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2021-05-16 24:06

鉄たび漫遊記 第43号 出発進行!「旧福知山線廃線跡」について

Podcast番組「鉄たび漫遊記 第43号」配信しました。今回は「旧福知山線廃線跡」についてお話しいたします。兵庫県は西宮市の旧福知山線廃線跡へ行ってきました。その昔、列車が走っていた渓谷沿いの旧福知山線廃線跡には今もトンネルや鉄橋などが残っており当時に想いを馳せながら歩けるハイングコースとなっています。★「JR福知山線廃線敷 -ハイキングコースについて」については→こちらへ◆「鉄たび漫遊記」公式Twitterを開設しました。→こちらへフォローもよろしくお願いします!◆「鉄た..
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鉄たび漫遊記 第43号 出発進行
毎度、ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄王と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語る、ポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
北九州に住んでるおばさんが、アニメや映画など、
オタク成分たっぷりにお話ししてるよ。
北九州の片隅、みんな聞いてね。
みなさん、こんにちは。鉄たび漫遊記、パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
あっという間にですね、ゴールデンウィークも終わってしまいましたけども、
リスナーのみなさんは、どんなゴールデンウィークを過ごしたんでしょうかね。
私の住んでいる近畿地方は、お天気も悪くて、緊急事態宣言も出ていますので、
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私はほぼほぼお家でおこもり状態でした。
まあ、そんな中、1日だけちょっとお出かけをしまして、
3密を避けられるならということで、
兵庫県の旧福知山線廃線跡へ、ハイキングに行ってきました。
ということで、今回は旧福知山線廃線跡と題しまして、
廃線跡をハイキングしてきましたので、いろいろとお話ししたいと思います。
では、詳しくは本編で。
では、本編です。
この前、ゴールデンウィーク休みということで、旧福知山線廃線跡へ行ってきました。
今回歩いたコースは、西宮名塩駅から旧福知山線跡を歩いて、竹田尾駅までのコースを歩いてきました。
時間はゆっくり歩いて約3時間ほどのコースで、距離にして約5キロとなっています。
廃線跡を歩く際の注意事項なんですけども、
廃線跡なので、どうしても足元は良くないので、歩きやすい靴で行くことをお勧めします。
間違ってもサンダルやハイヒールなどでは行かないでくださいね。
それと、コース途中はトンネルがいくつもあります。
必ず懐中電灯など明かりを持参してください。
それと、注意して欲しいのは、コースの途中にはトイレがありません。
必ず出発前には駅などでトイレを済ませてから行くことをお勧めします。
さて、早速コースの案内なんですけども、
私は西宮なじよ駅から国道176号線沿いを歩いてですね、案内標識がありますので、その道に沿って廃線跡までたどり着きました。
西宮なじよ駅から歩いて約15分ほどで到着しました。
まず入口には鉄製の頑丈な車止めがあり、そこを抜けるといよいよ廃線跡のスタートとなります。
廃線跡といってもレールもバラストもないので、普通の遊歩道っぽい道となっています。
ただし、所々に残る枕木が線路の痕跡を留めています。
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そしてスタートしてしばらくは、まっすぐな平坦な道が続くんですけども、廃線跡の左右からは草や木々がうっそーと茂っており、密林のような感じになっています。
しばらく進むと、まず最初に現れるのがなじよ川橋梁といって、小さな鉄橋跡が現れます。
鉄橋跡といっても、今はハイキングコースとして整備されていますので、欄間がついて全く危険性のない鉄橋となっています。
そして鉄橋を渡り先へ進むと、この辺りからは向こう側沿いに廃線跡が続いていきます。
進行方向右手には向こう側の荒々しい渓谷が目に入ってきます。
次に現れるのが馬賀懐川橋梁といって、また小さな鉄橋跡を渡ることとなります。
こちらも欄間がついて楽々渡れる鉄橋跡となっています。
