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おはようございます。花火鑑賞誌、気象予報誌の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 今日も最後までお付き合いください。
大正琴コンサートの開催
昨日は、大正琴を聴いてきました。 大正琴研修院周和流41周年のコンサートだったんです。
周和流は秋田の秋に令和の和と書きます。 今回は家元の中村水晶先生から直々に招待券をいただいておりまして、これもぜひ出かけていこうと思ってました。
私は中村先生が大好きでして、出会いはと言っても最初は一方的に出会っているんですけど、6年前に五人楽場というコンサートが秋田で開かれまして、
五人の音楽の楽、女って書くんですけど、五人楽場、それは中村水晶先生の横のつながりで、五人の家元で作るアンサンブルなんです。
そのコンサートを聞きに行ったのが多分最初だったと思います。 中村先生は秋田に留まらない活動をなさっていて、実は週の半分は東京でレッスンをしていたりするんですね。
先生という立場でいますと、こういうコンサートでは指揮者として舞台に立つことがやっぱり多くなるんですね。
でも五人の家元が集まると、そこではプレイヤーの一人として、機器として演奏ができるということで、その五人楽場のステージを見た時になんて楽しそうなんだろうって思ったんです。
メンバーは中村先生秋田ですけれど、東京千葉、東京新潟なんです。
とっても楽しいステージ、そのステージを見て1年ぐらい経った時に、お仕事で今度は中村先生とご一緒する機会に恵まれたんですね。
大正ごとの祭典だったと思うんですけど、私が司会をすることになって。大正ごとの祭典なので、いろんな大正ごとの団体が次々にステージに上がって演奏するというようなイベントだったように記憶してるんですけど、その取りまとめをするのが、
秋和流の中村先生だったということなんです。その時に初めてお仕事としてご一緒して、イベントの段取りだとか、いろんなことを確認しながら当日進めていったっていう感じでした。
とっても柔らかい雰囲気の先生で、素敵な女性なんですね。可愛らしくて少女のようでもあって、でも演奏は力強くてかっこいいんですよ。
いつか私が手掛けているインタビュー記事にもぜひ登場してもらいたいと思って、ずっとラブコールを送ってるんですけど、さっきも言ったように中村先生半分東京で住んでますから、なかなかスケジュール合わないんですね。
もちろんインタビューはオンラインではやるんですけども、移動時間もありますからね、移動時間は何もできませんから結局捕まらないんですよ。それでなかなか実現していないんですが、これは2025年の目標にしたいと思っています。
ちょっと話が逸れたんですけれども、それが中村先生との出会いだったんですね。そうしたら実はたまたま中村水晶先生とばったり再会したんです。
どこで再会したかっていうと、カラオケスナックで会いました。そのカラオケスナックは花火鑑賞の中までよく行くお店でして、先日たまたま行った時にたまたまあそこに中村先生がいて、私はすぐにわかったので、大正ごとの祭典の時に司会をした鶴岡ですって言ってすぐ挨拶をしました。
そしたらすぐに思い出してくれて、昨日のコンサートのことについてのご案内もいただきました。大正ごとって大正時代に誕生した楽器でして、今日本国内ではおよそ10万人以上が大正ごとを弾いていると言われています。
演奏の素晴らしさ
特に高齢者には人気があるそうで、仕事を退職した後の趣味として始める方も多いみたいです。大正ごとってどういう楽器かっていうと、左手で音階のボタンを押さえて、右手のピックで弦を弾いて演奏する楽器なんです。
琴ですからね、弦楽器ではあるんですけれど、弦を押さえるボタンがあるので、例えば弦楽器、バイオリンとかギターとかみたいに、弦の押さえ方が甘くて音が出ないみたいなことがなかったりとか、ボタンで押さえる位置が決まりますので音がずれないとか、入口は非常に優しくてハードル低そうなので、初心者でもすぐに音階が弾けるようになると言われています。
ただ音を出すのはハードルは低いんですけれども、そうやってシンプルだからこそ奥が深いとも言えそうですよね。
コンサートは4部制でして、1部はお弟子さんの演奏、2部3部はお弟子さんたちの演奏に加えてコーラスが入ってのステージでした。
そして4部が5人楽女登場だったんです。今回は新潟の先生が体調崩されて欠席だったんですけれども、そこはピンチヒッターを加えてやはり5人での演奏だったんですね。
お弟子さんたちの演奏もとても素晴らしかったんですけども、家元登場でやはり音の圧が違うっていう感じがしました。
さっきも言ったんですけど、大正琴ってとてもシンプルな楽器ではあるんですが、奥が深いって本当にどこまでも深いんだなって思いました。
昨日は先生にまたお目にかかれたことも、そしてステージを堪能できたことももちろん嬉しかったんですけど、
以前の琴のイベントで関わった方々が私のことを覚えてくださっていて、お話できたっていうこともとても嬉しいことでした。
こうやって出かけていくこと、行動を起こすことっていうのは何かしらを生み出すものだなって思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。今日もお付き合いいただきありがとうございました。それではまた明日。