1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #80 ◆若手教育は長距離走です..
こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、2年目を迎えたRaisePLANのたけだです。

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
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はい、みなさん、おはようございます。【ライズプラ】のTAKEDAと申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】を運営したり、
現場ラボというサイトで、若手育成現場の効率化のサポートをさせていただいたりしております。
このチャンネルでは、建設業界の最新ニュースだったり、施工管理の仕事術、YouTubeの裏話などなど、
僕の取り組みだとか考え方みたいなものを、仕事で、間違って車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただきたいと思います。
なので、雑音につきましてはご容赦いただきたいと思います。
いつもと違った道を走ると、雑音が大きいなぁと思ったりしておりますが、
などがご勘弁いただきたいなというふうに思います。
本日は、2022年4月22日金曜日ということでお送りさせていただきますが、
毎週金曜日につきましては、朝9時から12時までの3時間、
新人スキルアップ研修の第1期ということで進めております。
栃木県の建設会社の1年生、新人さんを相手にスキルアップ研修ということで、
マナー講習みたいなものじゃなくて、実践に沿った仕事術だとか、
そもそも施工図の読み方みたいなところも含めて、
働くってこういうことだよねというところと、
現場で実際に使える知識をレクチャーさせていただいているわけですが、
本日は3日目ということで進んでおりました。
終わったんですけども、今日はよく喋れたなって思います。
基本的には動画で学んでいただいて、
その後でわからなかったところをシェアして、
そこかそれを口尾にして話を広げていってみたいな形で、
要は受講生からのレスポンスに沿って研修というのは繰り広げられていくわけで、
毎回毎回僕がイメージした通りに研修が進むわけではないんですよ。
自動的にというか相手の質問レベルが高ければハイレベルな研修になりますし、
質問レベルがそれなりであればそれなりの研修になるというような、
何て言えばいいんでしょう、自分では制御不能な研修ということで、
なかなか異例のものではあるんですけども、
だから一方的な研修ではなくて、学びではなくて双方向の学びになる、
すごく身になるというふうに僕は思っているんですよ。
そういう意味合いにおいて、実践に即した研修を行っていくというのが僕の趣旨なわけですが、
今回はその質問が割と未来に向かっていくような質問が多かったように感じます。
テーマが今回は施工管理の仕事ってどういう仕事っていうところ。
まだまだ4月始まって間もないですので、
順番からいくとまずは建築工事ってどんな工事なのっていう、
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全体像のお話を前回までさせていただいて、
今回は施工管理ってどんな仕事なのっていう話になってきました。
次回は設計図ってどうやって読んでいくのみたいなところを始めて、
そして最終的には内装の積差までいけるよっていうような、
実践に即した行動、進め方をさせていただいております。
なかなか理解力の高い子供たちが18歳、20歳ぐらいかなの子たちが学んでいるので、
やってる側も非常に勉強になります。
前々までいろんな雑談をしてみたりだとか、
コミュニケーションを図りながら進んでいるわけですが、
やっぱりこっちの方がエネルギーをもらうよねっていうふうに思う場面がたくさんあります。
そうきたかみたいな、そこに食いついたかみたいな質問が飛び交ってみたりだとか、
そうか、これわかんないかみたいなところもあったり、
そういうのを丁寧に教えることによって皆さんの基盤が出来上がればいいな、
なんて思ったりしている次第でございます。
まだね、5月11日開校の第2期ということで、
まだまだ募集中でございますので、
もし気になった方がいらっしゃれば是非、
現場ラボと検索していただいて、
是非お問い合わせいただければなというふうに思います。
はい、ということで、本日は、
昨日が25度最高気温で、
本日は11度最高気温ということで、
相変わらず落差が激しく進んでおりますが、
明日は土曜日、あさってが日曜日か、なんですけど、
あさっての日曜日に焼肉を今年初めてやりたいなと思っているので、
是非晴れてほしいなというふうに願ってはいるんですが、
これはね、わからないですよね。
という感じです。
今日はいろんな報告事項があるので、
少し次のチャプターに延長してお話したいなということがありますので、
お聞きいただきたいと思います。
そそそに始めていきましょう。
それでは本日も進めていきましょう。
竹田の作業日報
はい、ということでここからは、
一つのテーマに絞って竹田がお話しするというコーナーになっております。
今日のお話は何かというと、
教育とは長距離操ですというお話をさせていただきます。
