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2022-05-28 19:21

#114 ◆仮設工事を教えるときの注意点【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

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はい、みなさんおはようございます。【HT RaisePLAN】のTAKEDAと申します。
おはようございまして。今、昼過ぎなんですけどね。
すいませんけど、よろしくお願いいたします。
本日は、2022年の5月27日、金曜日ということで、進めていきたいと思います。
本日は金曜日なので、新人スキルアップ研修ということで、先ほどまで研修を行っておりました。
ここに来て、ちょっとずつ実力差が開いてきたと言いますか。
言ってはあれですけども、やっぱり研修している側としましては、ちゃんとやってきたのか、やってこなかったのかというのは、なんとなくわかるんですよ。
その質問の質とか、聞いた時に、いろんな動画を見て学んで、それに対する疑問・質問を受け付けるというスタイルでやってるんですけど、
それに対して出てくる質問が、見て結果出てきた質問なのか、
それとも見てないけど、とりあえずパッパッパッと見た時に見当たったものを質問してるだけなのか、
というのがわかるわけですよ。
それがダメと言ってるつもりもないんですが、
結局は学びというのは、やればやっただけ効果がありますし、やらないと絶対に効果は出てきませんという話、ただそれだけなんですよ。
やるにあたっても、やみくもにやるというんじゃなくて、
やっぱりある程度の道筋を持って学んでいった方が効率がいいですよねということにもなるし、学びやすいですしね。
その辺をルートを指し示しているというのがこの研修なので、
基本的にはやらないと伸びないよねという当たり前の話ではあるので、
それに関して他の人がとばっちりおくということのないように研修を進めていきたいなというふうには感じておる次第でございます。
そんなこんな全然関係ないですけど、話は変わりまして、
この音声配信ですが、今110強へ4回目の放送になるのかな?
ということで、もうまもなく4ヶ月目に突入していくと、
じゃあ5ヶ月目に突入するというのは確保になるんですが、
視聴回数が2000回を突破しましたということで、
いつも聞いていただいている皆さん、本当にありがとうございます。
何かしらのリアクションをTwitterなりインスタなりでいただけると非常にありがたいなというふうに思うんですが、
すごいですね、2000回聞いていただいているってすごいですね。
それをちょっと今計画しているのは、この音声をYouTubeチャンネルで流せばどうなるのかなと思って、
以前2回だけ流したんですけども400回ぐらい回っているんです。
どういう感じのスタイルなのか分からないんですけど、
基本的にはYouTubeの僕の建設業を持ち上げるTVの方でまともに放送するというよりは、
そこからのスピンオフで別チャンネルを作って単純に音声だけを配信していくというチャンネルを
ご用意させていただこうかと思っています。
基本的に音声ってほとんどデータ通信料を使わないんですよっていうメリットがあって、
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YouTubeでどうしても通信料を使うじゃないですか。
ただWi-Fi環境下ではそんなこと関係なくて、
音声なんでね、通勤時間などに効くんじゃないかなっていうところをめがけているものですから、
結局そういうことになるんですけど、
なんとも言えませんが、
とりあえずこんな感じで本編側を切り取って音声配信をYouTubeで流すという風にやっていけば、
もう少し視野が広がってくるのかなと思ったりしてございます。
ということで本日も進めていきましょう。
今日は仮設工事の話をしてみようかなと思ったりしておりますが、
仮設工事を教えるっていう時にどういう風なところを気をつけなきゃいけないのかというポイントみたいなものをね、
ちょっとお話しさせていただければなという風に思います。
できれば最後までお聞きください。
それでは進めていきましょう。
武田の作業日報
はいみなさん改めましてこんにちは。ライズプラの武田と申します。
建設業を持ち上げてもっと楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成、現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な取り組み、話題や部下育成、
あとは働き方改革の取り組み、仕事状況を上げるような考え方などなど、
