1. ラヂオななみ(FM77.3)
  2. 第5回『おはよう!たまむらタ..
2024-09-24 13:43

第5回『おはよう!たまむらタウン 』(石川町長出演)

spotify apple_podcasts

玉村町の行政、文化、町おこしなど、 石川眞男町長が玉村町の魅力をたっぷり語る番組です。 今回は、 ・たまむら映画祭について 詳しくご紹介します。是非、お聞きください!

00:06
ラヂオななみ スタッフ
「おはよう!たまむらタウン」。この時間は、玉村町の情報について、石川眞男町長に伺います。よろしくお願いします。
さあ、今回はですね、たまむら映画祭につきまして、たっぷりと伺っていきたいと思うんですが、まずはそのたまむら映画祭の意味ですとか、なぜ開催することになったのか、今回2回目ということで、この後詳しくですね、ご紹介をしていただくんですが、
前回1年前のたまむら映画祭の振り返りを含めて教えていただけますか。
玉村町 石川眞男町長
たまむら映画祭として、昨年初めてしたわけですけど、その前段として、もう20年ほど前から映像文化を活発にしようということで映画上映会をしていました。
その時、例えば井筒和幸監督とか、また是枝裕和監督とか、来てもらって、交流を深めながら同じ映画を見ていくということをしている間に、玉村町で映画を作りませんかという話にもありまして、
藤橋誠監督、その町映画で「漂泊」という映画を作る、それが10年ほど前です。その後に、今度は映画を作りを手伝うということの楽しみと、また難しさということを感じましたね。
「漂泊」の撮影が終わった翌年は、今度は地元の大崎章監督の監督の「お盆の弟」という映画も、玉村をほとんどのロケ地として作りました。この時、光石研さん等々がきて、渋川清彦さんが主役ですけどね、来てもらって映画を作っているうちにコロナ禍になってしまって、映画上映会もできなくなってしまったという中で、
去年やっぱり上映会やりたいねと、映画館がない玉村町に良質の映画を、特に玉村町に縁のある映画を上映することによって地域のみんなが元気になるような環境をつくりたいという形で、第1回たまむら映画祭ということで始めさせてもらいました。
ラヂオななみ スタッフ
去年の率直なご感想はいかがですか。
玉村町 石川眞男町長
はい。いつもそうなんですけども、相当入れ込んでこの作品はいいですよという形で準備するんですけども、だから本当にお客さんが溢れちゃったらどうしようと、満員になって駐車場の問題とか大変だななんて思うんだけれども、現実に満員になることはなかなかないんですよね。
しかし終わってみたとき、本当に来た人といろんなものを共有できるっていう、そういう共有感っていうんですかね、達成感みたいなのをやっぱり終わった後持てる。
03:12
玉村町 石川眞男町長
それから参加していただいた、去年では光石研さんとかそういった映画人との交流で、やはりそこを経験した人たちが映画祭の意味っていうのをやっぱり感じて、そしてまた映画人が外でたまむら町のことを発信していただける。
この魅力発信ですよね。だから結局、自分たちが思ってたことと違ったところへのいい波紋って言いますか、そういうものが広がっていくっていうことは非常に嬉しいし、その結果として今度はそういったところの引き合いで、玉村町での映画のロケ地はありますか、みたいなことがありますから。
現にそういう中で、今も玉村町での映画撮影が行われているっていうのが現状です。
ラヂオななみ スタッフ
今まさに進行中なんですね。
玉村町 石川眞男町長
そうですね、ありがたいことです。
ラヂオななみ スタッフ
石川町長、ご自身は映画の魅力、特にこの地域を題材とした映画、魅力をどういったところにお感じになっていらっしゃいますか。
玉村町 石川眞男町長
例えば県立女子大学を拠点に、玉村全編ロケっていう形で作った藤橋監督の「漂泊」、これに関して言えば、玉村町のいろんな女子大学もそうだし、玉村八幡宮もそうだし、軍配山とか、いいロケーションが映画の映像に映っているわけですよね。
これが10年、20年、この映像が残るわけですよね。
しかし景色は変わっていくわけです。
そうした時、私たちの記憶を記録として映画の中に映像として残せるっていうことの意味っていうのは、大きな深い意味があるんじゃないかなと思っています。
ラヂオななみ スタッフ
記憶を記録するその映画の魅力ということですね。
玉村町 石川眞男町長
玉村町の風景、これ未来に行けば必ず変わってきますから。
ラヂオななみ スタッフ
時代とともに変わりますよね。
玉村町 石川眞男町長
しかし撮影した当時の何十年前はこういう姿だったっていうのが、その記録として映像に残るわけですから。
それは非常に大事な未来への贈り物かなという感じがしますね。
ラヂオななみ スタッフ
さて今回の第2回たまむら映画祭なんですが、開催日時ですとか場所ですとか作品について教えていただけますか。
玉村町 石川眞男町長
9月の14日・15日の2日間になります。
1日目14日は西川美和監督の「ディア・ドクター」、それから午後は「すばらしき世界」を上映します。
06:07
玉村町 石川眞男町長
そしてこの映画の後に西川美和監督自身が舞台挨拶というか、いろんな話をしていただける予定になっています。
それから15日は「ボクは五才」という映画を上映します。
この映画は玉村町の五料出身の脚本家の高橋二三さんという方の作品で、映画監督は湯浅憲明監督です。
高知に住む5歳の少年が父親に会いたい一心で出稼ぎのために大阪に住んでいるお父さんを訪ねていく、そういった物語。
