加藤裕之先生との出会い
はい、みなさんこんにちは。さらば”ラバウル”カンパニーです。
昨日、加藤裕之先生のですね、ライブに登壇させていただきました。
はい、ありがとうございました。
もとら先輩とですね、加藤先生の、やっぱりこうアメリカ時代のお話で、
加藤先生が俳優の道を志半ばで変えられる時にですね、
もとら先輩だけが芸の道は続けたらどうかっていうお話をしてくれたっていうのがすごい心に残りましたね。
なんかそこでこう、わずかについていた加藤先生の火がですね、
あのー、ろうそくの火が今こうやって大きく広がってですね、
全国の加藤先生の、まあ、まあ、公屋さんとかですね、加藤先生のファンの方の火をつけて、
こう大きな火になってるなあなんてそんな風に思うんですよね。
それはやっぱりもとら先輩が加藤先生をずっと見守っていたからなのかなあなんて、
そんな風に思うとすごく胸が熱い気持ちになりました。
えー、そしてですね、加藤先生が出ているCMを、
ホンダアコード1995年のアメリカのCMをですね、何回か探してみました。
20本ぐらい見ました。
はい、であの、オハイオでね、作ってたんですよね、ホンダアコードって。
でその、オハイオの工場のCMとかね、あったんですけど、
これかなあと思って期待してみたんですけど、やっぱりちょっと違った内容で。
で、やっぱりあの頃のホンダアコードってすごい勢いでCM作ってますんで、
いろんなこう切り口のCMがあって面白いんですけど、
いやー、どこ行ってしまったんでしょうっていう感じでYouTubeにはないんですよね。
残念です。
はい。
本の紹介と時間の使い方
えー、昨日ですね、ちょっとあの、お話少し変わりますけども、
私の尊敬しているもう一人の北国のですね、
洗練された投資家である陸軍トラックさんにですね、ご紹介いただいた本。
いつも時間がないあなたに。
欠乏の行動経済学。
著者はですね、センディル・ライナタンさんとエルダー・シャフィールさんですね。
これ英語のタイトルは
Scarcity Why Having Too Little Means So Much
なぜ持っていないことがこんなに大きな意味があるのか。
なぜ欠乏はこんなに問題なのかってことですよね。
その本、この本やっぱりちょっと面白いですね。
えー、はい。
ちょっとこの本からですね、少し考え方とかをですね、
引用しながらちょっと思ったことをお話しようと思います。
この本にある例ではないんですけど、
コップの水、そこの水には半分のお水が入っているとして、
この水に、コップに対してまだ水が半分もあるって考える人と、
半分しかないっていう考える人がいるっていう話で、
なんか聞いたことあると思うんですけど、
こういうことなのかなというふうに思っています。
どういうことかっていうと、
例えば締め切りのある仕事とかだと、
私の経験から言うと、
時間がたくさんあるって思ってるうちは全く進まないんですよね。
で、時間が全くないって思っていたら進みはするんですが、
やっぱりちょっと適当な仕事になってしまったり、
究極的に間に合わなかったりとかですね、
そういうことがあったり、
あとやっぱり作業しててもハラハラするんですよね。
いつ終わるかな、間に合うかなっていうふうにハラハラします。
で、その時間がたくさんあるっていう状態もあんまり良くないですし、
時間が全くないっていうのも集中はできますけど、
心には負担がかかりますよね。
で、仕事の質もそれで良いものができるかって言ったらちょっとわかんないですよね。
つまりですね、
時間はたくさんもないけど全くないわけではない。
逆に言うと、
時間はですね、
少しかあるけどたくさんあるわけではないっていうことですよね。
時間は半分あるって思うことが、
もしかすると一番集中できるのかもしれないと思いました。
なので、時間はたくさんあるって思っていたら
はかどらないっていうか何も手がつかないわけですから、
そう思っている時には、時間は半分ぐらいしかない。
なぜなら、あれもしなきゃいけない、これもしなきゃいけない、
他のいろんな用事がある中でやっぱりこれをしなきゃいけないんだから、
時間はたくさんはないんだっていうふうに思うことが大事ですし、
逆に時間は全くないって思っている時に、
