2024-11-06 27:04

【特別編】"女子○○"や"メンズ○○"の意外な効能!eスポーツをジェンダー論する【RADIO Kitsch #科学系ポッドキャストの日】

男女に境界をもたらす言葉は意味が無いのか?についての新視点が提供できていれば嬉しいです。色々な考えを知ってみると、また目の前の世界の見え方が変わってくるのではないでしょうか!eスポーツ、ジェンダー、名前、境界がキーワード(^ ^)

今回は #科学系ポッドキャストの日 に参加しています!11月のテーマは「境界」です!ホストは「サイエントーク」さんです!#科学系ポッドキャストの日 については下記のリンクからご覧ください。約30個の番組が同じテーマでお話ししてるのでぜひチェックしてみてください!

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サマリー

このエピソードでは、eスポーツとジェンダーについての議論が行われており、特に人気ゲーム『バロラント』の男女比やそのチーム名について考察されています。女性限定の大会であるGC部門の設立経緯や、eスポーツ界におけるジェンダーの問題も分析されています。さらに、eスポーツにおける女性部門やメンズメイクの存在についての議論があり、名称の重要性や社会の動向との関連が考えられています。また、eスポーツの発展段階や性別を超えたメイク文化についても触れられ、物事の進化が三つの段階に分けて説明されています。今のeスポーツ界における女性の参加が不足していることが強調され、これらの用語の必要性が探求されています。

科学系ポッドキャストの日とeスポーツ
おはようございます、STUDIO KITSCHの水木裕蘭です。
ということで、今回は【RADIO KITSCH特別編】ということで、前回の特別編に続き、今回も【科学系ポッドキャストの日】に参加しています。
今月のテーマは境界ということで、この【RADIO KITSCH】でもジェンダー論と境界についてお話をしていこうと思います。
ですが、今放送中の本編はルネサンス女性美編といってルネサンスの話をしていたり、あと今ちょうど先週のエピソードとかだと、もうまんまヨーロッパ誌の話をしていましたよね。
ですが、今回はそれとはまるっきり変わって、eスポーツをテーマに取り上げたいと思います。
このeスポーツ、ジェンダー、そして境界というテーマでお話をしていこうかなと思います。
まず軽く科学系ポッドキャストの日について説明をすると、科学系ポッドキャストの日というのは、毎月毎月いろいろなポッドキャストがホストになって、
一つのテーマについてその参加番組、各番組がお話をしてエピソードを作りますという企画です。
今月11月が科学系ポッドキャストの日という企画が始まって、ちょうど2周年ということで、30個もの番組が参加しているんですが、
さっき僕がeスポーツを今回をテーマにして喋りますよとお話したんですが、
どうやら参加番組の中にeスポーツをテーマにした番組が、そこに特化した番組がどうやらあるようで、
このジェンダー論をめぐったラジオキッチでeスポーツの話をしていいのかと、そういうことも若干思いましたが、
世の中生きていくにはちょっと盲目なぐらいがちょうどいいですから、そんなものを無視して今回はやっていこうと思います。
今回はeスポーツの何について喋るかなんですが、eスポーツチームの名前ですね、そこのテーマにやっていこうと思います。
なので今回のキーワードは、eスポーツ、ジェンダー、名前、教会ですね、この4つをテーマにお話をしていこうと思います。
そもそもeスポーツとジェンダーの話をするのもなかなかわからないところだと思いますし、
eスポーツチームの名前というところ、そしてそこにどういった境目があるのかということ、これについても見ていきたいと思います。
ということで早速始めたいと思います。
バロラントと性別の議論
ということで、eスポーツについてお話ししていきたいと思います。
ですがこの番組ジェンダー論のお話をする番組なので、eスポーツをジェンダー論してみたいと思います。
なかなかこういうことをやっている人はいないんじゃないかなと思うんですけど、
そもそもeスポーツ界隈、いわゆるゲーム文化みたいな界隈にジェンダー論とかジェンダー系の興味ある人いるかといったのはそんなに多くはないと思うんですよね。
ある程度はいるんでしょうけど、まだまだ浸透していない文化の分野なのかなと思っていて、
なので今回僕がもうeスポーツ大好き、ゲームが大好きなんですけど、昔からやっていてね。
そんな僕がですね、eスポーツとジェンダー、これを掛け合わせてお話をしていきたいなと思います。
そもそもですね、皆さんeスポーツはご存知ですか?
