2026/03/10
サマリー
この記事では、名刺のデザインやサイズについて掘り下げています。特に、縦型名刺がトレンドなのかという疑問から、日本の標準サイズや海外との違い、デザイナーや美容業界など特定の職業で縦型が選ばれる理由を解説。さらに、名刺交換の文化が国や働き方の違いを示す興味深い側面についても触れています。
名刺デザインと新年度
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
新年度を前にして名刺を新しくするという方も多いかもしれません。 私は自分の名刺をアドビイラストレーターでデザインしています。
自分の似顔絵付きで、その似顔絵は北海道のカデル工房のイガラシさんに20年以上書いていただいています。
以前は名刺の裏に自分のプロフィールをかなり長く文章で書いていました。 最近はその詳しい情報はQRコードの先に飛んでもらうことにして、名刺そのものはシンプルにしています。
そのアプリの発行元、アドビのニュースレターで、新年度に向けて名刺を新しくという案内が届きました。
そこには縦型の名刺がイメージ画像として添えられていたんです。 あれと、もしかして名刺は縦型が最近のトレンドなのかなと思いました。
名刺の標準サイズと縦型トレンドの検証
まず、日本の名刺の標準サイズは91×55mmです。 そして調べてみると、縦型がトレンドというわけではなさそうでした。
横長の方が一般的だということがわかりました。 名刺入れとか名刺ホルダーもこのサイズを前提に作られています。
それから私が保存用に使っている名刺アプリがあるんですが、これも横長が基本になっています。
じゃあ縦長の名刺っていうのはどうなっているかというと、特に多いのはデザイナー、美容業界、写真家、フリーランスなんかの個人ブランド型の仕事をされている方、この方々が縦型の名刺を使うようになってきたということでした。
どうしてかというと、名前を縦に大きく見せることができるので印象に残りやすいという特徴があるからです。
海外に目を向けてみると、欧米でも縦型の名刺はなくはないんですが、やはり横型が基本です。
日本が縦書きが自然で、それを横長の名刺に入れようとすると字がちっちゃくなりますよね。
逆に英語、横書きなのに縦長の名刺に入れようとしたら、やはり文字が小さくなってしまいます。
ということで、縦書きだったら縦長に、横書きだったら横長にっていうのが基本になるんだろうなと思います。
私は縦書きが好きなんですけれども、メールアドレスとかサイトのURLを名刺に入れたいなと思ったら、ここはやっぱり横書きになるんですね。
ということで、縦長の名刺にはしていないっていう現実があります。
名刺サイズの日米欧比較と文化の違い
さっき日本の名刺の標準サイズは91×55って言ったんですけれども、サイズについても日本と海外ではちょっと違います。
アメリカとかカナダでは89×51、ヨーロッパでは85×55となっていて、
これはクレジットカードと同じサイズということでした。
日本より少し小さいサイズになっています。
どうしてこういうことになっているかっていうと、欧米では名刺は名刺入れではなくて、財布とかカードケースに入れることが多くて、こうしたサイズが使われているということです。
ちょっと前の話ですけれども、なんか女性はちょっと小さいサイズだったような記憶があって、それも少し調べてみましたら、昔欧米では女性用に少し小さいリリースカードと呼ばれる名刺がありました。
ただこれは社交界で使われていた訪問カードの文化だったようで、現在のビジネスでは男女でサイズを変えることはほとんどありません。
むしろ最近は男女別というよりは正方形であるとか、ミニミニサイズの名刺を作るとか、あくまでデザインの自由度が広がったという形のようです。
名刺交換文化と働き方の違い
私自身は名刺をとっても大事にしていて、相手の印象に残ってほしいという気持ちがすごく強いんです。
なのでこの名刺からどんなことが伝わるのかということをものすごくイメージしてデザインをします。
そこで興味深いのは、世界で最も名刺交換が行われている国は日本だと言われていることです。
なんと欧米では名刺を持っていないビジネスマンも珍しくないということだったんです。
名刺は小さな紙ではありますけれども、名刺のサイズとか形を見たり、名刺交換が行われる行われないというような習慣を聞いたりすると、国の文化とか働き方の違いも見えてくるような気がします。
そろそろ人事異動も発表の時期でしょうか。
新年度、名刺を新しくする方は、今日お話ししたことを少し考えてデザインすると楽しいかもしれません。
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それではまた明日。
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