃあもう一方の現場の施策をちょっと見ていきますと、
まずはこういう指示が会社から下ってマスクしてくださいというふうに朝礼で呼びかけた。
次の日マスクしてくれる人はほとんどいなかったわけですが、
ところがどっこいそこの所長はどうせマスクをしてくれと言っても、
してくれないもしくは伝わりきってない人はいるもんだというふうに認識して、
彼はどういう行動をとったのかというと、山ほどマスクを買ってきたんです。
その買ってきたマスクを現場の入り口にケースに入れて、
カパンと開けるとそのマスクを一枚取り出せるみたいな、
そんなものを部下に命じてそれを作りなさい、それを置いたという。
その次の日の朝礼で言ったのは、あそこの入り口にマスクが置いてありますので、
皆さんマスクしてくださいって言ったんですって。
そうするとその日のうちに全員が100%マスクすることになりましたという話でございます。
この時のいろんな考え方があるんですが、この2つの現場を見比べた時に、
結局のところ最終的に全員がマスクをしたのはいつですかって、
どのタイミングですかっていうと、
人海戦術で全員に話しかけたという人に関しましては、
結局100%になることはなかったにもかかわらず、
自分で買ってきておいて、それで指示を出したという人っていうのは、
つまりその日中に100%になったっていう。
結果としてみると全員マスクしたのはどっちですか?
自分で買ってきた方なんですという話なんです。
それは金かければそのぐらいできるよっていうふうな人もいるかもしれません。
ただお金をかけたのは実際にはどっちでしょうかっていうのも考えてみてほしいんですよ。
マスクって1枚、2枚はもうちょっと安くなってますが、
当時いくらぐらいしたのかわかりませんが、
それにしても毎日毎日職人さんのところに人海戦術で何人にも言い続けるという
時間的なロスとロスを考えると、
そこにかかるコストっていうのは1時間あたり数千円かかってますよね。
それが所長なり係員なりみんなで手分けをしてって話になってくると、
結構なコストがかかってるはずなんです。人的コスト。
もしかしたらその時間に違うことができたかもしれないという機械損失、
そういう意味でのロスだってありますよね。
プラスになるはずだったものがプラスを得られなかったという意味。
そういう風に考えていくと、果たしてマスクを置いただけ、買ってきて置いただけと、
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ものすごい時間を使ったということ、
どちらの方がロスが大きいんでしょうかねっていう風に考えてみてほしいなという風に思います。
そのお金に関することだとか労力に関することっていうのは一旦置いておきましょう。
それを置いておいた上で、この2社何が結局違ったのかっていうのを紐解いていくと、
リーダーの素質ってこういうところにもあるよねっていうのが見えてくると思うんですよ。
人海戦術で行った人っていうのはどういう風な手法を取ったのかというと、
結局自分は何も変わらずに同じ手法を取り続けた。
マスクをしてくださいという、そういう選択をし続けたんです。
その結果何をやろうとしたのかというと、周りにいる全員を変えようとしたんです。
いつもの行動ではない行動を取ってくださいねという風に言うだけ。
これに徹したわけですよ。
つまりはベクトルは誰に向かってたのかというと、
自分はやる方法を一切変えずに、お前らが変われよという風に一人一人にベクトルを向けていったってことになります。
一方マスクを置いといた所長はどこにベクトルが向いてたのかというと、
一人一人ではなく自分の方にベクトルを向けたんです。
要するに仕組みで変えようと。
こういう風な一人一人にこの人にはどうやって言おう、この人にはどうやって言おうって、
一つずつ解決するのを全部やめて、全員を変えるなんて無理だと。
だから自分の考え方を変えるべきだ。
だから喋るとか伝えるだけではなくて、しっかりと行動に示すとか、
そういうようなやり方によってマスクを置いといて、
自動的に取れるようにするためにはどうしたらいいかと。
特に悩まなくてもマスクをするその結果を得るための一番良い作戦は何だろうかという風に、
常に自分の方向にベクトルを向けたということになるんです。
よく考えてみてほしいんですが、仮に100人いたとしましょう。
100人の人、一人一人全員を変えていく努力をするのと、
全員変えるのは無理だ。
自分のやり方を変えようと一人を変えるのと、
どっちが簡単ですかという風に考えても分かると思うんですが、
少なくとも現場には一時100人ぐらい入るかもしれませんが、
トータルすると何千人何万人の人が現場に携わるわけです。
その人たちの統制を取るのに、一人一人全員にカッチリ周知させるなんて無理だと思いません。
それを無理ではないという風に決めつけて、
自分が伝えてるんだからお前らやれという風な通り一遍とのやり方によって、
相手が変わることをひたすら望み続けるというのは、
僕は無謀なことなんじゃないのかなという風に思うんです。
そうではなくて、相手を変えるというよりは仕組みでカバーするという。
何か新しい取り組みをみんなやるんだってなった時に、
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その取り組みをみんなやる意味というのをしっかりと植え付けるのも大切なことなんですが、
そこよりもそんなことを思ってもないがやらざるを得ない状況に持っていって、
結果としてその方向に進めることができるというのも、
一つの考え方なんじゃないのかなという風に思うんです。
少なくとも時間をかけてしっかりと理解をしてもらわなければいけない人、場面というのはあると思うんです。
でもそうじゃなくて、その場限りの不特定多数の人間に対してのリーダーシップというのもこうやってあると思うんですよ。
結局はたくさんの人数を同じ方向に仕向けていかなければいけない場合、やっぱり抑えるべきポイントというのはあると思うんですよ。
それを人海戦術でやっていくと、結局は人間の労力だとか時間だとかお金がどんどん流出してしまい、
なのに結果として良い結果が得られないということになるわけですよ。
だけど、かたや一発お金をかけてしまえと、それによって時間も生み出されるわけだし、その辺はここで回収しようぜという風に考え方を切り替えて、
結局は人ではなく自分に対してベクトルを向けることができた人というのが最終的な結果を出せる人間、
そしてそれによってたくさんの人が救われるといいますか、一つの方向に計らずしも進んだことになります。
それは立派なリーダーシップと言えるのではないかなという風に僕は思ったんです。
そんなところからリーダーシップというのは、やっぱり相手ではなくて自分にベクトルを向けられる人のことなんだという風に僕は理解しました。
教育にも通ずるところではありますが、どんなに人を変えようとしても結局はなかなか変わりません。
なのでそうではなく、自分の側を変える、教え方を変えてみるとか、自分の教える仕組みを変えてみるとか、
そういう風なことをやることによって結果として相手が変わるように仕向ける、そういう風な考え方になるのも一つの考え方なのではないかということで今回お伝えさせていただきました。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
今回はリーダータルモの自分にベクトルを向けるべしというようなお話をさせていただきました。
今後もこういうようなお話をさせていただきたいと思いますので、また機会がありましたらまた明日の放送をお待ちいただければという風に思います。
はい、ということで本日の放送は以上にさせていただきます。
全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
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