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2023-05-30 05:21

【0361】2023/05/30 宇宙天気とは? #気象予報士

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2023/05/30

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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、視観やナレーションを通じて、日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどを皆さんとシェアしていきます。
アップルポッドキャストを他8つのプラットフォームでお届けしています。
今日は、宇宙天気についてお話をします。
宇宙天気、聞いたことありますか?
この宇宙天気という言葉自体は、1991年に商標登録されているもので、
地球の天気になぞらえて作られた言葉です。
英語では、Space Weather Forecastというちゃんとした名前になっていて、
これは1988年頃に論文が書かれていて、日本人が編み出した言葉だそうです。
もう30年以上の歴史があるということです。
私が所属している気象キャスターネットワークというグループがあるんですけど、
その中で宇宙天気プロジェクトが立ち上がったんです。
正確に言うと、これから立ち上げようということで、メンバーを募ったんですね。
これが5月24日のことで、キックオフミーティングを6月の頭にしましょうということになりました。
はい、入りたいって言った人が今回は40人で、訳も分からずではありますが、私もメンバーに入れてもらいました。
はい、入りたいって言った人が今回は40人で、訳も分からずではありますが、私もメンバーに入れてもらいました。
そして昨日の夜から、宇宙天気の専門家を招いたオンラインの講義というのが、大学生の主催で5回行われるということで、昨日の夜、その第1回目が行われました。
学生が主催なので、学生が疑問に思っていることを専門家を招いて、専門家に質問するというような流れだったんですけど、
学生が勉強してるって学問ですからね。
私も気象予報士ですけれども、気象学について掘り下げて学問として捉えています。
私も気象予報士ですけれども、気象学について掘り下げて学問として捉えています。
私も気象学について掘り下げて学問として掘り下げているわけじゃなくて、学問の研究成果として出されてきた資料を私たち読み解いているだけなので、学問として掘り下げているわけではないんですよね。
車の仕組みがわからなくても運転しているっていう感じと似ているかもしれません。
今回、気象キャスターネットワークの中で、宇宙天気プロジェクトが走り出すっていうことを受けて、このプロジェクトに参加した気象予報士が出席しました。
宇宙天気って何なのかっていうと、太陽活動のお話です。
じゃあ、太陽活動はどこに影響するかっていうと、私たちの頭上60キロメートルから800キロメートルぐらいの層があるんですけど、そこ、電離層っていう層なんですが、そこに影響するんですね。
極端な現象として影響があると、私たちの地球生活にも影響があるということで、大規模停電が起きたりとか、電波障害があったりとか、宇宙ステーション、宇宙船、宇宙飛行士に影響があったりとか。
今、宇宙天気現象を現実のリスクとして捉えて、国家全体としての危機管理の必要性が提唱されています。
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ということで、宇宙天気予報士制度の実現というのも視野に入れているそうです。
天気を考えてみると、雲が見えますよね。
雨が降ってくるし、日の光を感じたりっていうことで、非常に身近なものではあるんですけど、
太陽活動ってじゃあ、何?宇宙天気って何?っていうと、
電気、そして磁気ということになってくるので、そこの学問のことをちょっと分かっていないと予報士はできないということになります。
そして、電磁気学という学問を分かりやすく一般の視聴者に伝えていく術を、これから皆さんに考えてほしいということも専門家の先生はおっしゃってました。
そういう未来があるのかどうか、それは近い未来なのか、遠い未来なのか、でも言えることは、
2025年に次の太陽活動のピークがやってきます。
その時に地上から宇宙までの天気予報、シームレス天気予報ができるっていうのが今回のプロジェクトの柱でもあります。
シームレス天気予報って果てしないですね。
普段の天気予報って上空の換気の影響でっていうことを聞くと思うんですけど、その上空って地上から5500メートルぐらいの話なんですよ。
ですが宇宙天気って、そもそも太陽活動が影響する電磁層っていうのが、
地上60キロから、
800キロの間のこの層のことなので、
まあ壮大な話だなと思います。
ですが、とってもロマンも感じています。
宇宙規模の話を聞いていたら、私たちが生活しているこの地球は、
とても可愛らしくて愛おしくも感じました。
さらにその地球の中の日本の中の東北の中の、私なんか秋田に住んでますけど、
その秋田の中の私っていうふうに捉えたら、
物事って本当にちっぽけだなっていうふうにも思ったんです。
この後、この宇宙天気プロジェクトがどういうふうに進んでいくのか、
また気象防災アドバイザーの時の横のつながりとは、
またちょっとメンバーが違う感じなんですよね。
新しく出会う方がほとんどなんですよ。
どういうつながりになっていくのか、また楽しみにしたいと思います。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなど、
取り上げてほしいことを募集しています。
スタンドFMのレターでお寄せください。
それではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
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