車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいております。
なので多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいという風に思います。
えーとですね、今回のお話、本題は何かと言いますと、
仮設工事を教える時の注意点ということでお話をしたいという風に思います。
本題に入る前に少しだけお知らせをさせてください。
現在ですね、新人スキルアップ研修というものを行っているんですが、
若手基礎力アップ研修ということで少しレベルが上がった、
2年生から7年生に向けて同じような内容なんですが、
来る質問もレベルも上がってくるでしょうというような試みから、
ちょっとクラス分けをしてという方向で進んでいたんですけど、
基本新人さんだとか混じっての講習という形になっていきます。
7月7日からスタートしていく形になります。
先行して序盤制の建築工事って何?みたいなところから始まっていくのは、
6月2日から新人さんの方が始まるんですが、
それ以降に途中で参戦するような形で、
7月7日から若手の方が参戦していくという形で受け付けております。
6月1日まで受け付けておりますので、
気になる方がいらっしゃれば是非、
現場ラボというふうに調べていただいて、
若手基礎力アップ研修を調べてもらえればなというふうに思います。
はい、ということで本題の方に進めていきましょう。
仮説工事ですね。
仮説工事を教えるにあたって、
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どういうところをポイントで教えていけばいいのかっていうのを、
ちょっとお話ししたいなと思うんですよ。
ことの発端は何かというと、
研修を行っている法人さんの方からお問い合わせをいただきまして、
仮説工事と教えないんですかっていう話があったんですよ。
多分採用の方なんですが、
仮説工事というのは基本中の基本だというふうに、
思われるような形だと思うんです。
多分、建設業界の技術屋じゃなければわからない見地というのがあったりすると思うので、
別にそれは問題ないんですが、
仮説工事ってめちゃ難しいんですよ。
実際のところね。
多分皆さんはお分かりだと思いますけども、
仮説工事とは、
よく昔から言われてますけども、
現場の花形なんていう言い方をしますけども、
そのぐらい本当はかなり上の連中が、
経験値の豊富な人たちが基本的な仮説計画をするよと、
仮説計画ができるようになれば一人前だみたいなことを言われたりもするぐらい、
仮説計画というか仮説工事というのは幅が広すぎて、
可能性が無限大すぎて、
とっつきづらいものなんですよ。
だから、それでも1年生に関わってもらうことにはなるんですが、
その部分というのは何かというと、
大きな計画の部分じゃなくて、
小分けにされた計画はお願いすることもありますし、
それに関する決まった足場を組むんですっていう、
前提が決まった段階でその足場を計画しろというような感じで、
若手にお願いしたりすることはあるんですけども、
そもそも足場を組むのか組まないのかとかね、
敷地はどういう使い方をするのとかね、
そういうような大枠の仮説計画っていうのはやっぱりね、
経験値がないとどうしても教えることって難しいんです。
できるだけ噛み砕いた形で、
仮説工事、仮説計画っていうのはどういう風にやるのっていうのを、
若手に教えるときに、
どういうことに気をつけてお話しすればいいんですかというところを、
今日はお話ししたいと思います。
結局それを今、レクチャー動画を作ろうというところで計画をしておりまして、
そのレクチャー動画を構成するための、
微妄録的に話をしたいというふうに思いますので、
興味がないなら飛ばしていただいて構いませんが、
一応仮説工事の話をしてみたいと思います。
まず、仮説って何?っていうところから入りますが、
仮説ってね、いろんな考え方があると思うんですけども、
基本的には工事を進捗する上で必要にはなるが、
接種が求めているわけではないもの。
これが仮説というものでいいかなと思うんですよ。
結局ね、例えば仮囲い建物を建てる上で、
仮囲いというものをぐるーっと敷地に沿って建てることになるんですけど、
バリケードで終わらせたりだとかっていうこともありますが、
基本的には人が入ってくるなよっていうガードなんですけど、
あれ、何のためにやってますかというと、
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オーナーさんがね、ぜひ仮囲いをつけてくださいなんてことは望んでないんですよね。
だけど、工事をやる上でやっぱり中では危険な作業をしていることもありますので、
一般人が近づいてきた結果怪我をするなんてことになるとまずいわけですよ。