ものすごいプレッシャーがかかるわけですけど、
そういう時こそ、まだその締め切りまで、
例えば6時間あるから、
その6時間をこういうふうに使っていけば、
時間はまだ残されているっていうふうに心を落ち着けて、
取り組むことが大事なんでしょうね。
お金の考え方の変化
ちょっとここから時間からお金の話になりますけど、
私はお財布に現金をですね、
全く入れてなかったんですよ、最近まで。
なんでかっていうと、
現金があると使いすぎてしまうからっていうのがあったんですね。
一方で加藤先生のレディオとかを通じてですね、
加藤先生がお財布にお金をある程度入れていると、
千円札をたくさん入れてるっていう話を聞いて、
私も意識的に千円札をある程度入れるようにしています。
で、こうしてわかったことは、
結局その入っている千円札を、
私はたくさんあるか全くないの、
両極端でしか考えれてなかったっていうことなんですよね。
私はお財布に千円札が例えば6枚入ってたら、
それは私にとってはたくさんあるっていう状態で、
千円札をたくさんは結局使ってしまうんですよね。
一方で千円札が全くないって思ってると、
いや、私は本当にお金がないんだ。
もうお金がないからこそこの範囲でやらなきゃいけないんだっていうふうな
思考になって、
すごいケチケチしてしまって、
本当にお金を使う場面で、
使うべき場面で使えてなかったりすることもあったと思うんですよ。
お財布にある程度の千円札を入れておくと、
私の今までの考えだとたくさんあるってなっちゃうんですけど、
これをですね、お金はたくさんはないけど、
ほとんどないわけ、全くないわけでもないっていうふうに
考えておくといいのかなって思ったんですよね。
そうすると、ジャブジャブ使えるお金ではないけど、
本当に必要な時に使えるお金であるっていうふうに考えれば、
合理的なお金の使い方ができるのかなと。
なので、僕がわかったのは、
欠乏しているとき、あと豊かであるとき、
それが極端に欠乏していない、極端に豊かであるときっていうのは、
そう認識しているときっていうのは、
効率的でないっていうことなんですよ。
一番効率的なのは、
極端に欠乏もしてないし、死ぬほど豊かでもないと。
間ですよね。
この間を心地よくいることが大事みたいな。
この本を読んでて、出てきた例として、
欠乏をしている人、
例えば、そういう人に、この実験ではですね、
書き出し所に行って、
テレビを100ドルで、家電量販店であったけど、
隣の町に行ったら50ドルで売ってると。
その時に、そこにわざわざ買いに行きますかって言ったら、
やっぱりちょっと今、お金を持ってない人たちは、
そのために頑張っていくみたいなんです。
でも、ある程度お金がある人は、
そこまでして50ドルのところに行かないっていうことなんですよね。
つまり、
財布がちっちゃければちっちゃいほど、
わずかなそういう違いを意識して頑張るそうなんです。
あとですね、お金がない人は、
100ドル、1万円で、
例えば、ジャケットを買うってなった時に、
逆にこの1万円で何が買えるだろうか、
1万円これに使ったことで何ができなくなったんだろうかっていう風に、
トレードオフの理解
トレードオフの考え方をするみたいなんですよ。
お金がたくさんある人っていうのは、
そういうトレードオフの考え方をしないみたいなんですね。
これは、例えばスペースも一緒で、
スーツケースがあった時に、
大きなスーツケースがある人は、
何でもジャンジャン詰め込むわけですよね。
でも、スーツケースのスペースが限られている人は、
何を入れたらいいんだろう?
これを入れたらこれが入らないという風に、
トレードオフで考えますよね。
そういうことみたいなんですよ。
例えば、カロリー。
何かを、ケーキを食べたら、
明日の朝ごはんを抜かなきゃいけないなとかですね。
これもトレードオフ。
自分のリミット、枠が限られていると思えば、
そういう風にトレードオフで考えるんですけども、
いくらでもあるっていう風になったら、
トレードオフで考えないと。
例えば千円札とかは、
なかなかトレードオフ的には考えられないことが多いみたいですね。
例えば千円札、千円があって、
じゃあランチこれ食べようみたいになった時に、
このランチを食べることで、
何が逆に買えなくなったんだろう?
