2025-07-12 25:42

甘雨のおたより【RADIO Kitsch 番外編#21】

なっつさん、ありがとうございます。おかけで、まだ生きられそうです。



【noonii.販売開始のお知らせ】

手編み物を手掛けるハンドメイドブランド「noonii.」が、この度minneにて販売を開始いたしました。Studio Kitsch所属クリエイターによる新しいブランドです。ぜひ、お買い求めください。

ショップ:https://minne.com/@noonii

HP:https://studiokitsch.jp/noonii



【Links】

所属 : https://studiokitsch.jp

おたより : https://studiokitsch.jp/r/radiokitsch/form



この番組では、おたよりを送ってくださった方にステッカーをプレゼントしています!匿名配送サービスを使います。詳細はおたよりフォームへ。

サマリー

甘雨のお便りを通じて、リスナーから情熱的なメッセージやジェンダーに関する考察が展開されています。ジェンダーロンに関連する映画研究やトランスジェンダーについての最近の動向にも触れられています。今回のエピソードでは、ジェンダーに関する社会的意識の変化や意見の相違が取り上げられています。また、リスナーの声を受けて、今後のジェンダー論の探求についても語られています。

お便りの紹介
おはようございます、Studio Kitschの水木裕蘭です。
ということで、こんばんは。
久しぶりの番外編ですね。
ジェンダー論とも何の企画とも関係ない話をするという回ではありますが、今回はお便り回です。
ありがたいことにお便りをラジオキッチュにいただきましたので、そのお便りに対して返答をしていく、そういう回にしたいなと思っております。
酒は飲んでおりません。シラフです。
ということで、お便りをいただいたので、それを読んでいって、ちょっとお答えというか、回答をしていけたらなと思います。
ラジオキッチュは、もう知っている方もいるかもしれませんが、概要欄の方にお便りフォームのリンクを載せているので、そこからリンクから飛んで、フォームに飛んでいただければ、
ラジオキッチュであり、この水木に対して何か言いたいことやお便りだったり、番組に対しての感想とか、そういうものを送れるような形にはなっているので、
皆さんもよければ送っていただければというふうに思います。ラジオで紹介してもいいよというふうに言ってくださったお便りに関しては、今回のようにエピソードとしてお答えするという回を作って、
それでお答え、返答というふうにしたいと思っています。ちょっと前から始めたんですけど、お便りを送ってくださった方には番組ステッカーをお送りしますので、そちらもよければ受け取ってくれたら嬉しいなというふうに思います。
ではお便りの内容に入っていこうかなと思います。ラジオネームナッツさん、ナッツさんありがとうございます。こんにちは、遅ればせながら本日ラジオキッチュの再開に気づいてまた聞き始めたのでお便りを送らせていただきます。
私はイギリスの大学院でジェンダークイア映画を研究しており、ジェンダーロンのラジオを楽しく楽しんで聞かせていただいておりました。トランスジェンダーの話題など、今現在社会の問題となっているものについても話しされているところに効果を持っておりました。
おそらくそういった話題には強い反対意見を示す方も多かったと思います。またジェンダーロンというニッチなジャンルでリスナーを増やすことに苦戦されていたとおっしゃっていましたが、話の内容から半端じゃないほどのリサーチや準備を要することは勝手ながらさせておりましたので、続けることがとても大変なのも納得です。
もちろん苦しいことを続けてほしいということを伝えたいわけではなく、一人のリスナーとして楽しんでいたということをお伝えできればと思いお便りを書かせていただきました。私もニッチなリスナーの一人で、大衆側じゃなくて、側じゃなくて恐縮ですが、私の毎日の自転車のお供でとても勉強させてもらいました。ありがとうございます。
ご自身が苦しいと感じることはこれからもしないでほしいとは思っておりますが、同時にどんな内容であれ、これからもラジオを聴くので、ラジオを聴くのを楽しみにしております。
ナッツさんお便りありがとうございます。本題から外れる話を最初からして申し訳ないんですけど、ナッツさん、体格のウォを省略するタイプの人ですね。
体格のウォが入らないですね。体格、目的格か。体格って言うとラテン語みたいに目的格な日本語で言うと目的格のウォが入らない方ですね。また聞き始めたのでお便りを送らせていただきます。ウォが入ってないですね。
