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2022-11-08 07:33

【0158】2022/11/08 いつの時代もどこの世界でも”基本”抜きには語れない

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2022/11/08
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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
昨日は美容業界のイベントの司会をしてきました。このイベントも3年ぶりなんですよね。
イベントのエリアが2つありまして、一つはステージイベント、もう一つは展示ブースという形です。
私はもちろんステージイベントの司会をしてきました。 午前中と午後とお一人ずつ講師がいらして、午前中はインナービューティーについて、
午後はカットセミナーということでカリスマ美容師が来て、2人のモデルさんのカットを実際に目の前でするというのを、秋田県内の美容師がそれを見て学ぶということになってました。
午前中の講師はプロラボ式朝だけファスティング、この本の著者の新谷信明さんが講師だったんですね。
私はこの本を持っていたので、昨日はこれを持参してイベント会場に行きました。 チャンスがあれば先生にサインしてもらおうと思って、いやーサインしてもらいましたよ。
鶴岡さんへというので、昨日の日付、22年11月7日って書いてあります。 本自体は何回も読んでいるので結構ボロボロなんですよ。
ボロボロなんですけど、そんなところに書いてもらいました。 展示ブースのコーナーにはプロラボホールディングスのブースもありましたので、そこで実際にファスティングについてのミニミニ講座はしていたんですけれども、
このステージイベントではファスティングの話ではなくて老化の話をしていました。 いやこの老化の話はね、もうドキドキする話しかなかったですね。
ただ老化って止められないじゃないですか。 誰しもが歳を重ねていくわけで、でも細胞が元気でいるためには特に強調していたのは血管のお話です。
結局血管がボロボロになっちゃうと、高血圧になっていろんな病気を引き起こすという話につながっていくんですけど、
なるほどそういう仕組みかということとか、すごく面白いお話が聞けたなぁと思います。 一方、午後のステージは会場の中央にステージがあって、そこでモデルさんをカットしてくださるんですよね。
昨日講師でいらしたのはピークアブー銀座中央通り店の代表堀内さん。 血管の指名顧客数が350人以上。
当然売上ナンバーワンの方です。 サロンマークのほか、一般誌とか動画などでも引っ張りだこの方なんですよね。
この方が秋田でデモンストレーションをこんな風にするのは14、15年ぶりだそうです。 もちろんカットセミナーですから、
観客は皆さん美容師さんだったんですよね。 もう観客のその美容師さんたちが目をキラッキラさせて、
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その堀内さんがどんな風にモデルさんをカットするのかというのを逃すまいっていうので、堀内さんが動いて、ちょっと手元が見えづらくなったら観客はみんな見えるところに移動するんです。
いいですね。この勉強しよう、学ぼう、身につけたい、もっと高みを目指そうみたいな、こんな姿勢の方々の中で、その空気の中でいられたことは幸せなことでした。
堀内さん自身は30年以上美容師さんなんですけど、変わってきたことと普遍的なことがあるというお話をされてたんですね。
で、今流行っているから、その流行りだけをやりたがる若者たちがいるんだけど、まずは基本をちゃんとやってほしいんだよねって言ってました。
基本って何かっていうと、まずまっすぐ切ること。これ意外な気がしませんか?でも考えてみると、まっすぐの髪ってなかなかいらっしゃらないんですよね。
毛先が遊ぶように長さをちょっとずらしているんですよね。堀内さんが嘆いているのは、そのずらした髪だけをずらして切ることしかできない美容師が今はいると。
まっすぐ切れる美容師がいないっていうことだったんですよね。学ぼうともしない。それを憂いていました。
ベーシックがあってのトレンドなんだ。これをよく覚えていてほしいということだったんです。これは何のお仕事でも言えることですよね。
基本がなってなくて、ただただ表面だけを綺麗に整えた風になっていること、ありませんか?
立ちが悪いのは、なんとなく器用にずるくまとめちゃう人いませんでしたか?それはそれで才能だとは思うんですけど、薄っぺらの上に成り立っている見かけ状のものなので、結局どこかで苦労するのは同じだと思うんですよね。
その時にちゃんと基本をやったかやらないかで、基本をやった人が必ず追い抜く時が来ると私は確信しています。
というのも、その基本というのは自分の軸になるからなんですよね。軸があれば、やがて時代が変わった時に、変わったところは柔軟に取り入れていく。
でも軸自体は普遍的なもので、そこは変わらない。変わらないものを持っているっていうのは、何よりの強みだと思うんです。
歌舞伎役者の中村勘三郎が、型があるからこそ型破りがあると話しました。書道家の間光雄は非常に個性的な作品をたくさん残していますが、例えば人間だものとかね、あれは紙に対してまっすぐ書いてないですよね。
でも彼は徹底的に基本をやった人だと聞いたことがあります。書道の基本に臨床っていうのがあるんですね。
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手本を見てその通りに書くこと、書道の始めにやることがこの臨床です。おしゅうじじゃなくて書道ですね。
中国の人たちが書いた文字を手本として書くというもので、それを間光雄は徹底的にやったそうです。
まさにしっかり型をやったからこそ、あの型破りの芸術が生まれたということでもあると思うんですよね。
カリスマ美容師の堀内さんが、変わったことと変わらないこと、その変わらないことの中心には基本があるんだ。
しっかり練習してください。練習していくうちにスピードも出ます。早くカットができるというのは、手を早く動かすことじゃないと。
ちゃんとカットできないから、前を切って後ろを切ってまた前を切るという、いろんなことをこねくり回さなければ切れなくなるから、だから時間がかかるんだって話なんですよね。
だから基本が大事なんですということだったんですよね。どこの世界でも同じなんだなぁと思いました。
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鶴岡慶子でした。
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