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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
毎朝更新している、声の日記です。今日も最後までお付き合いください。 昨日は、東京からお客様が来ていて、お土産にバナナボートを姉が渡していました。
もう一つ、ニテコサイダーも渡していたようなんですけれども、今日はバナナボートのお話です。 バナナボート、ご存知でしょうか。
バナナとホイップクリームをスポンジケーキで作った洋菓子なんですが、 価格はプレーンで150円ぐらいだったと思います。
まだ食料なんだった戦後の秋田で、地元の人々に美味しくて甘いおやつをお腹いっぱい味わってもらいたいという思いを込めて作られたもので、
1955年に発売してから、一度も前年比を下回ることなく売れ続けている人気商品です。 現在は年間の売り上げが4億円だそうです。
バナナボートは生のバナナ半分とホイップクリームを、ボートのような形のスポンジケーキを折りたたんで作られたもので、
スイーツのコーナーというよりはパンのコーナーに売られているものです。 というのも作っている竹屋はパンのメーカーだからなんでしょうかね。
この他にアベックトーストとか、アングッティーなんかも秋田ならではのパンです。 ところでスポンジケーキにバナナ、ホイップクリームと聞くと、
山崎製パンの丸ごとバナナを思い起こす方が多いんじゃないかと思うんです。 私は大学に行った時に、この丸ごとバナナを見て、バナナボートが丸ごとバナナに進化したんだなって思ったんです。
私は高校を卒業して大学進学で千葉に行ったんですけども、そこにバナナボートが売られていなくても、だから違和感を持ちませんでした。
秋田ならではのものだって知らなかったんですね。 全国どこにでもあるものだと思ってたんです。
それが売られていなくて、でも丸ごとバナナがあるのでそうなったんだなって思ったんです。 丸ごとバナナはバナナ1本入っているんですよね。スポンジケーキが非常にふわふわです。
で、バナナボートの方はバナナ半分で、スポンジケーキはちょっとしっとりしてるんですよね。
だからスポンジがちょっと違う感じはあるんですけれども、バナナが半分から1本にバージョンアップしたんだって思ってました。
でも秋田のものだったんですね。 実は先月末にも東京のお友達が秋田に来ていましたけど、バナナボートに非常に反応していました。
あくまでも個人の感想ではありますけれども、丸ごとバナナよりもバナナボートの方が好きだなって言ってました。
このスポンジのしっとり感がいいなっていうことでした。 スポンジはちょっと違いますから、そこで好みが分かれるってことはあるかもしれませんね。
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で、あとは先月はチョコバージョンも売られていました。 季節ごとにいろんなバナナボートが出されるんですね。それもまた楽しみの一つでもあります。
実は空港や秋田駅ではこのバナナボート販売していないみたいなんですよね。
地元の秋田のスーパーでは当たり前に買えるんですけども、お土産屋さんではどうやら売っていないということなんです。
これは地元の方に楽しんでもらうっていうメーカーの気持ちなんだそうですね。
ですから秋田にお越しの際はぜひバナナボートを手に取ってほしいんですけれども、残念ながらお土産屋さんではありませんので、
スーパーにぜひ地元民の顔をして立ち寄ってみてください。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。 鶴岡慶子でした。