00:00
おはようございます。鶴岡慶子です。 司会やナレーションを通じて、また花火鑑賞し、そして気象予報士として日々感じたことなどをお話ししています。
今日は第59回気象予報士試験です。 年に2回行われますので、もうこの試験が始まってから30年になるということですよね。
現在、日本全国に気象予報士は1万1877人いるそうです。 そのうち男性が1万217人、女性は1660人しかいません。
ということは2割弱しかいないということですよね。 画面で見る気象キャスターは女性の方が多いと思うので、
なんとなく女性もいる気がすると皆さんも思うと思うんですけれども、私もそういう印象でした。
でもやっぱり理系だっていうことですかね。 まあまあ物理なんでね。
そうなると、やっぱり男性が強いということでもあるのかもしれません。 さらにこれが秋田県ということになると60人しかいません。
もちろん秋田出身の方で現在東京にいる方は東京の気象予報士ということになるので、 ちょっとそこは数が増減したりするんですけれども、現在秋田の人っていうのは60人しかいないようです。
でももともとやっぱりキャスターって喋る仕事ですから、 本来のがっつり予測業務っていうのとまたちょっと違う能力が必要だったりするんですよね。
気象予報士の資格をちゃんと生かした仕事に就こうと思ったら予測業務になるので、 例えば海の状況だったりとか
高速道路の状況だったりとか、あるいは企業の売上に関わるその仕入れだとか、 そういうことにアドバイスをする、そういう業務が気象予報士の資格を最も生かせる仕事ということになります。
冬の試験と夏の試験があるんですけれども、冬の試験は本当に私は交通機関に泣かされて、 第56回で私は合格してるんですが、第55回の時に新幹線に乗り遅れたんです。
午後からの試験だったので午前中移動時間に当ててたんですけれども、予約をしていた新幹線に乗れなかったんです。
その前の在来線が踏切の故障でストップしちゃったんですね。 その時に車掌にこれ何分で動き出しますかって、この新幹線に乗らないと私は国家試験を受けに行くんだけどって言ったら、
そしたらなんか、いやそれ何とも言えないし、新幹線は待ってくれないからっていう一点張りだったんですよね。もちろんそれはそうなんだと思うんですけど、
03:02
結果その1本後の新幹線に乗っては行ったんですけれども、もう試験の会場に着いたのが試験始まる10分前で、もう息切れをしながら試験を解いていくっていう感じだったんですよね。
午後の試験、実技1、実技2っていう科目があったんですけれども、もう実技1も頭が真っ白だし、そして真っ白で全然できなかったっていう思いだけで実技2を解くっていう感じだったので、
もう試験が終わった時に、もうなんか終わってしまったんだけど何をやったんだろう?何をしに来たんだろう?っていう、そういう思いだけが残ったまま、私はもう帰るしかなかったっていう感じだったんですよね。
もうコロナ禍でもあるので、会場に入る前に検温とかするんですよ。それにも時間を取られるのに、本当にギリギリに入って、これは良くないと、こんな思いはもう絶対したくないと思って、
夏の試験、その次の結果合格する試験ですけれども、第56回の時は前日入りをして、午後からの試験なんですけれども、余裕を持ってもう前日からゆっくり入ろうと思って、ゆっくり入って、
そして当日も午前中一杯も時間空いてるんですけれども、ゆっくりコーヒーを飲んで、ずっと待ってました。始まるのを。その待っていてもいいから、とにかくここに来ているっていうことに感謝しようって思いながら、その試験を受けたんですよね。
すでに受験地に移動している方の方が多いんだと思うんですけれども、本当冬のこのダイヤの乱れというのは泣かされてきました。
今日受験する予定の人の中で、一緒に頑張ってきた仲間もいるんですよね。まだ合格を勝ち取っていない人なんですけれども、今回も確か朝から3科目全部受けるはずなので、体力も大変だと思うんですけれども、持てる力を精一杯発揮してほしいなと思います。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉とApple Podcast、他8つのプラットフォームで聞くことができます。なお、スタンドFMでは、いいねやコメントを残すことができます。ぜひつながってください。鶴岡慶子でした。