秋田県の大雨被害
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
秋田の大雨被害、先日もあったばかりなんですが、今回は北から南まで、秋田全域をなぞるように続いていまして、昨日は秋田県内8つの川が氾濫しました。
この大雨の影響で、鉄道への影響が出ています。 秋田大立館は全ての列車が運転を取りやめるほか、
追分大立館は設備点検のため、少なくとも午後2時頃まで運転見合わせ。 そのほか、横手秋田館、秋田追分館、大立弘前館でも一部列車が運休。
さらに快速リゾート白上は、1号、2号が秋田、味笠川の間で区間運休。 3号と6号は全区間で運休となります。
いずれも代行輸送はないということなので、移動を予定されている方は十分にご注意ください。 こんな風に大雨の影響で交通機関の乱れが出ているわけなんですが、
こうした自然災害はすぐに私たちの暮らしに影響を与えるものです。 そんな中、私は今日防災の活動をします。
私は気象予報士で国土交通大臣一職の気象防災アドバイザーなんですが、それとは別に昨年11月から秋田県から防災アドバイザーとしての一職を受けました。
気象防災アドバイザーと防災アドバイザーは全く違うものなんです。 気象が頭につくかどうかということで似ているんですけれども全く違うものなんですね。
今日は秋田県の防災アドバイザーとして防災教室の講師の派遣を受けて出かけていきます。 対象は2歳以下のお子さんを連れたご家族ということで全部で8組の予定です。
もう少し増えているかもしれないということではありました。 1時間という短い時間なんですが、小さなお子さんが安全に過ごすために平時からできる工夫を中心にお話をします。
避難と備蓄のことについてお話をしたりとか、あと寛容物の作り方は実演をします。
新聞紙で作るスリッパだったり、あとは食器を一緒に作ったりします。 抱っこひもがなくてもバスタルを工夫すれば抱っこができる。
抱っこができるんだったら両手が自由になるということで避難行動がぐっと安全になります。 子ども目線の安全対策についてもお話をします。
基本的な備えというのは大人向けでも子ども向けでも本質的には変わりません。 ただ小さな命を守るためにはより具体的に、より日常的にイメージしておくことが大事だろうなと思います。
というわけでいろんな準備はしたにはしたんですが、目の前にいるお子さんたちがどんな反応するかわからないので、ちょっと軌道修正しながらだとは思うんですが、
1時間講演と実演という形で進めていく予定です。 おとといは特別支援学校で特別授業をしました。
そして今日は親子教室ということで小さなお子さんたちと初めて出会います。 ワチャワチャした雰囲気も含めてとても楽しみにしています。
冒頭でもお話ししたんですが、秋田県内大雨の影響が続いていまして、今まさに実って神戸を垂れているあの稲穂ですよね。
それに対する影響がどれだけあるのかなということがすごく心配になってきました。 それでも今日は秋田市内の子どもたちが被害を受けることなく元気に生きてくれることを願いつつ、
私も元気に出かけていきたいと思います。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。合わせてご覧ください。 それではまた明日。