ちょっとその前に、本題に入る前に少しお話なんですけども、
先日から働き方改革をサポートしますという方向に、
事業の方は少しずつスイッチしてスイッチしているというか、
拡大しているような形になるんですけども、
その中でインスタグラムでですね、
働き方改革の本を出したよからスタートして、
実際に僕が現場でね、
2117時間の削減に成功しましたというところから、
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いろんなどういう施策を打っていったのかというのを、
順番に披露していったわけですよ。
これからYouTubeの方で、
これまた公開していくって話になっていくんですが、
それを受けて、早速企業さんの方からリアクションがありまして、
札幌の業者さんなんですが、
札幌の業者さんが、
ぜひちょっとお話を聞かせてほしいということで、
オファーがありました。
社員さんの前でですね、
セミナーのような形で、
詩のような形で登壇するということが決まりました。
来週の木曜日になりますが、
僕ね、札幌にちょっとお出かけして、
お邪魔してですね、
お話をさせていただきたいなというふうに思っております。
まずは淡々とね、こんなことをやりましたよということだけは、
お話してほしいということなので、
まずはそういうようなお話をさせていただきますが、
その後どういうふうにつながっていくのかというのは、
まだわかりませんけどね、
いずれにせよ少しでも、
ためになるようなお話をしたいなというふうに思っております。
というところでございます。
ということで、本題の方に進んでいきましょう。
本日は、教育というのは長距離走なんですよというようなお話になるんですが、
社員教育ってね、部下育成という言い方もしますが、
なかなか大変なんですよ。
特格建設業については、
なかなか若者が根付かないという背景がありつつ、
定着しないよねというようなところが大きな悩みなんです。
結局業界全体が高齢化していって、
技術はどんどん失われていくというフェーズに入ってしまっているんです。
そうやって教育がなぜうまくいかないのかというふうに考えていくと、
おそらくですが、
教育というものを少しないがしろにしている感じが見受けられるなというふうに思います。
というのも、僕のもともと所属していた会社自体がそんな感じだったんですけども、
研修というものは確かにあるんです。
入社した時に1週間くらい、山奥の施設に閉じ込められて、
よくわからないことをいっぱいやっているんですが、
結局、生きるって大変だよねという話だったり、
人のことを考えるって大事だよねという根本的なところを教えてくれるんですが、
結局実務のことは全くわからないんですよ。
戻ってきたら、それも外部コースによって、
名刺の交換の仕方とか電話の応対とかという、
いわゆるマナー研修と言われるものはあるんです。
だけど、現場監督にとってみると、
マナー研修も何も、電話来るのって携帯電話以外ほぼない状況で、
何やっているのかなというふうに改めて思っているんですが、
それなくならないんですよ。
でもね、あまり意味ないよなと個人的には思うわけです。
そんな中、結局実務のこと、実際の仕事のことって何も知らされない状態で、
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あとよろしくって言って、その後は現場にポイッと放置されて、
結局教えるのは誰って技術職員なんですよ。
技術職員は何言って、めちゃくちゃ忙しいわけですよね、そもそも。
だから人が足りてない、だから補充するために採用していくということになるんですけど、
その忙しい人たちにさらに忙しくするべく人を放り込むんです。
そしてその大義名武は何かというと、
自分たちが楽になるために、自分たちでちゃんと育てろよっていう、
まあそうだな、無責任。
僕の口から言うと、超無責任な教育方針を取っているという会社が、
僕の目には多いような気がするんです。
とりあえず現場に配属してしまえという感じですかね。
だから教育というものが何なのかがよく分かっていない人が、
まだ仕事すら何も分かっていない人に対して教育すると、
何が起きるのかというと、教えないんです。
正確には教えているつもりなんですよ。
だけど教えるってね、使うとは違うんですよ。
自分が今仕事を減らすためにこれを任せるみたいなね、
そういう仕事の振り分けというのは、
分かっている人に任せるならいいんです。
だけどそうじゃなくて、まだ全然分からない人に対して任せるなんてことはできないじゃないですか。
結果何をするかというと、使うになるんですよ。
ここちょっと計算しといてとか、
ここちょっとここに書き写しといてとか、
手書きのものを打ち替えるとか、
スキルとしてはパソコンを使う能力が上がるという意味では、
大きな意味で教育っちゃ教育なのかもしれないが、
少なくとも実務で関連するような、
大きく成長できるようなものとも違いますし、
それによって大きな成果が上がるわけでもないんですよ。
だから言ってしまえば雑務をやってもらうためのアルバイトと同じ扱いになるんです。
それでは育たない。
教育ってそういうことじゃないんですよ。
少なくとも今やってもらうことが、今成果が出るようなものに関しては、
それ短距離層だよねというふうに思うんですが、
教育ってその瞬間にいきなり結果が出るようなものっていうのは、
絵として無意味なものが多いんです。
言ってしまえば枝派?