eスポーツというのはですね、ここから僕の話をしますけど、
eスポーツは世界で一番嫌われているスポーツなんじゃないかなと思ってますけど、
嫌われすぎですね、eスポーツがね。
嫌われていると言ってもすごく一部の人にね、そもそもeスポーツという名前自体が嫌われているといった感じですかね。
ゲーム自体はいろんな人に人気な文化ではあると思うんですけど、
eスポーツの嫌われぐらいは半端ないですね、本当にね。
それこそ、eスポーツはスポーツなのか問題、みたいなのがありますが、
いろんな根拠とかね、いろんな話とかいろんな筋道を使って、
eスポーツはスポーツなのかそうじゃないのか、両方の派閥がいろいろ話し合っているのを見たことがありますけど、
そういうところでも、嫌われていると言うと言いすぎですかね。
なんかこう議論の題材になる分野ではないのかなと思いますが、
簡潔にeスポーツ何かっていうと、ゲームあるじゃないですか。
ゲームをスポーツのような競技性を持った形でプレイしていく。
そんな形のゲームのことをeスポーツと風に呼んでいます。
で、eスポーツをジェンダー論するってどういうこと?って思われてるかもしれないですけど、
今回取り上げるeスポーツタイトルはバロラントです。
バロラントは本当に有名ですね。
最近コンソール版が出ました。PS4とかでプレイできるやつ。
で、現在バロラントというのはですね、5対5のシューティングゲームで、
タクティカルシューティングゲームって言われたりします。
詳しい方はCSGOの直系だとか、いろいろ知っている方もいるかもしれませんが、
今回はわからない人でも伝わるように話していきたいと思っています。
バロラントというゲームを今回は使います。それだけ覚えていれば大丈夫です。
バロラントというのはですね、現在世界中でプレイされているeスポーツタイトルで、
世界大会とかがあったりするんですよ。もちろん日本大会もあります。
そんな中でバロラントに出てくるプロの選手たち、
世界大会とか日本大会で活躍しているプロプレイヤー、
いわゆるゲームをプレイすること、バロラントをプレイすることで、
お金をもらっている選手たちの男女比がどれくらいかって皆さんご存知ですか?
例えば、世界大会に出てくるバロラントのプロプレイヤー、
どれくらいの男女比か比率かというと、
僕が見ている限りは100%が男性です。
ある意味すごいですね。本当にすごい男女比ですね。
大会の規定自体にオリンピックとかで扱われるようなスポーツと、
同じように男女別の規定があるかといったら、そういうわけでもないんですよね。
世界大会の決勝とかには、もちろん男性100%なんですけど、
予選とかだと男女混合チームとかもいたりします。
けど、世界大会の常連といわれるチーム、
それこそ今年の世界大会、ソウルで行われたんですけど、
そこに出場したチームは全員男性ですね。
規定がないにも関わらず、こういう結果になっています。
有名なチームとかを挙げると、
日本でいうとゼータ・ディビジョンとかフェンネルとか、
あとは世界でいうとフナティック、レビィアダンとか、
いろんなチームがありますが、
そういう有名なチームだと、大体全員が男性かなといった感じです。
これは普通の部門、いわゆる一般部門において男性が100%という話なんです。
けど、バロラントにはですね、一般部門だけでなく、
GC部門というのが存在するんですよ。
GCは何でいらっしゃるかというと、ゲームチェンジャーズ部門という意味で、
このゲームチェンジャーズ部門、GC部門って女性限定の大会なんです。
で、日本大会とか世界大会が一般部門と同じように開かれているんですよ。
なんでGC部門が置かれているか、この部門がわざわざ開かれているかというと、
さっき言ったような世界大会に男性しかいないという状況、
これをカンフーが見た上でGC部門というのを置いているんですよ。
このGC部門が何が面白いかというと、ゲームっていう一つのカルチャー、
プロチームとその命名の違い
しかもむしろジェンダーとかいう概念とは無縁のように思われる文化の領域なんですけど、
そこでもやっぱりこういうのを考慮して、
