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どうもー、トリコロールケーキの橘 優里稲戸です。
トリコロールケーキの淵火山 多全坊 高澤です。
今日は、こんな話をしようと思います。
2024年春アニメ、となりの妖怪さん。
本日、これを収録しておりますのは、7月の2日でございます。
2024年の春クールは、もう全て最終回を迎えました。
全て最終回を迎えた今、私が、今回最後ですね。
2024年春アニメを紹介するのは、最後になりますか?
いや、もう一回やれますか?
とりあえず、個別の作品を紹介するのは、今回最後にしようかなとは思ってます。
また、最後は振り返るかもしれないですけどね。
今回、ご紹介をしたい作品が、《隣の妖怪さん》という作品になります。
いつもは対面で、私と高澤さん収録してますんで、
その場で、YouTubeで予告編を見るんですけれども、
今回、Zoomで収録してますんで、
おのおの今いるところで、
隣の妖怪さんのティザーを、リンクを送ってますね、高澤さん。
見てもらっていいですか?
見ました?
大丈夫です。
見ました、見ました。
もう、今さっき見た?この収録の前に。
じゃあ、それについてね、今回ご紹介していこうと思います。
高澤さんもティザーを見たと思いますけれども、
改めてここで、公式サイトからイントロダクションをお読みしようと思います。
山合いの風がよく吹く町、緑が森町。
妖怪と人と神様が暮らす不思議な日常の中で、
それぞれの喜びや悩みを胸に日々を生きる妖怪たちや人間たち。
猫として20歳まで生きて猫股に神聖したブチオ。
行方不明の父親を気にかけながらも前向きに生きている人間のムツミ。
代々この町を守っているカラス天狗のジロウ。
まったりほのぼのした田舎町の日常の中で起こる、ちょっと不思議で優しいつながりの物語。
どうですか、このイントロダクション聞いて、さっき見たティザーで受けた雰囲気と、何か違和感ありますか。
なんかほのぼのしてるような印象があったんですけど。
ありました、やっぱり。
伝わりやすい言葉で言うと、もしかしたらジブリかな。
ジブリに結構近いんじゃないかなと思うんですよね。
確かにジブリから独立していったアニメーターたちが作った印象がすごくある。
これ夏の話なんですよ。まさにこの夏手前か、これが放送されている2024年のC56ぐらいの季節の話で、これから夏になる田舎町が第1話なんですよ。
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で、ちょっと暑くて見上げると青空に入道雲があるみたいな、そういう季節感の中で繰り広げられる話なんですね。
で、さっきイントロダクションでもありましたけど、人間と妖怪たちが一緒に共存してるっていう世界観なんですよ。
で、人間の家族がいるんですけど、その隣の家かどっかにカラスティングが住んでるんですね。
帽子かぶってましたね。
カラスティングはビジュアル説明するとカラスです。擬人化されたカラスそのもの。カラスが突っ立ってるみたいなね。で、でっかいんだよね。たぶん2メートルぐらいある。
そいつらがいて当たり前。ずっと一緒に昔から暮らしてるって感じ。
そうですね。しかも格好もラフで隣のお兄ちゃんみたいなノリでいますね。
まさにそうなんですね。で、カラスティングっていうのは代々その田舎町を守ってる。守り神的な存在であると。
でも全然その敬われるとかじゃなくて、もうフランクに隣の兄ちゃんって感じなんですね。
で、主人公っぽい男の子がいて、小学生なんですけど、同じクラスにちょっと小田舎になりそうな女の子がいるんですね。
メガネかけた、ちょっとひっこみじやな女の子、おとなしい女の子なんですけど、カッパです。
見た目から感じにカッパ。緑だし、頭に皿もあります。
クラスメイトにそういうカッパとかも言っても全然おかしくない。
他のクラスメイトも、サバを後頭部から食べる妖怪の女いるじゃん。
魚を、でっかい魚をさ。
はいはいはい。いっぱい食べる妖怪だ。
あいつとか、一つ目とかもクラスメイトにいるっていう、そういう楽しい世界観なんですよ。
ちょっとほっこりさせるような話を期待するじゃないですか。
ビジュアルもそうだし、さっき読んだイントロダクションにもそれありましたよね。
ほっこりを期待してずっと見ていくと、13話まで見ていくと、
うつ展開、いわゆる。
途中でね、化け狐のお姉さん出てくるんですよ。
仲良く接してたんですけど、
突如化け狐のお姉さんが、神隠しに会うんですよ。
神隠し別にあってもおかしくない世界観ではあるんですよ。
主人公のお父さんも神隠しに会ってずっと行方不明なんですね。
化け狐のお姉さんどこに行ったかっていうと、パラレルワールドに飛ばされてたんですよ。
平行世界に。
その平行世界の方もカットバックで描かれるんですけど、
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その世界が主人公たちのいる世界とはちょっと違ってて、
妖怪がいない世界なんです。
人間しかいない。
あ、排除される。
排除っていうか、普通にいないんですよね。
化け狐もただの女性だったかな。ただの狐だったかどっちかだったんですね。
で、あれ?
