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どうもー、トリコロールケーキの大塚晃夫、今田です。
トリコロールケーキの大塚智香、高沢です。
今日は、こんな話をしようと思います。
《2024年春アニメ》ゆるキャン△SEASON3
今回が、2024年春アニメの第9弾かな。
確か第9弾になります。作品としては10本目かな。
ご紹介したい作品は、ゆるキャン△SEASON3でございます。
普段はね、2人顔を合わせて収録してるんで、その場でゆるキャンだったらゆるキャンのね、TV予告編とか、その場で見るようにしてるんですけれども、今回はズームで収録してるんで、ゆるキャンですから、高沢さんもさすがにご存知かと思います。ゆるキャンですね。
ほとんど知らないです。
ゆるキャンのキャンが何かも知らないですか?
キャンプ。
キャンプなんですよ、そうそう。
ふんわり知ってるって感じです。
あ、ふんわり知ってもらってる?
ゆるキャンのゆるが何かを知ってるかな?
ゆる、ゆるいキャンプ。
ゆるいはね、キャンプにはかかってないんだよね。
僕の見解なんだけど、ゆるい連帯なんだよね。
女子高生がね、4人だったかな。
この作品が出てきて、野外活動サークルって言って、キャンプとかをするサークルをやってるんだけども、この4人がね、友達というよりはね、連帯してるんだよね。ゆるーく。
キャンプを通じてってことですか?
キャンプを中心に、そうだね。
つながりとしてはキャンプがきっかけで。
で、このゆるキャンっていう作品が何でここまで人気になったかっていうところと関わってくるんだけど、ゆるさがいいってよく言われるわけよ。
で、そのゆるさっていうのが、自然とかをいっぱい扱うから、キャンプだからね。
そういう穏やかな空気感とかのことを指して、ゆるさがいいってみんな言ってるんだと思うんだけど、もう一つこのゆるキャンでよく言われるのが、その4人それぞれの関係性なんだよね。
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友達というよりはね、ほんとさっき連帯と言ったけれども、ゆるいつながりしかなくて、相手の好みとか自分の好みを強制しないんだよね。
ここに行こうよとか、ぐいぐい言う人がいないというか、自分の好み、他人の好みを押し付け合ったりしない。
なんかこう、一緒にいてなんか楽しいよねみたいなぐらいなんですよ。別にこう、昔からの知り合いでもなくてね、なんとなく波長が合うねぐらいの話で。
その心地よい空気感が僕は好きで、そこがこのゆるキャンという作品の人気だと思うんですよね。
おそらく見てない方からしたら、女子高生の可愛い子たちがキャンプでキャッキャ言ってるとこが好きなんでしょとか、ざっくりひとまとめにして言うことがあるかもしれないけど、
というよりはその、自分はこれが好きなんだっていうのを他人に押し付けないし、他人からもそれを無理に押し付けられたりしていない人たちのつながりっていうのがとても良いと思ったんですよね。
なんかいろんな人たちがいていいねっていう感じですか?
まあざっくり言うとそうで、多様性を認めるとか言うとちょっと話が大きくなりすぎちゃう感じがして、
これが自分は好きなんだから、それを好き同士で楽しめるなら、じゃあ一緒にいようか、一緒にどっか行こうかみたいな、それぐらいの話なんですよね。
別に別れるからといって泣いちゃうとか、あえて嬉しいねとかをエモーショナルに、裸に言わない感じというかね。
この作品は、今回シーズン3ってタイトルにあるんですけど、テレビアニメとしては3期目なんですよ。
もう一つ映画もあったんですけど、僕それ全部見ていて、今回この3期目にあたってね、スタッフが全部変わりました。
あ、そうなんですね。
はい。
脚本とかも。
全部です。監督も脚本も変わりまして、制作スタジオも丸ごと変わりましたんで。
あ、そうなんですね。
キャラデザインも変わりましたし、ちょっと不安に思ったわけですよ。
好きだったんだ、イルキャンって元から。
アニメがね、アニメのイルキャンが。
で、まるっきり違うスタッフになるんだって聞いた時に、あれ大丈夫なのかなと思ったんだよね。
そうですね、不安が出ますよね。
で、その放送前はさ、唯一変わらないスタッフが音楽だったんですよ。音楽を作る人が変わらないと。
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であれば大丈夫なのかもしれないと希望を持ってたんですね。
なぜなら、キャラクターがどうとか、そこで起こる出来事がどうとかいう理由で好きになったわけじゃなくて、空気感で僕は好きになっていたわけなんで、空気感を一番支えるのって音楽な気がしたんですよね。
もしかしたら。
リズム?
