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2022-10-03 07:17

【0122】2022/10/03 競争相手のように見える人はとなりのプールで泳いでいるだけ

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2022/10/03

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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
2010年ですから、もう12年前なんですけど、文化放送機局として、全国ネットの六音風物詩という番組があります。
その六音風物詩で秋田放送が担当だった時に、波に揺れる春の恵みという番組を制作したことがあります。
そのナレーションを担当したのが当時私で、その作品は全国で優秀賞をいただきました。 本当に嬉しい経験でした。
というのも、私は放送局のアナウンサーではなかったし、その経験もあるわけではありませんでした。
この六音風物詩は、全国各地のラジオ放送局が当番制で回っていって、今回は秋田放送ですよっていう感じで回ってくるものなんですが、
番組を制作する時に、やっぱり放送局のアナウンサーをナレーション担当として起用することが多いんですよ。
そんな中で、私を起用してくれたその時のディレクターに本当に感謝したいと思います。
その機会を作ってくださったということに本当に感謝しています。
その文化放送の六音風物詩の番組にナレーションで参加するというお話の前にたどると、朝のワイド番組でニュースを読んでいたんですよね。
そのニュースはアナウンサーのお仕事ですから、一回の司会者がアナウンサーの仕事ができるっていうこともまた奇跡のような機会だったんですよね。
だから私が経験してきたラジオ人生は恵まれた歴史をたどってきたなというふうに、今振り返っても思います。
さて、その朝のワイド番組は他のパーソナリティと毎日日替わりだったんです。月曜担当、火曜担当、水曜担当というふうに。
ラジオって聞きながら何か作業をしたりしますので、このコーナーが入ったら、じゃあ今は何時ぐらいなんだなっていう時計代わりっていうのもあるでしょうし、
あとこのパーソナリティの声が聞こえたら、今日は何曜日なんだというカレンダー代わりにしていた方もいるんだと思うんですよ。
私自身が他の曜日のパーソナリティをどう思っていたかっていうと、ほとんど他の曜日のパーソナリティ自身のことを考えたことがありませんでした。
いや考えた方が良かったのかもしれないんですけれども、なんて言うんでしょう。
他の曜日の方って全員アナウンサー経験のある人たちだったんですよ。
ですからニュースとか読めて当たり前で、私のスタート地点とはもうずいぶん違うところにあったんですよね。
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だからそもそも競争するっていう気持ちにすらならなかったというか、
その彼女たちと同じ土俵に私は上がれるわけではないという気持ちが強かったのかなっていう気がします。
それでも朝のワイド番組ではニュースを読むわけですから、読んで伝えるということがお仕事、アナウンサーのお仕事が必要なわけですから、
彼女たちのようにちゃんと読めるようにならなきゃいけないなという、技術を高めていかなきゃいけないなという思いは強く持っていました。
だから彼女たちと競争しているっていう感じとはちょっと違うんですよね。
その人たちの姿はなんとなく見えるんですけど、でも例えばプールを想像してみてほしいんですけど、
私が泳いでいるレーンとその人たちが泳いでいるレーンは、いや、もっと違うかな。隣のプールにいる感じですかね。違うプールで泳いでるっていう感じですかね。
だから姿は見えるんですけれども、競争している感じではなかったですね。
そういうふうに考えていたからなんでしょうね。朝の番組を振り返った時に他のパーソナリティよりもうまくなるっていう感覚ではなくて、
ひたすら自分の泳いでいるこのプールを制覇するために、自分の道を一生懸命泳いでたっていう感覚だったでしょうかね。
勉強や仕事の目標を立てるっていう時に、誰かに勝つっていう目標ではなくて、
それよりも自分のプールのコースを見た時に、あそこまでたどり着きたいなっていう、その自分との戦いの中で目標の設定って生まれてくるのかなと思うんですね。
これが誰かとの戦いという形で目標設定をしてしまうと、おそらく苦しいですよね。
器用な人があっという間にできてしまうことを羨んでしまったり、
自分は何もできないって自己肯定感が低くなってしまったり、気持ちずっと落ち込んでしまったり、それはつまらない考え方ですよね。
隣のプールも楽しそうなんだけど、自分のプールもちゃんと楽しんでいこうっていうふうに思えた方が前に進めるような気がします。
そうして自分がつけてきた力が他のプールの人たちとレベル感としてなんとなく同じようになると、
そこになんか共通言語みたいなものが生まれて、もっともっと交流が生まれて、どんどん楽しくなるような気がするんですよね。
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なんか頑張った先の楽しいことってそういうところにあるんじゃないかなぁと思うんですよね。
現在私は収録番組を2つレギュラー持ってるんですけれども、対談形式のラジオ番組なんですよね。
現行一部あるんですけれども、ほぼほぼフリートークで進んでいくんですよ。
司会者としての私、鶴岡恵子と、アナウンサー的な鶴岡恵子と、いろんな面がラジオでは出されてきたんですけれども、
今やっている番組はなんか2つを融合したような形で進められています。
月曜の夜ですから今夜ですよね。その再放送が水曜の夕方です。
さらに木曜日は10時30分からの放送です。
ラジコプレミアムで聞ける方はぜひ全国からアクセスしてみてください。
鶴岡恵子とラジオと、違う、鶴岡恵子と花火と天気と日本の秋田県から発信しています。
リンクからいいねやコメントでぜひつながってください。
鶴岡恵子でした。
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