防災フェスタの準備
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
秋田防災フェスタ2025の開催が10日後に迫りました。
今月の22日に行われます。
防災フェスタは、緊急車両の展示だったり、避難所体験、展示ブースなどがあって、
催し物が多岐にわたりますので、打ち合わせも各方面大変です。
何回も何回も積み重ねてきました。
私は、この防災フェスタの全体司会をするほか、県の理事でもあるので、
結局、いろんな場面に顔を出してきたんですけれども、
司会者として知りたい情報がなかなか手に入らないなと思って、
昨日行われた打ち合わせで、なんとなくここの部分はOKになったなっていう感じでした。
昨日行われた打ち合わせは、ステージイベントの中のパネルディスカッションに関するものだったんですね。
ステージイベントは、このパネルディスカッションだけじゃなくて、
いろんな人がいろんな形でステージに登場しますので、
それを私、進行することになるんですけれども、
ということは、私が知りたい情報っていうのは、
それぞれの団体がどのようにステージ始まるのか、そしてどのように終わるのか。
そこが分かると、進行の仕方っていうのが固まってくるわけですね。
その中身について、詳しく私は知らなくてもよくって、
どのぐらいの尺でやるのか、どのぐらいの時間でやるのかっていうことが分かれば、
ちょっと時間がオーバーしているなとか、足りないぞって言った時に埋めるとか、
あるいは巻くとかっていうことができるわけですね。
ただ、こういうイベントっていうのは、ラジオとかテレビのメディアみたいに尺が厳密ではないので、
結局始まり方と終わり方がどういう形なのかっていうことが、
私がよく分かっているっていうことがとても大事です。
始まり方が分かっていれば、このステージが準備ができているかどうかっていうことが
判断できるわけですね。判断できた段階で進行することができるわけですね。
こういう始まるよ、終わるよっていう案内をするような司会のことを、
枠付けの司会と言ったりします。
その演目、演目が一つの箱だとすると、その外枠をつけるっていう感じですかね。
専門用語の重要性
でも打ち合わせの時に、枠はどうしましょうかと言ってもなかなか通じないし、
演者は板付きですかと言っても、すぐにはイメージ皆さんできない。
舞台の上手と下手、どっちがどっちって、よく分かっている人っていうのはなかなかいなかったりします。
専門用語が使えれば、一瞬でイメージがつかめて、打ち合わせはスムーズに進むんですけれども、
なかなかそうはいかないということで、
例えば板付きっていうのは、出演者つまり演者が最初から舞台にいる状態を示します。
上手と下手、これは下手が左側です、観客から見て。
右側が上手です。
どうやって覚えるかっていうと、ピアニッシモって覚えればいいです。
ピアニッシモっていうのは、ppって書いて、弱いっていう音楽の記号です。
ピアニッシモ、つまりピアノがある方が下手なんですよ。
下手って左側なんですね。
多くの会場ではピアノは左側、つまり下手側に置かれているんです。
これでピアニッシモって覚えれば、ピアノがある方が下手だなってわかります。
こうやって専門用語が使えるんだったら、打ち合わせでもここは板付きでいきましょうとか、
じゃあ演者さんは下手から入りますねとか、そんな一言でみんながイメージできるようになります。
やり取りが本当にスムーズなんですね。
この防災フェスタは今年が1年目で、来年、再来年と3か年の計画で行われるイベントなんですけれど、
今回本当このメンバーでやるのは初めてのことなので、なかなかこの言葉が通じないことが、
私が欲しい情報がなかなか手に入れられないっていう原因の一つだったなと思います。
でも今年をまずは乗り越えれば、来年、再来年と積み重ねていけば、
まずは乗り越えれば、来年、再来年と積み重ねていったもので上手にできていくし、
この言葉をみんなの共通言語としてみんなで押さえていきたいなっていうふうに思います。
そういうことでスタッフみんなが安心して進められるし、
それからお客様にも安心して楽しんでもらえるイベントになるだろうなって思います。
そういうイベント、あと10日余りになりましたけれども、
まだまだ準備することたくさんあるんですが、いいイベントにしたいと思います。
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それではまた明日。
