★今回の概要
某句会の入選句、お気に入り句、そのほか現代川柳のあれこれを話します(詩人の魂を大切にしましょう)
★こんな話題が出ました
マダガスカル句会に参加しました/文学フリマのお知らせを兼ねて?/入選しました/伸びしろは誰にでもある/自分たちの句を紹介する→自分たち以外の入選句からお気に入りの句を紹介するという流れで/【自分たちの入選句】《あなたが着せてたとうめいの巻貝/高澤聡美》/最初は漢字の「透明」だった/選者へのみくびり?/ビジュアル重視の表記/巻貝はレッテルみたいなイメージ/アトム(こども)が「担って」いるもの/他者の視線/アトムは上半身裸だから/アトモスフィア/アトムのテクスチャが貝殻のテクスチャを想起?/《エビカルビ放送局はこちらです/高澤聡美》/お題の句に、えも言われぬ薄気味悪さを覚えた/お題の句→イメージ→イメージ→言語/「エビカルビ」と発音するときなんとなく引っかかる薄気味悪さ/えびDOG/ウシエビのこと?/ベンチに座っている/ほかには誰が座ってるの?/《歯を見せて満室ですと言わないで/高澤聡美》/高澤が薄気味悪く思うもの=自分ではわからないけどたしかにある人の気配/歯茎と爪の生え際も薄気味悪い/とにかく気味悪さ/《これアトムぎゅっとした砂のかたまり/今田健太郎》/今田の句の作り方=575の型に抜くイメージ、だが……/この句は五反田団の戯曲の一部のイメージ/神様にぎゅっとされたパン/なぜそのイメージが舞い降りたかは謎/「ぎゅっと」のかわいさ/空気階段/暮田真名さんの優しい評がいい/今田と高澤の現代川柳の経験の深さのちがいが出ている/《8が好きだった子猫を飼うまでは/今田健太郎》/読みはどこまでも自由だが、犬のハチではありませんでした~/「気づけば575になっている」「575に句を作られている」みたいな作り方がしたい/ちょうどいい飛躍/《なんかきみたまごっぽいねしぐさとか/今田健太郎》/ササキリさんの選評をぜんぶ読んでみよう/「こうです」/無神経な発言と捉える深度/胸キュンっぽいが、ちがくない?/階層の多さがフィクション性を生んでいる/『キッズ・リターン』のモロ師岡/高澤は川柳を作るとき「なんとなく後ろ暗いかんじ」を引き出しがち/【他の入選句からお気に入りの句を】《火のそばで二月の皮を剥いでいる/西沢葉火》/かぶりました/「豊かな実直さ」/おかしみ?/いきなり「フェザースティック」とはっきり言う選評もおもしろいと思う/『ゆるキャン△』で観たから好き?/《アサリから開いたんだしいいでしょう/おかもとかも》/殺生の後ろめたさを回避するエクスキューズですかね(高澤)/「だし」が「出汁」だからいい/「嘘と本当は等価値じゃないの?」/本当のことを本当のまま伝えることはできない/《バイオリン構えてカンニングの目線/抹茶金魚》/流麗/【どうでしたか】/お題がむずかしく感じたのはどうしてだろう/他人のリアクションの中に自分を見つけるのがおもしろい/ネットプリント用の作句は進んでますか/《白だからレース地の奥に見える塔/高澤聡美(揉み中)》/田無に変えたんじゃなかった?/《頭を見せて 湯気 一人旅/高澤聡美(揉み中)》/田無に置き換えてみるのはどうかな/「自分の思い入れのある部分を切る」という経験をしてほしい/湯気→谷保なら文字数は合うが、そういうことではない/今田さんって作句進んでますか/1句考えたんですけど/《何笑ってんだかビーナスは二色刷り/小池正博》/詩人の魂を汚された気分ですよ
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