1. 投資の授業 radio by tt シーズン14
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2025-04-15 19:52

14-08 機をみて森をみる

14-08 機をみて森をみる

サマリー

このエピソードでは、スカイプのサービス終了を通じて、企業が変化に気付かない理由や市場の競争について考察しています。また、SNSの台頭が通話市場に与えた影響についても触れ、ビジネスにおける変化の重要性を強調しています。このエピソードでは、株式市場における自社株買いの戦略やその影響について詳しく語られています。また、広い視野で市場を俯瞰する重要性とその具体的な方法についても触れています。

サービス終了の影響
はい、どうも。始まりました。 radio by tt シーズン14、エピソード08かな。
今日はね、ちょっと風が強いので、風をブロックしながら進めていこうと思いますが、皆さんいろいろと、あれはどこだっていうね、この場所を当てる答えいっぱいくださってありがとうございます。
1人正解。1人は、めちゃくちゃ面白いニアミスっていうのが、もうすぐそこじゃんっていう人がいました。
すごいですね。ヒントほとんどないのにね。
いやー、なんかそんなのわかるわけねえだろ。僕もね、たぶん逆の立場だったら、わかるわけねえだろみたいな。
世界中にそんなカラスの鳴き声とか、鳥の鳴き声する場所何万個、何百万個、よくわかんないけど、いっぱいあるでしょうってね、そう思うんですけどね。
その中でも、なんとかして独自のロジックで正解を手繰り寄せようとするその姿勢がね、素晴らしいなと思いました。
ありがとうございます。
まあ、まだまだね、今日も同じ場所からお送りしてますので、まだまだご意見ありましたら、ご意見?
うーん、違うな。ここだろっていうね、予想ありましたらね、言っていただければと思います。
株はね、そんな感じで落ち着きを取り戻し、ここから大きく4万円台に向けてジャンプアップする直前っていうところでね。
スピードは速い可能性も若干あるんでね。遅い時は遅いですけど、僕の予想は当たんないですけどね、正直スピード感に関しては。
当たんないですけど、速い可能性もあるから、機械損失っていうのかな、買おうと思ったら上がっちゃったみたいなやつ。
そういうのはね、いちいち気にしない方がいいと思いますよ。また何年かに一回そういう時来るから、その時買えば。
私も株に関しては別に、そういうこともあるよねぐらいしか見てない。それぐらいで見とかないとね、難しいと思いますよ。
毎日毎日ちまなこにして追いかけててもね、のどかな感じでのんびりと待ち受けてたらいいこともあるんじゃないですかね。
はい、というわけで、もうね春ですねすっかり。青い花とかが咲いてて、すごいなこれは。
なんか足元がつい最近までは真冬だったのに鳥の鳴き声も多くなって、人通りも増えてね、本当に誰もいなかったんですけどね、ここ冬の寒い時は。
今はもう観光客だけじゃなくて地元の方もいっぱいいて、いっぱいでもないですけどね、まだ朝なんで。
今日朝の朝一で一つ会議をしてきて、その時にちょっと思ったことがあってね。
さっきのクイズの話にもつながるんですけど、正解がない中でなんとかして正解を手繰り寄せようとする姿勢っていうのがビジネスにおいてもとても大事じゃないですか。
もう分かんないようでね、切り捨てた終わりで。
世の中の経営者だったり、経営者はそこまでそんな人いないんですけど、経営層の方、いわゆる役員とか取締役、それから部長、本部長みたいなね、ちょっと偉い人、執行役員みたいな人にね、とても多いです。
この下に構えてね、「いやもう無理だもん。無理っしょ。」みたいな考え方。
例えば業界参院のシェア持ってて、「いや1位はだってあそが強いもん。勝てねえよ。」みたいな考え方。
でね、「それはお前がやってる限りは勝てねえだろうな。」っていう感じでいいんですけど、それは。
でも、実際、世の中にはたくさんひっくり返してる事例ってたくさんあるじゃないですか。
このチェンジマネジメントっていうのかな。ひっくり返す、ゲームチェンジとかでもいいんですけど。
変化が起きる時っていうのはね、流れの中にいる人っていうのはね、あんまり気づいてないんですね、その変化に。
これなんでなんだろうなと思ってね、色々ずっと観察していってたんですけどね。
例えば、スカイプってあったじゃないですか。スカイプってアプリ。アプリとは言わない方がいいかもしれないですね。
スカイプというアプリケーション。Windowsのアプリケーションですね。
Windowsピアの技術を使って電話を気軽にできるようにして、パソコンを使ってビデオ通話ができるっていう画期的な、しかも無料で。
これね、KDDIの当時の社長をもってしてね、禁断のアプリと言わせた。電話代がね、タダになっちゃうんでね。
