世田谷・三軒茶屋に今回は2021年11月にオープンした「みつる堂」のオーナーで、みつるCOMPANY(株)代表の大村近子さんをゲストにお迎えしたトークをお届けします。
●住宅街にひっそりと佇む「みつる堂」。中に入ると、外観からは想像がつかない、ゆったりとした、心地良い空間が迎えてくれます。環境に配慮した店内には、化学物質を吸着する“麻炭”が使われた壁や天井、天然木のテーブルや掘りごたつ式の席、温かみのある照明が広がります。
●そこで出されるのは、自然農生産による野菜や、新鮮なジビエによる無添加の養生ごはん。多ジャンルの音楽が流れ、自然素材の衣服や生活雑貨が店内では並び、屋上ではパーマカルチャー菜園を楽しめます。また、こころを満たす学びとして、伝統食、調理法、ヨガ、瞑想、コーラス、アートなどの多様なテーマでワークショップやイベントが日々開催されています。
●番組では、「豊かさをシェアできる世界」を目指してこの場を立ち上げた大村さんに、お店の誕生につながった人生の転機、キャリア変遷、心身を整える衣食住や循環型の暮らしにむけた提案、そして、今後の展望などなど、2回にわけてお話しをお届けします。
●こころとからだを浄化したい方、必聴です!是非、前編・後編ともお聴きください。
■「みつる堂」https://www.mitsuru-do.co.jp/
https://www.radicro.com/request/munpare.html
#みつる堂 #養生ごはん #アーバンパーマカルチャー #パーマカルチャー #ジビエ #自然食 #自然食品 #shogen #三軒茶屋
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みなさん、こんばんは。ナビゲーターのナオエレーヌです。
むんぱれTuesday、第一週、その日の天使。この番組では、様々な分野で活躍している、私が気になるゲストを迎えしています。
番組名は、小説家・放送作家であった中島雅さんのエッセイから来ています。日々生きていると心が折れる瞬間もあると思うんですけれども、この番組を聞いて、新たな視点や考え方を知ることで、
リスナーの皆さんの世界観が広がって、少し心が軽くなったりする。そんな風に、この番組が皆さんにとってのその日の天使になれたら嬉しいです。
ということで、本日はですね、多くの人にとってまさにその日の天使になっているのではないかと思う素敵なゲストを迎えしています。
ミツルカンパニー株式会社代表で、三原茶屋にあるミツル堂のオーナーである大村千佳子さんです。
大村さん、ようこそ。 ありがとうございます。よろしくお願いします。
大村さんはですね、三原茶屋にあるミツル堂というお店のオーナーなんですけれども、こちらのですね、お店が非常に面白いところなんですよね。
実はレディクロ東京のスタジオというのは三原茶屋にありまして、私ミツル堂さんができた時、これが住宅街の中に突然できたんですけども、すごい気になっていて、
お店入ってみたいなと思って何回か通り過ぎてたんですけども、入り口から中のお店の様子が見えないスクリーンになっていて、どうしようかなーってなかなか勇気出せなかったんですけど、ある日ちょっと意を消して、
なんか気になって入ったら、想像してたのとは全然違う広い空間が広がっていって、しかもものすごい心地が良かったんですよね。
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本当に素敵な隠れ家って言っていいんですかね。そういうのを散々で見つけたなーと思って嬉しかったんですけれども、このミツル堂ってどういうコンセプトでそもそもスタートしたのかなーなんていうのはちょっとお聞きしたかったんですけども、
河村さん、もともとはこれはどういうきっかけでお店できたんですかね。
そうですね、扉を開いていただいて光栄だったんですけども、私も自分を掘り下げていった時に、
あまり平和を考えているんですとかっていう話ってなかなかしづらいんですけど、自分が本当にしたいことっていうのを考えていた時に、
なんか世の中平和だったらいいよなーみたいな、でもそれのために自分ができることって何っていうところで、結局は自分自身が
心が平和だったらそれでいいっていうところに最終的にたどり着きまして、その心の状態が満ちている状態
っていうことだっていうところで、心をミツル暮らしっていうのをテーマにお店をやろうと決意しまして
自分のキャリアとしては職がすごく長かったんですけども、いざ職にこだわっていくっていうところでやっていったら、
着るものも住むところも全部が暮らしが整っているっていう状態が
心を満ちている状態なんだなっていうことに気づいていって、そこから一緒宿住を提案できる場っていうのと、
そういう仲間を増やせていけたらいいなということで、思い切ってやっていた会社の名前も変えて
ミツルカンパニーっていう、仲間をまた増やせていけたらいいなって思いで
ミツルをテーマに作り上げた空間になっておりました
ミツルっていう言葉なんですけども、これは実際にある言葉じゃなくて作られた言葉なんですよね
そうなんですよ、そのミツルっていう心の状態と、今までやっぱり
人に会わせてきたりとか、親の言うことを聞いてきたりとか、自分を振り返ると自分を生きてないこともたくさんあってですね