だから、そういう仮囲いというものを設けて、
近づかないように立ち入り禁止措置をしてるんですよというような意味合いにおいて、
工事側が、工事側の負担により設置するんですが、
工事側の負担ではないね。
工事側が計画して設置するんだけども、
だけど、最終的にはお客さんに引き渡すものじゃないよねっていう、
その部分が仮設計画になるんです。
だから、仮設計画って例えば外部足場みたいなものをイメージしがちですけども、
本当に仮設の給水とかね、水道を設置してみたりだとか、
現場事務所だとか、あとは内部の間仕切りとか、
ちょっとした養生とか、そういうようなものを全部ひっくるめて仮設っていうふうに呼ぶんです。
だから、一個一個全部教えていくってなるとやっぱりね、
現場にいながらこれが仮設だ、これが仮設だというのを実際に経験させない限り、
本当のところはわからないと思うんですよ。
だけど、考えるにあたって順序ってありますよっていうところをね、
少しだけお話をしてみましょう。
そうすると何が出てくるのかというと、仮設計画をするにあたって一番大切なことは、
目的が明確でないと計画は不可能ですというところなんです。
何をしたいのかがない限り、仮設計画をすることはできませんし、
仮設を整備することもできませんということです。
例えば先ほどのね、外部足場っていう括りがあったとしましょうか。
外部足場を設置するのは、もう外部足場を設置したくてしたくてうずうずしてるんですよっていうわけじゃないんですよ。
あくまで外壁の工事だとかをするときに、
作業員さんが作業をするために必要な足場を設けなければいけない。
だけど最後にはいらなくなるよねっていうところで仮設計画なんですが、
この外部足場を設置するっていうのってノルマではないんですよ。
足場がなくても工事ができるなら、足場なんて設置しない方がお金かかんないしいいじゃんっていうことってわかります?
だからまずはそんなことしたくない。
したくないんだけど作業はしなきゃいけないよね。
じゃあどういう方法が一番効率的かなというように色々な方向を模索していくんです。
そうすると当然外部足場を設置したらいいよねっていう手っ取り早さもあるかもしれないです。
ただ工期だとか貼るものだとか施工方法だとかを色々考えてた時に、
足場みたいなものを豪華に設置するよりも、
例えばね、工所作業者を1台でぐるぐる回した方が効率がいいんじゃないの?っていうことだって考えられるんです。
こうなると足場っていうのはそもそも必要ないよねっていうことだって考え得るってことです。
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もっと言うと、背の高い建物とかでよくやってますが、
無足場工法っていうのはあるんです。
基本的には全部内側からの作業ですべて収まりを作ってしまうというようなやり口もありますので、
足場なんてなくても施工できる方法の方を模索したという、
その結果足場なしで内側から全部仕上げていくというような、そんな工法だってありますよってことです。
要は外壁の工事をするイコール足場を組むっていう風に考えるというその考え方を最初から植え付けてしまうと、
非常に凝り固まった考え方になってしまって、結果仮設計画に自由度が失われてしまいますし、
不必要なことをやらなきゃいけないということになっちゃうんです。
例えば仮囲いを設置するってなりますよね。
でも仮囲いは設置したくてしたくてうずうずしてるわけじゃないんです。
そこには必ず目的があるんですよ。
その目的は何かというと、人通りが多いところなので、
歩行者と作業員が接触しないように背の高いフェンスを設けましょうという目的によって設置するんですよ。
全く人が通りません。
田舎の山奥の何にもないところでやってますっていうことになるのであれば、
仮囲いというのは必ずしも必要とは限らないんです。
ただし法律上決められたものというのは守らなければいけないんですけども、
それ以外の理由は基本的にはないので、
その必要があるかどうかっていうのはちゃんとジャッジしなければいけません。
そしてなおかつ工事が今この瞬間まだ建物が建ってない状況だけを見ているかいらないかではなくて、
この後どういう風な施工方法でどういう順番で施工していくっていうのが
方向性的に見えてきた段階で、
じゃあどのような形状の仮囲いをするのが適切なのかというのを
後期の最後の最後まで見据えたときに、
果たして必要かどうか、
必要なんだればどんなものが最適なのか、
それを経済的な観点、安全的な観点だとかを考えながら最終的に決定して方針を決めていくと。
方針が決まったならば、そこから先はもうやることは決まったわけだから。
そしたらもうこれをやるんで計画をしてくださいっていうのはそこはもうただのテクニックの話なので、
若手だって十分やることができるよねって話になります。
