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2023-11-26 30:00

ゲスト:吉岡知秋、堀江和真(「SUPER OPEN STUDIO NETWORK」)「むんぱれTuesday / by DJナオエレーヌ」2023年11月7日放送

SUPER OPEN STUDIO(S.O.S.)NETWORKの吉岡知秋さん、堀江和真さんをゲストにお迎えします。

●S.O.S. NETWORKは神奈川県相模原市を中心に、2013年から開催している「SUPER OPEN STUDIO(S.O.S.)」に参加する20軒を超えるスタジオとその所属アーティスト約100名から成り立つネットワーク。

●美術系大学が複数ある相模原市周辺エリアは、実は卒業生などが制作場所(スタジオ)を構え、数多くのアーティストが創作する「国内有数のアートの生産地」なのです。そのアーティストらが主体となり、スタジオを一斉にオープンするプロジェクトS.O.S.が今年も開催されます!番組では、記念すべき10周年となる2023年に予定されている企画、バスツアー、S.O.S.の魅力について、そして、吉岡さんと堀江さんの創作活動について掘り下げます。是非お聴きください!

■相模原スーパーオープンスタジオ

web: http://superopenstudio.net/

youtube: https://www.youtube.com/@superopenstudio8629

■堀江和真

web:https://horie.grupo.jp/

YouTube:kazuma Horie Art Works

Instagram:@kazumahorie

■吉岡知秋

web:https://yoshiokachiaki.tumblr.com/

Instagram:@yoshiokachiaki

■番組へのリクエスト・ご意見はこちらから↓

https://www.radicro.com/request/munpare.html

#superopenstudio #スーパーオープンスタジオ #kazumahorie #堀江和真 

00:22
むんぱれTuesday、その日の天使。
皆さん、こんばんは。ナビゲーターのナオエレーヌです。
むんぱれTuesday、第一週、その日の天使。
この番組では、私が気になる様々な分野で活躍しているゲストをお迎えしています。
番組名は、小説家で放送作家であった中島玉さんのエッセイから言っています。
日々生きているとですね、心が折れる瞬間も多々あるかと思うんですけども、
この番組を聞いて、新たな視点、生き方、考え方を知ることで、
リスナーの皆さんの世界観が広がって、少し心が軽くなったりする。
そんな風に、この番組が皆さんにとってのその日の天使になったら嬉しいです。
私にとってはですね、アートを見ることだったりとか、アートに触れる体験がジミンテッドのその日の天使になっていることが多いんですけども、
今回はですね、アート作品を生み出しているアーティストの方々を2人、相模原からお迎えしています。
お一人目がですね、スーパーオープンスタジオネットワークの代表で、相模原にあるピンポススタジオのメンバーでもある、
そしてアーティストでもある吉岡千明さんです。こんばんは。
はい、こんばんは。吉岡千明です。よろしくお願いします。
そしてそのオープンスタジオネットワークのメンバーでもあり、同じく相模原のスタジオアトリエボイスを創作の拠点にしているアーティストの堀江一馬さんです。
堀江です。よろしくお願いします。堀江さんはね、絵画造形教室のアトリエ熊山を主催しているということで、ちょっとその辺のお話も聞かせていただければと思います。
はい、よろしくお願いします。
それですね、まず吉岡さんのスーパーオープンスタジオネットワークってのは何なのかっていうのをちょっとリスナーの皆さんにご紹介いただいてもいいですかね。
はい、まずですね、スーパーオープンスタジオっていうイベントが毎年秋に相模原市で行われてるんですね。
それは何かっていうと、そのアーティストが制作するスタジオっていうのが相模原とか八王子町田にはいっぱいあるんですけれども、それを一斉にオープンしていろんな人に来てもらおうっていうイベントがスーパーオープンスタジオです。
スーパーオープンスタジオネットワークっていうのは、スーパーオープンスタジオに参加しているアーティストたちの共同体の名前です。