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本当に自分がやっていきたいことっていうのを考えたり考えたりしていた時に、自分と繋がるっていうようなキーワードが出てきたりしていて
自分がすごく大事にしていた、前のお店の名前もツルと私の恩返しっていう名前だったんですけども
本来の自分っていうのをツルに見立てていて
そこでミチルと、本来の自分を忘れないように、自分の軸をということでミツル堂っていう
ミチルとツルをかけて作った言葉になっています
すごい素敵ですね
ツルを自分のことというふうに見てるっていうのはどうしてなんですか
たまたまそれは北海道を九州路の方に旅行に行った時に
そこすごいツルの丹長鶴で有名なところで
初めて九州路出現でたくさんのツルが踊ってまわっているっていうか、そこを見た時にすごく感動しまして
若い時に、自分の娘が子供ができたらツルっていう名前にしようと思ったんですけど
言ってながら息子二人
っていうこともあってですね
息子さんにはツル太郎とかあってなかったんですか
そうですね、女の子ができたらと思っていて
で、自分のお店の方に使わせていただきました
なるほど
なのであれですよね、ミツル堂さんは普通のレストランじゃないというか
入るとまずいろんなものが売ってるんですよね
それこそなんかすごい素敵な卵だったりとか
あと化粧品もあるし、それから調味料とかも扱っていらして、それと同時に
あれでしたっけ、なんかちょっと布製品とかも置いてありましたっけね、なんか医療とか
そこを通ると奥に食事ができるスペースがあるんですけども
まああれですよね、靴を脱いで入って
そこの時点でなんかもうすごいお客さんとしてはもうくつろぎモードに入っていて
しかもそこのお部屋っていうのがあれですよね、角がないんですよね
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そうですね、全部角を取って
Rの空間に
支給をイメージしていて
左官をやっていただいた方が浅積みを塗っていくっていう
結構特殊な左官をやる方で
いろいろ話し合いながら作ってたんですけども
その時にやっぱり肌色っていう、多分それもすごくお客さんの中で安心感がある色だと思うんですね
壁が白だったりしないので、肌色に近い色を表現して、支給の中をイメージしてるんですよ
そういうのもあって、空間で循環するように、呼吸しやすい壁っていうのを目指していて
日頃、普通のマンションに住む木造じゃないマンションだったりすると
ビニールクロスが張っていたりすると思うんですけど、ビニールクロスっていうのはビニールハウスの中に生活しているような感じになっちゃうんですね
ということは、呼吸が浅くなっていくんですよね、それだけでも
呼吸をしやすいっていう空間にしたくて、それで漆喰を使ったりとか
浅積みを使ったりしているんですけども、なので全てが柔らかく
空気も循環している状態で、なので結構居心地がいいということで、お客さんも結構
長く見ていただけるような空間になっています
あと、照明の使い方とかもすごい柔らかいというか、ランプが置いてありますよね
それも実際は浅積みを使っているんですね
手作りランプで浅積みをガラスに使っていくと気泡ができるんですけど
そうなんですよね、提供されるお食事っていうのも、かなり普通では食べれないものが多くて
普通に鶏肉とか豚肉とか探すとたいですよね、メニューに
そうですね
食材は
飼育というよりはジビエを使わせてもらって
食べても安心ですし、高タンパク質、低カロリーで栄養価も高いですし、地上競争にもなるし
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地球環境から考えても負担が少ないんです
なのでそういったものと、あとプラントベースで食べれる
野菜だけの料理なので、どちらのお好みの方もいらっしゃるのと
あとは発酵とか
一物全体っていうね、お砂糖とかも白砂糖を使うというよりは
ココヤシシュガーとかメープルシロップとか
そういったものを使っていて、生成されてないっていう
より自然に近いというかね、そういうものを使って
発酵食品も、おばから譲ってもらったぬかなので
60年ものぬか漬けを出させてもらってるんですけども
発酵食品も扱うということで、手作り味噌だったりとか
発酵室を作っているんで、そこも多分特徴になっていると思うんですけども
ここもすごいアサツミをたくさん使っている空間で
電流も外に流せるようにアーシングができる空間になっています
なので、三鶴堂で言うとビップルームです
そうですね、三鶴堂さんは1階だけじゃなくて、2階とか3階とかもあるんですよね
はい、そうですね。2階でワークショップとか、ここがみんなで
英知を分け合う場っていうか、いろんな皆さん得意なこととかもあるので
そこをシェアさせてもらったりとか、日本の伝統のものを繋いでいくような場とか
そういったスペースになっていて、ワークショップを日々やっている空間で
あと、3階が屋上がパーマカルチャーということで、都会でもできる
菜園、食べれる森っていうのを再現していて、アーバンパーマカルチャーっていうのをやっております
上で採れたお野菜とかを1階でお食事でお出ししたりっていうのは
ようやくこの夏に始められたっていうところです
素晴らしい。パーマカルチャーはどういう人たちが一緒になってやってるんですか?
