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2020-08-06 19:29

鉄たび漫遊記 第21号 出発進行!「豊肥本線 全線復旧」について

Podcast番組「鉄たび漫遊記 第19号」配信しました。今回は「豊肥本線 全線復旧」についてお話しいたします。★「スイッチオン!豊肥本線全線開通プロジェクト」については→こちらへ★「特急 あそぼーい!」については→こちらへよろしくお願いいたします。◆Youtubeでもお聴きいただけます→こちらへチャンネル登録お願いします!tetsutabi_21.mp3
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鉄たび漫遊記 第21号 出発進行
毎度ご乗車ありがとうございます。 鉄たび漫遊記は、鉄男と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについて、ゆるーく語る、 ポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
みなさん、こんにちは。 鉄たび漫遊記 パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。 8月になりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
ようやく長い梅雨が明けたと思ったら、 全国各地で猛暑となっていますけども、熱中症には十分注意が必要ですよね。
水分補給や塩雨などミネラルもしっかりとって、 熱中症対策をしてくださいね。
さて、今回のテーマなんですが、 大分と熊本を結ぶJR九州のほうひ本線が、
8月8日に熊本地震から4年ぶりに全線復旧します。 よって今回はほうひ本線、全線復旧についてお話をしたいと思います。
では詳しくは本編で。では本編です。 今回はほうひ本線、全線復旧についてお話しします。
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ほうひ本線は2016年の平成28年、 熊本地震によって被災し、
2016年4月14日から、 被後大津から麻生間が不通となっていました。
ようやく復旧工事が完了し、2020年令和2年8月8日に 全線で運転を再開するということになりました。
ほうひ本線は熊本県熊本市の熊本駅から、 世界有数の規模を持つ麻生カルデラの中を横切って九州中央部を横断して、
大分県大分市の大分駅に至るJR九州の鉄道路線なんですね。 最近では麻生高原線という愛称が付けられています。
沿線には水前寺公園や麻生山、 また滝蓮太郎が工場の月を作曲する際にイメージしたと言われる
丘城跡がある武田市を通る路線なんです。 都市部の通勤路線と数ある観光地への観光路線としての
両側面の貨を持つ路線でもあります。 ほうひ本線では縦野駅と
赤水駅の間が、 標高差が約190メートルあります。
この急勾配を緩和するために、今では数少ないスイッチバックが設けられています。
スイッチバックとは、 急勾配など列車が上る際につずら折り状に線路を引き、勾配を少なくして
峠など高低差がある場所を通過する際用いる仕組みのことを言います。 例えば熊本から来た列車は縦野駅に到着した際、
運転手はホームの上を歩いて反対側の運転席に行き、逆向きに出発ししばらく坂を登ると停止します。
そこでまた運転手さんは今度は車内を歩いて元の運転席に戻ります。
そこで再び始めと同じ方向に列車を発車し峠を越えていきます。 この間元々停車していた
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縦野駅がどんどん下の方に遠のいていきます。 やがて列車は麻生カルデラ内へ入っていくことになります。
このスイッチバック走行中は非常に珍しい車走が楽しめますのでお勧めのポイントでもあります。
平成26年熊本地震ではこのスイッチバック区間が3体崩壊により甚大な被害を受けてしまいました。
この区間の工事に4年の歳月を費やしようやく復旧したのです。 放費本線では前線復旧に際して特急列車も運行されるようになります。
まずキハ185系軌道車を利用した特急アソや九州横断特急と土日祝と期間限定で運転される観光特急アソボーイも運転されます。
ここで注目したい列車は観光特急のアソボーイなんですけども、アソボーイは以前は熊本から宮城間を運行していた
SLアソボーイやアソ1962の観光列車の後継列車として2011年から運行開始した観光特急なんです。
熊本地震の影響で比古大洲からアソ間が普通状態になっていましたので、2019年まではアソ駅からベップ間のみを運行していました。
今回の放費本線全線復旧によりいよいよ熊本発での運行が復活するのです。運行区間は熊本からベップ間を土日祝を中心に1日1往復で運行されます。
アソボーイについて詳しく説明しますと、アソボーイの車両はキハ183系の1000番台をリニューアルした車両で、4両編成で全て普通指定席となっています。
外観は車体上部が白、下部が黒の2トンカラーで、白と黒の間には黄色いラインが入っています。また側面にはクロちゃんという可愛らしい犬のキャラクターが描かれています。
