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ここからは、いせたまボイスのコーナー。地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は、伊勢崎市役所総務部安心安全課の矢内正幸さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は、伊勢崎市の総合防災マップなどについてお聞きしていきます。
まず改めて、総合防災マップとはどのようなものなのか、概要を簡単に教えてください。
はい。洪水時、自宅がある場所の浸水想定が色分けされており、取るべき行動がわかるものとなっております。
では、具体的にはどのような内容なんですか?
はい。河川の増水により、堤防が決壊した時の浸水の範囲や深さ、指定避難所の位置などを示した洪水ハザードマップと、地震や雪害対策などの情報をまとめたものとなっています。
また、マイタイムラインを掲載しました。
なるほど。今年の7月に伊勢崎市の全校に配布されましたね。どのような改定があったのでしょうか?
はい。初半から5年が経過し、この間に災害対策基本法と水防法が改正されました。
5段階の警戒レベルが導入されたことや、避難勧告が廃止され避難指示に一本化されたこと、
また、中小河川のうち浸水想定区域が追加されたため改定しました。
はい、わかりました。先ほどのお話の中にマイタイムラインとありましたけれども、どのように活用すればいいでしょうか?
はい。マイタイムラインとは、台風などの接近時に家族の取るべき行動を時系列で整理したものです。
記入する欄がありますので、マイタイムラインを完成させてください。
そして、自宅の状況や避難先、避難経路を確認し、警戒レベルに応じた行動をしましょう。
はい、わかりました。
もう6月、これから梅雨の時期ですが、総合防災マップの中で確認しておいたほうがいいページというのはありますか?
はい。これから台風や線状降水帯の発生により、雨が多く降ることが予想されます。
自宅周辺が水で覆われる深さの色と、避難する場所は必ず確認しておいてください。
はい、わかりました。そしてその他に、ぜひここを見ておいてほしいというページはありますか?
はい。先ほどもお話ししましたが、マイタイムラインを完成させてください。
ここに、降水時の行動が凝縮されています。見るだけでなく、書くことで確認していきましょう。
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2、3分程度でできますので、ぜひやってみてください。
はい、わかりました。ぜひ一度開いてみてほしいですね。
それでは、実際に災害が発生した際、伊勢崎市ではリアルタイムでの情報発信はどのように行っているのでしょうか?
はい。伊勢崎市では、伊勢崎情報メール、テレビのデータ放送、ファックス配信サービス、
ヤフー防災速報アプリ、緊急速報メール、SNS、市ホームページ、広報社の巡回等で情報発信を行っています。
では、登録しておいてほしい情報ツールなどを具体的に教えてください。
災害防災情報などをメールで配信する伊勢崎情報メール、
それと、市公式アカウントに災害情報や避難情報などを掲載するTwitterとFacebookも登録しておいてください。
また、緊急速報メールはスマートフォン等の機種によって設定が必要なものもありますので、確認をしておいてください。
はい、わかりました。ここまでたくさんのお話を伺ってまいりました。
最後になりますが、ラジオの前の皆さんにメッセージをお願いします。
はい、これから集中豪雨や台風などで川が増水しやすい取水期を迎えます。
全国各地で大雨や河川氾濫に伴う被害が報告されているところです。
台風の進路や川の増水はある程度予測ができるものです。
気象庁や市が発表する情報に注意しましょう。
そして、早い段階で安全な場所に避難することが命を守ることにつながります。
皆さんの安心・安全のために準備をしておきましょう。
はい、本日は伊勢崎市役所当務部安心安全課の柳井正彦さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。