サマリー
津森貴恵さんは、音楽業界での経験を活かし、長野で「つもり猫の手」という生活支援活動を始めています。彼女の人生には多くの出会いや偶然があり、それらが彼女のやりたいことへとつながっています。
津森貴恵の経歴
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。
今日は、インタビュー記事の発行日です。
今回ご登場いただいたのは、長野県にお住まいの、津森貴恵さんです。
いろんな経歴をお持ちなので、記事にする前の私とのズームの対談では、たくさんの面白い、興味深いお話を聞くことができました。
まずは、兵庫県姫路市のご出身です。
学校を卒業した後は、東京でプログラマーの仕事をスタートさせます。
ご自身はとっても音楽が好きな方で、お仕事がお休みの時にはライブハウスなんかに出かけていたんです。
そのうち、音楽業界で働きたいなと思うようになりました。
そこで、ひょんなことからなんですが、ウルフルズのスタッフになっちゃうんです。
それは、ウルフルズが爆発的に売れるその前のことです。
その後、タレントの清水ミチコさんのマネージャーになるんですが、途中お父様が体調崩されたということで、一旦実家に帰ります。
実家は官主さんだったので、そのお手伝いという意味合いもありました。
その後、お父様が元気になられたということで、ご自身は東京に帰ります。
東京でもまた、仲居の仕事をしたりとか、介護の仕事をするようになっていきます。
ただ、そこで東日本大震災が発生します。
被災3県と言われるように、岩手、宮城、福島が挙げられますが、東京は帰宅困難者であふれたり、
交通が麻痺したりとか、そういうことを目の当たりにしたつもりさんは、東京から離れるという選択をします。
それで、お付き合いをしていた彼が住んでいる長野に引っ越すことになります。
結婚を特に考えていたわけではないと話をしていたんですが、現在は結婚をされて、一緒にツモリネコノテを運営しています。
ツモリネコノテは、ツモリはお名前から、そしてネコノテはご承知の通り、猫の手も借りたいというあの猫の手です。
具体的にはどういう活動をされているかというと、お互いの生活をちょっとした手助けをするというような活動なんです。
例えば、誰かが旅行に行って家を開けるときにはペットを預かったりとか、田舎でよくある余った野菜をぶつぶつ交換したりとか、
そういうことを積極的にしているというのがツモリネコノテです。
つもり猫の手の活動
つもりさんもおっしゃっていましたけれども、都会と違って田舎では特にこういった仕組みが必要だろうということなんです。
もしかしたら都会では、お金さえあれば解決するということはありますが、
一方で田舎では、お金ではお願いしにくい小さな小さな困りごとというのがたくさんあったりするんです。
そういうところに猫の手をちょっと伸ばしたというのがこの活動だなって思います。
現在は姫路にはもう実家がなくて、姫路のご両親も現在は長野に住んでいます。
つもりさんの人生をちょっと眺めてみると、いろんな出会いがあって、そこには偶然の巡り合わせがあったりして、それが鮮やかに人生を彩っているなって思います。
その人生の節目節目で、自分がやりたいことに対して素直に行動を起こしていく姿とか、新しい環境に飛び込んでいく感じとか、とっても素敵なヒントが詰まっているなって思います。
いろんな経験を積んできたつもりさんの言葉には、人と人とがつながる温かさだったり、
物と人をつなぐ、何かひらめきとか、ここつながったら面白いんじゃない?みたいな、そういう面白さとか、そして選択することの大切さみたいなことが、この記事からたくさんヒントを得られると思います。
ぜひご覧ください。記事は今日3月27日正午公開です。
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それではまた明日。
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