とかっていう風には考えないよねっていうことですよね。
このトレードオフがいいのか悪いのかっていうのは、
わからないんですけど、
ただ、自分が欠乏してるとか、
豊かであるって考えることを、
その前提によって、
トレードオフが発生しやすかったりしにくかったりするっていうことなんですよ。
自分がお財布に千円札が5枚あれば、
どんどんランチも食べようとか、
何しようっていう風になるっていうのは、
前提認識としてそれが豊かである、
欠乏感はないって思ってるってことであって、
それがすからかになったら、
途端に欠乏感が増してですね、
どうしたらいいんだろうっていう風になる。
この豊かであるとか欠乏感っていうのが、
意思決定に大きく影響してくると。
そういう中でやっぱ思ったのは、
一番合理的な判断、
一番合理的な時間の使い方、
合理的なお金の使い方をするためには、
欠乏感が高すぎてもいけないし、
逆にいくらでもあるっていう風に思ってもいけないっていうことですよね。
程よい緊張感なのと思います。
それが大事なのかなと思います。
で、そういうのを考えて、
今一度、ビル・ヒロタさんの10年の有志の話を昨日したんですけど、
ビル・ヒロタさんは最大10年しか有志されないみたいなんですけど、
この程よい緊張感ですよね。
加藤先生で言うと、やっぱ現金で買っていく。
この程よい、お金がたくさんあるわけでもないけど、
全くないわけでもないっていうところが、
一番その、多分、
不動産で、不動産投資とか経営していく上でもですね、
合理的な、あれとか、知恵が思い浮かぶってことなんでしょうね。
いくらでもあるとか、全くないっていう風に思っていると、
合理的な判断ができなくなる。
そんな風に思います。
程よい緊張感の重要性
これは、人生っていうものについても、
私は何かこう、
ちょっと最近甘かったなって思うのは、
加藤先生のレディオとかに出て、
比較的早く不動産の投資とか、
加藤先生とお話しする縁も恵まれて、
比較的早く始めれたのかなって思ってたんです。
ただ、時間がたくさんあるって思っているうちは、
やっぱり動けないんですよね。
時間が全くないって思っていると、変なものを買っちゃうんですよね。
だからやっぱり時間は、
たくさんあるわけでもないけど、全くないわけでもない。
この程々にあるっていう風に自分を思わせる。
お金もたくさんあるわけでもないけど、全くないわけでもない。
程々にある。
じゃあどうやって増やそうかってなると思うんですよね。
たくさんあるなら、別に増やさなくても使っていけばいいじゃないですか。
全くなかったら使えないじゃないですか。
程々にあるって思えば、一番いい知恵が浮かぶのかな。
そんな風に思ったところです。
そんなことをですね、
今日サムネイルにします。
覚醒度とパフォーマンスの図から思ったんです。
やっぱりプロの、これはプロのスポーツプレーヤーの話ですけど、
じゃあアメリカのマイケル・ジョーダンとかものすごい選手ですよね。
バスケットボールプレーヤーが、
めちゃくちゃリラックスしているかというと、そういうわけでもない。
じゃあめちゃくちゃ緊張しているかというと、そういうわけでもない。
この中程度のところで一番パフォーマンスがいいと。
緊張しすぎていると、体が思うように動かなかったりするわけですよね。
この中程度のリラックスと緊張感。
これが一番いいんだと。
そういうことですよね。
これは多分、実際に半分あるか半分ないかじゃなくて、
自分がそれを半分ぐらいあるって思うかどうかがポイントな気がします。
時間は半分ぐらいあるし、半分ぐらいしかない。
お金も半分ぐらいあるし、半分ぐらいしかない。
人生も半分ぐらい残されているし、あと半分しか残されていないっていう風に、
そんな風に思ってやっていくのかななんて、そんな風に思いました。
改めて、この本を紹介してくださったリクグントラックさん。
ありがたいですね。
この本のURLを貼っておきます。
ありがとうございました。