禁断のアプリと言わせたあのアプリですよ。アプリと言わない方がいいかもしれないですけど。
スカイプがとうとう来月でサービス終了。今月かな。ちょっと覚えてないんですけど。サービス終了になりますと。
スカイプに勝てるなんてね、2008年当時誰も思ってなかったですよ。他の。
他の競合が存在してなかったんですけどね。今で言うと、なんだ、WhatsApp、それからWeChat、それからLINEね。
それからZoomもそうですよね。Zoom、Facebook Messengerね。それからインスタのDMなんかもビデオ通話ができます。
そういった多数のバイバーみたいなね、謎にこけた楽天のやつとかもありましたけど。
多数のね、後発組のサービスがね、5年10年というタームでまたたかまにシェアを奪い返していった。
返してじゃないですね。シェアを奪っていった。何もできずにマイクロソフト、スカイプはただ指を加えてそのシェアを落としていくのを見守っているだけのようにガイアからは見えていた。
そしてとうとうサービス終了と。この景色なんですよ。スカイプに勝てっこねえよなんて言ってたらね。
今40代の人は、当時まだ20代だったから覚えてるでしょうけど。スカイプ一挙でしたよね。
市場の変化
どこの人と話しするのもスカイプ繋いでましたよね。MacでもWindowsでもね。スカイプ繋いで。
固定電話に電話もかけれてね。スカイプクレジットっていうのを入れとくとね。あれも一応入れといてね。ちょちょっと電話するときはそっちから電話かけたりとかね。
最後に使ったのはいつですかね。スカイプ。なぜ使わなくなったんですかね。やっぱ通話っていうのは相手があって初めて成り立つのでね。相手が使っているものに合わせて使うっていうね。
その起点となる人たちっていうのはなぜマイクロソフトのサービスを使わなかったのか。
Teamsっていうね、もう一本似たようなサービスが上がってきたっていうのも一つの要因ではあるんですが、
ここのチェンジっていうのはですね、実はね、これ通話っていう機能を主軸にした戦いではなくなっていたっていうことがそのチェンジの一つの肝になってるわけですよ。
通話機能っていうのを主軸にして戦っている限りスカイプは強かったわけなんですが、ここに対してSNSっていう別の軸ができたんですよ。
LINEにしてもそうだし、WeChatにしてもそうだし。
皆さんね、ショートメッセージを含むSNS機能を搭載して、SNS機能を起軸としてその中に通話機能を付与していったんですね。
そうすると通話っていうのは相手あってこそ成立するものなので、そのアドレス帳機能になる、相手がどこにいて相手に簡単につなげるためのこのネットワーキング機能っていうのがSNSにはベースにあるわけなので、
はい電話しようってなった時にわざわざスカイプを開かない。
もうそのままSNSで電話できちゃう。
この利便性に負けてしまったわけです。
つまり電話を軸にした戦いからSNSを軸にした戦いに軸足を移されてしまったんです。
強豪が。
移したんですね。
ビジネスの視点
最強の一強のジャイアントのマイクロソフト資本があり、どこからどの角度からどう見ても誰も勝てっこないと思われていたスカイプが足元崩されたわけです。
簡単に。
簡単じゃないかもしれないですけどね。
こういったことっていうのは世の中に多々あって、流れの中にいる人ってあんまり気が付かないんですね。
なんでなんだろうな。
なんで気が付かないんだろうってね。
ビジネスやってらっしゃる方とか見てて思うんですけど、もう目の前の仕事に一生懸命なんですよ。
本当に目の前の明日の集客、明日のお客さんの数、KPIいくら。
CPUちゃんと落ちてる。
今月末の数値は達成できるの。
これは満たすになる可能性はないの。
足元の数字を追いかけすぎで、その時に負けた理由を他の人のせいにしすぎなんですよ。
しかも他の人っていうのは自分の視野の中にいる他の人のせいにして、まさか競合達が軸足を移してきてるなんて思ってもないんですよ。
もうちょっと引いてもらおうと見ないといけない。
俯瞰してもらおうと見ないといけない。
っていうのが世の中には多々あります。
で、実は株もこれ同じなんですよ。
例えばね、大暴落が起きました。
やばい、ここからもう僕株見てないんで空想の世界になって恐縮なんですけどね。
なぜか一銘柄だけ、この今回の大暴落の最中、逆行だかしている銘柄があります。
なぜだ。
これ銘柄を見ます。何があるのか知らないですけど、ちょっと今からググってみましょうかね。
さすがに何も知らないで喋るのかなりむずいので。
逆行だか。
なんだこれ、4月。
値上がり率。
GMOはあります。GMOはでもあれ、なんか欠産っぽい感じだったからね。
ちょっとGMOは置いといて。
でも欠産なんだろうな。