あとジェンダーロンのラジオを楽しんで聞かせていただいておりました。ジェンダーロンのラジオを楽しんで聞かせていただきました。なるはずなんですけど。
ウォが入らないですね。この方。関係ないか。すみません。別にいいんですよ。僕、日本語に対して間違った日本語とかそういう意見を持っているタイプじゃないので、みんなが使う日本語が正しい日本語というか、それで日本語なんじゃないですかと思っているタイプなので、別に何ら言いたいわけではないんですけど。
面白い日本語だな文章書く人だなと思って。すみません本題からさ外れました。ということでそうですねお便りありがとうございます。おそらくあの前回というか去年からあのノートジェンダー編とかルネサンス女性編とかを聞いてくださって。
でその後1ヶ月2ヶ月前に出したあのラジオキッチ再開した1本目の動画エピソード。電波に溶けて夢の音ラジオキッチ番外編というのを聞いてこのお便りを送ってくださったんじゃないかなというふうに思います。
そうですねあのちょっと部分部分でお答えできればいいなと思っているんですけど、ご自身が苦しいと感じることはこれからもしないで欲しいという気遣いの言葉をもらったんですけど、全然あの苦しくはないので大丈夫です。僕はとにかく何でもいいので喋れれば、喋れれば口を動かすことができればそれでいいと思っているので。
口を動かすということに関してはただの筋トレバカと変わらないんですから、ただ口を動かしたいだけのやつなので別にまあ喋れば喋れるだけ喋りたいというだけなので別にあの今はですね苦しいとも何とも感じないので逆にすごく楽しくこういうマイクの前で喋らせていただいてというふうに思っているので全くあの苦しいとは感じてないです。気遣いもありがとうございます。
そうですね、ナッツさんがイギリスの大学院でジェンダークリア映画の研究をしている方ということで、そうですね、なんかすごい方に聞いてもらっているんだなとすごく嬉しいですね。
ちょっとこのお便り返答会が上がるのがお便りをもらった時から1ヶ月ぐらい後になってしまって申し訳ないんですけど、このお便りをもらった時にですね本当に嬉しいなという気持ちになったので、そういう意味で本当にありがとうございます。
トランスジェンダーの話題
こんな優秀な方が聞いてくださっているんだなというのは全く知らなかったし、思いもしなかったので本当に嬉しいお便りです。ジェンダークリア映画の研究ですか。日本でもやってる人いると思うんですけど、どっちかというと海外の方が多いですかね。
というかそもそも日本でね、これ日本でジェンダー論の勉強をするとみんなが気づくことだと思うし、これからジェンダー論の勉強を大学とかでやりたいなと思っている人にはちょっと伝えておきたい情報なんですけど、日本でジェンダー論の勉強をすると言っても、
もちろん例えば上野千鶴子の勉強とか、あそこら辺の本を読んだり、日本のフェミニズム史を勉強したりっていうのはもちろんそうなんですけど、その他ジェンダー論って結構いろんな単元ひっくるめてジェンダー論というので、日本フェミニズム史以外の単元を勉強しようとなると、やはり外国の映画だったり、
こういうふうにおっしゃっているクイア研究、クイアの勉強しようとなるとやはり外国の文献を読んだり、外国の哲学者や思想家の話を読んだり、なんか広告、炎上広告を勉強するっていうふうになっても、
そうですね、外国、特にアメリカ、イギリスとか、そこら辺の広告あたりを研究していくっていうふうになっていくので、これアメリカ、イギリスだったかな。
そうですね、アメリカ、イギリスだったかな。
なんというか、ビーチに行くには痩せてなきゃいけないとか、ビーチに行くにはこういうスラッとした体を持っていなきゃいけないというようなバイアスを見る側に与えてしまう、そういうふうな問題をはらんでいた広告だったので、炎上という形の評価を受けてしまった、そういうポスターなんですけど。
このポスター広告自体は美容サプリのメーカーが出した広告だったんですけど、海外も海外ということもあり、そこら辺で炎上して、ジェンダー論の話を大学で勉強すると、このポスターの話は先生によってはよくしてくれる話にはなるんじゃないかなと思うんですけど。
こういうふうにジェンダー論の勉強をしようとなると、やっぱり海外のものを見ていくっていうのが、どうしてもそうしなきゃいけないというような状況があるので、日本にはあんまり文系がないとか例がないとか、そういうのもいろいろあって。
なので、日本で勉強するといっても海外のものを見ていったりというふうにはなるんですけど、そうなるとやっぱり大学院の研究になるとイギリスに行かれるんですかね。イギリス、アメリカは確かに日本よりはいい勉強ができそうだなというふうな気持ちもしてますけど。
あとはあれですよね。北欧とかに行かれる方もいらっしゃいますよね。確か女性参政権、女性の政治参加率が非常に高いのがどこでしたっけ。スウェーデン?ノルウェー?確かそこら辺なんですよね。