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内装のデザインはJR九州の車両デザインで数多くを手掛けた水戸岡英二さんが担当されています。特徴的なのは3号車がファミリー車両となっていまして、
窓側がいつも子供席になるように配置した転換クロス式の親子席の白いクロちゃんシートがあったり、木のボールプールという遊び場や絵本コーナーなど親子で楽しめる車両となっています。
他にも4号車には広々としたソファーや窓に面したベンチを設置した共有スペース、ラウンジや3号車には飲み物や食べ物またお土産などを販売する黒カフェもあります。
この黒カフェには子供用の低いカウンターも設置されています。このあたり、木配りが非常に良いですよね。それとこの列車の最大の魅力は何といっても車端部の運転席が2階になっており、最前部は大型の局面ガラスを配置した展望室となっていて、
パノラマシートとなっています。このパノラマシートは通常の指定席よりプラス200円と料金は高いんですけども、大きな窓から阿蘇の雄大なカルデラの絶景を楽しむことができます。
座席配置も2プラス1の3列の座席配置となっており、ゆったりとくつろげる座席となっています。
続きまして、阿蘇防衛のダイヤについてお話しします。まず、下り列車から始発駅熊本駅を9時6分に発車し、途中阿蘇駅には10時31分着、大分駅には12時17分、終点ペップには12時32分着となります。
上り列車は始発駅ペップを15時12分に発車し、途中大分駅には15時25分、阿蘇駅には17時11分、終点熊本駅には18時29分着となります。
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続きましては、一番気になると思う料金についてお話ししますと、まず始発駅の熊本から終点ペップまでの料金なんですけども、運賃が3300円、指定席料金が1940円、合計しますと5240円となります。
子供料金につきましては半額の2620円となります。続きまして熊本駅から大分駅間では運賃は先ほどと変わらず3300円、指定席料金は17800円、合計しますと5000トンで80円となります。子供料金は半額の2540円となります。
次は熊本駅から阿蘇駅間でしたら運賃は1130円、指定席料金も1160円、合計しますと2290円となります。子供料金は半額の1140円となります。
最後に阿蘇駅からペップ駅間でしたら運賃は2170円、指定席料金が1780円となりまして合計金額は3950円、子供料金は半額の1970円となります。以上が料金となります。
そうですね、過去にこの番組でお話しした観光列車に比べるとですね、指定席が普通指定席なので比較的リーズナブルに乗車できるのではないかと思うんですけども、普通車なんですけども車内のですね雰囲気はとてもですね、ゆったりとして落ち着いた雰囲気の列車ですので全然他のグリーン車両と見劣りしないと思うので、これならですね、
お子さんと一緒にですね、楽しく旅ができると思います。皆さんいかがでしたでしょうか。このアソボーイ、家族みんなで移動時間を楽しめる観光列車だと思います。リスナーの皆さんもぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。
さて、そろそろお時間になりましたので、今回はこの辺にしたいと思います。ではエンディングです。
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今回のほうひ本線全線復旧についてのお話、いかがでしたでしょうか。私はほうひ本線のスイッチバックが大好きで震災前から何度か乗車に行っていた路線でした。
あの4年前の熊本地震のニュースを見た時は非常にショックを受けました。見慣れていたあのスイッチバックが無残な姿に、あれから約4年待ちに待った全線復旧となりました。非常に嬉しい限りです。
これはどうしても現地で復旧をお祝いしたいと考え、急遽ほうひ本線全線復旧の初日8月8日に熊本初別府行きの阿蘇防衛に乗車してこようと思います。乗車時にはまたこの番組でも乗車レポートをお話ししたいと思います。
今回ですね、初めての試みとして現地からツイキャスで生中継をしたいと考えています。もしよかったら私のツイッターアカウント、セロトマト、つづりがですね、SEROTOMATOをフォローしていただければ、
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ツイキャスの中継が始まりますと通知がツイッターにきますので、もしよかったら登録の方よろしくお願いいたします。さてこの番組では皆様からのご意見やご感想をお待ちしています。
ポッドキャストのレビュー欄やてつたびまんゆうきのブログのコメント欄、ツイッターにシャープてつたびまんゆうきとつけてツイートしていただければ番組内で紹介させていただきます。では今回はこれにて終わりたいと思います。また次回をお楽しみに。失礼いたします。
長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。くれぐれもお忘れ物のないように、今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。
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