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なるほど。いろんなスタジオがあるっていうのは、別にこうみんなで示し合わせてそういうスタジオがあるってことじゃなくて、いろんなところに自然発生的にスタジオができてたと。
そうなんですよ。みんながそれぞれ制作を続けたくて、例えば彫刻やってる人でも絵画やってる人でも何でもいいんですけど、美術の作品が作りたくて、じゃあ一緒にスタジオ借りようっていうことになるんですね。
相模原で倉庫とか大きい倉庫とか借りて、そこで制作をすると。それが各々やってるところを2013年から本格的にスタートしたんですけれども、せっかくこんなにいっぱいスタジオがあるんだから、一緒になんかやろうよみたいな感じで始まったのがスーパーオープンスタジオです。
あれですよね、もともとこの辺のエリアには多摩美とか東京造形大学とか女子美とかオビリン大学とかいろんなそういう美術系の大学が集合してて、皆さんやっぱりあれですよね、美大で勉強してても卒業したらいきなり外に追い出されてしまうわけで、そこでねやっぱり自費でスタジオ借りるのは大変ですもんね。
そうなんですよ。なのでやっぱり何人かでお金を出し合って大きな場所を借りて制作するっていうのが割と初期のアーティストの活動としてはスタンダードといいますか、になりますかね。
いい取り組みですよね。堀江さんは結構あれですかね、このネットワークのメンバーになってから長いんですかね。
そうですね、一応そのスタート時から参加し続けてはおります。
2011年頃でしたっけね、堀江さんが参加されたのってね。
2011年からアトリエボイスっていう共同スタジオに所属はしてるんですけど、オープンスタジオは2013年からだから、その2013年からオープンスタジオは参加してますね。
オープンスタジオ、先ほどの話だともう10年ということで。
そうなんです。今年で10周年を迎えます。
素晴らしい。早速ですけど、その10周年を記念して何かイベントとかあるんですか。
今年はですね、10周年をイベントして、実はラジオ番組が始まりました。
もう実は始まってるんですけれども、FM相模というラジオ局さんで、8回限定なんですけれども、スーパートレイディオというラジオ番組をやっています。
これはどんな番組かというと、スーパーオープンスタジオネットワークという共同体が、アーティストがもう100名以上多分いるんですけれども、
その中からゲストとして何人かを呼びして、どんな制作をしているのか、どんな作品を作っているのか聞いていくというラジオをやっています。
これはどうやって聞けばいいんですかね。
FM相模を聞くには、FM相模さんのウェブサイトに聞き方が載ってるんですけれども、
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FMプラプラという専用のアプリをダウンロードしていただくと、どのエリアからでも聞くことができます。
放送が毎週土曜日の夜の10時30分からなんですが、その時間にFMプラプラというアプリを開くと聞くことができます。
なるほど。他にでもあれですよね。確かスーパーオープンスタジオさんってYouTubeの専門チャンネルなんかも作ってらして。
そうなんですよ。2020年に実はオンラインコンテンツを始めまして、それまではやってなかったんですけれども、
そちらで動画の方で、アーティストの魅力ですとか、スーパーオープンスタジオってどんなことをやっているのかという配信を始めて、
専門のチャンネルがありますので、そちらでラジオの収録の様子も配信しています。
アプリで放送日に逃しちゃった人はYouTubeで後から見ることもできるということで、
それにYouTubeチャンネルの方に堀江さんとかもインタビューされてた過去の映像なんかもアップしてて、私もすごい面白いなと思ったんですけど。
僕はまだ見てないけど。
でもどうですかね堀江さん、こういう活動って海外とかでもあったりするんですか?ご存知ですか?
スタジオビジットって、アーティストのスタジオにお客さんを呼んできて、招いて美術の話をするっていうのは海外ではかなりオーソドックスなスタイルで、
日本はちょっと閉鎖的だけど、海外はもうガンガンお客さん来てって感じでやってるイメージですね。
コレクターとか、ギャラリストの方々とか結構自分の制作場所に招いて、そこでいろいろ話が進んだりとかっていうのは海外の方がよくあるイメージですね。
でも日本で今現在スタジオが20以上あるんでしたっけね。
相模原のスーパーオープンスタジオでは今年22件のスタジオが参加します。
ちなみにいつスタジオ開放してくるんですか。
今年は開催日が11月の11日からの5日間です。
