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2023-02-13 05:43

【0255】2023/02/13 「自分の」人生を生きる

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2023/02/13

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、視界やナレーションを通じて、また花火鑑賞し、気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
日本の秋田県から発信しています。 今日は、自分の人生を生きるということについてお話をします。
こういう言い方をすると、ものすごくスケールの大きな話に聞こえるかもしれないんですけど、他の人が何と言おうと、どう見られようと、
そこが優先度の一番じゃないだろう、というお話です。 よく、おしゃれと乱し並みは大きく違うものだ、というお話をされることがあるかと思います。
おしゃれは、自分の好みで装うことと定義付けられています。 自由に自分の好みで楽しむことができる、これがおしゃれです。
一方で乱し並みは何かっていうと、その場所、その時に応じて相手を安心させることと定義付けられているんですね。
言い方を変えると、おしゃれっていうのは、自分と向き合うことでもあると思うんです。 一方で乱し並みは何かっていうと、相手とか社会と向き合うことと言えると思います。
生まれたばかりの時は、家族が自分の社会でした。 保育園とか幼稚園、小学校、中学校と学校が進むにつれて、自分を取り巻く社会って大きくなりますよね。
そこに習い事があったり、塾に行ったりって言うと、そこにもまた大きな環境が広がってきますので、自分を取り巻く社会ってだんだんだんだん広がっていきますよね。
そこでの立ち振る舞い、いわゆる乱し並みというのは必要です。 相手や社会に安心感を与えること、これが乱し並みの基本であるからなんですよね。
家庭内ではしつけ、学校教育では生活面の指導、教科で言うと道徳ということにつながるかもしれません。
その中で私たちは少しずつ、いわゆる乱し並みを学んできました。 でもなかなか人生におけるいわゆるオシャレについては誰も教えてはくれないんだろうと思います。
なので私自身も特に若い頃は新しい環境に飛び込んだ時、例えば高校に入った、大学に入った、社会人になりましたという時、新しい人たちと出会うんですよね。
その時にどう思われるんだろうということにものすごく怯えていたような気もするんです。 新しい人たちには悪く思われたくない、言ってみれば可愛がられたい、それプラス仕事ができる人だなぁと思われたい、みたいなこともあったかもしれません。
そういう気持ちをかなり強く持っていたような気がします。 10年勤めた後に脱サラをすることになるんですが、その時も周りからどう思われるんだろうとものすごく気にしていたと思います。
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脱サラをする頃はもうネット掲示板があったので、私の行動がどう書かれるんだろうということも結構気にしていました。
でも書かれることも慣れるんですよね。慣れた上で、私は見出し並みはきちんとしているかというところだけちゃんとしていれば、その先はおしゃれでいいじゃんと思ったんです。
他人がいろんなことを書くんですけれど、いろんなことを言うんですけれど、そこにばかり気を取られていては、それはもはや自分の人生ではなくて、
そう言っている、そう書いている人の人生を生きていることになるんだと思うんです。 人にどう見られるかを考えながら生きていたら、自分の人生を生きていることにはならないと思っています。
人生にはいろんな波と節があって、いろんな選択の連続なんですけど、その選択をするときに、今何を基準に私が選択をしているかというと、自分がときめくかどうか。これが最優先事項になっています。
決して周りがどう思うんだろう、どう見えるんだろうというのが基準になってはいないです。
ときめくかどうかっていうその判断の中には、ただただ楽で面白おかしくっていうことではなくて、大変だけどときめく。
どっちがより大変だけどときめくか、これを基準に選択をしてきています。 もしもう一つの道を歩いていたらどうなっていたんだろうと考えるときももちろんありますけれど、
今選んだ道を選ばなかった人生の分までしっかりと生きる、こういう気持ちが大事なんじゃないかなと思います。
そう思ったら他人がどう言おうと、どう見ようと、そこはその人の人生ではなく、紛れもなく自分の人生なので、もちろん生きていく上での見出し並みは必要なんですけれど、
ちゃんと線を引くっていうことも合わせて必要だろうなぁと思います。 線を引いた上でおしゃれに踏み込む、ここで豊かに生きられるかどうかってずいぶん変わってくるような気がします。
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ぜひつながってください。 鶴岡慶子でした。
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