そして先に進んでいくと現れるのが北山第一トンネルです。
レンガ作りのどっしりとした重厚感あるトンネルの入り口で、全長は319mと意外と長いトンネルとなります。
入り口から奥の方を覗き込むと真っ暗で、その先は何も見えません。
ここからは前もって準備しておいた懐中電灯をつけて、ゆっくりとトンネルの中へ入っていきます。
トンネル内は明かりがなく足元もデコボコしているので、懐中電灯で足元をしっかり照らして気をつけてゆっくりゆっくりと歩いていった方がいいと思います。
旧福知山線は単線非電化のため、今のトンネルと比べるとトンネル内は異様に狭く感じます。
真っ暗な中を6分ほど歩くとようやく出口に到着しました。
たった6分間ほどの道のりでしたが、とても長い時間に感じられました。
北山第一トンネルを抜けて再び向川沿いをひたすら先に進むと、昔の速度制限の標識が残っていました。
標識自体は錆びついているんですけども、60という数字ははっきりと読み取れます。
進行方向右手の向川渓谷は清水賀渕と十国の瀬が見えてきます。
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向川の流れは相変わらず激しい流れが続いています。
そして北山第一トンネルから15分ほど歩くと、また次のトンネルが現れます。
このトンネルは北山第二トンネルと言いまして、全長413m丸、この廃線跡で最長のトンネルとなります。
トンネル内は少し曲がっているので出口の光も見えず、真っ暗な中、懐中電灯の明かりだけで進んでいくのは非常に恐怖感がありました。
トンネル内の空気はヒヤッとしており、ただただ自分の足音だけがトンネル内に響いています。
さらに所々天井から地下水がポタポタと落ちてきていました。
正直不気味な感じがしまして、早くここから抜け出したいという気分になりましたので、だんだんと早足になっていきました。
そうしてひたすら暗闇の中を約10分ほど歩くと、ようやく出口に到着しました。
やっと出れたとホッとする瞬間でした。
さて、北山第2トンネルを抜けると向こう側の流れは一層急流となって、大きな岩がゴロゴロと転がっていました。
この周辺の廃線跡なんですけども、向こう側と崖の間を縫うように設置された非常に狭いエリアとなっています。
また至る所にですね、JR西日本の注意の看板が設置されていまして、看板にはこの先の落石等による事故の責任は持ちかねませんという文言が書いてあります。
これをですね、要するに怪我をしてもですね、JR西日本は知りませんよということですよね。
クレーグレーも廃線巡りはあくまでも自己責任で行ってくださいということになります。
さてとまだまだ先は長いのでどんどん先へ進んでいきます。
途中の廃線跡沿いにはですね、撤去された枕木がですね、積み木のように積まれており何箇所もありました。
その枕木の山をですね、見ながら先に進むと北山第二トンネルから15分ほどで溝滝尾トンネルが現れます。
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こちらのトンネルは全長149mと比較的短いトンネルなんですけども、ここがこの廃線跡のおすすめのポイントとなります。
トンネルの中を5分ほど歩いて出口に近づくと出口の向こうには頑丈そうな鉄骨の赤い鉄橋が見えてきます。
この赤い鉄橋は第二向こう領と言いまして1954年昭和29年に架けられたトラス橋で全長は72mもある鉄橋なんです。
鉄橋跡と言いましても今までの鉄橋と同様に橋下た部分にはちゃんと橋板が敷かれており欄間もあるので危険性はなく歩くことができるんですけども、ただ欄間から真下を見ると向こう側の激しい流れが目に入ってきます。
もし橋板を踏み外したらと考えてしまうと足がすくんでしまいました。ここが今回の廃線跡の中で一番の絶景ポイントとなります。
鉄橋からの眺めを楽しみながら第二向こう領を渡り切りますとまたすぐにトンネルが現れます。向こう計画と山に挟まれたこの区間の工事は難工事だったということが容易に想像がつきます。
そして第二向こう側橋梁を渡り切って現れたトンネルは長尾山第一トンネルとなります。全長306mとこれまた意外と長いトンネルとなっています。しかしですね、この日は前日の大雨の影響でトンネル入口には大きな水たまりができていました。
廃線跡の端まである大きな水たまりで飛び越えようにも飛び越えることはできないので仕方なく水たまりの中を歩くこととしました。どうにかこうにか苦労の末、長尾山第一トンネルの中へ入っていくことができましたが、いかんせん靴がびちょびちょに濡れてしまいました。