11日、12日の土日、13日の月曜日、18日、19日の土日の5日間が開催日となっていて、スタジオによってその日に開いてる、開いてないっていうのが実はあるんですけれども、
そちらの方はスーパーオープンスタジオのウェブサイトですとか、チラシがあるのでそちらをチェックしていただければと思います。
これは一般の人は自分が車持ってたらいけるんでしたっけ、それとも普通にその日だったらいつ何時に行ってもいいんですか。
あとバスツアーとかもあるってことですよね。
そうです。その5日間の開催日のスタジオ公開時間というのは午後の1時から6時になっております。
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なのでその時間に入場は無料ですので、自分の行きたいスタジオを22軒あるので、どのスタジオにまず行きたいかなというのをちょっと考えてもらって、そこに直接訪ねていただくという形ですね。
もちろん車で行ってもいいですし、ただスタジオによってはちょっと駐車場がなかったりですとか、近くのパーキングに停めてもらわなければいけないことがあると思うので、
そちらはちょっと各々で来てくださる方でちょっとどうにかしてもらいたいみたいな感じで申し訳ないんですけれども。
分かりました。じゃあなんかその来たい人はウェブサイトを見て、そこからもしバスツアーで参りたいという人はそこから申し込んでもらってって感じですね。
そうですね。
午前と午後っていう風に分けてるってことですよね。
1日からバスツアーの予約というのも行っていまして、バスツアーっていうのはその1回乗るとだいたい3軒から4軒くらいのスタジオを回ることができるんですが、その日によって回るスタジオも違いまして、そちらの方もウェブサイトでちょっと確認して申し込んでいただきたいなと思います。
さっきね、ちょっとちらっとご紹介してもらったんですけど、だいたいどんな物件があるんですか?例えばフリエさんがいるスタジオボイスとかっていうのはどんなとこなんですか?
ちょっとすみません、間違ってたら。もともとはミシンの工場だったっていう風に聞いてて、その後美術予備校になり、そこのスタッフだった方がスタジオとして美術予備校がなくなった後にスタジオとして構えたっていう経緯を聞いておりますね。
今何人くらいのメンバーさんがいらっしゃるんですか?
今10名ほどですかね。
結構大きいですね。
どうですか?メンバーになって何かいいこととかありました?
そうですね、床とか壁とか汚しても怒られないとか、作品作りっぱなしでまた次来れるとか、そういうのはやっぱりいいですし、たくさんの人とつながるチャンスっていうのも、要はメンバーでお客さんもシェアできますんで、そういうメリットもあるかなと。
なんか結構作家さんってある意味、お互い見方にもよるんですけど、ちょっと同じ美術業界の中で記載あっているところもちょっとあるじゃないですか。そういうのはあまりないんですかね。やっぱり皆さん割とコミュニティ意識が強いというか、結構みんな協力しあって、ギャラリーさん紹介しちゃったりとか、そういう感じですか。お互いの展示があったら見に行くとか。
僕は割とオープンな感じですけど、それは人によるって感じですかね。
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あと世代によっても変わってきたなという感じはありますね。私今30歳くらいなんですけど、上の世代とか私と同じくらいの世代の人はやっぱりライバル意識というか、個々の展覧会ですとか作品活動っていうのは個々で頑張るっていうスタイルがベーシックだったんですけれども、
やっぱりもうちょっと下の世代、今20代くらいの世代になってくるとちょっとみんなで情報のシェアですとか、スタジオ公開していろんな人来てもらおうよみたいな共同意識みたいなのは結構強いなっていうのは何となく感じてます。
あ、じゃあなんかあれですかね。スタジオによっては結構作品公開をこのオープンスタジオの時だけじゃなくてもやってたりとかもするってことですか。
っていうスタジオも中にはありますね。
なるほどね。でもあれですかね。やっぱり皆さん一緒にいるとあれですか。画材のシェアとか。横で他の人が創作してるの見てるのって結構なんか気になったりとか。でもお互いいい刺激なんですか。どうなんですかね。
僕は他の作家とは制作の時間が結構違ってて、朝5時とかすごい早く行ってて。なのであんまり他の作家さんと制作のタイミングがかぶるってことはあんまりないんですけど。
