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みなさん、おはようございます。 雷鳴龍馬です。
今日も神様の昔話を始めさせていただきます。
猿は良いことを思いついたのじゃ。
トカゲは知らんことを教えてやろう。
どこまで猿が行ったのか。
長い長い長い匂いの棒を使って、
猿は空をかき混ぜ始めた。
ぐるぐるぐると空が回り始めた。
助けてくれー、助けてくれー、
と空を飛んでおった鳥たちが、
地面の上でバタバタバタバタと、
飛べなくなった翼を動かしておる。
猿は得意気に、
空はわしのものだと言った。
猿が何をやりたかったのか。
ルーを呼んで、
トカゲに見せてやろうと考えたのじゃ。
ルーは出てこん。
自分がルーに化けてやろう。
猿はそう考えたのじゃ。
匂いの棒にお願いをした。
わしをルーの姿に変えてくれ。
匂いの棒は、
小さな小さな小さな、
ルーの姿に猿を変えたのじゃ。
こんなに小さくては、
トカゲを驚かすことができん。
もっと大きなルーにしてくれ。
猿はそう言ったのじゃが、
匂いの棒は言うことを聞かなかった。
ちょっと小さなルーの姿に変えたのじゃ。
これでトカゲのおるところまで戻ることにしよう。
小さな小さな小さな、
ルーの姿になった猿は、
進んでも進んでも、
トカゲのおるところまで、
なかなか帰っていけんのじゃ。
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小さくなりすぎて、
進む力が小さくなった。
ゆっくりゆっくり進んでおる亀よりも、
前に進めん。
猿はどうして良いかがわからなくなって、
元の姿に戻してくれ、
と匂いの棒に頼んだ。
元の姿に戻って猿はその時こう思ったのに、
わしの方が偉いかもしれん。
何にでも化けられる。
わしの方がリュウよりも偉い。
見てきたことをトカゲに伝えれば、
トカゲはびっくりして腰を抜かすかもしれん。
今まで見てきたことをトカゲに伝えれば、
トカゲよりわしの方が偉いと思ってくれるかもしれん。
猿はトカゲの元に戻った。
そして今まで見てきたことを話し始めたのじゃ。
探しに行った話。
トカゲはそれを聞いて何というのか、
話してみなければわからん話。
匂いの棒がある。
光る指輪より匂いの棒はたくさんのことを知っておる。
その時猿はひらめいたのじゃ。
匂いの棒に頼んで宝に化けてみよう。
ある指輪よりもっともっと高価なものに化けてみせれば、
トカゲは驚いてまいった。
というかもしれん。
猿は匂いの棒にお願いしたのじゃ。
大きな光る石にわしを変えてくれ。
匂いの棒は猿を黒な大きな岩に変えた。
トカゲはその時猿をバカにしたのじゃ。
そんな岩などどこにでもある。
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お前は何がやりたいのか。
その時猿は悔しくて悔しくて
ブルブルブルブル震え始めたのじゃ。
猿が化けた岩は角が取れて丸くなった。
丸くなって転がり始めたのじゃ。
匂いの棒に元に戻してくれと頼んでも
なかなか元に戻してくれん。
猿はそのままトカゲのもとを離れて転がり続けた。
どこまで行けば止めてもらえるのか。
止まるまで転がるしかない。
それを見ていた大きな象が
わしと力比べをしようと岩になった猿に言った。
象の力が強いのか。
大きな岩になった猿の力が強いのか。
話は力比べの話に変わった。
トカゲのことなどもうどうでもよくなっておる。
岩が勝つのか象が勝つのか絶対に負けたくない。
岩になった猿はそう思っておる。
さあどちらが勝つかの知恵を持っておるのは
どちらのほうかのここまでのお伝えとなる。
本物の力比べじゃ。
ということでございます。
それでは16文字唱えさせていただきます。
しんたいこんけんし
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今日も一日健やかにお過ごしください。
ありがとうございました。