北欧ってヨーロッパ随地の福祉国家っていうところもあると思うんですけど、そこら辺は非常にジェンダー的な観点から言うと進んだ国家というふうに言われているので、そこに行かれる方もいらっしゃいますよね。
そういうことで、イギリスで学ばれているということで、なんかいいですね。羨ましい?別に羨ましくはないけど、海外で学ぶなんて絶対にできないと思っているので、羨ましくはないですけど。羨ましくもないですけどって失礼だな。
どうしよう、なんて言えばいいんだろう。僕には全然、住む世界が違う人なんだなというふうなのを感じました。次の話にします。トランスジェンダーの話題など今現在の社会問題についてお話しされているところに効果を持っておりましたということで。
そうですね。トランスジェンダーの話をしたのは、「心が女と言えば女へに入れるのか?」っていう番外編だったかなと思います。
脳とジェンダー編を撮った後に、文法制に関する番外編を撮って、その後かな、性転換手術であったり、戸籍の性別変更であったり、後は公私女浴場の利用についてだったり、そういったのを丸々まとめて、たぶん2,3回ぐらいの番外編で話したと思うんですけど。
おそらくそのところで、トランスジェンダーの話を私がしたと思うんですけど、もう覚えてないんですけどね。あれがちょうど1年前ぐらいですかね。放送も、僕がリサーチしてたのも1年前ぐらいですね。あのシリーズが好きだったということで。
どうですかね。Natsuさんが思うに、今聞いてくださるリスナーさんが思うに、どうでしょう。1年前と今でトランスジェンダーや性転換と戸籍変更であったり、そういうものに対する社会的意識は変わりましたかね。あるいは実態は少しは変化したのでしょうか。
僕は正直、何も活動家的なことはやっていないし、その界隈にも全然いないので、実際どういうような動きがされていてということは全くわからないんですが、一観測者としてこういう情勢を見ているに過ぎないんですけど。
僕が思うに、あの当時、ちょうど1年前ぐらいは、戸籍の変更が性転換手術なしでOKですよ、みたいなニュースが流れて、そのニュースに対する批判、非難、バッシングのようなものが一時的には増えましたが、
今現在そういうような意見はあんまり見ないかなというふうに思いますね。
ですが、戸籍の変更を手術なしでやりますみたいな例は増えてきているので、少しは進んだんじゃないかなというふうに思います。
ただ、社会的意識みたいなものは全く変わっていないので、というのもですね、広島高裁の話でしたね。あれは広島の話で、広島の一個人が手術なしで性転換、手術なしで戸籍変更をしましたというニュースがありました。
この後に何件もそういったような例が続いていったんですが、この何件も続いていった例に関しては全くニュースに取り上げられなかった。
ジェンダーに関する社会的意識
正直、こういうジェンダー系の話題に強いメディアには形成されたし、ちゃんとニュース化された出来事ではあったんですけど、いかんせん他のメディアではあんまり取り上げられなかったので、そこに対してはみんなの目の触れる問題、目の触れる例にはならなかったと思うので、あんまり社会的意識は変わってないんじゃないかなというふうに思います。
なので、もしまた何か問題が起きたり、それこそその時のエピソードで話した女優の利用について、女風呂の利用に関するニュースが出てきてしまったら、
またバッシング非難というようなプチバックラッシュみたいなものが起こるんじゃないかなというふうに僕は考えていますね。そういう話を1年前ぐらいにちょうどしましたね。
そうですね、なつさんはおそらくこういった話題には強い反対意見を示す方も多かったと思います。
そうですね、反対意見はなかった。別にこういう話を僕はこういうふうにインターネット上に話しているだけであって、実際に何かニュースを作ったり、
インターネット上のこのポッドキャスト以外の媒体で話しているわけでもないので、僕が直接反対意見を受けたりということは幸いなことになかったんですけど、僕としてはあの時すごくリベラルに考えていたんですね。
つまりは全然見た目のせいで区別すればいいんじゃない?戸籍のせいじゃなくて見た目のせいで区別して公衆浴場を利用すればいいんじゃない?みたいな感じで考えてたんですよ。
けど、世論としてはそういう意見の方が少なかったんですね。やっぱりみんな、戸籍のせいと体のせいっていうのがリンクしていて、さらにそれと公衆浴場で男女どちらのフローを使うべきなのかみたいなものを全部リンクしていると考えている人が多いので、現在もそうですけど。
なので、こういうリベラルな考え方は少数派でした。僕としてはこういう自分の考え方、自説を誰かに言ったり伝えたり、友人に話したり、大学の友達やゼミで話したり、みたいなことは全くしていなかったので、僕は直接反対の意見を受けたりということはなかったんですけど。