どうですかね。僕はあんまり他の人いても気にならないですけど、やっぱり作家さんによっては話しかけないでっていう感じでヘッドホンをしてやる方とかもいるし。
それがある意味一生寿というか。
そうですね。
なるほど。スタジオメンバーにはどうすればなるんですか。
僕のところはメンバーが一人かけた地点で広く募集をかけて、応募していただいた方と簡単な面接をして、大丈夫そうだなって思ったらメンバーになってもらうっていうか。そんな感じですね。
多分大体どこのスタジオもそんな感じかもしれないです。私が所属しているピンプスタジオもそうで、空きが出たなと思ったら、おのおの個人個人のSNSでちょっと今空いたんですけど、何か使いたい人いますかって告知をしたりですとか、このスーパーオープンスタジオの時期にちょっと今後卒業する美大生とかに声をかけてどう?みたいな感じで地道なんですけど、ちょっと広報活動みたいなのをして。
で実際に会ってみて、このスタジオに入れるかどうかみたいな。今いるメンバーで話し合って決めていくという感じです。
それ何?相性というか。
それもやっぱり多分ありますね。一緒にうまくやっていけるかどうかっていうのも多分若干あるはあるですね。
でもね、石岡さんも堀江さんも結構長いですよね。だから今のスタジオが合ってるってことですよね。ある意味。
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そうかも。何とか周りの人が合わせてくれてるかもしれない。
どうですか?でも相模原ってどんなとこなんですか?お二人も結構地元、なんか長いと思うんですけど。
相模原、そうですね。僕3歳からずっといるんですけど、僕が住んでる地域は工業地帯とメッドタウンというか住宅街がすごくきっちり分かれてる地域っていうか。
で、その後から知ったんですけど、そういうメッドタウン化が進んだ時にその工場が閉鎖して、そこがアーティストのスタジオになっていったりとか。
そうですね。静かな良い街だと思いますけど。
なんか私もちょっとウェブサイト拝見していったら、なんか最近できたスタジオとかってもともとお店だったとことか、あとさっきおっしゃった工場以外にはなんか自宅とかあって、
結構今空き家問題いろいろ深刻化してるから、そういうところでなんかこういう活用の仕方っていうのも今後考えられるのかなって。もちろんねやっぱり広いスペース必要ですけど、
例えば2,3人ぐらいのスペースだったらその割合ですかね。どうなんでしょう。
あると思いますね。やっぱりその空き家でずっとほったらかしになってる家を活用して、アーティストが頼み込んで使わせてもらったりとか、そういうパターンもあるみたいです。
結構あれなんですか。相模原氏は結構応援してるんですか。こういうの活動とかって。
いやどうなんですかね。そんなことないかもしれない。
ちょっと今相模原実はリニア化が通るので、土地の値段がちょっと上がってるっていうことも実はあるんですけど。
そうなんですか。でもね、やっぱりこれだけ非常に大きなネットワークになってるからね。
やっぱり是非そういうアーティストの創作の一大生産拠点として、相模原のブランディーもなるんじゃないかなってちょっと私思ってたんですけどね。
それでSOSの動画を見てたらYouTubeの、すごく相模川とか公園とかの自然がとても美しくて。
そうなんですよ。
なんかちょっとこのオープンスタジオのバスツアーもいいんだけど、サイクリングツアーもやってほしいなってふと思ったんですけど。
確かにサイクリングでみんなで回ろうみたいなのもいいかもしれない。結構シェアサイクルとかもあるので。
あるんですか。
相模原の地域も結構あるので。
堀江さんも今日は実は自転車で駆けつけていただいて。
自転車で遅刻しました。
いやいや、とんでもないです。ありがとうございます。お二人とはアーティストということで、ちょっとなんかここからはお二人のキャリア編成というか、そういったこともお聞きしたいなというふうに思っていたんですけども。
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堀江さんはそもそもなんでアーティストなんですかっていう。
そうですね。僕の場合はもう、そうですね。小っちゃい頃からずっと絵描いてて、今も描いてるって感じなんですけど。
なので、なんていうんですかね、突然アーティストっていうものになったというよりは、なんとなくずっとだらだら続けてるって感じで。
美大とかも出てないですし。
そうですね。
美大に出てないってことは、最初は別に美術館目指してたわけじゃなくて、なんか違うものを見ようと思ったんですかね。