ないですね。分かんないですね。
ドトール日レス。こんなん絶対欠産かなんかやろうな。
自社株買い。
あんまり材料にならなかったので、やっぱり話やめようかな。
逆行だかしている銘柄があるとするじゃないですか。
なんでだと。なんでだって調べるときにね、今僕がやったみたいにね、ググってね。
ニュース見て、自社株買いだったり欠産が出てる。
そっかこれか。それは自社株買い出たら上がるわなとかね。
それは欠産出たら上がるわなでね。話を終わらせてたらね、それで終わりなんですよ。
そっから先行かないんですよ。
でもね、その時に一歩引いて俯瞰してみて、ちょっと待てよと。
なんでドトール日レスは自社株買いでこんなに上がってるんだと。
他に自社株買い発表しても大して反応しなかった銘柄あるじゃないかと。
そこの違いってなんなんだっていう風に、ちょっと引いてさ、見るわけですよ。
そうするともっと深いところに別の理由があるとかっていうことが見えたりします。
ここからもう本当に空想の世界なんですが、
例えば元々のバリューエーションが安いとかっていうのもよくある話じゃないですか。
それから今実は競合他社が弱っていて、そこからシェアをどんどん奪い取っているとか、
元々のカフェっていうビジネススタイルが徐々に変容しつつあって、
星のコーヒーみたいな新しい業態が今伸びているとか、
食事のところにも入ってきているとか、食事ってあんま伸びてない気がしますけど、
そういった別の論点が見えるかもしれない。
それが一歩引いて見るってことなんですよ。
このチェンジが起きている、
例えばスカイプの中で一生懸命スカイプを守るために頑張って働いていていたとしても、
その時にWeChatで何が起きているのかと、LINEで何が起きているのかと、
自社株買いの戦略
どうして人はスカイプで電話をせずに、Facebookで電話をし始めたのかと、
どうして人はスカイプでビデオカンファレンスをせずに、
Zoomでビデオカンファレンスをし始めたのかというのをきちんと見ていくことで、
この重心がずれているってことに気づき、重心がずれているってことに気づけば、
手の内容はあったっていう話なんですね。
逆に弱小が大物を倒すときっていうのは、
この重心をずらしにいくっていうのがとても大事で、
これは株の世界でも一緒で、小さな株で大きな株を取りにいくみたいな話っていうのはたまにあるんですよ。
またちょっと話が飛んじゃったのでゆっくり説明しますけど、
例えば、めちゃくちゃ空想の世界で申し訳ないんですが、
大型自社株買いを発表して、自社株買いっていうのは一撃で終わらなくて、
これから半年間かけて相当大きな金額を買っていきますよと、
発行済み株式数の20%買いますよとか言うと、株価20%近く上がるんですよ。
実際発行済みが20%焼却されるわけだからね。
ズドンって減るわけ。分母が減るわけだから。
EPSの分母が減るわけだから。
Eがボンって増えるわけだから。
Pが変わらなきゃPERが下がるわけだから。
Eが増える分だけPも増えるわけだから、
理論的には自社株買いを20%して焼却したら株価20%上がるわけなんですが、
一気には無理なんですよね。
半年とかかけてやっていくわけ。
そうすると自社株買いを発表した他の銘柄たちっていう仲間がそこに存在するんですよ。
ある時大暴落しました。株価がね。
トランプの関税で大暴落ドーンとしました。
その時にこの自社株買いメンバーズっていう枠の中で見ると、
大企業もドーンと下がります。
そうすると自分が持ってる中小企業の自社株買いメンバーズも
一緒に下がったりするわけです。
逆に言うと今回リバウンドが起きて、
自社株買いメンバーズのパフォーマンスが一律に上がっている時っていうのは
一緒になって上がってくれるわけです。
つまり何が言いたいかというと、
例えばじゃあ何だろうわからないですけど、
富士テレビはさすがに今はちょっとおかしいから話変えると、
例えばTBSが自社株買いメンバーだったとして、
TBSをずっと見てですね、
TBSが上に駆け上がり始めたら、
同じ自社株買いメンバーズの小さな目柄を買えば、
誰かが同じようにその後くっついて買ってきてくれるっていうようなことが起きるんですよ。
それがくっくりで物事を見る。
これ何で起きるかっていうと、
大企業が、大企業じゃないな、大きな運用会社が
リスクモデルとかアルファモデルというところで、
それらを同じカテゴリーに隠り付けるから、
こっちが上がったらこっちを売ってこっちを買うみたいな動きをしてくれるんですよ。
その結果株価が連動しやすい。
そこに目を付けた戦略っていうのは、
これ俯瞰してみないと絶対に気づかないです。
こういう戦略を自分で見つけるっていうのは、
つまりは、もっともっと引いてみるんですよ。
アメリカはどうなの?中国はどうなの?