GC部門っていう女性限定部門を立ち上げたり、そういう風にしていると。
ちなみにバロラントはアメリカの企業がやってるやつですね。
ライアットゲームズの会社、アメリカのところのやつなんですけど、
こういう面白い取り組みをやっていると。
今回着目したいのは、いろいろ話すことあるんですけど、
今回やりたいのはGC部門の名前についてです。
基本的にあまりeスポーツについて詳しくない人向けに説明すると、
eスポーツにはプロチームというのが存在します。
いろんな別のスポーツにおけるサッカーでもバスケでも、
いろんなチームというものが存在しますよね。
同じようにeスポーツにもプロチームが存在します。
それがさっき挙げたレビアタンとかゼータディビジョンとか、
あれが一個でプロチームのことを意味しています。
日本のプロチームでいうと有名なところでいうと、
ゼータディビジョン、フェンレル、デトネーションフォーカスミン、
スカーズとかクレストゲーミングとかいろんなチームがあります。
基本的にプロチームは一般部門のチームのみを保有しています。
いわゆる男性がほとんどいるチームの部門の選手を保有しているといった感じです。
中にはGC部門と一般部門両方を設けているプロチームも存在します。
それがフェンレルだったり、ゼータだったり、デトネーションフォーカスミンだったり、
そういったチームがあります。
一般部門とGC部門、これをちゃんと区別できるように、
一般部門の選手を言うときは普通にゼータディビジョンの〇〇選手と言ったりするんですけど、
GC部門の選手を言うときはそれと区別ができるように、
ゼータディビジョンGCの〇〇選手と言ったりするんですね。
で、この一般部門とGC部門の中でチーム名を分けるっていうのは、
基本的には一般部門は何もつけないでゼータディビジョンってだけ言って、
GC部門はそれにGCっていうのを後からつける。
そんな形の呼び方をするんですけど、中には変わった呼び方をするチームもあったりして、
いろんな呼び方が存在するんですよね。
なのでこれをちょっと比較して、どんなことが考えられるのかなっていうのを見ていきたいと思います。
だから今回はEスポーツを知らない人でも分かるよといったのはこういうことです。
じゃあちょっと始めていきたいと思います。
eスポーツチームの紹介
前置き長くなりましたね。早速始めましょう。
早速始めると言っても、まずはどんなチームがあるのかなというのを見ていかないと、
なかなか想像つかないところではあると思うので、
今から有名なところのGCのチームの名前を言っていくので、
どんな感じになっているのかなというふうなのを皆さんに知ってもらえればなと思います。
今回挙げるチームは日本のチームですね。
を挙げていきたいと思います。
早速言いますか。
何らよくわかんない名前が続くなと思いますが、ちょっと耐えて。
騙された気で聞いてみてください。
ちょっと読み上げますね。
ゼータディビジョンGC、
デトネーションフォーカスミGC、
スカーズGC、
リグナイトリリー、
フェンネルホテラバ、
ミーティア、
サイバーギーク、
クレストゲーミングステラー、
こんなのが有名なところのGCのeスポーツチームかなというふうに思います。
なんとなく法則性わかりましたかね。
基本的には普通のチーム名にGCって後から付けるやつですね。
デトネーションフォーカスミGCとか、
ゼータディビジョンGCとか、
スカーズGCとか、
そういったようにGCとかを付けて、
一般部門と分けて区別して呼ぶみたいな感じをやっているのが大体のチームかなと思います。
中にはさっき読み上げたように、
リグナイトリリー、
フェンネルホテラバ、
クレストゲーミングステラー、
みたいなもともとのチーム名にGCではないものを付けているんですね。
例えば最初に言ったリグナイトリリーに関しては、
リグナイトっていうのがプロチーム名です。
バロアラントGC部門に関してはリグナイトリリーっていう風にリリーが付きます。
フェンネルホテラバに関してはフェンネルっていうのがチーム名。
バロアラントGC部門に関してはフェンネルホテラバっていう風に言います。
