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2025-11-05 05:49

【1251】2025/11/05 FAXはまだ現役

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2025/11/05

Summary

日本におけるFAXの使用状況は依然として存在しており、特に医療機関や自治体、小規模事業者において活用されています。インターネットFAXの登場により、FAXの便利さが新たな形で進化し、多くの人々がその利点を享受しています。

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
日本のFAXの現状
今、日本でFAXってどのくらい使われているんでしょうか?
さすがに減ってきたとは思うんですが、完全になくなってはいないですよね。
調べてみますと、企業では今でもおよそ5割前後が何らかの形でFAXを使っているそうです。
特に医療関係だったり自治体、そして小規模事業者などではまだまだ現役なんですね。
FAXが世の中に広がり始めたのは1970年代の後半から80年代のことです。
当時は地図を送るだったり、申し込書を送るとか、そんな風に時代の最先端のツールでした。
私も千葉で仕事をしていた時、司会の発注を受けて事務所から申告票をFAXで受け取っていたというような記憶があります。
とっても便利に使っていました。便利なんですが難点なのは、FAX機の前に行かなければ内容がわからないところです。
留守番電話もリモートで聞くことができていたので、FAXはその点がちょっとなっていうふうには思っていました。
それがメールの登場で仕事の仕方が変わりましたし、しかもスマホの登場で仕事のメールも出先で確認ができるようになりましたので、仕事はメールですることが増えましたよね。
思えば朝ワイドのラジオの中でも2019年度まではFAXでもメッセージを受け取っていました。
秋田放送は2020年3月に社屋を引っ越しましたので、その時にFAXへのメッセージの受付を終了しました。
さて私の仕事の現在はというと、今日のタイトルにもあるようにFAXは現役です。
でもちょっと違う形で使っているんですね。使っているのはインターネットFAXという仕組みです。
FAX機もなければコピー機もありません。送られてきたFAXはメールで受け取れます。送るFAXも実はメールで送ります。
つまりスマホがあれば外出先でも見られるというわけです。ということで一番の難点が解消されているんです。
最初に使っていたサービスはインターファックスというものでしたが、受信番号が03しかなかったんですよ。
そうすると電話番号の市街局番と帰りがあるので、どこに私はFAXを送るの?みたいなちょっと怪しげに思われるわけですよね。
なので当時どうしていたかというと、固定電話のFAX番号をもう一番号を契約して、そこからインターファックスの03の番号に転送するというような、そういう変なことをしていました。
本来受信するんだったらお金はかからないはずなのに、018から03までの電話料金がかかるというような、ちょっと変でもそれでも便利に使っていたんです。
で私現在契約しているのはE-FAXというサービスです。ここも元々は仙台の番号02にしかなかったんですけれども、
秋田の市街局番018でも番号が取れるようになったんですね。それをきっかけに契約し直したのが2012年という記録がありました。
そこからは転送するっていうことをしなくなったので、固定電話の番号が一つになり、そしてE-FAXのサービスに直接皆さんからは送っていただいているというような感じになりました。
名刺にも自然に書けるようになってすっごくスッキリしました。 ということでFAXの機能を私は使い続けているんですけれども、FAX機を手放したのは相当前のこと。
もう20年弱じゃないかなというふうに思います。 これメールと同じように使えますので基本お金は別ではかかりません。
FAXは定額制で150ページまで無料です。 私は1年分をまとめて支払っているんですけれども、月に150ページ使うってほぼないんですよ。
市街の依頼でたまにFAXをいただくんですけれども、そこにメールアドレスを書いてもらって次からはメールでもやり取りをするっていうような感じになるのが多いんですよね。
なのでもう150ページってたっぷりなんですね。 チラシとか案内みたいなものはスマホの内容を見て終わりです。
印刷をしません。なので紙の無駄もありません。 FAXは時代遅れだからもうやめようっていう人たち多くはなっているんですけれども、
私は受け取れるようにはしておきたいわけですよ。 自分で積極的に使わなくても受け取れるようにしておくっていうことで機械損失を防ぐっていうこと。
これとっても大事な姿勢だなって思っています。 さっき言ったみたいに自治体とか医療関係はまだまだFAXが現役です。
それに例えば口頭で宛先を言うときにメールアドレスよりもFAX番号の方が伝えやすくて間違いが少ないです。
仕組みそのものは古いんですけれども、こうやってデジタルと組み合わせることで新しい便利さが生まれているなって感じることもあります。
もしもお使いになるんであればインターネットFAXという選択もスマートな方法だと思います。
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