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おはようございます。鶴岡慶子と花火と天気と、7月10日日曜日、日本の秋田県から発信しています。
社会の授業の話をします。とりわけ、歴史の授業についてなんですが、どうでしょう皆さんは、どこまで習いますかね。
私は、おそらく明治維新のあたりで、授業が終わっていると思います。
その後の近代日本の歴史っていうのは、例えば大学受験には出ません。出ないから勉強しなくていい、っていう感覚で、
授業もそこまでやったら、とりあえず高校の先生の仕事は終わりっていう感覚に、先生もなってるんじゃないですかっていう感じはします。
私たち生徒も、そういう感覚でした。そこ以降は出ないでしょうと。
でも、近代日本の歴史を知らずに、もちろんその江戸時代の日本も、私たちのルーツであることは確かなんですけれども、
もっともっと私たちの考えに近い、社会の形として近い、明治以降の日本の姿っていうのを知っているべきだと思うんですけど、
多くの人が知っているのかもしれないんですが、私はちょっとぼんやりしてるんですよ。
そして、学ぼうと思ったら、ものすごく資料が残っているから、それまでの歴史よりも膨大な量になるじゃないですか。
だから、例えば226事件だけを学ぼうとしても、ものすごい量になるんですよね。
だから、どこから手をつけていいか分からない。分からないことが多すぎるっていうこともまたあるんですが、
私は社会の歴史の授業って、縄文読記とかよりも、そこから学ぶべきじゃないかなっていう気がしています。
私たちって、愛国心っていう言葉がタブーだと思って生きてきてるんじゃないかなと思うんです。
なぜって、悲惨な戦争を思い出してしまうから。
一方で、諸外国では、当たり前のように、毎朝、自国の旗を掲げて、起立して、それを仰ぐという愛国の教育をしているんですね。
例えば、アメリカですと、国語や算数、それよりも、例えば立派なアメリカ人というのはどういう姿なのか。
アメリカって、どんなに素晴らしい国なのか、ということを、小さい頃からずっと教育を受けているんですね。
以前、ワシントンDCに行った時に、何かのモニュメントで、空で勝ち、海で勝ち、陸で勝ち、戦勝国であるということを称える。
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確か、床に彫られていたと思うんですけど、日本は敗戦国ですけれども、でもそんな風に、我が国を称えてある、しっかりと称えてあるということは、日本では考えられないなって思いながら、そのモニュメントを見た記憶があります。
それはアメリカだけじゃなくて、他の多くの国々でもそういうことが行われています。
じゃあ日本ではどうかっていうと、それは葬られてしまった教育だと思うんです。
自分の国に誇りが持てなくて、先祖を敬ったり、あるいは自分の親を尊い存在だと思ったり、どうしてできるでしょうか。
できませんよね。ひいては、自分自身のことも大事に思えなかったり、そこにつながるんじゃないかと思うんです。
なので、私自身がぼんやりしているっていうことの危機感もあるんですけれども、近代日本のことをもっともっとみんなが勉強したらいいと思うんです。
そして自分のルーツっていうのをしっかりと刻んだらいいと思うんですね。
それはいい家柄とか、由緒ある血筋のことを言ってるんじゃなくて、自分の親、そしてその親のまた親、そのつながっているここまで生きてきた日本人、すべての人たち、そこを学ぶことで、
あなたは尊い存在なんだ。私は尊い存在なんだっていうことを認識して、かけがえのない人なんだ。かけがえのない命なんだっていうことを認識するっていうことが、とても大事な気がしています。
そうじゃないと、自分ってとても軽いものとか、自分の生きる自信というか、そういう根っこがちゃんと生えずに生きてしまう、そういう子供たちが増えてしまうんじゃないかなっていう気がするんです。
結果、自分のことも軽い。そしたら人のことも軽い。自分の命も軽い。人の命も軽い。そう思ってしまうんじゃないかなって思うんです。
自分のルーツをたどるっていうこと、そして日本の、できれば近代日本の足跡をたどるということ、いろんな角度から見直してみるっていうことが、今、私たち、そして子供たちに大事なことのような気がしています。
もしおすすめの本があったら教えてください。
今日はちょっと遠くに出かけます。車で1時間半ぐらいの場所で、午前に1本、午後に1本、司会をしてきます。
1本目と2本目の間に、1時間半ぐらいの時間があると思うので、かき氷のおいしいお店があったら、ちょっと寄ってこようかなと思ってます。
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あとは、その地域の道の駅に行って、秋田小町を、新米が出るまでの間ね、食べる用の秋田小町を買ってこようと思っています。
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どうぞつながってください。今日も1日元気に過ごしましょう。
鶴岡 恵子でした。