最初は世界道っていう画材屋で画材売ってたっていうか、そしたら画材の使い方も詳しくなって、どんどん絵を描くっていうことが生活の中で中心になっていったというか、なので、そうですね。
それでなんか今でも続けてるってことで、なんかあの堀江さんの、実はなんか制作してる風景が動画になったものが、相模原氏のでしたっけね。
YouTubeのチャンネルに載ってたんですけど、ちょっとそれ見てすごい面白いなと思ったのが、堀江さんほぼ毎日スタジオ使ってるんですよね。
そうですね。ほぼ毎日、大体同じくらいの時間に行って、最初にコーヒー入れてみたいな、結構ルーティーンな感じで、ずっと制作を続けてますね。
それであれですよね、いくつか同時並行で制作してる作品があって、それを描く時間を最初に割り振ってから取り組んでるっていうのがすごい面白いなと思ったんですけど、しかもタイマーとかつけてましたよね。
そうですね。本当機械的に畑作業じゃないんですけど、最初はこの畑を耕そうみたいな、ずっと作ってると、そのある日あれこれできてない?収穫だみたいな、そんなようなスタイルで、
そうですね、気分が盛り上がったからやるとかそういうことじゃなく、淡々とやるっていう、そういうスタイルですね。
面白いですよね、その制作の取り組み方っていうのが。何でしたっけ、削る?痩せる絵でしたっけ?なんかこう描いてるんだけど、でも周りの縁を削ってるような、すごい面白い作品を作ってらっしゃるんですけど。
そうですね、1回描くごとに周りを4分ずつ削っていくっていう作品のシリーズがあって、描くっていうことは、描くっていうアクションだったりとか、それに費やした時間とか絵の具とかの物質が積み上がっていくことだけど、
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同時に周りからどんどん削れて、絵画自体がちっちゃくなっていくっていう、そういうシリーズで、人が生きていくことっていうのも割とそういうものなんじゃないかっていうか、いろいろ頑張って積み上げてるけど、自分の人生は削れていくっていうか。
その絵が結構落書きみたいなキッチュなものが多くて、そのキッチュさも含めて、なんか人生みたいだみたいな、そんな朝5時に思ってるっていう。
素晴らしいですか。あとプラ版の裏にマグネットが入って、それをボンボンボンボン重ねていくっていう作品とかも作ってらっしゃいましたよね。
そうですね。イメージを置くっていうシリーズの鉄の指示体があれば、車とか冷蔵庫とかどこにでも貼り付けて、作品化できるっていう。
そうですね。なんかちょっと滑稽みたいなイメージの、反もして覆い尽くすっていうか、そういう見た目の作品がありますね。
面白いですね。削るとそれからそうやって置いていくっていう。
そうですね。削れてなくなっていくことと、反対にマグネットが膨張していくようなものとか、そういうのを淡々と作ってますね。
面白いです。吉岡さんの作品は、どちらかというと絵画。
絵画を中心にやっております。
吉岡さんすごいね、こうやって話してるととても明るい方なんだけど、ステータメント読んだら、なんかこうすごい面白くって、何でしたっけ。
なんかこう、この具象性に、風景とかの具象性に苛立ちとかを覚えるとかって書いてあって、それはどういうことなのかな?なんてちょっといろいろお聞きしたかったんですけど。
結構筆地の粗い感じでわーっと書かれてますよね。
そうですね、なんか私大学生くらいの時の記憶なんですけど、ふと夜に、家に帰る時に駅から降りて、夜、暗い中に電柱が一本目の前に立っていて、それを見たとき、すっごい電柱にムカつくというか、なんかすごいイラついて。
なんだろう、こんなにつまらない存在のものがこの世に存在していいのかって、その電柱は電気を送るために存在しているとても便利なものであるんですけど、なんかそのビジュアルとか存在感とかすごい、そのタイミングでたまたまかもしれないんですけど、
なんかイラついたりとかして、そんなことをちょっと思い出したりとかしてるんですけど、今私は身の回りに見える風景というか情景みたいなことを手がかりにして書いてるんですけど、なんかそういう生きていく中でやっぱりなんていうのかな、なんか苛立ちとか不満みたいなこととか、
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なんか結構昔から偉大ってはいるんですけど、でもなんかそういうことって、もしかしたら自分の生きることへの執着だったりとか、逆に愛情みたいなことと表裏一体なのかなとか、憎しみを持つんですけれども、憎しみを持つってことはやっぱりその分、それに執着する自分の心があるからだろうなとか、
