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2023-01-26 07:13

【0237】2023/01/26 比べるのは以前の自分と今の自分

2023/01/26

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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、花火干渉史として、気象予報史として、日々感じたことなどをお話ししています。
日本の秋田県から発信しています。
昨日は秋田県のすべての地点で、氷点下の気温でした。
今日も真冬日の予想ではあるんですが、昨日ほどは冷えないということで、
昨日で免疫ができちゃって、今日は幾分暖かいという気もしてしまいます。
実際は真冬日なので、めちゃくちゃ寒いんですけれども、
でも昨日と比べたら幾分いいなっていう、そんな感覚になっています。
私たちって、自分の目の前で起こることは相対的に見て感じているんですよね。
昨日が寒さの底を打ったので、今日は暖かく感じてしまいます。
絶対値を見ると、今日も真冬日の予想になっているので、
寒いのは寒いんですけれども、暖かく感じてしまいます。
こうやって比べるものがあると、やっぱり比べてしまうんですよね。
それがひとたび、人の生活、人の人生っていうんですかね、そこと比べてしまうと、
なんかもやもやしたり、落ち込んでしまったり、あるいは焦ってしまう、そういうこともあるかもしれません。
でも私は比べるのは、昨日の自分と今日の自分だけでいいと思っています。
ちょっと範囲を広げたとしても、以前の自分と今の自分、これを比べるだけでいいと思っています。
そして大人の学びということでいうと、人との競争はないと思っています。
以前の自分よりも、今の自分がどうなっているのか、というところだけ集中して見ていくっていうのが大切なことだろうなと思います。
今、いろんな環境の中でお仕事をなさっていて、
例えば、もっと自分は何かできることがあるんじゃないだろうかとか、こういうはずじゃなかったとか、
なんか先輩の姿を見ていたら、自分の何年か後はあの姿なんだなっていう将来が見えたりとか、そういうことがあって人生に迷っている。
そんな状況の方もいらっしゃるかもしれません。
私もそういう経験あります。
階段でいうと、なんか踊り場にいるっていう感じでしょうかね。
そして踊り場を過ぎてまた登り始めると、また登れるんですけれども、
踊り場にいる時は、はてどうしたものかってすっごくくすぶっているような感覚になるんですよね。
で、その時私は何をしたかっていうと、今私は踊り場にいるんだということを自覚することからスタートしました。
自覚するってすっごく苦しいことでもありました。
なんか今私は停滞しているんだっていうことを自覚することですから、でもとっても大事なことだったと思っています。
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たまたま経営者の友達がいて、その友達に恥をしのんで、私はダメダメなんだっていうことを吐き出したんです。
吐き出すまでに結構時間がかかりました。
今から思うといらぬプライドがあったと思います。
そうしたらその友達は、ちゃんとまっすぐにその私の話を聞いてくれて、どんなふうに日々過ごしているのかを全部チェックしてくれたんです。
時間の感覚とか、付き合っているネットワーク、人々のネットワークとか、いろんなことを全部洗い出したんです。
その上で、絶対的に経験が足りないから、いろんなことを経験しようというので、あちこちに連れてってくれました。
それは国内のみならず、海外にも足を伸ばして、いろんなことを経験させてくれました。
そのうち踊り場という感覚よりは、踊り場のある非常階段よりは、なんか螺旋階段のような感覚に変わっていきました。
いつの間にかです。螺旋階段って踊り場ないじゃないですか。ぐるぐるぐるって少しずつ上に登っていく感じ。
そして、ぐるぐるしているので、同じ景色が見えている感じなんですよ。ずっと。
だけど、ちょっとずつ高いところから同じ景色を見ているんですよね。
いつの間にか、あれ、ちょっと見え方が違ってきているぞと感じました。
何度も言いますけれども、他の人と比べているんじゃなくて、以前の自分と比べて同じ景色を見ているはずなんだけど、ちょっと違うと感じるようになりました。
今、いろんな環境の中で働いていて、転職した方がいいんじゃないか、辞めてしまった方がいいんじゃないか、と感じることがもしかしたらあるかもしれないんですけれども、
例えば3階から見ていた景色が、気持ちが変わるだけでも15階から見ている。そんな風にピュンって上がれるような気もします。
それって十分に自分の周りの環境が変わることだと思います。
そうですよね。3階で暮らしている人と15階で暮らしている人とは、環境は絶対的に違いますよね。
そして、環境が変わると挨拶する人が違うんです。
これ何を言っているかというと、取り巻く人間関係も変わるということを言っています。
これは明確に変わると思っています。
前の自分の取り巻く環境がもうそぐわなくなってくるんですよね。
そうなると、このままでいいんだろうかって思っていたその考えも、そぐわないものになってきたりするんですよね。
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私の場合はいい友人がいて、その友人がたくさんの経験を私にさせてくれたことがトリガーになって、
例えば新しい趣味を始めてみたりもしました。
今はもうやってないですけれども、当時タップダンスも始めてみたりしました。
何がきっかけになるか、その人によって違うとは思うんですけれども、
何か見えている景色は同じなんだよな、変わり映えしないんだよなって思っていても、
それ変わらなくて当たり前なんですよ。
だって螺旋階段なんだから、同じなんです、見えている景色って。
だけど、以前の自分と比べるとちょっと高くなってるぞっていうところとか、
自分で自分の自覚をするっていうことからスタートすると、
いろんなことが見えてくるようにも思います。
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ぜひつながってください。
鶴岡慶子でした。
07:13

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