2025/08/31
サマリー
花火カタリストの鶴岡慶子さんは、活動を通じて称号を得るための道のりやビジョンについて語ります。彼女は花火を通じて人々をつなぎ、文化を広げることを目指しています。
花火鑑賞士とは
おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 私は2006年に花火鑑賞士の資格を取りまして、来年で20年になります。
ラジオやテレビ、雑誌なんかのメディアで花火について解説をしたりとか、 イベントの会場で司会や進行を務めることも続けてきました。
その中で、私は花火といえば鶴岡さんと言っていただくことが本当に多いんですけど、 これって最初からこういうことを狙っていたわけではありません。
花火の司会をすることになったことがスタートなんですね。 花火のことを全くわからずに司会をするわけにはいかないと。
それで勉強しようということになりまして、勉強するんだったらこういう資格もあるよっていうことを教えてもらって、 2006年に花火鑑賞士の資格を取りました。
で話を元に戻すんですけれども、〇〇といえばこの人というように、その何かの分野と人を結びつける こういうことをビジネス的には何というかというと、
称号がついた状態っていう言い方をします。 称号というのは自分で勝手につけるものじゃなくて、周りから与えられるものなんですね。
〇〇といえばこの人、そんなふうに称号をいただけるようにするためには日々どんな活動をしていくか 目標明確にして積み重ねていくことが大事なんだろうなと思います。
私はというと花火といえば鶴岡さんって今は言っていただきますけれども、でもそれを目指してやっていたわけじゃなかったので、 もし日々どんな活動していくかとか目標明確にしていったらもっと早かったと思います。
ゆっくりではあったとは思うんですけれども、活動を積み重ねてくる中で、この人は花火の人なんだよと、 つまりそういう称号をつけていただいてからずいぶん長くなりまして嬉しく思っているんですが、
嬉しいのと同時にじゃあ一言で自分を説明できる言葉はないかなと思うようになりました。 そこで市場調査をしたんです。
花火カタリストの役割
そしたら花火マニアと名乗る人、 花火ストと名乗る人もいました。
いずれもいい名前だなぁと思って、でもその方々の活動内容をじっくりと調べていきますと、 私がやってきていること、私がやっている活動とは少し内容が異なるなと思ったんです。
私自身は花火の写真は撮らないですし、花火動画をアップしたりもしません。 花火を製造したり打ち上げたりもしません。
私は花火を語る人なんだなぁと思って。で、そうやって考え出していった肩書きが花火カタリストです。 可愛くないですか花火カタリストって。花火を語る人です。
で実はカタリストってダブルミーニングなんです。 2つの意味があって、Catalystって英語で触媒とかきっかけを生み出すものっていう意味があるんですよ。
ということで花火カタリストは語るということときっかけを生み出して人を動かす、 文化を広げるという意味をもたせました。
私はただ花火を見るだけじゃなくてその魅力を伝えることで人と人とをつないで、さらに地域と文化を動かして新しい広がりを生み出すそんな存在でありたいと。
花火といえば鶴岡さんのその先を見たときにただ単に解説する人でもなく、 ただ単にイベントを進行する人でもなく、花火を通して社会に化学反応を起こす役割。
花火カタリストってそういう人なんじゃないかなと思って、 この言葉を作ったらとっても嬉しくて、この花火カタリストという言葉が愛おしくなってしまって、
早速私のサイトには花火イベントの企画構成、 司会や解説をはじめ花火の魅力を伝える講演を行う花火カタリストという風にプロフィールに載せました。
SNSや名刺にもこの花火カタリストという言葉を入れて、 少しずつ浸透させていこうと思っているところです。
称号って与えられたものではあるんですが、 さらにその先のステージを見たときに花火カタリストという言葉が生まれました。
与えられるような動きがこの20年間できてきたんだなっていうことを思うのと同時に、 その称号を支えるために自分を磨いていくこと、そういう活動をしていくことも必要なんだなと思います。
花火といえば鶴岡さんとこの後も言っていただくように、 花火カタリストという言葉も愛していきたいし、広めていきたいなと思っています。
この配信はApple Podcasts 他各種プラットフォームでお届けしています。
それではまた明日。
05:15
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