リズムというよりはもう音楽ですね。
空気感が好きだったと言ってるけど、もしかしたらそれって音楽が好きだったに近いんじゃないかなと思って。
キャラデザインが変わったり、演出が変わるにしても、作る人、音楽を作ってる人が一緒ならあんまり変わんないんじゃないかなってちょっと希望的な観測を持って第1話から見始めたんですけど、かなり違う。
あ、そうなんですね。
一番言われてるのは絵だと思うんですけど、僕原作ちゃんと読んでないんでよくわかんないんですけど、話によると原作の絵に寄せたみたいなんですよ、3期は。
それはもしかしたら原作ファンから見たら喜ばしいことなのかもしれない。
で、絵だけ変わったって言うんであれば、僕まだ良かったと思うんですよね。声優さんは全部一緒ですから。
なんかね、でも違ったのよ。自分がゆるキャンを好きだった理由、ゆるい連帯でつながってるっていう感じがなくなってるように思えたんだよね。
あ、そうなんですね。
あのね、キャラが元気なのよ。
キャラのセリフ回しもそうだし、演出のテンポとかもかなり元気、リズミカルになってて、そのテンポってね、1期2期では多分なかったんだよね。
リズミカルなテンポになっていること自体が、僕には何か人に強要してるように感じられたのよ。このリズムに乗りなさいって。
それが、自分がゆるキャンを好きになった理由と乖離しているように感じられて、乗れなかったんですよね。ずっと乗れなかったんです。
で、みんな元気なリズムになっているから、なんとなくさ、その元気なリズムになることによって、誰かに何かを強要しているように感じられるから、空気感自体が1期2期とは変わっているように見えたんですね。
で、キャラ自体の顔もちょっと変わってる。
で、キャラの性格も違ってるように見えたんですよ。
前までそんなグイグイ行く子じゃなかったのに、えらいみんなグイグイ行く子になってるなと思って。
それは、長い時間一緒に過ごしてるからすごく仲良くなって、そういうノリが発生したのかなというふうに見ることもできるんですけれども、そういうキャラでは明らかに1期2期はなかったので、
かなり変わってるように感じられて、少なくとも僕が好きだったゆるキャンのリズムはなくなっちゃってるように思えたんですよね。
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音楽が一緒にしてもちょっとどうかなと。
そんな些細なことですよ。自分の好みの話なんで。
で、いいところもあって、3期になって、3期で気づけたこと。3期が良かったところっていうのもあって。
おおむね2つあるんですよね。1つ目は、これね、レギュラーキャラになるのは3期が初めてだったんですけど、
主人公がナデシコとリンちゃんっていう2人いるんですね。
このナデシコっていう子の方が高校から転校してきて、
山梨、舞台となる山梨に転校してきたんですね。
中学まではナデシコ、静岡にいたんですよ。この中学時代の幼馴染が、
山梨に旅行かなんかに来たんですよね。
この山梨でみんな仲良くなっているこの一塊のサークルに、ナデシコの幼馴染っていう子、外からもう1人入ってきたと。
このもう1人入ってきた綾ちゃんっていう子の声優さんが上手い。
黒沢友よっていう声優さんで、僕前々から上手いなって思ってたんですけど、やっぱり上手い。
今回の上手さっていうのはね、サークルの4人たちは、そこは連帯してるわけじゃないですか。
で、一緒にいることが苦じゃないわけで、なんかこう声の出し方とかがね、ちょっとこう慣れてきてる感じがあるんだよね。
あの、えらい声の、妙に声でかいやつとかがいるわけでもなく、
まあそれは多少声でかいやつはいるんだけど、
だいたいこのぐらいのリズムとかボリュームで話せばいいよねみたいな空気ができてるように僕見えてたんですよ。
友達グループの空気感ってことですね。
そこに外からもう一人新しい子がやってくるんだけども、
