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2024-11-25 06:09

【0906】2024/11/25 27歳九州場所で初 #大相撲

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2024/11/25

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。今日も最後までお付き合いください。
今日は、大相撲のお話をするんですが、その前にちょっと面白いお話で、旧Twitterの、現在はXなんですけど、その日本法人が、XcopeJapanに名前を改めました。
これもしかしたら、XJapanになるんじゃないかということで、ものすごく話題にはなっていたんですが、XJapanのリーダー、吉木さんは、自分はXJapanという名称については争いたくないですし、ポジティブに考えたいですというコメントを以前発表していたんです。
結果、XJapanにはなりませんでしたというお話です。
さて、本編は大相撲のお話です。九州場所は、大関同士の相星決戦となって、大関琴桜が14勝1敗で優勝しました。大関同士の相星決戦は、21年ぶりのことでした。
ちなみに、琴桜の1敗は、大王宝だったんです。王宝は、琴桜の埼玉栄高校時代の後輩に当たります。
琴桜のお父様は、師匠、元関和家ことの和歌、現在の佐渡方家親方です。
お爺様が先代の琴桜、先代は横綱でした。
対する王宝は、お父様が元関和家の高通利、お爺様がご存知、横綱大宝だったんです。
ちなみに、先代の琴桜は横綱でしたが、横綱琴桜と横綱大宝の対戦はなかったんです。
大宝が引退してから琴桜は横綱になっているので、対戦としては横綱同士というのはなかったんです。
対戦したのは、横綱大宝と大関琴桜だったみたいですね。
そして親同士は関和家ですからね。状況というか境遇というか、似ているんです。
そんな中、昨日の解説の中ですごく興味深かったのは、琴桜が小学校に入るか入らないかの小さい時からセッターを履いて、
お爺様、先代の琴桜と手をつないで歩いていた姿を周りが覚えているんですね。
あの坊やがこうなったのか、と解説の琴風が言っていました。
ということで、琴桜本人よりも周りの方がもう声が震える場面もあったりして、
案外周りが立派になったなっていう、あの坊やがねっていうような、そんな感慨深げの様子も見て取れました。
先代の琴桜が初優勝したのが昭和48年のことでした。
先代の琴桜、27歳の九州場所のことです。
それから50年経った今回の九州場所、孫の琴桜、実に現在27歳なんです。
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気にしない人は気にしないと思うんですけど、こういう数の妙なんかを見たりすると、今回は優勝すべくして優勝したのかななんて、そんな風にも思えてきます。
9年前の九州場所で初土俵を踏んで、ついに支配を抱くことになりましたけれど、
このことについて琴桜は決定戦を経験したり、優勝に近づいても優勝できない場所が続いて苦しい思いもあったが、
しっかり辛抱してやれば支配を抱けるんだとしっかり実感できたと話しています。
さっき言ったみたいに、先代の琴桜も遅咲きなんですよね。
横綱になったのは同い年の大宝よりもずっと遅くて、大宝が引退した後に横綱になっているっていうことを考えると、
こうやって辛抱しているっていう、辛抱した結果ちゃんと花開くんだよっていうことって、
先代の琴桜の思いとか、琴桜の生き様みたいなこともちゃんと見ていて、ゆっくりでもちゃんと進んでいるんだということを思いながらやってきてたのかなって思いました。
今後のことについては、先代は横綱ですし、ここで満足するなと言われると思うので、
しっかりとここからまた次の場所に向けても準備して、また自分らしくどんどん先代に追いつけるようにやっていければいいかなと思う。
私が入門した場所が九州だったので、まずそこで優勝できたのが一つ良かった。
来場所に向けて自分らしくやっていくことが大事だと思うので、しっかり強い気持ちで臨んでいきたいと思う。
今持っている持ち味もそうだし、先代にも師匠にもないような相撲を取っていきたいと思う、と力強く語っていました。
表彰式の様子を見ていたら、最初ぎこちなくも見えたんですけど、徐々に初優勝歴史だということがだんだんと薄れていくような気がしました。
どういうことかというと、どんどん落ち着いていって、貫禄が出てくるんですよね。そんなオーラさえ感じました。
優勝した瞬間から琴桜自身のその気持ちの中で、また芯が強くなっていくというか太くなっていくような、そんな様子にも見えました。
今回横綱が不在で、新大関大野里はちょっぴり脇役になっていましたけど、前回その大野里が優勝した時、その時は大関、宝鐘流も琴桜も8勝しかできなかったんですね。
ようやく勝ち越したみたいな感じだったんです。それまで10番ぐらい勝ってきていた大関がですね、前回は脇役だったのが、今回は大野里が脇役で。
今回は2024年最後の相撲が、この強い大関の宝鐘流と琴桜の相星決戦であったと。これが2024年最後の相撲だったっていうのが、ほんと引き締まったなと思います。
2024年もあと1ヶ月とちょっとになりました。引き締めていきたいものですね。
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この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。ではまた明日。
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