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2024-10-13 05:11

【0863】2024/10/13 逃げるんじゃない自分から選ぶんだ #ことば

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2024/10/13

サマリー

松井秀樹の言葉から、自己選択の重要性や他人の期待に応えようとすることで自己を見失うリスクについて考えています。リスナーは、自分が好きな世界を選ぶ勇気を持つことが求められています。

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おはようございます。花火鑑賞師、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
松井秀樹の教え
元大リーガーの松井秀樹の言葉に、こういうものがあります。
2006年12月6日に朝日新聞に掲載された、
いじめられている君へ。立ち向かわなくてもいい。
君は無理して立ち向かわなくていいんだ。
学校やクラスにいても楽しくない。仲間にうまく入れない。
それならそれで別にいいんじゃないかな。
誰かが作った世界に君が入らなければいけないということはないんだよ。
それより君には居心地のいい居場所で、自分の好きなことに夢中になってほしい。
何かに没頭することによって、嫌なことが気にならなくなることってあると思うんだ。
逃げるんじゃない。自分から好きな世界を選ぶんだ。
その中で同じ夢を持った友達に出会うこともあるだろう。
新しい仲間ができるかもしれない。
僕は小さい頃、体が大きいだけでなく太ってきた。
それを悪く言う友達がいたかもしれない。
僕は全く気にならないタイプだから、コンプレックスを感じることもなく、
ただ大好きな野球に没頭していた。
そのうちに自然と体も絞れてきた。
もちろんいい仲間ともたくさん巡り合うことができた。
だから君にも大好きなことを見つけ、自分の夢を思ってほしいんだ。
スポーツが好きな人もいれば、音楽が好きな人もいるだろう。
何かを書いたり、作ったり、見ることでもいい。
どんなことでもいいんだ。
大好きなことに出会えたら、それを大切にしてほしい。
君をいじめている人がいるとしたら、その人もきっとつらい気持ちでいると思う。
だって人をいじめることが夢なんて人はいないはずでしょう。
いじめは夢の遠回りなんだ。
その人にも自分の夢を早く見つけてほしいと言いたい。
自己選択の重要性
後悔するような時間は短いほうがいいからね。
だから今君が立ち向かうことはないんだ。
これを見ながら感じるのは、松井秀樹が松井秀樹であるっていうことは、
人に好かれるか嫌われるかを基準に自分の行動を決めていないってところだなって思いました。
人に嫌われないように嫌われないように生活をしていたら、自分自身を見失いますよね。
常識の中で言うと、嫌われたくないから部下に強く言えない中間管理職は、
もしかしたら部下からは好かれるかもしれませんが、経営者からは好かれませんよね。
社員から嫌われたくないと考えている経営者は、お客様からは好かれないということがあると思います。
目の前に例えば100人の人がいるとして、全員が自分のことを好きだっていうことは、まあありえないことですよね。
嫌われたくないというようなことがゴールになるような努力って、もしかしたら何も生まないのかもしれないなって思えてきます。
嫌われたくないっていうエネルギーで日々過ごしていたら、もしかしたら好かれるというエネルギーもどんどん減っていくような気もしてきます。
それってどんどん自分を殺して小さくまとまってしまうみたいなところに繋がっていくようにも思えます。
松井秀樹の逃げるんじゃない、自分から好きな世界を選ぶんだっていうところが本当に私は印象的で、これはすごい力強い言葉だなって思います。
その自分が選ぶ自分の好きな世界、自分らしさって何なんだろうとか、
自分が本当に喜びと感じるものってこういうことだったかなっていうこととか、大人になった今も自分に時々通ってみるのがいいのかなっていうふうに思います。
時々通ってみた結果、もしかしたら方向を転換することもあるかもしれないんですが、
それは逃げたことじゃなくて、新しい世界に向かっていくことなんだと思えたら、いろんなバリアが解けていくように思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。
05:11

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