このやってきたやつの声の出し方が、前にいた4人と一緒の声の出し方してる。
へー。
ずっと友達だった感じの声の出し方なんですよ。
これ聞けばわかるんですけど、これって多分声優さんの工夫じゃない。
声優さんレベルの音響監督なのか監督なのかわかんないですけど。
それができる黒沢友代ってすごいなって僕思ったんですよね。
黒沢友代って人ね、本当にこのキャラはどういう声を出すんだろうっていうことを考えてる風に僕には感じられて、
1年半ぐらい前にアンデッドガールマーダーファルスっていうアニメがあったんですけど、
これ黒沢友代さん出てて、生首の役だったんですよ。
生首の美少女が鳥かごにずっと入ってて、それを召使にずっと運ばせてるみたいな。
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僕の読みですけど、生首の声の出し方になってたんですよ。黒沢友代さん、おそらく。
へー。
やっぱ上手いなこいつ。上手いなこの人っていうのが、ゆるキャンシーズン3でも感じられました。
今のが一つ目ね。3で良かったところ。
勉強になりそう。
3で良かったところのもう一つが、4人のサークルに隊長みたいな人が一人いて、
こいつ元気で、リアルにこういう奴いたら、僕だったらちょっと鬱陶しいなって思うぐらい元気な奴なんですね。
飾りっ気のないっていうか、いわゆるおしゃれとかにあんまり興味がないみたいな、
私おしゃれによくわかんねえんだよなって言っちゃう感じの大垣千明さんという子がいるんですね。
はい。
多分一番人気はないと思うんですよ。他の子は可愛いんで。大垣さん別に可愛いキャラじゃないんですよ。
でっかい眼鏡かけてて。
で、もともとだから僕大垣さんのことはそんなに別になんとも思ってなかったんですよ。特別好きでもなかったんですけど。
今回このシーズン3を見てて、みんな空気がちょっと変わっちゃってて、別人みたいに僕にはずっと見えたんですよね。
じゃあ今まで見てたあの時のみんなはいなくなっちゃったんだと思ってたんですよ。
そしたらね、結構最終話が近くなってきた時に大垣千明が出てきたんですよ。それまでずっと出てなかったんですよ、大垣千明が。なぜか。
そのね、最後に出てきた大垣千明が、一人キャンプとかをしてるんですけど、変わってないのね。
うん、安心感。
なんでかっていうと、元気なように見えるって言ったじゃないですか。
はい。
前と違ってみんな元気になっちゃってるような気がして、僕には見えてたんですけど、大垣千明は元から元気なんですよ。
だから変わってないように見えるんですね。
演出がもともと大垣さんに施されてた演出と一緒なんで、3期は。
だから、あの頃の大垣さんが、あ、大垣さんは変わってないんだ、あの頃のまんまだって思った時に初めて、ゆるキャンを見てて初めて、大垣さんありがとうって思えたんですよ。
はい。
大垣さんのことは別に好きでもなんでもなかったけど、あ、大垣さんはちゃんと前のままいてくれるんだね。ゆるキャンというシリーズをこう、まだまだ持ち越してくれてるんだねっていうのを初めて感じられて、大垣さんを初めて言いなって思いました。
初めて。
はい。
えー。
まあ、大垣さん重要な役なんですよ。全然いらない役とかではないんですけど、僕は個人的に好きではなかった。けれども3期では好きになったというよりは、ありがとうって思えたという感じですかね。
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あー。
はい。
一個気になるのは、
はい。
記憶、私の記憶では犬がいた気がするんですけど、
はい、います。
変わらず出演してますか?
出演してます。
はい。
はい、斉藤絵奈っていう子が飼ってる、ちわわのちくわですね。
あー、ちくわちくわ。
はい。
この子の雰囲気はどうですか?変わっちゃってますか?