お店の人たちだけですか、それともお客さんも参加できるのかしら
そうですね、最初は結構地域で協力してくださっている方とかと
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土を運んでもらったりとか、三原茶屋のバーのオーナーさんとかが
DIYでレイストベッドっていう、カラーみたいなものを一緒に作ってくださったりとか
種巻きもワークショップの形で人参の種をみんなで巻いたりとか
なるべく高地域の方と協力してっていうコンセプトでやらせてもらっておりまして
結構育ってきていて、これからは手積みでお客さんが積んだ
自分で積んでいただいて、それをハブティにしたりとか、そんなことも考えています
だからあれですよね、人参もその場で育ててて、それを食べられて
なおかついろんな情報発信というか、心が満つるためにどういったのが健康な状態なのとか
精神的な面からも掘り下げられるような場になっているというところでは
すごい面白い取り組みだなというふうに見ているんですけども
始められてどのくらい経つんでしたっけ
去年の11月からなので
まだ1年も経ってないんですね
ようやく9ヶ月ですね
自然に近い暮らしを目指しているというか
すごいファンの方も多いですよね
ありがとうございます
結構今遠方の方とかも足を運んでくださっている感じですね
そういう意味ではすごく三鶴堂の考え方に共感するコミュニティができてるなというふうに見ているんですけども
結構そういう感じになってきてます?
そうですね
ありがたいことにそうなってきてると思うんですけども
私としては多くの方にご来店していただいて
広くの若い方だったりとかにも
どこか自分が感じるところ
気づけるところとかっていうのを
興味がある分野で
何か持ち帰ってもらえるものがあるといいなということで
気づきの場として
幅広い方にご来店いただけたらいいなと思っております
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魂が喜ぶ食べ物を提供したりとか
心が三鶴っていう
それこそが平和なんじゃないかっていう
そういう考え方ってとても共鳴できるんですけど
そもそも大村さんってどういう環境で育たれて
今の大村さんができたのかなっていうのがとても興味あるんですけど
元々はどこにご出身なんですか?
元は千葉県です
幕張っていうところで
大農園にいたとか
自然に囲まれたとか
そんな環境で育ったんですか?
すごい大自然とかではないんですね
けども
割と環境はちょっと恵まれていて
庭があったりとか茶帽買ってたりとか
鯉がいたりとかインコ飼ったりとか
同食で
毎日虫捕まえてたりとか
すごい田舎ではないんですけど
なんとなくそういう自然の中で育ったなっていう感じはあります
幕張が職の家だったので
職に関しては子供の時から
馴染みがあるというか
作る
なるほど じゃあご両親が家業で食品扱ってらしたので
昔からすごく職に気を使ってたってことですかね?
気は使ってないんですけど
そういうのを見て育っていたので
父もおいしいものはみんなで分け合おうねみたいな
そういう感じで
なので作ることもすごい好きっていうか
どっちかっていうと
素材にこだわるっていうよりは
どっちかっていうと作ってみんなで食べるみたいな
どっちかっていうとそういうのが好き
じゃあ結構家の中はいろんな人がいつも行きかけてたとかそんな感じですか?
そうですねそういう感じは
じゃあもうずっと職の道で行こうってその頃から決めてた?