僕の考えと違う考えの人、要はあの時で言うと戸籍のせいで公衆浴場のフローの性別も分けるよ、みたいないう意見の人の方が多かったので、そういう意見に僕が触れるたびに僕が傷ついていたということですね。
全然自分の考えと周りの意見が違うと勝手に思い込んじゃう。すごい不器用な性格ですけど、僕はこういうところがあったので、その面ですごく辛かったかなというような、そういうようなエピソードでしたね。
なので、あの放送会をやった後に、そういうことはこういうふうな、なつさんがお便りで言ってくれたように、すごい好感を抱いてくれたリスナーの方もいらっしゃると思うんですけど、僕自身に関しては、ああいうエピソードはもう二度と作らないというふうに思ってしまいましたね。
なんというか、自分の意見を言うってすごい難しいんですよ。それは匿名で意見を言うとか、インターネット上で意見を言うとか、そういうものに関係なくすごく辛いものになるんですね。
というのも、実際に共感してくれる人が多いのであれば全く問題ないんですけど、周りに共感してくれる人がいない場合は一筆共感になってしまうので、ひたすらひたすら孤独感に苛まれ精神が持たない、メンタルが削られてしまうというふうな負のループですよね。
こういうマイナス効果しかないループに陥ってしまうので、すごく辛いものではありましたね。こういうふうな意見をくれるのであればまたやってもいいかなというふうには思うんですけど、何とも自分の意見を表明することってすごく立派なことですけど、
その反面すごく辛いことでもあるので、自分と相談しつつ、また作れそうだったらこういったエピソードも作っていきたいなというふうに思っております。ただ、今回のエピソードもそうですけど、ルネサンス女性美編が今放送中なので、ぜひそちらを楽しみに聞いていただけたら嬉しいなというふうに思っています。
リスナーの声と今後の探求
ルネサンス女性美編はですね、これまで歴史の話だったり、美術史の話だったり、そういうふうな話になってしまったんですけど、これからはがっつりとジェンダー論の話をしていきたいと思っているので、というかそういう話になるので、なぜビーナスを裸なのかみたいな、そういう話になっていくので、そこら辺を楽しみに聞いていただけたら嬉しいなというふうに思います。
僕、今大学3年生なんですけど、卒論を美術関連で今のところは書こうかなと思っているので、もしまた本編が上がるとしたら、美術×ジェンダーの話になるかなというふうに思います。美術×ジェンダーの話か、ジュディスバトラーの話かどっちかですね。
おそらくバトラーご存知だと思うんですけど、ジェンダー論を勉強するとなったら絶対通る道ですね。バトラーのジェンダートラブルについてのお話をしたいなと思っているので、その美術ジェンダーかバトラーの話かどちらかになってくるかなというふうに思います。
なので、これからもジェンダー論の話は定期的にこのポッドキャストでしていきたいなと思っているので、そちらを聞いて楽しみにしていただけたら嬉しいなというふうに思います。
今回はお便りありがとうございました、なつさん。また何か気になることだったり思ったことだったり感想とかあれは送っていただけたらいいなと思います。今回こんな長文で送っていただいたんですけど、こんなに長文じゃなくて大丈夫です。長文は長文で嬉しいんですけど、なんか負担をかけるようでしたら全然短文で1、2行、2、3分のコメントでもいいので。
何かありましたら送っていただけたら嬉しいなと思います。それかシリーズのジェンダー論の本編シリーズもありますので、そこで思ったことだったり、なんか自分の勉強されている内容とリンクするところがありましたらそちらを送っていただければ僕もこれからのこのラジオキッチュのエピソードの内容をね、内容を向上することに。
努めていきたいなと思っているので、よければまた送っていただければいいなというふうに思います。
はい、長文なっさんありがとうございました。冒頭にも言ったんですが、ラジオキッチュはお便りフォームというものを設けてあります。
番組の概要欄にリンクが貼ってありますので、そこからラジオキッチュ、また三月さんについてお便りを送ることができますので、そちらから皆さんの意見であったりコメントだったり思ったこと、何でもいいので送っていただければというふうに思います。
あの別に昨日の晩御飯のこんたてとかでも別に大丈夫です。何でもいいので送っていただけたら嬉しいなというふうに思います。
ということで今回はこれぐらいで終わろうかなというふうに思います。以上、スタジオキッチュの三木裕蘭でした。さよなら。ありがとうございました。
ありがとうございました。
25:42

コメント

スクロール