まあこれは仕方ないですよね。トンネルの中をどんどんと進んでいくとこの日初めてトンネル内で他のハイカーとすれ違いました。暗闇の中でですね向こうから明かりがやってくる。ちょっとびっくりしたんですけども冷静に考えるとですねゴールデンウィークということで他のハイカーがいても不思議ではないんでね。
挨拶して通り過ぎたんですけどもちょっとですねやっぱりビビりますよね。そして長尾山第一トンネルを抜けると向こう側を左手に眺めながら5分ほど進むと川幅が広い場所があります。
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このあたりは巻き乗せと呼ばれるそうで休憩用だと思うんですけども廃線跡には川に向かってですねベンチがいくつも設置されています。確かにですね景色もいいのでここらで一休みというのをいいかと思います。
そしてもう少し歩くとですね浸水広場や山側には階段があって登った先には桜の園という桜並木があるようです。時間があればですねそちらも回ってもよかったんですけども今回はあまり時間がないので寄り道をせずに先を急ぐこととしました。
そして小さな鉄橋跡を渡ると切り通しの先にですね長尾山第二トンネルが現れます。このトンネルは全長147メートルと短くほぼ直線なので入り口から出口の光が見えてます。
そして長尾山第二トンネルを抜けると約3分ほど歩いたところにですねこの廃線跡最後のトンネル長尾山第三トンネルへと立て続けにトンネルが現れます。
長尾山第三トンネルは全長91メーターと一番短いトンネルとなるんですけどもカーブになっていますので入り口からは出口が見ることができません。トンネル内なんですけども枕木もバラストもだいぶ残っていますので歩きにくいので足元には十分な注意が必要です。
そして長尾山第三トンネルを抜けて約5分ほど歩くと視界がパーッと開けてですね小さなガーター橋総川橋梁を渡りますと景色は一変コンクリートで五眼工事をした一帯に到着します。
ここで旧福知山線廃線跡のコースは終わりとなります。ここまで来るとですね向こう側の流れも緩やかな流れとなっていました。そしてですねここから約600メーターほど歩いた先にJRの現在の福知山線武田尾駅があるのでそこまで歩いてキロに着くこととしました。
ほんま久しぶりの鉄分補給のお出かけでしたけどもお天気も良くてですね新緑の中を歩くのはとても気持ちが良かったですね。こういったコロナ禍でも3密を避けたお出かけならしてもいいかなぁと思う次第なんですけども皆さんはどう思いますか。
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さてそろそろお時間となりましたので今回はこの辺にしたいと思います。ではエンディングです。
おかえりー。今日は忙しかった?それともいつも通りだった?
ねえねえ私のお話聞いて聞いて。少し配信して長ーく配信して。夜のユイロック聞いてください。
ではエンディングです。今回の旧福知山線配線跡のお話はいかがでしたでしょうか。
配線跡はハイキングコースとして整備されていますので初心者の方でも歩きやすいコースだと思います。
ですので配線跡めぐり未経験者の方でも気軽に歩けるコースとなっていますのでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
それとですね竹田尾駅近くには竹田尾温泉という温泉がありまして竹田尾温泉湯本と紅葉館別邸あざれという2軒の温泉がありまして
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どちらもですね日帰り入浴ができますので歩いて疲れた体を癒すにはもってこいだと思います。
さらに紅葉館別邸あざれには無料の足湯もありますのでこちらもおすすめです。
さてここでお知らせです。
テツタビマユウキでは公式ツイッターを開設しています。
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さて今回はこれにて終了したいと思います。
では次回もお楽しみに失礼致します。
あほい
長らくのご乗車お疲れ様でした。
間もなく終点に到着致します。
くれぐれもお忘れ物のないように今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。
ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。
24:01
ありがとうございました。
24:06

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