いろんなことを考えつつ、自分のその見える風景を手がかりに、なんか面白い絵が描けたらいいなと思ってます。
ちょまど 今一番苛立ちを覚えてることは何ですか。 岡田 苛立ちを覚えること、苛立ちを覚えることか、具体的なちょっとなんかそういうエピソードみたいなちょっと今ないんですけれども、なんかでもやっぱりそういうなんかそうですね、私もでも堀江さんと同じように絵を描くことは昔から好きな少女で、そのまま美術大学に進んだっていう感じなんですけれども、
やっぱりまあでも絵を描くっていうこととは別に、やっぱり芸術作品にこうやっぱりかつて救われたみたいな経験があって、やっぱり芸術が好きになったので、でなんか何て言うんですかね、そういう作品を作れたらいいなと思いますし、その何て言うんですか、芸術作品ってそういう辛いこととか悲しいことみたいなのも、こう含めて題材にしながら、それが同時に美しいっていう存在。
で、すっごいなんか素敵だなっていう。
そうですよね、だからなんかそういった感情が芸術家さんの作品の中で開放されてるっていうような。
そうですね、開放できたらいいなという感じですね、ちょっとそういう感じで。
で、お二人の作品は今度オープンスタジオの時にも見れるんですよね。
そうですね、私が制作しているピンプスタジオっていうところで作品も公開しますので、ぜひ。
何作品くらい見れるんですか?
どうなんだ、どうだろう、何作品くらい見れるんだろう、4,5作品くらい。
そうですか。
あると思います。
石岡さんは海外中心で。
そうです、そうです。
どうですか、フリーさんは。
僕のところは、はいもうたくさん。
たくさん。
なんか適当に抜き出して見てもらってもいいですし、壁にも結構たくさん飾る予定で、10点くらいは展示しておく予定です。
あれですよね、各スタジオに皆さんのスペース、場所があって、そこで見る感じってことですか?
はい、そうですね。
なるほど、そうですね。
私、以前堀江さんのスタジオにいたときに、堀江さんのスペースすごくユニークで、プラ板が上にたくさんあったのと、あと額縁のパーツがすごく大量に置いてあったのを覚えてるんですけど。
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そうですね、僕のスペースはもうなんか、制作の現場でもあるけど、割ともう作品がわっと凝縮されてるような感じだったり、道具とか関係ないものも含めて、かなりごちゃごちゃしてるところですね。
堀江さん、子供の相手に絵画教室もやってるってことなんですけど、特にそこで得たこととか、何かシェアしたいこととかあります?
得たことですか、相模原の西足本というところで、アトリエクマという、4歳から小学校6年生を対象とした、絵画造形教室をやっています。
今、ちょっと生徒いっぱいなんですけど、なんか気になる方がいたら、お問い合わせくださいという感じで。
ありがとうございます。
あれですよね、私初めて堀江さんに会った時、実は堀江さんイベントでコーヒー入れてらして、今回もコーヒー飲めるんですか堀江さんの。
コーヒーは僕がいれば、会期中の12と19の日曜日はスタジオにいる予定なので、すごいコーヒー飲むって聞くと思います、誰か来たら。
ありがとうございます。堀江さん実はコーヒーの焙煎のお仕事も以前やったことがあるということで、ちょっとそのあたりもまた来た時に深掘りできればと思いますけども。
すみません、いろいろお話聞きたいところなんですけれども、そろそろお時間になってしまいました。最後に何か、こっち最後に言ってくれるとかあったら。
堀江さんないんですか、展覧会とか。
展覧会は来年結構いろいろ企画してるんですけど、まだちょっと言えるやつはないですね。
吉岡さんは何かありますか。
吉岡さんの展覧会も来年やりたいと思うのですが、とりあえずまずはですね、今年の秋に開催されるスーパーオープンスタジオ2023に来ていただきたいと思います。
今堀江さんが言ったみたいに、アーティストがどんなところで制作してるのか、ごちゃごちゃしたいろんなものが置いてあったりとか、なかなか面白いと思うので、ぜひ相模原まで来てみていただきたいです。
はい、じゃあ皆さんスーパーオープンスタジオとネット検索して、そこでいろんな情報を拾っていただいて、申し込んでいただければと思います。本日は本当に今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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