ホテラバはこれスポンサー名ですね。
あとはクレストゲーミングステラー。
これはクレストゲーミングっていうチームがあって、
GC部門はクレストゲーミングステラーとステラーが付きます。
こういったようにGC以外のものを付けてあげたりするというようなチームですね。
あと最後の方にさっき言ったチームだとミーティア、サイバーギーク。
このミーティアとサイバーギークに関しては、
一般部門を持たないGC部門のみで活躍するチームです。
なので今回はこいつらの話はしません。
このGC部門の名前に関してなんですけど、いろんな名前がありましたね。
メンズメイクの考察
ゼータディビジョンGCとかリグナイトリリーとかリリーを付けたりGCを付けたり、
ホテラバってスポンサー名付けたり、ステラーみたいな英単語を付けたり、
いろんな名前があったと思うんですけど、
これ1回ツイッターで話題になったんですよ。
どういう内容が話題になったかっていうと、
いわゆるEスポーツ系でちょっと有名な人のツイートですよね。
どんな内容だったかっていうと、
ゼータディビジョンGCとかスカーズGCとか、
GCを付けるんじゃなくてクレストゲーミングステラーみたいな名前の方がいいよね。
そういう趣旨のツイートだったんですよ。
なんとなく言ってることはわかりますよね。
このGCっていわゆるゲームチェンジャーズの意味なんですけど、
言葉の中身としては、いわゆる女性部門って言ってるのと変わらないわけですね。
GCとはいえどね。
なので、わざわざ女性部門っていう風なGCを付けるんじゃなくて、
クレストゲーミングステラーみたいに単独の個別のアイデンティカルネームみたいなものが付いてる方が、
チーム名として素晴らしいよねみたいなツイートだったんですよ。
さあ、これをジェンダー論していきたいと思います。
これに対する僕の見解ですよ。
これね、すごく面白い気づきだし、問いだと思うんですよ。
名前ってね、やっぱり名前があって物事があったり、物事があってそれに名前が追いつくみたいな。
いろいろ名前ってね、社会の流れというかその分野の流れ、文化の流れ、
なんとなく見えてくるみたいなところがあるので、
名前を研究するとか名前を調べてみるってすごく意味のあることなんですけど、
実際ね、GC、いわゆる女性部門っていう言葉を後に付けることが悪いことなのか。
GCとかいうのを付けるんじゃなくて、ステラーとかリグナイトリリーみたいな、
そういう言い方にした方がいいのか。
これはね、答えがないし、いろんなことを考えられる問いだなというふうに思うんです。
名前についてこの問題を考える上で参考にしたい関連事象としては、
僕はメンズメイクを挙げたいと思うんですけど、
メンズメイク、皆さん最近では聞いたことありますよね。
いわゆる男性のする化粧のことです。
メンズメイク最近は言われるようになってきて、それこそ有名なとこだと、
ウーノとかギャッツビーがメンズメイク用品って言って、
最初はBBクリームが流行ったと思うんですけど、
後からいろんなアイライナーだったりシェーディングだったり、
それこそギャッツビーとかだったら、
もう本当にBBクリーム、アイシャドウ、アイライン、シェーディングハイライトとか、
一定のものはだいたい揃ってきてるような感じがしていますが、
メンズメイクっていう言葉、これはどの段階にいつするのかということを考えたいんですね。
物事には段階があるというふうな考え方、僕よくするんですけど、
僕に3段階あると思うんですよ。
いわゆるメンズメイクでいうところの、女性だけがいる段階、その界隈に。
で、男性も入ってくる段階。
そして、男性も女性もいるっていう段階。
この1,2,3ステップがいろんな物事にはあると思っていて、
メイクでいうところの、いわゆる女性だけの界隈だった時、
言い換えると、男性を除外した、そういった排他的な界隈。
そこから、メンズメイクっていう言葉が誕生するのが、これが2段階目。
メンズメイクという言葉が誕生して、男性のメイクっていうものが認められるようになってくる。
そこに権利を得始める。
すると、それまであったメイクっていうのを、いわゆる女性のメイクとして、
