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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している、声の日記です。今日も最後までお付き合いください。
今日は、刹那という言葉についてです。 刹那っていう言葉は、極めて短い時間のことを指す言葉です。
今日、どうしてこの言葉を取り上げているかって言いますと、なんだかとても切ない気持ちになっていまして、この切ない気持ちのこの切ないという言葉と、刹那という言葉はどうなんだろう?リンクするんだろうか?と思って、少し考えてみることにしました。
どうして私が切ない気持ちになっているかっていうと、先週の今頃って何をしていたかっていうと、大曲りの花火ツアーで、大学の仲間たちが秋田に来ていたんですね。
花火の日は、もう昼から大曲り入りして、ずっと花火通りとか、花火山っていう博物館みたいなところとか、とにかくもう1日はずっと花火付けだったんですね。
その前日は、実は私、午前中は葬儀式をしてました。葬儀式をした、その格好のまんま空港に迎えに行ったんですよ。
で、迎えに行って、そこから秋田ツアーがスタートしました。1日目は小賀半島を巡りをして、生ハゲにも会いに行きました。
2日目が大曲りの花火で、3日目最終日は何をしたかっていうと、秋田の食べ物を堪能する日として、稲庭うどんを食べたりとか、秋田のフルーツを食べたりとか、
あと、そうですね、おまけとして、ここの仕事場を見てもらったりとか、音声スタジオですけど、そこを見てもらったりしました。
で、空港に送って行ったっていう、もうめちゃくちゃ濃い時間を過ごしたんですね。
実は考えてみると、部活の仲間ではあったんですが、一緒にこうやって遊ぶっていうことは初めてだったんです。
このメンバーで遊んだことは一度もありませんでした。考えてみるとそうなんですけど、全くそれを感じさせないぐらいの、なんか居心地の良さというか、
馬が合うメンバーだっていうか、だから今はロスなんですね。ロスという言葉を日本語にしますと、切ないという気持ちになるっていうことなんですけれど、
お互いに写真とか動画をシェアするためにグループのLINEを作ったんですけど、このツアーが終わったら日常に戻るわけですから、このグループのLINEはもう使わなくなっちゃうんですよね。
1週間ずっと使ってなかったんですよ。ふとここにつぶやいたらお仕事の邪魔になるかなとか、日常生活の中に、なんかこのロスがこみ上げてくる感じも、ちょっと良くないのかなと思ったりして、恋をしてるみたいですよね。
でも本当にそんな気持ちになって、楽しすぎて、この時間が恋しくてたまらないわけですよ。結果切ないという気持ちにつながるっていうことなんですけどね。
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で、たまらなくなって1週間経った時に、1週間早いよねと投稿してしまいました。そうしたらあるメンバーがこう言ったんです。
あと51回楽しかったなと思い出す金曜日が来たらまた会えるかなって言うんですよ。なんて良いことを言うんだと思って、もうキュンとしてしまいました。
さて、この刹那という言葉なんですが、極めて短い時間のことなんですけど、解像度を上げてみますと、何秒のこととかはっきりはしていないんですが、
一節によりますと、1刹那のことを75分の1秒と考える、そんな説があるようです。
なぜ75分の1秒なのかなという気もしますけどね。
75分の1という説と、あと他には指を鳴らす間に、60分の1から65分の1ぐらいの刹那があるという説もあります。
ということは、60分の1、65分の1というようなことですよね。
さらにもう1つあって、1刹那で10のマイナス18乗という数を指す、そんなケースもあるようです。
計算できないんですけど、言えることは短い時間だということなんですよね。
基本的には、瞬間と同じように使います。
あと似ている言葉としては、瞬時とかあっという間とか、束の間、そんな言い換えもできるでしょうか。
例としては、振り返った刹那、私は思わず駆け出していたとか、その刹那から目が離せなくなったとか、そんな言い方ができるのかなって思います。
会話でっていうよりは、小説とか書き言葉で使われることが多いでしょうかね。
楽しい時間ってあっという間に過ぎるものですよね。
そして、ロスなんです。切ない気持ちになるんですね。
このあっという間に過ぎる、この瞬時という短い時間がまさに刹那なわけですよ。
調べても、刹那と刹那はどこでもつながらないんですけど、結びつけて書いているようなところはないんですが、なんか私は結びつけたくなりました。
そして楽しい時間はもちろんのこと、そうじゃない時間も一瞬一瞬大切にしたいものだなと思いました。
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ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。