はい、番外編です。
えー、ということで、番外編はですね、本編よりはしっかりしていない話を、
本編よりはしっかりしていない話を、ちょっと緩く話していく、そういった短いシリーズ。
本編は聞いてて疲れますよね、あれ。
だから、番外編というのをやっているんですけど、今回は番外編でございます。
ということで、今回の番外編のテーマは、なぜ姉妹都市なのか。
ちょっとこれについて掘り下げてみたいと思います。
姉妹都市っていう言葉は聞いたことありますよね。
これね、ふと思ったんですよ。
なんで姉妹都市なのか。兄弟都市じゃなくって。
で、調べてみたら、意外と面白かったっていう。
意外と面白かったんですよ。
だから、ちょっとこれを今回は扱ってみたいと思います。
姉妹都市っていう言葉の由来自体は結構最近できた言葉らしくて、
1950年代に登場した言葉らしいんですよね。
姉妹都市は英語でシスターシティーズというふうに呼ぶそうですね。
このシスターシティーズっていうのが姉妹都市の語源だそうです。
シスターシティーズはアメリカ大統領が言った言葉らしいですね。
1956年にアメリカのアイゼンハワー大統領が提唱した
市民と市民のプログラムっていうものの中で
シスターシティーズというふうに言葉を用いたそうですね。
で、これが姉妹都市っていう言葉の直接の由来らしいです。
で、なんでこれがシスターシティーズなのかと、ブラザーシティーズじゃないのかと。
で、これがなぜシスターシティーズなのか、ブラザーシティーズではなかったのかというと、
名詞の性別が関わってくる問題だそうですね。
名詞の性別は、このシティーっていう言葉自体が女性名詞なんですよ。
女性名詞なんですよというか、ちょっと解説をすると、
インドヨーロッパ語系の言語には文法性というものが存在します。
文法性っていうのは文法上の性のことで、グラマティカルジェンダーのことですね。
で、この文法性の話はラジオキッチューでいつかやったはずです。
ジェンダーっていう言葉の語源になったものというか、
元々のジェンダーって何の言葉だったのかと。
元々のジェンダーっていうのは社会的な性とか文化的な性っていう意味ではなくて、
この文法上の性を表す文法性のことをジェンダーと言っている。
というふうな中で文法性っていう単語を紹介したと思います。
この文法性が変わってくる話なんですよね。
この姉妹都市の話。
インドヨーロッパ語系の言語には名詞に性別があります。
今の英語にはこの名詞の性別っていうのは消えちゃってるんですけど、
隣のドイツ語とかフランス語とかにはまだ名詞の性別残ってます。
フランス語には女性名詞男性名詞っていう2つの性があって、
対してドイツ語には女性名詞男性名詞中性名詞っていう3つの性があります。
で、こういう名詞の性別のことを文法性って言うんですけど、
で、このシティという単語は昔の英語では女性名詞だったんですよ。
で、今の英語にはこの名詞の性別っていうのはもう完全になくなってしまったんですけど、
例えばシップとか船ですよね。
とかをいまだにこう大名詞四角大名詞Cで受けたりするっていうことがあるらしいんですけど、
僕はそんなの学校で習ってないからわかんないんだけど。
そうらしいんだよね。で、いまだにこうシップをCで呼んだり、
イットで呼ばないとかね。
文法性自体はその感覚自体は英語には一応残り続けているそうですね。
で、その流れを組んでシティっていうのはもともと女性名詞だったので、
これはブラザーシティというふうに呼ぶよりかはシスターシティズというふうに呼んだほうが、
英語の感覚に合った呼び方なんだということですね。
で、この文法性の話なんですが、
ちょっと文法性の話をすると、文法性はいつかラジオキッチでも本編でやりたいんですよね。
文法性をワンシリーズでやりたいんですよ。文法性って本当に面白いんですよ。
文法性って基本的には名詞の性別のことを言うんですけど、
だいたいは性別学的性に準じた形で文法性決まってますよ。
男性っていう言葉を表す単語だったら男性名詞だし、
例えば妻を表す単語だったら女性名詞だし、
オスライオン、メスライオンとかああいうのもオスライオンだったら男性名詞で表すし、
メスライオンだったら女性名詞で表すし、
っていうふうにだいたいは性別学的な性にのっとるんですけど、
けどこの性別学的な性によって決まるわけでもないっていう時があるんですよ。
ちょっと難しい、ちょっと入り組んだ話になるんですけど、
名詞の性の分け方って2つやり方があって、
一番簡単なのは意味による分類ですね。
意味による分類っていうのはさっき言ったように性別学的な性にのっとる。
だから夫っていう単語だったら男性名詞にするし、