サムスン最近どうなってんの?NVIDIAはもう無理なの?
そういう、とにかく俯瞰して物事を見る。
じゃあアップルは、なんで今業績良さそうなの?これって。
これって完全の影響なんじゃないの?とか。
そういったところまで広く物事を見て、
そして小さなところでど通る日レスを買うみたいな判断をしていくと、
判断の精度とパフォーマンスが上がりやすいんですよ。
これはビジネスにも言えるし、株にも言えることだと思いますので、
皆さんもこれもいろんな言い方がありますけど、
マクロ視点で見るとか、ビッグピクチャーで見るとか、
俯瞰して見るとか、対極観で見るとか、いろんな言い方がありますけど、
僕は古くはHABさんの対極観っていう本を20代の頃読んで、
これやなと思ったのを覚えてますね。
HABさんが対極観っていう本を昔書いてるんですけど、
薄い本なんでチャラっと読めるんですけど、
これやなって思いましたね。2回言った。
対極で物事を判断しようとするっていうのが大事よっていうのが、
ただそれだけの本なんですけどね。
気づいてないところに、要は相手との出し合い抜き合いなわけだから、
極地戦を仕掛けた時に、その局面を見れば能力差っていうのはほぼないわけですよ。
僕が将棋をやったら極地戦で負けますけどね。
普通に知識も能力もないので。
でもプロ同士が極地戦でやる場合っていうのは、
そこはもうセイントセイアでいうところの千日戦争みたいなことが起きるわけですよね。
そうすると、ちょっと俯瞰して物事を見ると、そこには、
この人もしかしたら気づいてないかもしれないっていう突破口が、
端っこの方にあったりするかもしれないわけですよ。
そこにどうやってこの極地戦をやりながら、
ここに物事を結びつけていくかっていうのを考えて、
一歩ずつ手を打つと、あれ、なんだこいつの手はっていうふうに、
相手が気づいた時にはもう遅いっていう手が打てるかもしれない。
こういうのが確かハブさんの本には書かれてましたけど、
市場を俯瞰する重要性
対極観ですね。ぜひ読んでみてください。
株の世界でも本当に対極を見て、木を見て森を見ずじゃなくて、
木を見て森を見るっていうね、宇宙を見るっていうのはね、
とても大事なのでね。
なんか息切れしてる感じからしてどこどこですねっていうコメントがあったんですけど、
ここね、30分近く歩くと息切れするんですよね。
喋りながらだからかな。
ただもうすぐ、いつもの道も出口に近づいてきたので、
今日もここら辺で終わりにしようかなと思いますが、
風が強くて聞き取りづらい人がもしいたら申し訳なかったです。
もうね、いつか再編集してもう一回流しますけどね、
こういう短い頻度でラジオをやってみるフェーズに、
やっぱ寒いと喋る気にならないしね、
ちょっと暖かくなってきたんで、
もっといろんなこと喋っていきたいなと思いますが、
こないだ会った人からね、
ラジオは株の話以外でも面白いですよって言われたんで、
ちょっと株の話と関係ない話してみました。
今ね、どんどんリスナーさん増えてて、人気ラジオになってきてるので、
皆さんもぜひ知り合いに会った時に、
お、RADIO BY TT聞いた?って聞いてみてください。
多分1億人中、今1000人ぐらいは聞いてるんでね、
だから1000×1000×1000ぐらい?
違うな、1000×1000×100ぐらいだからね。
1000×100だから10万人に1人はね、
おん聞いた?って言ってくれると思いますんで、
そんな感じでよろしくお願いします。
はい、じゃあまた来週。さよなら。
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