そして、男性のメイクっていうものを入れ込む。
メンズメイクっていうのを入れる。
そして、その次にあるのが3ステップ目。
メンズメイクという言葉がなくなる。
メンズメイクという言葉がなくなって、
メイクっていう統一概念の中に、男性も女性も共存する。
この3段階目がある。
もう一回言いますね。
eスポーツの現状と未来
女性だけがいる、男性を除外した、排他的な界隈の段階が1段階目。
そして2段階目に、メンズメイクといって、
メイクっていう女性だけを扱う概念。
そして、メンズメイクっていう男性のメイクだけを扱う概念。
この2つの概念が並存する。
これが2段階目。
そして、3段階目に、メイクという統一概念の中に、
男性も女性も組み込まれる。
一緒くたに入っているという3段階目が存在する。
こういう段階を踏む。
これが、物事には3ステップあるっていう私の主張なんですね。
だから、今メイクに関して言うと、2段階目にあるんですよ。
もともとは女性だけの世界だったと思うんですけど、
メンズメイクという言葉によって、
男性のメイクが認められていく。
なので、おそらく10年後、20年後には、
多分メンズメイクという言葉はなくなると思います。
なくなって、メイクっていう言葉だけで、
男性も女性のメイクもどっちも表すようになってくる。
そんな感じになると思います。
これは女芸人とかと同じなんですよ。
今わざわざ女芸人って言いますか?
言わないでしょ?
たまには言ったりしますけど、
いわゆる芸人っていうのが男性だけの界隈。
女性を排除するような、
排斥的な男性だけの界隈だった時代があって、
そこから女性の芸人っていうのもいるよねみたいな感じで、
女芸人っていう概念が出てくる。
つまり芸人と女芸人。
この2つの概念になっていく。
そして3段階目に、
芸人という1つの言葉だけで、
女性も男性も表すようになってくる。
今から芸人に関しては3ステップ目に到達しているんですけど、
これ別に3ステップ目がいいよと言ってるわけじゃないですからね。
これがゴールだと言ってるわけじゃないです。
これは逆流するのもあり得ると思いますから。
あと別にどっか2段階目で止まるとか、
1段階目で止まったままとか別にそれでもいいと思うんですけどね。
早口になってすいませんね。
だからそういうような3ステップがあるんじゃないかなと思っていて、
じゃあこれをeスポーツの話に戻すと、
現在eスポーツの2段階目にあるんですよ。
いわゆるeスポーツ、
まあゲームと言い換えた方が分かりやすいかもしれませんが、
ゲームに関して男の子だけ、男性だけの界隈だった時代。
それがあって、それを踏まえた上で現在2段階目、
GC部門というのが出てきましたね。
女性だけが出場できる大会の部門、GC部門というのが出ました。
これはGCという部門、名前を得ることによって、
女性が、女性だとしても、
GCとメンズメイクの効能
このゲームとかeスポーツというものに参加していいんだというように思える。
つまり、ゲームの中に普通のeスポーツ、
そして今回はバロラントと言いましょう。
バロラント、そしてバロラントGCというこの2つの概念が並存すると。
こういうような話になってくると思います。
おそらく3ステップ目があるのかないのかわからないですけど、
冒頭紹介したツイートというのは、
早く3ステップ目に行ってほしいなというような話でしたね。
それこそGCという名前をチーム名の後に後付けするんじゃなくて、
クレストゲーミングステラーみたいな個別具体的な、
アイデンティカルな名前をつけてあげようよと。
そういうような内容の趣旨だったんですけど、
これは3ステップ目に移行しようよと言っているのと、
言い換えて差し支えないんじゃないかなと思います。
ここで考えたいんですよ。
僕、さっき言ったように、
3ステップ目に行くのがいいよねとも思っていないし、
逆流しても、どっかのステップで止まっても、
それはそれでいいと思っているんですよね。
なんでかというと、
バーラントとかメンズメイクの話で言うと、
メンズメイクという言葉が悪いかと、
GCという言葉に悪影響があるか、