それでちょっとおかしく、見てる方が頭がおかしくなってくるんですよ。
妖怪のいる世界が普通だと思ってたんで、こっちは。
妖怪のいない人間だけの世界もあるの?って。
これ一つびっくりするわけですよね。
こうやって世界がグラッと揺らぐんですよ。
なんか変だなこれと思って、別にオチがあるとかではなくてね。
なんか変だなって思ったら、10話ぐらいだったっけな。
主人公たちのいる世界の次元が裂けて、
ビジュアルとして空が横一斉にバーって裂けて、
そこから鬼と呼ばれる魔物が出てくるんですよ。
たくさん。
そいつらが人間を襲い始めるんですね。
え?
アンパンマン殴るとか、そういうような描き方じゃなくて、
人が明らかに殺されてるんですよ、鬼に。
で、パニックになって人間界が。
車が暴走してどっか突っ込んでるみたいな感じになっちゃって。
で、主人公一家も鬼たちが来るもんだから、家に籠城するわけですよ。
籠城してる奴らは鬼が襲ってくるわけですよね。
その鬼を、さっき言ったカラス天狗の奴とかが倒しに来てくるわけですよ。
で、倒したりすると、その鬼がね、
お母さんとか、会いたかったのに、とか言って、死んでいくんですよ。
鬼たちがね。
これ、よく聞いていくとわかるのが、
その鬼たちって、人間界で死んだ人たち、人間たちなんですよ、元は。
えー、すごい。
さっき、お父さん行方不明になってるって言ったじゃない。
そのお父さんが、家族に会いたくて。
お父さん、だから死んだんですね。
死んだんだけど、家族に会いたくて、鬼になって帰ってきてるんですよ。
じゃあ、なんで殺すんだろう。
だって鬼だから。殺そうとしてくるから。
あー。
で、殺すと、スーパーうち天狗なんですよ、だからね。
家族を殺してるんですよ、自分たちの手で。
うん。
ほっこりだと思ってたら、そういうスーパーうち天狗がやってくると。
なるほど。
でも、家族を思うがあまり、鬼になって転生して、よみがえってきてしまうみたいなところで、
思いの強さっていうのが一応描かれてはいるんだよ。
つながりの話って、イントロダクションにもあったから、つながりの話ではあるんだけど、
おそらく多くの人たちが、ほっこり展開を期待していたわけで、
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なんだこれ、と。
グンとか出てくるんですよ。
へー。
グンのやつはすっごい怖いこと言うんですね。
これはもう世界ごとやり直すしかないみたいな、
そういうちょっとエヴァンゲリオン的な、人類補完計画みたいな、
みんなで一つになって、意思を共通で持てば、大したことはないんだみたいな、
ちょっとスピリチュアルな最終回を迎えたりして、
はい。
すごい見てて、期待が裏切られた感じがあって、それが楽しかったといえば楽しかったです。
へー。
ちょっと油断ならない、油断ならない作品でしたね。
へー。
多分裏切ろうと思って作ってると思います。
作り手ですよね。
楽しんでる場合じゃないぞって言われたような感じはしますね。
おそらくこれテレビで放送されていた枠は、
隣の妖怪さんの一つ前のクールで放送されていたのは、
なんかね、中学生同士の初恋がどうしたこうしたみたいな、
甘酸っぱいみたいな恋愛話やってたんですよ。
はい。
それがクールが変わったら、ほっこりアニメが始まるんだと思ってみんな見てたんですよ。
そこでちょっと淡い恋物語とかもあるんですね。
カッパのクラスメイトとの淡い恋心とかもあるんですけど、
見てたらとんでもないうつ展開なんですね。
家族、愛しする家族をこの手で殺すみたいな。
キャラクターもなんか面白そう。
同情人物全部見たいなって思っちゃいました。
やっぱ妖怪好きなんで。
あ、そうですよね。
たぶんね、ギャグなかったと思う。一つも。
これが気になります。ワーゲン。
ワーゲンはいい話なんですよね。
ワーゲンはね、老夫婦いたんですよ。
たぶん70歳ちょうどぐらいの老夫婦がいて、
奥さんのほうが亡くなっちゃったんですね、病気で。
この奥さんがね、子供欲しくないってずっと言ってたんですね。
私は他の人はなんていうか知らないけど、子供も欲しくないし、自由に生きていたいんです。
それでも結婚して一緒に過ごしたいんであれば結婚しますよ、みたいなスタンスの奥さんだったんですよ。
で、まあ旦那さんとは仲良くてね。
で、奥さんが亡くなるときに、夫婦で乗ってたワーゲンがあった。
車がね、フォルクスワーゲンのワーゲン、ゴルフのワーゲンっていう黄色い。
で、すごい古い車種だったんですけど、気に入ってて大切に丁寧に長く乗ってたんですよ。
で、ツクモ神って知ってますかね、大切にされたものが魂を持っちゃうっていう妖怪ですね。
ヌーベンにもあったかな。で、ツクモ神になったんですよ、ワーゲンが。
で、ワーゲンは普段ワーゲンなんですよ。普通の車なんですけど、人間と一緒に屋内で暮らすときとかは、
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人間の頭にちっちゃいワーゲンがついてるみたいな、人型のスタイルになるんですよね。
表情もありますしね。
