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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
台風15号の影響と記録の重要性
今日は、台風15号支援情報について整理してお伝えします。
静岡県の阿弥陀州菊川牧野原では、9月5日の午後1時15分までの1時間に127ミリという猛烈な雨を観測しました。
この近辺は雨の多い地域ではあるのですが、1978年の観測開始以来、史上1位を更新する記録的な大雨となりました。
こんな大きな被害に直面した時に、私たちはどう動けばいいのかということについてお話をしようと思います。
まず、再建までの大きな流れなんですが、まず大事なのは被害状況の記録なんです。
これは、私たち自身がやっておかなければいけません。
家や火災の様子を写真とか動画で、まずは残すということです。
次に、加入している火災保険だったり、教材に連絡をします。
困った時には、弁護士会の相談窓口も利用できます。
そして、とっても重要なのが、罹災証明書の申請です。
この罹災証明書というのは、市町村が被害の程度を証明してくれる書類なんですけど、各種支援を受けるための鍵になる書類です。
片付けについては、無理をせずにボランティアセンターに相談をします。
その上で、罹災証明を基に利用できる支援制度を検討していくという、これが再建までの大まかな流れです。
罹災証明書では、被害の程度が全壊、大規模半壊、中規模半壊、半壊、純半壊に区分されます。
この区分によって、受けられる支援が変わってきます。
代表的な支援制度としては、修繕費用の支援だったり、仮設住宅への入居、あとは生活支援として一部補助があったりします。
今回の場合、静岡県独自の制度としては、全壊や半壊以上で解体が必要な世帯に対しては、追加支援が設けられています。
そして忘れちゃいけないのは、災害後に増える詐欺とか悪質処方です。
すぐにお金を払ってください、などというような契約を急がせるような業者には注意が必要です。
支払いの前に必ず自治体だったり公的な相談窓口に確認するのがいいと思います。
困った時には消費者ホットライン188もあります。
台風15号は静岡県で猛烈な雨をもたらしました。
司会者の仲間で八重洲に住んでいる子がいるんですけれども、やはり仕事に向かうのはあちこちで寒水していて出かけていくことはできなかったと。
自分の自宅の方は無事でしたということを報告もらって安心しています。
こうしたことっていうのは、静岡だけじゃなくて、私たちの住むどの地域でも起こり得ることです。
もし自分が被害に遭った時には、まず慌てずに記録を残すということを覚えておいてほしいなと思います。
支援制度の利用と注意点
その上で、保険とか理財証明、支援制度につなげていくということが大事です。
地域によって支援の仕組みって違うんですけれども、事前に知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動することができます。
そしてもう一つ、災害の後には世界中どこでも詐欺とか悪質処方が増えるんですね、残念ながら。
これはどの地域でも共通して気をつけたいことだなって思います。
台風15号の支援制度についてお話をしましたが、自分が被災した時の参考になさってください。
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それではまた明日。