行きたかったんですね自分は行きたかったけども
ここで
あれです母に
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私は音楽の方に行きなさいっていう
お母様から音楽の道を目指せと言われたんですか?
そうなんです
そうなんでしょう
自分は商売をやりたいなっていうのを心にありながら
音楽の道行って音題に行くっていうのを辿るんですけども
そこで自分じゃない
自分がやりたいと思っていないのになって思いながら
違う道に行ったっていうところに
ずっとコンプレックスを持ちながら生きてました
お母様は何かそういう歌手だったとかそういうことですか?
全然違います
なんで音楽の道に行ってほしかったんだろう?
兄弟が3人いまして
3人とか2人か3人兄弟で来て
1人ぐらい違う道に行ったらいいんじゃないみたいな
割と軽い感覚で
親を運ばせようと思ってそっちの道に行かれたんですね
最終的にそうなりました
やられてたのは何ですか?声楽でしたっけ?
そうです
教育学部の声楽をやってました
オペラ?
オペラ
すごいですね
オペラ歌ってたんですか?
全然違う道にいました
結局やっぱり卒業してからは
やっぱり自分は職の世界に行きたいっていう風になりまして
一時ちょっとニューヨークの方に行ったりして
ちょっとその間に旅行したりとかはしたので
その間にやっぱりお店だったりとか
海外の食料品で見たりとかしてるとやっぱりそっちの方が楽しくて
日本に帰ったらやっぱり職の道に行こうっていう風に思って帰ってきました
それで会社が何か就職するんですか?
そうですね
自然の恵み、大地の恵みを大事にして
無添加で作るっていう
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当時は入ったところはパンとお菓子を作る会社だったんですけども
創業の社長がそういう思想があったので
13歳とかそういう日本の伝統的な食事の仕方だったりとか
お母さんと子どもを対象にこういう食事がいいよっていう
その当時から食育考えを持ってやられていた創業者の方だったので
私はそこを共感しまして
そのコンセプトに沿った商品企画とか商品マーケティングをやってました
なるほど
でもそこにずっといても良かったと思うんですけど
やっぱり自分で何かやりたいっていうのはどのようなきっかけだったんですかね
それはですね
これはここだけの話なのかわからないんですけど
その会社が私が入社して10年ぐらいしたら
会社はMAされるんですね
ちょっと経営側社が変わったりしまして
それをきっかけに退社させていただいて
今度は逆に行くんです私が
逆の方向に行きまして
スーパー関係の食の世界に進みまして
そんな中でもなるべく
体に良いものを開発できたら
世に出せたらいいなという思いを胸に
そっちの方向に進みまして
その時に出産とかも経験していたので
本当に子供に何を食べてもらったら健康に育つんだろうとか
そういうところにすごく意識がいきまして
そこで野菜ソムリエを撮ったりするんですけども
大きな変化が野菜を食べる量を増やしたことで
全く病気にならなくなったんですよね
若い頃は自分も不摂生したりとかもしてたので
すぐ風邪ひいたりとかしてたんですけども
ちょっとしたことでやっぱり病気になりがちだったのが
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野菜をすごい多く食べることによって
そういう風邪ひいたりとかっていうのは激減しました
すごい食に対する食事って大事なんだっていうことを新たに思ったのと
やっぱり野菜の力ってすごいっていうことをそこで学びました
そうなんですね
やっぱり実際にそういう実践の元に結果として洗えたってことなんですね
そうですね
そこからさらに私の友達がたまたま重ね煮っていう調理法でカレーをやっていたんですけども
そのカレーを食べた時に体に染み渡るっていう
これはもう体が欲してたっていうか
体に染み渡るっていうこの地味っていうんですかね
言葉でいう
それを体験したんですね
それで私もその重ね煮を使った料理をしたいっていうことで
今の三鶴堂のメニューのほぼ全部に重ね煮が入っているんですけども
重ね煮を使うことで無添加で調理を可能にしているっていうことにつながっています
すごいことなんですね
なるほど
ちょっとお話聞いてたらあっという間にもう30分が過ぎてしまったんですけど
またこの後小村さんには2回目ということで
より三鶴堂さんの今後の活動なんかを含めて
いろいろとりあえず前編ということで今回はありがとうございました
2回目もお楽しみにしてますのでどうぞよろしくお願いいたします
ありがとうございます
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