非常にいいと思いますよ。
この高橋さんはガメラシリーズをはじめ多くの映画やテレビドラマの脚本を手掛けた、玉村町出身の人ですので。
ラヂオななみ スタッフ
脚本家。
玉村町 石川眞男町長
玉村町ゆかりの人の作品を直接玉村町の人が見られるという、なかなかない機会だと思います。
ラヂオななみ スタッフ
「ボクは五才」は、作品としたら結構前の作品。
玉村町 石川眞男町長
相当前ですよね。
宇津井健さんが出ているわけだから、非常に古いですけれども、映画というのはその古さが、今言ったように記憶を記録しているという場面もありますので、
当時の日本の日常の風景というのを、やっぱり私たちがもう一度かみしめるという意味でも非常にいい作品かと思います。
それから「イカロス 片羽の街」、これなんですけれども、シンガーソングライターの秦基博さん、彼がイカロスという曲を作りまして、
それからいろんなインスピレーションを受けた3人の監督がそれぞれ作品を作ったオムニバス映画です。
その中で「豚知気人生」、これを高崎市出身の枝優花監督が作りまして、その枝監督にも来てもらって、当時の思いとか、今のこと、これからのことを話していただけると思います。
枝優花監督が「少女邂逅」という映画を作った時、そのロケ地のほとんどは玉村町だったという縁もあります。
ラヂオななみ スタッフ
そうですか、玉村の映像がこちらでも見られるということですね。
今お話の中で、舞台挨拶のことも入れていただいておりましたけれども、改めて14日については西川美和監督の作品が午前中と午後、「ディア・ドクター」と「素晴らしき世界」ということになりますが、
09:03
ラヂオななみ スタッフ
これ2作品が終わった後にということですか。
「ディア・ドクター」は9月14日土曜日午前10時から、そして「素晴らしき世界」は同じく14日土曜日の午後1時半からということで、「素晴らしき世界」が終わるのが午後3時半過ぎぐらい、その後16時40分頃まで舞台挨拶の予定になっているということですね。
玉村町 石川眞男町長
西川美和監督は、是枝監督と一緒に映画を制作をしていた仲間として。
ラヂオななみ スタッフ
是枝裕和監督ですね。
玉村町 石川眞男町長
そういった監督です。非常に社会を捉える目線も、いろんなひずみ、ゆがみが今の社会にあるわけですけれども、ひずみやゆがみを直していく、立ち向かっていくという、そういう力も出てくるような作品を作っていただいている。
そういう意味で私も非常にその目線には同感しているんですけれども。
ラヂオななみ スタッフ
そのあたりの感性も、この舞台挨拶で聞けそうですね。
そして15日なんですけれども、その舞台挨拶をしていただける方なんですが。
玉村町 石川眞男町長
「イカロス 片羽の街」、その中の作品の「豚知気人生」を作りました、枝優花監督、高崎市出身の、まだ若いですよね。
ラヂオななみ スタッフ
地元の監督でございます。
玉村町 石川眞男町長
今話しましたけれども、「少女邂逅」という映画の中では、玉村町を多くのロケ地として使って、写真家でもありますから、映像、それから感性というものが多くの若い人に受け入れられて、今いろんなところで力を認められている新進気鋭の監督です。
玉村町にお呼びして話を聞ける。
共にこれからの時代を歩んで生きていくということを感じていただけるだけでも、私たちは大きな希望だと思っています。
ラヂオななみ スタッフ
改めて9月15日の日曜日なんですが、午前10時から「ボクは5才」。
その後午後1時半からは、「イカロス 片羽の街」、この2作品の上映がございまして、「イカロス 片羽の街」の上映が終わった後、枝優花監督の舞台挨拶があるということで、舞台挨拶が終わるのがだいたい午後4時頃の予定となっております。
大事なことを一つ伺っていなかったんですが、開催場所でございますね。
玉村町 石川眞男町長
玉村町文化センター、ショーホールです。
14日の映画を1作品見ても2作品見ても共通チケット1500円です。
12:01
ラヂオななみ スタッフ
なるほど。1日券という感じなんですね。
玉村町 石川眞男町長
そうですね。15日も1作品見ても2作品見ても1500円ということになってますね。
ぜひ4本見ていただきたいと思います。
そうですよね。
ラヂオななみ スタッフ
せっかくですから。
4本見たって3000円ということで。
玉村町 石川眞男町長
そうですよ。それで本当に心豊かになりますよ。
そうですね。
人間、社会、捨てたもんじゃないよということをみんなで味わって歩みを進めていければいいかなと思っています。
ラヂオななみ スタッフ
こちら主催はたまむら映画祭実行委員会でございまして、お問い合わせは0270-65-2137、0270-65-2137番です。
玉村町がこの事業は後援をしているということですね。
協力は高崎コミュニティシネマということです。
玉村町 石川眞男町長
はい、そうです。
ラヂオななみ スタッフ
それでは石川町長、最後に改めてPRをお願いできますでしょうか。
玉村町 石川眞男町長
映画館のない玉村町で良質な4作品を一挙上映できるということはとてもワクワクしています。
多くの皆さんと同じ状況を共有しながら、ワクワクする2日間にしていきたいと思います。よろしくお願いします。
ラヂオななみ スタッフ
「おはよう!たまむらタウン」、この時間は玉村町の石川眞男町長に詳しくお話を伺いました。
第2回たまむら映画祭についてでした。石川町長、ここまでありがとうございました。
ありがとうございました。
13:43

コメント

スクロール