ありますあります。ヘッドライトがパチパチしたりしてね。
で、よくわかんないですけど、ワーゲンに名前があるんですよ。千秋っていう。
あ、ほんとだ。
なんかそういう、ほんとに人間と一緒みたいな名前がつくんですね。
なんで千秋っていうのか、合わせられたかった気がするんですけどね。
奥さんの名前とかでもなかったんじゃないかな。
ワーゲンは、あのね、この主人公が飼ってた猫っていうのが第一話に出てくるんですけど、
猫すごい長生きしちゃって、20歳ぐらいまで。
で、化け猫になるんですよ。化け猫になって転生するんですね。
化け猫っていうか、猫股ってやつですけど。
で、この猫を通してホッコリ物語を描くのかなって思ったら、そうじゃなかったんです。
基本猫が視点人物となって話しするんですけど、
ワーゲンさんとかカラステングとかと一緒に、ホッコリ楽しい田舎町夏休みライフなのかなって思ったら、
違うんですよね。
ゾンビ化した家族が襲ってくるみたいな。
ワーゲンも活躍しますか?かなりワーゲン好きかも。
ワーゲンは車状態の時にね、鬼がワーって出てきた時に、
早くこっちに乗れ!とかそういうシーンはありましたよ。
面白い。
竜人とかね、あと水人とかね、子供が川で遊んでたら引き込もうとするんですよね。
川の神様が。
で、それを見かけたカラステングが助けに来て、水人と水辺で話し合うみたいな。
カラスが羽を川の中に差し入れて、
落ち着いてください。子供たちは何の悪気もありません。みたいなね。
へー、これなんかあの、田村睦美さんで出てるんですか?
出てます。
主人公の妹、主人公か。主人公の男の子かな。
気になるな。これ結構面白そう。
でも映ってるからあんま見たくないな。
説明したから大丈夫でしょ。先の展開を知った上で見る分には鬱にならなくて済むんじゃない?
ああ、そっか。
お父さんはね、単身赴任してて、家族と別々に住んでたんですよ。本当は一緒に住みたいんだけどね。
で、たまの長期休暇が取れた時に、家に帰る途中で神隠しに会ったんです。
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今細かく説明しなかったけどね、お父さん転生するんです。鬼になったお父さんいるじゃない。
転生してね、ベトベトさんっていうさ、小さい。
緑の髪の?
お父さんは赤だったかな。
ベトベトさんはこの田舎町に一人いたんですけどね、もともと。
みたいな形になってお父さんも転生していくんです。
お父さんは生前の記憶があるんで、ただその記憶喪失になってるんですよ。
でも声はお父さんだから、ずっと会えなかった、会えないまま死んじゃったお父さんとベトベトさんになった形でお父さんと対面する。
お父さんは明確に記憶は思い出せないんだけど、なんか家族たちだってわかってたよね。
っていう涙のエピソードがある。
他方で、そのお父さんが鬼だった時はぶち殺すわけですよ。
カラスが。
これは面白かったですね。
カラスティングって飛べるんですか?
飛べますよ。
それは飛べますよ。
面白い。
ただ飛ぶとめちゃくちゃ疲れるって言ってました。
そうなんですね。
人間が全速力で走ってると一緒だって。
いいですね。
めっちゃ疲れるって言ってました。
第1話も、お使いでどっか買い物してきたカラスティングがめちゃくちゃ暑いから、迎えに来てって田舎町の人に電話するんだけど、
あとちょっとだから歩いて帰ってこいやって言われるっていうところから始まってました。
仲のいい感じ。イライラするわけじゃなくて。
ただ僕鳥苦手だからさ、あんまり。
さっき田村六美さんの話出たけど、田村六美さん確か主人公の男の子なんだよ。
その男の子の妹がいるんだけど、
これムーちゃんって呼ばれてるよね。
田村六美ってムッちゃんって呼ばれてるよね、普段。
ここで一つまずややこしいし、同じこのハルクールのアニメで、田村六美さんはNHKでカラスは主人を選ばないっていうアニメにも出てるんですよ。
これもめちゃめちゃカラス出てくる。
だからカラスとムーちゃんとムッちゃんとでもうごちゃごちゃ、頭ん中。
めちゃくちゃ打ち展開で話がもうめちゃくちゃだし。
カタヤカラスは主人を選ばないわな、高級の話で。
高級って何ですか?
オークみたいな。
あーなるほど、はい。
それはそれでなじみがなくてよくわかんないからわけわかんないし、もうぐちゃぐちゃ。
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いいアニメだと思います、隣のみかいさん。
おすすめです。
おそらくどうなんでしょうね、映画とかも僕は作れると思いますけどね。
今回ここで今話しているのは第10弾ですかね。
だから11本は紹介したと思うんですよ、アニメをね。
で、プラスいくつか見てますから、
大体15本前後、最終回まで見たんですね。
いやどれも面白かった。面白くない作品がないですね。
もう1回ぐらいね、2024年春アニメをざっと振り返る回みたいなの撮ってもいいかもしれないですね。
でも今回はこの辺りまでということで。
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