木でいうところの根っこがあって幹があって、
その先に枝派が伸びていって葉っぱが付くというような形になると思うんですけど、
やらせていることが葉なんですよ。
葉の集合体をどんどん一から順番に教えていったら、
それは覚えることが山ほどありますよねってことになるんです。
だけど根っこって一つしかないじゃないですか。
根っこのワーッて広がっている部分はいっぱいありますけど、
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根っことしては一個しかなくて、
幹だって一個しかないんですよ。
まず最初根っこがあって幹があってというところを教えなければいけませんよね。
根っこの部分は何?ってもしかしたらそこにはマナーだとか根性だとか、
人間性とかそういうものはあるのかもしれませんが、
そこはある程度生きてきた環境で決まってしまう部分だと思うので、
なかなか変えられないんです。
これから作るべきは何?って幹の部分で、
その幹がしっかりしているから枝派が生きてくるのであって、
いきなり枝派の部分からスタートしたって細い細い木しか育たないんです。
その葉っぱをいかに増やしたところで、
基本が分かっていないとテクニックなんて覚えたってしょうがないんですよ。
っていうところが基本的には使うと教えるっていう、
その違いなんだというふうに思うんです。
基本的な大切なものは何かというと、
長期ビジョンで、長期といっても10年20年っていうスパンではなくて、
皆さんの願望で構わないんですけども、
3年ぐらいでこのぐらいになっててほしいなみたいな、
そういうビジョンがもしもね、多分そこまではあると思うんですが、
そういうふうに考えれば、
そのためには何が必要なのかっていうのをしっかりと掘り下げて、
だから今そこの方向に向かわなきゃいけないから、
今これをやってもらう必要があると。
それは実はね、今の現場には関係ないことなのかもしれないけど、
だけどここが幹の部分だからそこを教えないと、
枝葉を伸ばしたとしてもすぐ忘れていくし、できないことになっちゃうし、
次に使える知識でもないということになれば、
今の時間を失ってでも未来につなげていくっていう形が必要なんだというふうに思うんです。
だって何にも分かんないんだから。
だから方向性がまずは大きく合ってるんで、
大きく見るとみんなはここに向かって進んでいくんだよという長期ビジョンがあって、
その手前に、だからこういうふうに向かっていっているから、
今あなたはここにいるんですと。
なんでここにいるのかが分からない状態で、
うんとやれと言われたことだけをやってる人っていうのは、
面白くもなんともないし、結局次にもつながらないってことになるんです。
新人っていうのはね、いわばいきなりよくわからない大地に連れてこられて、
よし全力で走れって言われてる人たちになるんです。
ゴールもわからなければ、今どこなのかも分かんないし、
何のためにここにいるのかもわからない状態で、
全力で走れと言われてる状況になってるわけですね。
その皆さんの教え方だと。
そうなると歩けるわけがないじゃないですか。
だってもしかしたら行き先が崖かもしれないんですよ。
それすらもわからない状況で、
よっしゃ全力で走れって若者なんだから元気に行こうぜって言われたって、
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自分は何のために何をやらされてるのかもわからないと、
そりゃ不安になりますよねっていう話になるんです。
だからまず大切なものっていうのは何かというと、
長期ビジョンで見ることっていうことなんですけど、
少なくとも社員全員が、
今1年生の彼はどこに向かって走ってるんだということを共有すること。
これがまずは大事なんです。
これを長期ビジョンって言います。
そこに向かうためにこれ必要だよねっていうところを、
みんなで共有しておくというのも必要です。
それによって今彼は新人はどこの位置にいるのかっていうことを、