まあ、キャラデザインが変わってるんで、ちょっとね、こう、みんなシュッとした感じになったんですよ。若干。
うーん、うん。
なんでちくわもちょっとシュッとしてて、僕の好みではなくなってますけど、それは別にちくわがどうとかいうよりはみんなそうです。
うーん、どうなんですかね、評判って。やっぱ原作が好きな人からしたら、そうそうこうだったよねっていうことだったりするのかな。
ちょっと原作ファンの声は僕からは観測はできないんですけど、僕のようなその一期二期の頃から好きだった人は変わってはしまってるなとはおっしゃってましたね。
ツイッターで見る限りは。
うん、X。
Xね、Xで見る限りは。
はい。
映画とかもね、僕はすごい好きで語れるんですけど、今回はZoomで収録してますんで、ちょっと時間に限りがあるということでね。
はい。
本日が2024年の6月の25日なんで、春アニメはもうね、続々と最終回を迎えておりまして、僕が見ている作品もかなり終わっています。
そうか、7月から夏クールが始まるわけですよね。
そうです、7月もちょっと大騒ぎって感じですよね。
あ、もう情報は出てるんですね。
もちろんもちろん、だってもう来週にはね、始まりますから、始まるやつは。
そっかそっか。
一番注目している夏アニメですか?
あ、聞いてないです、はい。
とりあえず一本だけ言うと、7月の7日から始まる東京都知事選。
から始まるというか、2投票日を迎える。
これはちょっと注目の作品になりますね。
日立前もできますしね。
日立前もできる、あ、あれですよね、Dアニメストアとかそういう。
違いますね、多分日による段階的にだと思いますけど、今は多分区役所とかで受け付けてると思いますよ。
先行配信みたいなやつじゃないですか?
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あ、えっと、配信ではないけど、どうでしょうね。
先に意思表示ができるっていうことかな。
こちら側の。
こちら側?
あ、有権者?
あれ、都知事選っていうのはアニメじゃないんですか、もしかして。
アニメじゃないです、バトルじゃない、バトルアニメじゃないんですよね。
じゃあちょっと興味ないですね、アニメじゃないんであれば。
じゃあアニメだと思っていただいて、7月7日はお近くの公開してる場所に足を運ぶのがいいかと思いますよ。
でもアニメじゃないですよね、実際の話なんですよね。
そうですね。
ちょっと実際の話はね、頭抱えちゃうんで、ちょっと実際の重い話はノーサンキューですね。
重くはないと思うけど。
重くはないですか。
はい。
なんで、来週、次回の収録にはもう春アニメは終わりますかね。
あるいは今日が最後かもしれません。
はい。
どこかでまとめておくことは必要かと思うんで、もしかしたらやるかもしれませんけれども、
アニメって本当にかけがえのないものですよね。
いいですか、水を刺すようなんですけど、ちなみに春アニメ何本見たんですか、結果的に。
ここで紹介しているものは全話見てるんで、ラジオポーズで紹介している10本ですよね。
10本は少なくとも見てます。
それは全部新作なんで、もちろん再放送されているものもあるんですよ。
ドラゴンボールとかもやってますし。
そうなんだ。
やってますし、僕が一番今期の再放送で注目しているのはおいしん坊ですよね。
おいしん坊本当に面白いね、あれは。
そうなんですね、無限じゃない?
アニメはもう終わってるんで、無限ではないですけどね。
おいしん坊すごいね、面白すぎるわ。
そうなんですね、ちょっと聞きたいのは、どこに注目してるんですか?
職人興味ないじゃないですか、今野さん。
全部。絵もいいし、ドラマもいいし、演出もいいし、ギャグもいいし、本当に味わいどころが多すぎるって感じ。
もっと早く出ておけばって感じですか?
いや、でも演出の良さとかはね、今見て初めてわかる。
今この80歳のためで見て演出の良さに気づいてるからね。
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なるほど。
一番良かった、今期一番良かった何だろうね。
ちょっといろんな観点によって違うかな。
でもおいしん坊かな。
はい。
そんな感じで。
わかりました。ありがとうございました。
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