00:01
はい、みなさんこんにちは。さらばカンパニーと申します。
今日はですね、加藤博之さんの大川小学校のVoicyの回を聞きまして、少しその感想を述べたいと思っています。
大川小学校はですね、宮城県の石巻市にあった小学校でして、
東日本大震災の際にですね、津波が来て子どもたちが70名近く亡くなっているという小学校になります。
加藤先生はですね、大川小学校に皆さんと訪問されて、そこで語り部の方の話を聞かれているんですね。
それがVoicyで配信されていて、それを私は聞きました。
その語り部の方は、息子さんは奇跡的に生き残っているんですけれども、娘さんを亡くされていてですね、その時点でかなり
本当にそういった方がリアルにそこにいるんだなというのを感じるんですが、
その話の中でですね、ただただ津波の被害が大きくてという話だけではなくて、実はそれがあの
人災だったのではないかというところの話がありました。どういった人災かというと、子どもたちをですね、
校庭から避難させないで、教頭先生やその時の教員らがずっと裏にある山に行かせないで、
50分ぐらい待機させてたら津波が来てしまったという、そういった人災だったらしいんですね。
この話を聞いた時にですね、私たちが実際にこれを、そこまでの情報は耳にしてるんですけれども、実際にその
遺族でもいらっしゃるその語り部の方が話す内容は、よりもう少しドロドロしてると言いますか、
実際にどういった思惑が教育委員会とか政治家の方とか校長先生とかにあって、彼らが何かこうちょっと企んで
いろいろ隠蔽したりとかですね、そういったお話もあったんですね。
ちょっと詳しくはそちらを聞いてみてほしいんですけれども、
本当に事実っていうのはもう、本当にこう、
こんなにインターネットが普及している中でもですね、どんどんねじ曲げられていくんだなぁというのを説に感じましたね。
その方がおっしゃってたことで、本当に印象的なのは川津波の恐ろしさということですね。
川津波っていうのは、川を遡上する津波のことですけれども、
震災でよくイメージするのは畑とかをガーッと襲った津波、あれを陸津波というらしいんですけど、
03:01
その方がおっしゃったのは川津波の方が恐ろしいということで、陸津波は15キロメートルぐらい進んだけれども、川津波は50キロメートル先まで届いたということで、
この大川小学校も川津波の被害を受けたらしいんですね。
川の水害の恐ろしさって、なかなか伝わってないところがあるんでしょうね。
震災前の当時のハザードマップでは、大川小学校は実は避難所になっていて、ハザードマップでは色が塗られていなかったそうなんですけど、
実際ハザードマップってどこまで正しいのか、その話を聞いたときに本当に一回疑わなきゃいけないなというふうに思いましたね。
想定外の津波が起こると、河川はほとんど海につながってますから、そこを遡上する川にどれぐらいの勢いで流れてくるのかというのは実際未知数なところがあると思います。
なので、河川の近くに住んでいる、私も実は東京の荒川の近くに住んでいるんで、本当に一言ではないなというふうに思っています。
私の住んでいるところは、荒川の氾濫すると危険なエリアではあるんですけども、
そこでどなたかがラジオでおっしゃってたのは、そこで川で津波が起こるというふうに言うと、
誰もそこに住まなくなってしまったりとか、不動産屋さんとか建設業界の方も困ってしまうというようなデベロッパーとかがいるということですね。
これ僕本当に実はあるんじゃないかなというふうに思っているんですね。
実は私の住んでいる荒川周辺はあまり大きなデベロッパーがいないんですよね。
なので、ハザードマップとかニュースでもですね、私の住んでいるエリアは危ないぞとかというふうに報道があるんですけど、
4,5年前にあった大雨の時にですね、実は人が亡くなったのは玉川の方だったんですね。
ニコ玉とか玉川駅の辺りなんですけど、ただあの辺は大きなデベロッパーさんいますけれども、
あまり水害という印象がそこまでなかったような気がするんですよね。
どうしてもあの辺は楽天の本社とかも、今もあるかもしれないですよ、あったりして、
どんどんどんどん人が移り住むような、そういった情報ばっかり出てきてまして、
なかなか水害が起こるというところをリアルにイメージされてなかったんじゃないかなというふうに思います。
ただですね、それも本当に資本主義の原理に則ればですね、
川の近辺に家を開発したいという皆さんの思惑でですね、そういったところに家が建ってしまって、
06:08
亡くなられる方が出たということがあるわけですね。
なので、その教訓から言いますと、2つ言えることがあると思いますけれども、
1つはまず川津波というものをよく知っておくことということですね。
もう一つは川津波に関連して、そういった川の周りは住宅とかを建ててもですね、
建っていてもまるで安心であるように見えるんだけれども、
実際はいろんなリスクが潜んでいるということが、大川小学校のその方のお話から分かりましたね。
今日は少しそういったちょっと暗い話でもあるんですけれども、
ただこの話を聞いた時にですね、本当にこの日本にこの話を語り継いでいかないといけないんだなぁって、
そういった語りで活動されている方がいるのに、そういったところにですね、出向くこともなくですね、
ノーノーと暮らしている自分自身を恥じつつですね、いろいろ聞いていましたね。
今日はそんなところで終わろうと思います。
皆さんもぜひもう一度ハザードマップとかですね、防災の準備を少し心がけてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。