講座の概要
ここからは、いせたまボイスのコーナー。地元の様々な方をゲストにお迎えしてお話を聞いていきます。
本日は、玉村町立図書館の中島直樹さんと、玉村町立図書館協議会員の片亀俊春さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今日は、町立図書館読書推進講座「文化の香るまち玉村を語る」についてお聞きしていきます。
まずは、今回の講座について、どのような内容なのか、簡単に概要をお願いします。
まさに、タイトルの通り、文化の香るまち玉村を語るということで、どういうことなのか、主催の方もよく分かっておりませんけれども、
これは、この後の片亀さんのお話を聞くと、そういうことなのか、分かってくるような気がします。
二部性ということで聞いているのですけれども、ちょっとだけどんなことをするのか、ご紹介いただけますか。
まずはじめに、うちの教育委員会の教育長の鈴木教育長と片亀さんが対談をします。
タイトルはズバリ、住んでよかった玉村町。
それだけでインパクトはありますよね。
その後に、片亀さんによるスタンダードアールの名作、赤と黒の紙芝居を演じていただきます。
この二部構成になっております。
わかりました。ありがとうございます。
対談の内容
では、なぜ開催することになったのか、開催に至った背景や目的などを教えてください。
片亀さんは、この図書館を実に愛する、そしてそれ以上に玉村町を愛する方です。
普段お話をさせていくうちに、片亀さん町外ご出身ということなんですけれども、
ここに住んで本当によかった、本当に文化の香る町だし、玉村を語りたいという思いがじんじんきまして、
それではということで、教育長と対談をしてみませんかということで始まりました。
片亀さん、普段は図書館での活動というのはどういったことをなさっているんですか。
読み聞かせですね。
玉村はもちろんですけれども、市崎の図書館、それから障害学習センターなどで、絵本や紙芝居の読み聞かせをしております。
ありがとうございます。では具体的に聞いていきましょう。
二部制ということで、まず第一部ではどのようなことが行われますか。
鈴木教育長と片亀さんによる対談、住んでよかった玉村町、これをお二人に大いに語っていただいて、
なぜよかったのか、そういうところを聞いて、町外に住んでいる方もまた戻ってきたいな、
あるいはここに住んでみたいな、そんなお話になると思います。
その後で片亀さんの長年にわたる紙芝居の作成、製作、そして朗読語りですね。
その中でも最近できたというスタンダードの傑作、赤と黒を演じていただきます。
これも初めてのことになりますので楽しみです。
ありがとうございます。では続いて紙芝居の上演ということですが、
紙芝居の上演
二部についてぜひ片亀さん教えてください。
先ほど中島さんがお話ししてくださいましたように、演じますタイトルはスタンダードの赤と黒ですね。
この内容はご使用うちの方も多いかもしれませんが、私もやっと読んだようなところですので、
ざっと申し上げますと、貧しいけれども美貌と知恵のある男の、言ってみればサクセストーリーとでも言いましょうか、
それとその男の女性との愛にの遍歴の物語、そしてもう一つは男の嫉妬と妬みの恐ろしさ、怖さ、これがちょっと表現されているような内容です。
ありがとうございます。紙芝居といえば片亀さんご自身で制作をなさったんですか?
はい、今年の初めから3月初めぐらい2ヶ月ちょっとかかって制作してみました。
はい、ともご自身で描かれたということで、どの辺が大変でしたか?
そうですね、同じ絵でも風景を描く部分と人物を描く部分なんですが、私はどうも風景とかそういうのがどっちかというと苦手なので、それがちょっと苦労したかなという気がしています。
とても長いお話を紙芝居に落とされたということで、どういうところを紙芝居として残したのか教えていただいてもいいですか?
はい、まず大変な対策なんで、とりあえず一回ずっと流しで読んでみました。
2回目に読んだときはどの場面を絵にして分離するか、それを注意しながら読んできました。
結局自分の脳裏に残ったというか印象深かった部分を抜粋するような形で繋げていって一つの紙芝居にした。これが実態じゃないかなと思っています。
ありがとうございます。ではぜひ紙芝居のこんなところに注目してほしいという情報がありましたら教えてください。
そうですね、私80に近いものですから、昔のアメリカの映画、1950年前後の映画が好きなんですね。
ですからその当時活躍していた俳優が私の書いた紙芝居の中に登場するので、古い方でしかも映画好きの方だったら興味深く見ていただけるのかなと思っています。
ありがとうございます。ぜひ皆さん注目して見てみてください。
今回は赤と黒の上演ですけれども、他に最近の紙芝居作りの傾向についてはいかがでしょうか。
20年以上紙芝居制作に携わっておりますが、最近は名作といわれるものを手がけています。
例えばトルストイの復活ですとか、ムクハトジュの片耳の大鹿ですとか、そういう類のものを手がけて、読書を離れに少しでも歯止めがかかればいいなと思って、紙芝居を通じて原作を読む、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいなと思っております。
ありがとうございます。では開催日と場所をお願いします。
今月9月28日日曜日午後2時から午後3時半までです。会場は1時30分です。場所は玉村町文化センターショーホールで行います。
参加するには申し込みが必要でしょうか。
申し込みをですね、玉村町立図書館、電話番号65-1122までお願いします。電話番号65-1122までお願いいたします。対象は一般でどなたでも参加できます。店員は200人、入場料は無料です。
分かりました。では、対象にあたっての注意点があればお願いします。
特にありませんので、文化センターはどちらかというと上の方が暖かくて、下が涼しいものですから、寒いというような方は一枚羽織物を持ってきてもらえればありがたいなと思います。
分かりました。ここまでたくさんお話を伺いました。最後になりますが、ラジオの前の皆さんに一言お願いします。まずは渡辺さんからお願いします。
一部の教育長との対談ですけれども、話は教育とか子育てとかに及ぶかなと思っております。
その点で、40年前に経験した私の子育てについてのお話が来場してくださる方の参考になればな、そんなふうに思っております。
片亀さんと鈴木教育長のお話なんですけれども、内容が濃いような感じで、時間通りに終わるか不安でなりません。
そして先ほど片亀さんがおっしゃっていた通りように、赤と黒、これ非常に楽しみでして、これ最後に言いたかったんですけれども、文化センター小ホールの壁面にドーンと画像を大きく伸ばして演じます。
普段の片亀さんの語りとはまた違う視覚的な面で、とても楽しみしておりますので、こんな機会は滅多にありませんから、どうぞ当日でも構いませんのでお越しくださいませ。
本日は玉村調理室図書館の中島奈紀さんと、玉村調理室図書館協議会員の片亀俊春さんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。