そう思うこともできるんですけど、
それは3ステップ目を見据えた段階、
むしろ社会が3ステップ目に入った段階においては、
GCとかメンズメイクという名前は不要だと思うんですよ。
けど、まだ社会が実態として2ステップ目にある状態。
じゃない方を取り扱う名前、概念みたいなのが登場している状態。
GCとかメンズメイクですね。
それまでその界隈に入ってこれなかった人たちの、
そこの界隈に入ってくる権利を得させる。
名前があることによって、
ここに入ってきてもいいんだよというような思わせる。
例えば、男の人がメイクをする。
それでもいいんだよと。
やっぱりメンズメイクという言葉があるからね。
女の人がゲームをするプロイースポーツプレーヤーになる。
私はGC部門の戦士だからと。
そういうように言えるようになる。
これは非常にデカいんじゃないかなと思います。
で、こういう言葉はその人たちのそこの界隈に入ってくる権利を守ってあげるんですよ。
その権利の庇護者になるのがこういったGCとかメンズメイクの意味というか行動だと思うんですよね。
誰から守るのかっていうと、これは同性からの目です。
あいつ女なのにゲームやってるよ。
Eスポーツやってるよ。
そういうふうに女性が女性から言われる。
あいつ男なのにメイクしてるよ。
化粧してるよ。
で、男の人が男の人から言われる。
この同性からの視線をブロックする。
というか、この視線とか目線とか言葉とか指摘とかっていうのを一切遮断した上でその人の権利を守ってあげる。
そういうのがGCとかメンズメイクとかいう言葉の効能なんですよ。
これは異性からの視線に関しては大体発生しないのでここは考えないんですけど。
いわゆる同性からの視線みたいなもの、指摘みたいなものを一切カットして権利を守るというような働きをしてくれるのが
いわゆる2ステップ目の言葉。
GCとかメンズメイク、そういう言葉だと思うんですよね。
なので現在GCとかチェンジャーズみたいな名前を付与した
eスポーツチーム多数あるんですけど、この状態が悪いと私は一切思っていません。
むしろまああと10年ぐらい、短くても5年ぐらいはこういう名前の状態であってほしいなというふうに思ってます。
なぜなら現状世界大会に女性のプロeスポーツプレイヤーが全く出てこないからです。
全く出てこないということはこれ3ステップ目に移行できていないということなので
まだまだGCという言葉は必要だなと思います。
eスポーツとジェンダーの現状
というふうに私は思うんですが、皆さんはどう思いますかね。
こんな感じでeスポーツとジェンダー、そしてそこからそこのeスポーツチームの名前、ジェンダー、教会についてお話をしていきました。
どちらかというと教会そのものの役割みたいな男女の教会の功能とかそのもののメリットみたいな話ができたかなと思います。
その教会はどこなんだっていうものを探すという内容よりかは教会そのもののもたらす功能、効果みたいなものを
eスポーツとジェンダーっていうものを絡めてお話できたエピソードになったんじゃないかなと思います。
なんとなく話が伝わってればいいなと思うんですが、伝わってなかったらごめんなさいということで
なるべくわかりやすく説明したつもりなんですが伝わっていれば嬉しいですね。
ということで本日はですね冒頭にも言ったように科学系ポッドキャストの日の参加放送会です。
この番組以外にも約30個の番組が教会というテーマでお話をしてエピソードを作っております。
再生リストとウェブページが作ってあると思うのでそこからぜひ他の番組のエピソードも聞いてみてください。
どうやらeスポーツをめぐった番組もあるようなので、もしeスポーツに興味を示した方はその番組を聞いてみればいいんじゃないかなと思いますね。
ということで本日はラジオキッチュ特別編科学系ポッドキャストの日11月のテーマ教会についてお話をしました。
ということでこれくらいで終わろうかなと思います。ありがとうございました。
スタジオキッチュの三木裕蘭でした。
27:04

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