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2024-01-16 04:42

【0592】2024/01/16 ホワイトアウトで立ち往生したら #気象防災

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2024/01/16

 

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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視界やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日はホワイトアウトについてお話をします。 ホワイトアウトっていうのは皆さんご承知の通り、雪とか霧などによって視界が白一色になる現象です。
それによって私たちは方向だったり高度、地形の起伏が識別できなくなってしまいます。 白い闇と呼ぶこともあります。
気象分野でこの呼び方をするのは割と皆さんご存知だと思うんですが、実は医療分野でも使われる言葉です。
内視鏡を使う時に視野が失われた状態を指す言葉として医療分野では使われるそうです。
今日はもちろん気象分野の方でお話をしていくんですが、このホワイトアウトは一瞬で起きちゃうんですよね。
周囲が開けた平らな道ですとか、峠道でも起きやすいですし、 あとは路肩に積雪がある道なんかも起きやすいです。
車を運転している時はどんどん場所が変わっていくわけですから、起きやすい場所も当然通ることになります。
風の吹き方も刻々と変わるわけですから、起きちゃう時っていうのは本当に一瞬で目の前が真っ白になります。
前の車のテールランプが見えるうちはまだいいんですが、それすらも見えないことがあります。
ということは自分のテールランプも後続車に見えていないということですから、 ブレーキを踏んで追突されるのは怖い。
もちろん自分が前の車に追突しちゃうのも怖い。
本当に一瞬で起きてどうしたらいいかわからなくなっちゃうんですよね。 それがホワイトアウトの本当に怖いところです。
晴れていても積雪があって風が強い日はこのホワイトアウトが起きますから、 今日なんかは起きやすい日に当たります。
今日移動する方は吹雪で視界が悪いなぁと感じたらすぐにヘッドライトをつけて、 車の存在を周りに知らせることが必要です。
その場合ヘッドライトってテールランプもつきますけれども、 ハザードランプをつけるともっといいと思います。
危険だなぁと感じたらゆっくりスピードを落として道の脇に停車できるといいんですけれども、 これも本当に見えないと道がどこまでなのかも見えづらいんですけどね。
で、余裕があればコンビニとかガソリンスタンド、道の駅なんかの安全な場所に移動できるといいです。
もし立ち往生しても車に燃料があれば携帯電話の充電とか暖房も使えますし、 ラジオとかつけて情報収集をすることができますから、
今日のような日に移動する場合は満タン給油がおすすめです。 車に積んでおいた方がいいものとしては、
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携帯トイレ、防寒具、スコップ、水、食料のあたりでしょうか。 立ち往生してから近くのコンビニ行こうと思っていたら数キロ先までないということも考えられます。
携帯トイレは数年間使えますから普段から車に積んでおくことをおすすめします。 燃料が足りなくなった場合は防寒具が必要です。
さっき言ったみたいに今日のような日は満タンにしておくといいです。 スコップは除雪するために必要です。
長時間アイドリングする場合は一酸化炭素中毒に注意が必要なので、車のマフラーが隠れないように除雪することが必要です。
それから食料については、飴やチョコレート、ビスケットなんかがあるといいでしょうかね。 ビスケットはビスコがちっちゃくて保管しやすいのでおすすめです。
私はいつも車の中に飴が入っています。 ちなみに私の車の場合なんですけれども満タンですと理論上は800キロ走れると表示されます。
ということはこれまた理論上ではありますけれども2日間程度アイドリングが可能という計算になります。
立ち往生なんか起きなきゃいいんですけれども、起きた場合に慌てないために、そしてそのことによって体調をひどく崩してしまうようなことがないように、後に引きずらないようにしっかりと対策をしなきゃいけないなと思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。 ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
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