仮設計画は多くの場合は、ほとんどの場合は基本決まりがあるわけじゃないんですよ。
決まりがないからこそ自由な発想でいけるんですが、
人間って自由な発想ほど難しいものがないんですよ。
何にもない敷地に建物を建てますとなったときに、
その建物を建てるときにね、
どこに車を通して、どこに現場事務所を設置して、
どこから水を引っ張ってきて、どこで電気を引っ張るのかっていうのって自由なんです。
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異界を2度もできるんですよ。
地中埋設にしてしまえとか、仮箱用はなしだけど電気の格子みたいなのをつけてしまえとかっていうのも全然可能だし、
モニターを設置してサイバーにしてしまうのも全然いいかもしれません。
やり口としてはいくらでも考えることができるんですよ。
だからこそ選ぶことのできる経験値っていうのはやっぱり必要で、
若手に仮設工事というものを教えるときには、
何がしたいの?何を目的としてるの?っていうところを明確にして、
その明確にした結果、
それを叶える最低限の方法って何?っていうのを見つけ出すことから始まるんだよっていうことをしっかりと教えなければいけないんです。
内部の間仕切り、お客さんが使っている中でのいぬきの工事ってありますが、
そのいぬきの工事をするときにも、
作業をしている人と通行して実際に使っている人と分離しなきゃいけない。
そこに壁を設けましょうってなったときに、
その壁、軽量で組み立てて石膏ボードを張って音が漏れないようにグラスフールを詰めてみたいなのが、
前にやったことがある工事だったとするじゃないですか、仮設として。
だけどそれが正解ではないです。
それを設置するのは長い期間だったらいいかもしれませんが、
ほんの30分だけやるっていう作業なのに、
その仮設の組み立てに3日かけてる場合じゃないわけですよ。
だからそのときの簡易的にギリギリ間に合うようなものってないのか、
かつそこにプラスして安全にするためにはどうしたらいいのかって考えていくと、
別にそこまでじゃなくてよくねっていう発想にもなってくるんです。
だから方策っていうのはいくらでも出てくるし、何が正解っていうこともないんです。
だからこそ仮設計画っていうのは非常に難しいですし、
仮設計画っていう計画の段階のものを若手に教えるっていうのはね、
なかなかに骨の折れる作業です。
なぜ骨が折れるのかっていうと難しいからなんですよ。
難しいっていうのは新しい発想、凝り固まった発想になってしまうのはあまりいいことではないです。
仮設計画に関しては。
だからあまり年配になって初めて仮設計画ってなっちゃうと、
こうするべきだが強くなっちゃうんで、新しい取り組みはできなくなってしまいます。
かといって、ある程度の選択肢を知っていないと、
その仮設計画を考えることすらできない。
その材料すらないんですよ。
数ある作業と材料の中からカレーを作ってくれって言われたときに、
一般的なカレーを作るもよし、ちょっと茄子を入れてみますかもよしと、
いろんな方法がありますよねと。
だけどその材料をそもそも知らないとなるとできないんです。
一つのやり方しかなくなるんです。
あまり早く教えちゃうと、一つのやり方しかできないもんなんだって思っちゃって、
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結局のところそれ以上進むことができないよねって話になってくるってことです。
なんとなくわかりますかね。
だから結論いきますが、結論としましては仮設計画をするにあたりまして、
何が大切なのかというと、
まずは自由なところ、発想を凝り固めないということ。
基本的には何をしたいのか、それを叶える作戦として、
どんな方法があるのかという順番で決めていきましょう。
どんなことをしたい、だから何をするのではなくて、
それを叶える方針として、
数ある中からどれを選ぶのが適切なのかということをね、
考えていくことができるようになってもらえればなというふうに思ったりしております。
はい、ということでここまでで、今回の仮設計画についての大きな考え方というか、
教え方について話をさせていただきました。
最後までお聞きいただきましてありがとうございます。
なんか今運転してますが、後ろにずっとパトカーがついている状況なので、
なんか気持ち悪いので、この辺で終わりたいなというふうに思います。
最後までご視聴いただきまして本当にありがとうございました。
本日は週末になっていくと思いますが、最後まで気を抜かないように頑張っていただければと思います。
はい、それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
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