みんなが把握してる状態にならないと、
あいつ割とできるぜっていうすごい不確かな情報で、
じゃあレベルの高い仕事をさせてみるかって、
2現場目ですごいハイレベルなことをできるらしいからね。
そういう情報で進ませると、
結局それができるようになっても、
基本ができていない人の出来上がりなんですよ。
そしたら元に戻ることができないというか、
それからちょっと外れたことになると応用が一切効かない人間になってきます。
そうするとできるはずなのにできないってことに、
こちら側としては先輩側としてはなっちゃうんで、
だからなんでこいつはできないんだと、
何年目にもなってなんでこんなこともできないんだって言うんですよ。
スタートは大したこと教えてないくせに、
結果だけは一発に求めてしまうというようなミスマッチというかね、
良くない事態が起きているのが現状なのではないかと。
そんなの楽しくなくてやめて当然ですよねっていうふうに僕は感じるわけです。
だから大切なことというのはまず教育というのは今教えたからといって、
今芽吹くものではないと。
あくまで長距離走を走ってるんで、
一歩一歩を確実に進ませることは大事だが、
一歩進んだからゴールするわけじゃないんだよと。
逆に言うと一歩一歩歩いてゴールするようなものなんて、
ほぼ価値のないものたちばかりだから、
そうじゃなくてしっかりとその仕事の意味、仕事をどうするのかは後で覚えればいいです。
だけどなぜこの仕事をしているのかっていう意味を覚えてもらう。
そういう教育っていうこと。
自分の仕事を減らすために誰かを使うための新人ではなくて、
彼が成長するためにやるべきことをやってもらう。
それを意味付けとともに頭を使って自分で考えてくれるような、
そういう教育の方針を立てていかなければいけないよねというお話でございました。
ちょっと漠然とした話ばかりだったかもしれませんが、
いずれにせよ使うっていう感覚からは脱出しないとダメですし、
その脱出するためには何言って忙しい社員のところに新人を送り込んだところで、
結局使うことしかできないですから。
だって分かんないからね。分かんないし今忙しいから。
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だから教育の仕方とか今何を教えるのかっていうのを
的を絞った状態で最低限投げるなら、
現場に頼むわって投げてしまうんだったらそれはそれでいいんですけど、
しょうがないのかもしれませんが、
少なくとも今ここの段階だからこういうことは最低限できるように
何とか教えてくれよっていうふうな投げ方をしてほしいなというふうに思います。
そうすると若手だって今どこにいて何の役割でどこに向かっているのかが分かる中で、
だから今これやってるんだなっていう満足感をやりがいを覚えやすくなりますので、
そういうような教育の仕方を会社でしっかり会社単位で模索していってほしいなというふうに思います。
というのが今回のお話でございました。
教育は長距離操ですというお話でございました。
ぜひ参考にしていただければなというふうに思います。
これから教育に関してと働き方改革に関してをメインでお話ししていければなと思ったりしておりますので、
気になる方がいらっしゃればぜひ何かしらリアクションいただければと思いますし、
なおかつそれを今度は授業にしていきたいなと思っておりますので、
そういうセミナーとか講師とかそういうオファーがありましたらぜひお問い合わせいただければなというふうに思います。
はい、ということで本日の放送につきましては以上になります。
最後までご視聴いただきまして本当にありがとうございました。
それでは今週は金曜日ですね。
もう週末になりますが最後まで気を抜かないように頑張っていただければと思います。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
19:41

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